人それぞれ好みの魔物娘を大事にすれば良いと思うが、中でも特定の運用に明るい娘について有用性や利便性を記載する。

おすすめ仲魔

(能力解放)とついているものについて。本領を発揮するのに能力解放が繰り返し必要であるという意味である。
他と比較して能力の数値が伸びる以上の効果を得られたり、想定している運用の前提条件を満たしたり、対応範囲が広がったりすることが認められる娘のために用意する。
能力解放を極限まで行えばどのような魔物娘もほぼ敵なしになるので、そういった共通の情報は取り扱わないことに留意
ただし、そもそも仲魔として使う以上はある程度の能力解放を行うことを想定しているので、記載がないからといって能力解放をしていないわけではないことにも留意。
最低でもスキルがあれば通用する運用であるから、能力解放はいらないという理由があるわけではない。念のため付記しておく。

  • スライム系(能力解放)
下位種のスライムを除き所持スキルの「分裂」があるため、総合的に見て最もタフで囮として最適。
クイーンスライム系やダークドラゴン、倍速行動の敵への未然の打開方法として優秀。
主人公自身が彼女たちを分裂させる手段(呪いや凍結したもの)や、回復の本といった回復する手段を用意できれば圧巻の制圧力を持てる。
 おすすめ種
 └ポイズンスライム:毒無効を持たないあらゆるモンスターを倒しうる。本人が毒無効。
 └ピンクスライム:モンスターハウス内部から打開できうる魅了攻撃と、突然の崩壊を招く魅了への耐性。
 おすすめ成長タイプ
 └体力型:固定ダメージやお金投げに強くなり、分裂後でも通常攻撃を耐えうるステータスは保持できる。
 └防御型:通常攻撃に強くなり、体力型と比較して回復が容易で、割合ダメージも抑える。
 おすすめパートナー
 └見習いエルフ系:エルフを除いて味方を巻き込む攻撃を持っているため分裂放題。また、ハイエルフは毒の矢を量産できるため、力0の敵を用意できる。
 └マーメイド系:範囲回復や状態異常回復がとても助かる。分裂体の後ろから遠距離攻撃スキルを使える。
 運用と注意
 └人海戦術:【特性】で分裂するため封印と魅了(この時分裂すると敵になる)に気を付ければ数の力で圧せる。
 └ちから毒シナジー:力0の敵を作ることができればリスクを低減しながら分裂ができるようになる。もちろん弱化も有用である。
 └能力の底上げが必要:高難度のダンジョンを見るほどに能力解放を繰り返さなければ十分な戦力にならないため、育てるのに根気が必要である。
 └ゆとりが必要:分裂をオンオフで無効にできず、増えるほどに行動を阻害するため、快適なプレイに支障をきたす。

  • クイーンスライム系
そこそこの打たれ強さと所持スキル「スライム投げ」での遠距離攻撃を持つため、安全な旅を約束してくれる。
平時は特技を使わせないようにし、モンスターハウスや通路をふさぐモンスターを見つけたときに力を発揮してもらえば活躍できる。
「スライム投げ」は最も近い敵を狙うため、透視ができないときに通路で足踏みをすることで脅威を把握することも可能である。
 おすすめ種
 └ベノムスライム:毒が効く相手ならば距離をとって一方的に痛めつけられる。毒無効。
 └サキュバスライム:遠くから複数の敵を一度に足止めしたり相打ちさせたりできる上に魅了無効。
 おすすめ成長タイプ
 └攻撃型:一方的に攻撃できるのでダメージ量を底上げするため。
 └体力型:一方的に攻撃できるので、基本的に自然回復が増える体力型のほうが防御型より扱いやすい。
 おすすめパートナー
 └ワーウルフ系:近くに敵がいる時に強化をしてくれるが、壁越しでも反応してくれるため「スライム投げ」に合う。接近された時の吹き飛ばしも。
 └リザード系:苦手な対多数を防御力と範囲鈍足で援護してくれる。「〇〇取扱い者」の【特性】を待つなど悠長な選択肢をとる隙を与えてくれる。
 運用と注意
 └すごいつりざお:部屋の外から必ず1体だけを釣りだせるため、フロア攻略のための戦略を組みやすい。矢と違い外れても罠が発動しないのが安定感。
 └にんにくの力:「スライム投げ」はちからの影響を受けるが、彼女たちは非常にちからが低い。つまりちからの伸びしろがあり火力を伸ばすことができる(能力解放するまで維持する)。
 └不意の望まない攻撃:頻繁に指示を変えてあげないと不意に敵を呼び込む可能性がある。透明状態の敵に反応できないのでうっかり寝ている敵を起こさせないように。
 └すべては運次第:スキルを使うか、効果が発動するか、すべて運次第なので猶予の無いぶつかり合いでは信頼しきれない。

  • エアリアル系
2回行動と風の加護を兼ね備える随一のお供候補。侵入不可能な地形でうっかり入れ替わりした時に対応できる浮遊もいぶし銀。
一部例外はあるが、エルフ系やノーティ系の遠距離攻撃を封じられるのが重宝される理由。足元の罠が発動するのはご愛敬。
招集や集団転移に余裕があるならば単騎で迅速にミニマップ埋めが可能な点も見逃せない。
 おすすめ種
 └テンペスト:3倍速というだけで強力。
 └ジン:テンペストより能力が高い。
 おすすめ成長タイプ
 └攻撃型:攻撃をする機会が多いため火力を伸ばす目的で。
 └防御型:元から体力が伸び悩む点と、隣接する機会が多い点から防御型に軍配があがる。万能型の防御上昇はかなり渋い。
 おすすめパートナー
 └エアリアル系:一緒に攻撃したり通常入れない地形へ退避したりと同種で足並みが揃う。的を絞らせなければ打たれ弱さを補える。
 └ニンフ:状態異常無効かつ倍速なため似た感覚で扱え、搦め手による崩壊も防げる。遠距離のスキルはエアリアル系と組んだ時に大体無効なので待機で待ち伏せても良い。
 運用と注意
 └サクサク矢集め:見習いエルフ系や罠から各種矢を集める事ができる。勿論射っても良いが、地面にバラまいておけば友好度4の敵くらいは貢物攻めにできるだろう。
 └浮遊の活用:進入不可能な地形へ置いてから場所替えや飛びつきをすれば腕輪がなくともワープ可能。壁の無いフロアであれば逃げ指示で素早く位置についたり逃げ切ったりできる。
 └足が速すぎる:敵との隣接機会が多いため、少しでも突出すると助け出せない事がある。逃げさせようにも行動順が邪魔をしがち。
 └打たれ弱い:頻繁に敵と隣接させるには能力が(比較的)控えめである。また、行動順の関係で主人公が風の加護の範囲外で飛来物を受ける事も。

  • ラミア系
万能型の成長で卒のない高水準の能力を持っており、ちからも平均以上ある実力者。
真向から戦うことが得意でありながら、敵を攻撃しながら1ターン足止めできる所持スキル「叩きつけ」でダメ押しできるのが最大の魅力。
有利な状態異常を得た時の爆発力は目を見張るものがあるため、主人公の支援が輝き、冒険に没入感を与えてくれる仲魔である。
 おすすめ種
 └メドゥーサ:石化キスは味方を巻き込まない単体対象、通路の角でも使用可能。石化特攻での石化解除は行動順の関係で反撃を受けない。
 └メリュジーヌ:倍速や怒りにしたときの彼女を止められる魔物は一握り。主人公の支援で最も輝く相棒と言って差し支えないだろう。
 おすすめ成長タイプ
 └攻撃型:やられる前にやれる能力とスキルを持っているため、処理速度を速められれば被害が減る。
 └防御型:通路で背後から倍速の敵がやってきたときに耐えて戦えるように。
 おすすめパートナー
 └ハーピィ系:状態異常にするとスキルを抑制できるため安全に隣接できる。壁の無い通路での数的有利をとれる点も好相性。
 └スキュラ系:目つぶしは条件が揃えば確実に相打ちを狙えるため、「叩きつけ」と相性が良く立ち回りを楽にしてくれる。
 運用と注意
 └ロールミー!:高火力で「叩きつけ」を持つため、スキル回転を早巻きできる倍速・怒り・先制を取ることが強力である。様々な道具や動き方を戦略に組み込めるようになる。
 └サブ武器の選択範囲:通路での立ち回りに他よりも穴印や滾+速印を活用でき、正面の敵を引き込んだり背後の敵を待ち伏せたりして「叩きつけ」を見舞える。
 └つぶしが効かない:隣接した敵一体を処理することに特化しているため、複数体を相手にしたり先制をとられ続けたりする状況が非常に苦手で挽回できない。
 └状態異常耐性がない:ラミア系を連れる時は戦略の主軸になるため、行動ができないと被害が大きくなる。特に魅了から「叩きつけ」でポーチを破壊される危険が付きまとう。

  • サキュバス系(能力解放)
魅了を扱うことに長けた大人のお姉さんで、嫌われている相手とも仲良くさせてくれるため、主人公の評判を上げるのに重宝する。
本作目玉の見渡す機能で、魅了にした相手を主人公に説得させることでどんな相手でも無傷で倒す彼女らなりのやり方がある。
魅了を戦略にしたい難しいダンジョンでは、倒されないために能力解放が必要になってくるが、道具管理や危機管理のあそびを増やしてくれる。
 おすすめ種
 └ヘカーテ:「投げキッス」の射程が長く一線級。透視の腕輪があるなら通路での最善行動が足踏みだけで済むことも。
 └リリス:ハート型広範囲のどこかで見たことがある「あぶない踊り」習得。複数魅了は彼女の特権であるが貯めが必要。
 おすすめ成長タイプ
 └防御型:不意に隣接されてしまったときのために弱点を克服させておきたい。攻撃力がいらない。
 └体力型:一発くらい殴られても自然回復でまかなえるというならばこちら。複数の敵に囲まれている時の耐性は防御型に劣る。
 おすすめパートナー
 └ゴブリン系:〇〇弾きの機会を得やすくプレゼントで友好度を稼げる。優人ならば☆一つのリスクが減り、1ターンでどんな相手でも説得できうる。
 └ヴァンパイア系:所持スキルがすべて足止めに有効なので後ろから安全に魅了を狙える。混乱時は会話ができない点には注意が必要。リッチはサキュバスに似ている。
 運用と注意
 └悪魔を殺して平気なの?:戦闘をしなくとも魅了会話で帰らせられる。HPを温存できるほか、評判を上げて素の説得をしやすくしていけるのが便利。
 └魅了が強力:魅了中の対象は完全に術者の味方となるため、強化や特性の恩恵を受けられるようになるし、敵と戦ってくれる。3体目以降の仲魔が無限にいると考えてよい。
 └耐久力が皆無:能力の低さがそのまま響き一撃が致命傷。状態異常、特に魅了にも耐性がないため攻められるのがとても苦手で害すら成す。
 └魅了の効果が短い:2ターンしかない。スキルを使った距離によっては無意味に終わることもある。何より隣接しなければ友好度が不明なのがかゆいところに手が届かない。

  • グリフォン系
相手を掴んで空を飛べる頑強な魔物娘。まとまった能力値を持っており、殴り合いに不足がない。
例え孤立したとしても「鷲掴み」により舞い戻ってきてくれるため、階段をいち早く探したいときに自由に行動させることを選べる。
また、逆に孤立してしまった味方が出たときに待機させて主人公が離れながら待ち伏せさせたり、瞬間移動させたりして助けに向かわせることもできる。
 おすすめ種
 └ケツァコアトル:着地点に範囲麻痺をばらまけるため、あえて主人公から離れた位置に置きながら逃げ続けるという選択肢をとれる。麻痺無効。
 └フレスベルグ:剛力と封印無効で誰が相手でも「鷲掴み」で移動が可能。回復量は100と十分。
 おすすめ成長タイプ
 └攻撃型:やや攻撃力が低いため補う形で。必ずスキルを使ってくれるとは限らないので戦闘力は伸ばしてあげたい。
 └体力型:移動が多いため自然回復に頼れる。スキル効果から複数を相手することはほとんどないが、心配ならば防御型でも全く問題ない。
 おすすめパートナー
 └青魔法使い系:各支援魔法で1対1の手助けをしてくれる。グリフォンを待機させるときに直線上を移動していけば、支援魔法が届くのでリスクを下げられる。
 └オーガ系:殴り合いに強く、「ぶん投げ」で敵を引き離してくれるため「鷲掴み」を活かして戦える。「鷲掴み」を使いづらい通路で仕切り直しさせてくれる。
 運用と注意
 └速効性:条件こそあるが、強力な範囲効果を貯めなしで使える上に、素の能力も悪くない。
 └遅れてやってくる:緊急退避やノーティ系の投げ、吹き飛ばしなどでワープしてしまったときにも後からついてきてくれる可能性がある。
 └やってこない:スキル使用は100%ではないため完全にアテにはできない。相手を倒しきってしまうと使えない。主人公とお互いに余裕のある戦闘や臨機応変な指示が必要。
 └「鷲掴み」の条件:最低1マスは主人公か仲魔のいずれかと離れないと「鷲掴み」をしてくれない。どちらとも隣接している限りは一生使わないため、仲魔の行動順と行動指示に注意。

  • ゴブリン系
器用でお酒とものづくりが大好きな小さな力持ち。ぱっとしない能力だが所持スキル「〇〇弾き」の性能が壊れている。
「〇〇弾き」はそれぞれ対応する道具を敵から弾き、地面に落とさせる効果を持っている。成功率は高くないが、同一個体から無限に弾ける。
そのため、得られた道具で金策であったり友好度稼ぎであったりが可能で、間接的に主人公の冒険をサポートしてくれる。
 おすすめ種
 └ゴブリン:そのフロアに落ちている道具からランダムで一つ「アイテム弾き」する。深層まで連れるなら能力解放が必要。
 └ゴブリンロード:そのダンジョンで得られる剣の中からランダムで一つ「ソード弾き」する。最強格の装魂解放パワープレイが可能になる。
 おすすめ成長タイプ
 └防御型:スキルを使う間に受けるダメージを減らすため。
 └攻撃型:「〇〇弾き」の他、連れまわして戦闘にも使うのならばこちらも選択できる。
 おすすめパートナー
 └青魔法使い:怒り状態であれば常にスキルを使うため、麻痺した敵から気のすむまで道具を弾ける。主人公に耐性を忘れないように。
 └ノーティ系:ゴブリンを能力解放して使うのなら、得られたが持っていけない道具を有効に活用できる彼女達がよい。弾き中の護衛をまかせられる。
 運用と注意
 └鏡割り:欲しい時に欲しい物を得られる機会が作れる。得られた道具を活用するのはもちろん、プレゼントすることで説得にも持ち込める。
 └群衆の親分:装備品の印集めや持ち込みアイテムをかき集めるといった冒険の下準備を助けてくれる。
 └戦いに向かない:戦闘に直接効果のあるスキルが一切ない。また、間接的に罠を発動させることがある。何らかの補える力が必要になることがあるだろう。
 └敵でも利用できる:紹介した運用は、麻痺した味方に怒りの敵ゴブリンをぶつけることでも実現できる。ダンジョン攻略に直接連れて行く意味が薄まる。

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最終更新:2022年06月01日 18:07