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メダロッチ - (2020/07/12 (日) 21:36:41) の編集履歴(バックアップ)


メダロッチ

基本的説明

メダロットを管理・転送するための装置やアプリケーションソフトウェア。
メダロットDS以前の作品では腕時計型デバイス、現在でいうスマートウォッチの様なデバイスだった。
DS以降の作品では、基本的にはスマートフォンアプリとして扱われる。

名前の由来は「メダロット」+「ウォッチ」、もしくはメダロット第1作のリリースと同時期に展開していた某携帯育成ゲームをパロディしたものであろう。

『メダロットDS』以降のメダロッチに関して

メダロット社が無償配布する
携帯電話にインストールして使うメダロット管理用のアプリケーション
『メダロッチ』と扱うようになっている。
(「携帯電話型」のメダロッチという初期設定は変更された。)

DS以降の作品でもそれは踏襲されているが、漫画メダロット再〜リローデッド〜よりにもよってスマートフォンゲームであるメダロットSでは腕時計型デバイスのメダロッチである。
再はゲーム版とは全く別の世界観であり、Sは歴代シリーズ同士のクロスオーバー作品であることが影響しているのだろう。

ゲーム版『メダロットDS』

アズマは最初古い機種の携帯電話しかもっていなかったが、
『メダロッチ』を無事インストールすることが出来た。

メダロット社を占拠したロボロボ団によるウィルスメールで機能が停止するなど、意外とセキュリティがもろいのか?
ただし、その時アズマは古い機種であったからか、そのメールを受け取ること無く済んだ。

メダロット社を占拠したロボロボ団を撃退後、アズマはお礼としてメダロット博士から、
関係者しか入手できないという「メダロット社純正の最新携帯電話」を頂く。
その時、メダロッチ自体もバージョンアップされ「アプリ」機能が使えるようになる。

ちなみにこの「メダロット社純正の最新携帯電話」、公式イラストのミス(というか仕様か)を逆手にとって、
「9のボタンが無くて、7のボタンが2つある」という奇妙なことになっている。
こちらを参照

ED後とあるイベントの後に突然、「エム・プロジェクト?」がメダロッチのアップデートとしてインストールされる。
「メダロットの可能性に大きく関わる」とのことだが、その内容は謎に包まれている…。

メニュー項目は
  • メダロットの組み立てを行う「セッティング」
  • パーツのリスト・データをチェックする「パーツ」
  • メダルのリスト・データをチェックする「メダル」
  • ストーリー中様々な登場人物から届くメールを確認する「メール」
  • 移動やデータ閲覧に便利な機能が揃っている「アプリ
  • 次やるべきことのメモ・ロボトル制限時間・BGMの変更、戦歴や所持金を確認できる「マイデータ」
  • 人から聞いたメダロットに関する知識を保存して確認できる「ヘルプ」
  • 戦歴や所持金を確認と同時にセーブファイルを選択しゲームデータを記録する「セーブ」
の8種類。

漫画版『メダロットDS』

「メダロッチ」は携帯にインストールされるアプリケーション。
デバイスの形状は普通に携帯電話、アズマが持つものは「NQ-M25AC」という機種。
メダロットに命令する道具であることは相変わらず。
テレビも見られる(漫画版)。
カメラでメダロットを撮るとパーツデータが表示される(漫画版)。
メール・カメラ・テレビ機能などがあるらしい?
アプリケーション「メダロッチ」の開発はメダロット社が行っている。

ゲーム・漫画版『メダロット7』

現実世界に合わせ「スマートフォン(スマホ)」にインストールするアプリケーションと設定を改められた。
メダロットの管理や各種アプリの追加による拡張など、機能は『メダロットDS』のものとほとんど同じ。

スマートフォンアプリケーション版

ついにリアルでも『メダロッチ』のアプリケーションが登場することになった!
『メダロットDUAL』の出展に合わせ、「TOKYO GAMESHOW 2013」にて参考出展決定。
iOS、Androidで無料配信されていた(現在配信終了)。
対応機種、対応OSなどはこちらのリンクから

後述する『DS』以前の「腕時計型のメダロッチ」のホビー版をアプリで再現し、復刻したものとなっている。
画面を見る限り「第一世代・第二世代」のものと思われる(ティンペットのドット画像でわかる)。
背景の本体カラーとして、メタビーver、ロクショウver、ライバルver、更にはフルスクリーンモードなどが設定可能。
更にオリジナル機能としてゲーム版メダロットの曲をBGMとして設定することや、メダロットの最新情報を手に入れることができる。
というよりメダルを手に入れる方法がアプリを通してメダロットの情報にアクセスすることだったりする。

『DS』世代以前のメダロッチについて

基本的設定

メダロットの管理や転送をするための腕時計型装置
「メダロット(メダル)」と「ウォッチ」で『メダロッチ』である。
本体上部の液晶やボタンを搭載したカバーを開けると、メダルをセットするスロットが存在。
衛星等へ電波が届く範囲でメダロットを呼び出すことが出来る。

パーツ交換やロボトル時のデータ参照など、メダロットとメダロッターを繋ぐ装置である。

ゲーム版ではシステム上ティンペットを最大9機まで所持可能(『navi』は5機、『G』は2機、『BRAVE』は6機)だが、
アニメや漫画ではメダロッター1人に1機、そしてメダロッチも1台という設定もあることから、
1人で複数個腕にメダロッチをつける人もいる。(漫画『メダロッターりんたろう!』の海馬竜やアニメ版サラミなど)

アニメ版

基本的な機能設定は同じ。デザイン形状は後述するホビー版と同じだが、
使い手によって様々なカラーリングのものが登場する。

ロボトル時にはパーツ損傷の様子を液晶で部位ごとにゲージと音声でガイド。
右足とか関節とか細かいところも言ってくれるぞ。活動限界とか。

アニメ『メダロット魂』では、発展版の「メダロッチアドバンス」が登場。
こちらは今までのメダロッチの液晶で見ていた各種情報を、バーチャルウインドウでポップアップさせたり、
バーチャルアイ機能でメダロットがメダロッターの死角にいてもロボトルを行えたりできる。

ちなみにデスメダロットを操るためのメダロッチはデスメダロッチ?と呼ばれ、デザインも異なる。

漫画版

漫画版『メダロット』では、初期のメダロッチの形状が異なる。
液晶もなく、メダル剥き出しだが、ロボトルの情報がバーチャルウインドウでポップアップさせることができる。

またテツヒト校長は懐中時計型のメダロッチを所持しているなど、
メダロッチデザインも複数あったのではないかと推測される。

漫画版『メダロット』物語後半では、新型メダロッチが登場。
一般的に「メダロッチ」と呼ばれるデザインのものに変更される。

漫画版『メダロット3』にも「メダロッチアドバンス」が登場している。
ただこちらは、デザインが変更されたという感じで、基本的な機能は変わらないようだ。

ゲーム版

「メダロットを管理する装置」としては従来作品と同じ設定。
メニュー画面項目の1つでもある。

  • 「メダロット」項目
メダロットのパーツ・メダルの組み換え、パラメーターの参照、
パートナーの設定やメダルとの会話?(これは『4』のみ)が行える。
  • 「パーツ」項目
所持しているメダロットのパーツのリストを表示する。
パラメーターの参照や、所持数が確認可能。
  • 「メダル」項目
所持しているメダロットのメダルのリストを表示する。
パラメーターの参照が行える。
メダロットのリストを確認出来る。簡単な解説あり。
その機体のパーツを1つでも持っていれば、ライブラリーに名称は追加される。
純正で揃っていない場合、持っていないパーツは暗転して表示される。

『初代メダロット・PE』ではメダロッチではなくケイタイを使用している。
『メダロット2』では新型メダロッチを使う事で
「どんなメダロットでもメダフォースを使用可能」という
システム的なフォローがされている。
『メダロット3』では磁気嵐によって内部データが消失することがあった。
『メダロット4』では担任に内部データを奪われてしまうことやロボロボ団員が入り込むこともあった。
『メダロット5』では肥だめに落とすと壊れたり。

ホビー版

リアルでは「携帯型育成ゲーム」として発売されていた。
原作通りカバーを開けメダロッチ用のメダルをセット。
すると液晶にティンペットが移る。

メダロッチを腕に付けパンチとチョップで内臓カウンターを振って(万歩計と原理は一緒)、
メダルに経験値を与え、一定量に達する度にメダルに応じたパーツがティンペットに装着されていく。
これを「パンチョシステム」と呼ぶ。

しかし液晶の中のメダロットは時間経過でエネルギーを消費し、カウンターを振る度にオイルを消費する。
メニュー内の「おちるっちゲーム」で落ちてくる黒球白球をキャッチして、エネルギー・オイルを回復しよう。

時々「メダロット検定(メダ検)」が行われ、育成状況を判定。
不合格になると、経験値が減少する罰が待っている…。

ちなみにメダルを取り外してもそのメダルで育成したメダロットの経験値は記録されている。
さまざまなメダルをいろんなグッズから集めて、メダロットを育てて、ライブラリーを埋めていく。

まぁ開け閉め繰り返しているうちに、本体の止め具が破損するんだけどね。ハハハ・・・

第一世代(ゲーム版初代メダロット準拠)

  • メダロッチ(カブトバージョン)
  • メダロッチ(クワガタバージョン)
初代メダロット時代のメダロッチ。カブトは白、クワガタは黒。

第二世代(ゲーム版メダロット2準拠)

  • メダロッチ(メタビーバージョン)
  • メダロッチ(ロクショウバージョン)
  • メダロッチ(ライバルバージョン)
メダロット2時代のメダロッチ。上記のとはカラーリングやデザインが変更される。
『メダロット2』のメダロットが追加される。
なお青色のライバルバージョンはトイザラスやハローマックなど店舗限定発売だった。

第三世代(ゲーム版メダロット3・アニメメダロット魂・漫画メダロット3準拠)

  • メダロッチアドバンス(カブトバージョン)
  • メダロッチアドバンス(クワガタバージョン)
『メダロット3』時代のメダロッチ。アニメ『メダロット魂』にあわせて販売。
ベルト部分がいままでのマジックテープではなく、
プラスチックゴムで出来ており、普通の時計と同じようなとめ方をする。
『メダロット3』の登場メダロットを追加。メダル認識端子が増えている。
専用通信ケーブルが付属し、通信ロボトルが行える。

メダロッチ用メダルに関して

入手方法は…
その他もろもろ。
ちなみにメダロッチ用メダルはどのメダロッチでも使う事は可能だが、
同じメダルでもメダロッチの種類によっては違うメダロットが登場する。

アプリ版

上記ホビー版メダロッチをスマートフォン用に移植したゲームアプリ。
iOS版とAndroid版がリリースされており、無料でダウンロードできた(現在配信終了)。
基本的な遊び方は変わらないが、メダロッチ用メダルが使えないため
新しく設けられた「ミッション」をこなしたり、
アプリ雑誌の付録に記載されているプレゼントコードを入力することにより
ゲーム内でメダルが増えていくなど仕様変更が見られる。
また、経験値が自動的に増える、メダ検をOFFに設定できるなどのアプリとしての調整も行われている。
第一世代の移植であるが、メダロッチの外見をメタビー、ロクショウ、ライバルの3バージョンに変更可能。

いろんなメダロッチ

  • 懐中時計型メダロッチ(漫画版メダロット)
テツヒト校長のメダロッチ。
時代を感じる。

  • 巨大メダロッチ(アニメ版メダロット)
メダロット博士が発明。
ジャイアントメタビー?を動かすためのメダロッチ。
(ただし実際にはジャイアントメタビー?自体に
メダロット達が乗り込んでいるため、あまり意味が無いように思える)
腰に巻いて使用する。

  • 巨大メダロッチ(ゲーム版メダロット3)
ヘベレケ博士が発明。
宇宙人たち(もといロボロボ団)の地球征服を阻止する為に作られた。
一度に数多くのメダロットを転送することが出来る。(ただし敵味方問わず)
これを使ってグランシアたちを送り込んで月に着陸したUFO周辺を探り、
隙あらば精鋭メダロット部隊を送り込む予定だった。

シデン(ロボトルリサーチ社)が開発。
メダロッチとAIを内蔵させた機械、「AIメダロッター」とも呼ばれる。