概要
ファミコンソフト「スパルタンX」はアイレム制作のアーケードゲームを元にしたアクションゲームで、プレイヤーは4方向にキャラクターを操作し、パンチとキックを使って敵を倒しながら、恋人を救出することが目的で1985年の発売以来、後のアクションゲームに大きな影響を与えた作品とされる。
国内ファミコンでは「スパルタンX」で海外NES (Nintendo Entertainment System)では「KUNG FU」として広く知られているが、ファミコン版でも時期は不明ながら「KUNG FU」タイトルのバージョンが少数市場に出回っている。
「スパルタンX」とゲーム内容は同一であるが、パッケージや説明書の表記、ゲームのタイトル画面が「KUNG FU」へ変更されており、箱・説明書の表記も日本語である。また、商品の型番は「HVC-KF」であり、「スパルタンX」の型番「HVC-SX」とは異なる。
国内ファミコンでは「スパルタンX」で海外NES (Nintendo Entertainment System)では「KUNG FU」として広く知られているが、ファミコン版でも時期は不明ながら「KUNG FU」タイトルのバージョンが少数市場に出回っている。
「スパルタンX」とゲーム内容は同一であるが、パッケージや説明書の表記、ゲームのタイトル画面が「KUNG FU」へ変更されており、箱・説明書の表記も日本語である。また、商品の型番は「HVC-KF」であり、「スパルタンX」の型番「HVC-SX」とは異なる。
恐らくジャッキーチェン主演の映画「スパルタンX」の版権を使用している契約関係から、タイトルに版権を使用しない「KUNG FU」への変更が有力な説とされており、長年ファミコン版「KUNG FU」は確かに存在するが発売の時期・経緯が不明で、任天堂からの公式なアナウンスも無いソフトとされていた。
ニンテンドーミュージアムでの展示
2024年10月2日にオープンしたニンテンドーミュージアムにおいて、「スパルタンX」と一緒にファミコン版「KUNG FU」が展示され、その存在を任天堂が公式に認めた。
この展示により、「KUNG FU」は「スパルタンX」とは型番が異なる任天堂公認のファミコンソフト総数の内の1本とも数えられるので、コレクターやファンの間で新たな注目が集まっている。
この展示により、「KUNG FU」は「スパルタンX」とは型番が異なる任天堂公認のファミコンソフト総数の内の1本とも数えられるので、コレクターやファンの間で新たな注目が集まっている。
メディアライブラリー
じろのすけ(非売品ゲームコレクター)@jironosuke99
うぉぉぉっ!!まさか令和にファミコン公式ソフトが1本増えるとは!筆舌に尽くせない程のトキメキと感動!!(解説…ファミコンのKUNG FUはスパルタンXの版権切れ後再販版という定説ですが、30年来の私の知る限り公式証拠が無く「99%本物」状態が続いていました。それが100%になった歴史的瞬間です)

トリビア
- 説明書によるとクンフーではなくカンフーの読みである。
- ファミコンソフトと海外NESソフトは形状・端子等の仕様から異なるので、NESソフトを単純に国内向けに再パッケージした商品ではない。
参考リンク
- X -じろのすけ(非売品ゲームコレクター)
- ファミコンソフトの歴史に新たな1ページ FC版スパルタンXの後発版「KUNG FU」がニンテンドーミュージアムに展示される
- https://www.akihabara-beep.com/8608/
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