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SGIパーツ - (2014/02/24 (月) 21:22:53) の編集履歴(バックアップ)
概要
とあるシステムにより、高い威力の攻撃を通常とほとんど変わらないスピードで連射できるのがSGIパーツである。
序盤に発見された謎の
ブルースドッグ、普通では考えられない攻撃力を放ったこの機体から、テラモトさんはこの着想を得る。
メダルには緊急エネルギーと言った、大きなエネルギーが秘められており、これを引き出すことでパーツの性能を上げることが出来る。
しかし、大きなエネルギーほど、再チャージには時間がかかるため、ロボトル中に使われることはない。
そのため、緊急エネルギーはパーツが破壊された時にチャージされ、ロボトル後のパーツ修復に使われる。
SGIパーツは
メダルに認識外の恐怖を与えることにより、ロボトル中でも自由にこの緊急エネルギーを使えるようにしたものである。
また、発展系のMSGIパーツとして
タイコンデローグが開発された。
メダリアにも同様のシステムを組み込むことが可能で、アンチMSGIメダリアが開発された。
後述のSGIパーツの危険性に対応した新型
ティンペットも開発、配布された。こちらはメダロット社製品である。
このティンペットを装着すると能力ダウンと引き換えにSGIパーツによる負荷を下げることが出来る。
販売開始
パーツは基本的に安全基準さえ守れば作るのは自由なのだが、技術者や設備を
メダロット社が独占しているため、外部企業が開発、ましてや販売することは事実上無理だった。
辛うじて、パーツに付けるアクセサリーなどが細々と発売された程度である。
SGIパーツも最初は販売数も少なく、注目を浴びることは無いと思われていたが…。
しかし、従来品よりも高い攻撃力と性能を持ったパーツ、しかも
メダロット社以外から発売されたということで口コミでじわじわと人気を集めた。
ロボトル激戦区である
からくさシティ?の住人達の多くが魅せられ、ランキングはSGIパーツで埋まることになる。
その後
当然、こんなシステムを持つ機械であるから、ノーリスクと言うわけには行かず、強制的に引き起こされる恐怖に耐え切れないメダルが、一切反応を返さなくなることがあった。
この症状は「ぬけガラ病」と呼ばれた。
しかし、SGIパーツとの関連性を立証する証拠が無かったため、販売停止には至らなかった。
事件解決後、SGIパーツは販売停止、またティンペットをSGIパーツ対応型のものに無料交換するサービスもメダロット社から行われた。
しかし、ロボトルでの使用が禁止されたわけでもなく、一部のユーザーは未だに使い続けている。
第三者企業より発売されたメダロット社製品よりも強力なパーツということで
デスメダロットと比較されることもあるが、
SGIパーツの作品内での描き方は単純な悪役に止まらず、強力なパーツを求める人間の欲やリスクとの向き合い方も描かれた。
また選択肢によっては主人公である
ナギ・ナミがSGIパーツを使いたがるシーンもある。