工事中


F-35

J-35
はじめに
この記事ではF-35とJ-35の比較をしていきます。どちらも第5世代のマルチロール機で、競合となっています
まず最初に軽い説明から
F-35は、アメリカのロッキード・マーティンが開発した第5世代ステルス戦闘機です。制空、対地どちらもこなすマルチロール機として設計され、アメリカ以外にもヨーロッパ諸国や日本、イスラエルなどに輸出されています
J-35は、中国の瀋陽航空機工業が開発した第5世代ステルス戦闘機です。こちらも制空、対地どちらもこなすマルチロール機として設計され、2026年から本格的な量産が行われる予定です。パキスタンが40機の輸入を計画しています。
まず最初に軽い説明から
F-35は、アメリカのロッキード・マーティンが開発した第5世代ステルス戦闘機です。制空、対地どちらもこなすマルチロール機として設計され、アメリカ以外にもヨーロッパ諸国や日本、イスラエルなどに輸出されています
J-35は、中国の瀋陽航空機工業が開発した第5世代ステルス戦闘機です。こちらも制空、対地どちらもこなすマルチロール機として設計され、2026年から本格的な量産が行われる予定です。パキスタンが40機の輸入を計画しています。
大まかな比較
| 機体 | F-35A | J-35A |
| 全長 | 15.7m | 17.5m |
| 翼幅 | 11m | 13.5m |
| 高さ | 4.4m | 4.8m |
| 空虚重量 | 13290kg | 15000kg |
| 最大離陸重量 | 29900kg | 30000kg |
| エンジン | P&W F135-PW-100 | 貴州 WS-19 ×2(双発) |
| 最高速度 | マッハ1.6 | マッハ1.8 |
細かい性能比較
RCS(レーダー反射断面積)
F-35は0.005㎡でゴルフボールと同程度、J-35は報道では手のひらほどの大きさと言われており、成人の手の大きさはおおよそ0.015㎡ほどのため、F-35が見つかりにくく、有利となっています。
赤外線探知(熱探知)
F-35は長年の研究によってノズル周辺の熱はしっかりと対策されていますが、J-35はそこまでされていません。
探知能力
F-35は高性能なレーダーを搭載しているほか、様々な情報をAIが瞬時に統合し表示するセンサー統合能力を持ち、高い連携能力で他のF-35や軍用艦とも位置を共有できるので、非常に高い索敵能力を持ちます。J-35は高性能なレーダーを搭載していますが、センサー統合能力と連携能力は未熟で、F-35ほど優れたものではないです。
兵器搭載量
機体内部のウェポンベイにはF-35がAIM-120 AMRAAM中距離ミサイルを4発搭載できるのに対し、J-35は6発のミサイルを搭載可能です。どちらもステルス性を犠牲にして主翼の下に武器を積む「ビーストモード」を含めると約8トンの兵器を搭載可能です。主翼の下のハードポイント、ミサイルを装着する部分の量がF-35は10個、J-35は12個となっています。こちらではJ-35が上回っています。
設計上の共通点と相違点
どちらも外見が非常に似ていますが、どのような違いがあるのでしょうか
相違点
エンジンの個数
f-35は世界で最も強力な戦闘機用エンジンのF135エンジンを1基搭載している単発式なのに対しJ-35は中型のWS-19エンジンを2基搭載した双発式です。これは空母における運用の問題で、双発エンジンの方が推力を稼ぎやすく、加速力が強いため、短い滑走路でも離陸が可能です。ですが赤外線ステルス性能が下がり、調達、整備コストが増大してしまいます。対して単発機は調達、整備コストが安く、赤外線ステルス性能が高いです。また、F-35は垂直着陸も構想されていて(F-35B)、そのためにはリフトファンが必要だったため、巨大なエンジン1基を中央に配置する単発エンジンのほうが都合がよかったのです。ですがF-35は重いため、1基で20トン近い推力を出せるF135エンジンが開発されました。
機体の薄さ
F-35は期待が分厚く、よりずんぐりとした印象です。これは大型のF135エンジンを搭載しているためです。
対してJ-35は中型エンジンの双発のため、横に広く、薄いという特徴があります。
対してJ-35は中型エンジンの双発のため、横に広く、薄いという特徴があります。
垂直尾翼の形状
F-35よりJ-35の方が垂直尾翼が大きく、上端が欠けた形をしています。
共通点
全体的な機体設計
翼の配置や、RCS(レーダー反射断面積)を抑えるためのブレンデッドウイングボディ、傾斜した垂直尾翼、パネルの継ぎ目のギザギザ、前開きのキャノピー、EOTS(電子光学照準システム)の装置の形状と配置が酷似しており、中国がロッキード・マーティンをサイバー攻撃することでデータを盗み出してその設計をJ-35に取り入れたとされています。
ダイバータレス超音速インレットの搭載
エアインテーク内側、機首の横のふくらみ。見た目の割に非常に革新的。
今までのエアインテークは機体との間に隙間(ダイバータ)を設ける必要がありました。なぜなら、境界層と呼ばれる機体表面との摩擦によって減速した空気が入らないようにするための対策で、もし境界層の空気が入ればエアインテーク内に乱流が起き、空気の吸入効率が悪くなります。ですがダイバータはレーダー波を反射し、RCSを増やしてしまいます。
その対策のために開発されたのがダイバータレス超音速インレット。ふくらみがうまく境界層の空気を圧縮し、速度を上げることで今までのダイバータを設けることなく効率的に空気を送り込めるようになります。
ほかにも3つのメリットがあり、1つ目はステルス性増加。ダイバータをなくす以外にも、ふくらみそのものがエアインテークに入ろうとするうまく電波をはじくことでエンジンが探知されにくくなります。結果的に正面ステルス性の向上につながります。
2つ目は軽量化。従来の可変吸気システムを取り付ける必要がなくなったため、インテーク部分が30%も軽量化されています。ですが固定式のエアインテークではもとから可変吸気システムを取り付けていないので軽量化の恩恵を受けることができません。
ダイバータレス超音速インレットの設計には高度な技術とデータを必要とし、ここもロッキード・マーティンから流出したデータが使われている可能性が高いです。
今までのエアインテークは機体との間に隙間(ダイバータ)を設ける必要がありました。なぜなら、境界層と呼ばれる機体表面との摩擦によって減速した空気が入らないようにするための対策で、もし境界層の空気が入ればエアインテーク内に乱流が起き、空気の吸入効率が悪くなります。ですがダイバータはレーダー波を反射し、RCSを増やしてしまいます。
その対策のために開発されたのがダイバータレス超音速インレット。ふくらみがうまく境界層の空気を圧縮し、速度を上げることで今までのダイバータを設けることなく効率的に空気を送り込めるようになります。
ほかにも3つのメリットがあり、1つ目はステルス性増加。ダイバータをなくす以外にも、ふくらみそのものがエアインテークに入ろうとするうまく電波をはじくことでエンジンが探知されにくくなります。結果的に正面ステルス性の向上につながります。
2つ目は軽量化。従来の可変吸気システムを取り付ける必要がなくなったため、インテーク部分が30%も軽量化されています。ですが固定式のエアインテークではもとから可変吸気システムを取り付けていないので軽量化の恩恵を受けることができません。
ダイバータレス超音速インレットの設計には高度な技術とデータを必要とし、ここもロッキード・マーティンから流出したデータが使われている可能性が高いです。
総合評価
ステルス性、防空網突破力はF-35
空戦における機動力はJ-35
偵察能力はF-35
ドッグファイトではほぼ同等
対地攻撃能力ではほぼ同等
電子戦能力ではF-35
生産数ではF-35が圧倒的だが、日本の導入数のことを考えると将来的に数ではJ-35が上回る
空戦における機動力はJ-35
偵察能力はF-35
ドッグファイトではほぼ同等
対地攻撃能力ではほぼ同等
電子戦能力ではF-35
生産数ではF-35が圧倒的だが、日本の導入数のことを考えると将来的に数ではJ-35が上回る
結論
いい勝負だが若干F-35の方が上
いい勝負だが若干F-35の方が上
