黒の欠片

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wdonhebi

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黒の欠片カノン

世界観簡易紹介

発電関連技術がブレイクスルー。
日本国内にすごくやばい巨大怪異を封印した場所がいくつかある。
その場所ごとに封印を維持するための支部がある。
この世界の生物が幽世に生身で入ると能力に関係なく死ぬ。

概要

タクティカル祓魔師におけるうどんへび屋の創作物は全てこのカノン設定を前提として作られています。
このカノンは以下を意識して設計されています。
  • キャラクターの背景を掘り下げる
  • うどんへび屋の一次創作作品の世界とも矛盾なく接続可能にする

三次創作や新メンバー、新支部をお待ちしております。(詳しくは『募集』参照)

不変設定はこのカノンを用いる上で必須の情報です。
重要設定は登場キャラクターの背景に大きく関係する情報です。


歴史(重要設定)

  • 簡易説明
かつて世界の境界災害はある組織によって秘密裏に処理され隠蔽されてきた。

戦後に日本で境界災害が隠蔽できない頻度で発生するようになった。

日本に神祇庁誕生

国が全祓魔師を管理

同時多発大規模境界災害が発生。

国の命令のせいで故郷を守れなかった祓魔師が大量に離反。
ある集落が自己防衛区を宣言。

神祇庁解体。神祇部誕生。公務員としての祓魔師は志願制になる。
同時に祓魔師のタクティカル化が計画される。

タクティカル祓魔師の誕生。

  • 詳細説明
(準備中)

  • 大きな出来事
『同時多発大規模境界災害』19■■年
+ ...
 19■■年■■月■■日の■■時頃、日本各地で同時に超巨大怪異(後に特級怪異と呼称)が出現。
特級怪異は出現後まもなく移動を始め、2日後の■■月■■日■■時頃、その場に沈下していった。
移動経路は方向と距離こそ異なるが、どの特級怪異もほとんど直進だった。

 特級怪異は交戦した祓魔師への攻撃こそ行ったものの、それ以外への能動的な攻撃は見られなかった。
にもかかわらずその巨体さと高濃度の穢により死傷者■■■■■名、行方不明者■■■■■名の大被害となった。

『祓魔師大量離反事件』19■■年
+ ...
 政府の判断が多くの死者を出したとして当時の優秀な祓魔師の多数が離反した事件。

 神祇庁時代、祓魔師は強制的に国の指揮下に置かれていた。
国が各地の境界災害規模と頻度を集計し祓魔師の配置を決めていた。
この時、力のある祓魔師の多くが七肢尾村(しちしびむら)の出身であった。
『同時多発大規模境界災害』時、特級怪異の一体は七肢尾村の近くに出現していた。
七肢尾村出身の祓魔師たちは故郷の防衛に当たらせてほしいと打診したが、
優秀な祓魔師は人口密集地に配置したかった政府はこれを跳ね除けた。

 また政府はこの時点で特級怪異の進行方向を予測できていなかったが、
祓魔師の何人かは進行方向が七肢尾村方面であると予測できており、
結果的にその予測が合っていたことも遺恨を残す要因となった。

 七肢尾村に配置されていた祓魔師は経験も浅く、彼らは村人に避難ではなく屋内退避を命じていた。
後にこの判断は批判されたが、人数的に避難誘導と怪異への対処を両立することはできなかったとされ、
現場の祓魔師の判断は妥当であったとされた。
七肢尾村に配置された祓魔師は全滅、村人の7割が死傷した。

この事件が神祇庁の解体を決定づけたとされている。

『独立防衛区宣言』19■■年
+ ...
 『同時多発大規模境界災害』で多くの犠牲が出た七肢尾村が出した声明。

19■■年■■月■■、七肢尾村は七肢尾村を含む周辺地域を『独立防衛区』と宣言、
政府に対して「独立防衛区は境界災害において国の支援を一切受けない代わり、国に対して境界災害に関するあらゆる支援を行わない」と通達した。

 当初政府はこれを跳ね除けようとしていたが、離反しなかった祓魔師からの心象も悪くなっていた政府はさらなる離反を恐れこれを承諾した。

『■■■大結界崩壊事故』19■■年
+ ...
 国内初の特級怪異再活性化。当時は再封印の手順が確立されておらず、大結界が崩壊し一般市民にも多くの犠牲者を出した。

 この時の教訓が活かされ、これ以降の再活性化ではどこの大結界も崩壊に至っていない。

『深瀬川大結界防衛軍半壊事件』20■■年
+ ...
 深瀬川大結界において再活性化への対処もほとんど確立されたと思われた頃に起きた事件。

 想定より強力かつ行動パターンの異なる怪異が出現したことで瞬く間に防衛隊の3割が失われた。他の支部からの増援も間に合わずあわや大惨事と思われたところ、一人の祓魔師によって怪異は殲滅され特級怪異の再封印は成された。

『国営祓魔師学校生徒大量神隠し事件』20■■年
+ ...
 国営祓魔師学校の初等部から中等部の生徒306名が忽然と姿を消した事件。現在も未解決である。
原因は異空間を生成するタイプの怪異で、特定の年齢の人間のみが入ることができる。

 専門の祓魔師が調査に当たり、現場の残渣から入口を突き止めたが誰の術を持ってしても入ることができなかった。
しばらく後、年齢が条件になっていることが予想され、実力のある若い祓魔師が募集され、志願によって決定された。いずれも名家の次男以降の者だった。
年齢が高い順に侵入を試みたところ16歳の祓魔師が侵入を成功させた。この時点で神隠し事件から20日が経過していた。
16歳以下で実力の高い順に3名が追加で派遣されたがいずれも未帰還となった。
事態は変わること無く一ヶ月が過ぎたことで、若手祓魔師による救助計画は断念された。成人祓魔師の侵入方法が確立されるまで異空間内の調査は保留となった。

 最初の犠牲者は神隠し事件から1週間後に発見された。
それからは断続的に死体が発見されたが、そのペースは徐々に落ちていった。一年が経過して以降は犠牲者が確認されていない。この時点で犠牲者は216名に上っていた。に

 ■年が過ぎた頃1人の生還者が現れた。
生還者により、神隠しからの生還条件はある怪異(ボス怪異と呼んでいた)に単独で勝つことであることが語られた。
 異空間内は学校の中のような見た目で強さが様々な怪異が徘徊している。
生徒たちはどうにか生活環境を整え暮らしながら戦う術を鍛え脱出を試みているが、未だに集団でもボスに勝てる実力は無いらしい。生還者は殺されそうになった仲間を助けるため死を覚悟で囮になったが、気がついたら外に居たと語った。

大結界(不変設定)


  • 大結界一覧
■■■大結界
■■■大結界
深瀬川(ふかせがわ)大結界
+ ...
深瀬川の川沿いにある大結界。
支部は軍事基地跡地を利用している。
かつては再活性化への対処に大規模な部隊を必要としていたが、ある祓魔師の能力により防衛費の大幅削減を実現した。
現在の設備:
パトロール車両x2
ワゴンx1
物資輸送用トラックx1
多用途装輪車両x2
移動指揮車両x1
対空砲x1(屋上に設置)

■■■大結界
舞梳(まいすい)大結界
+ ...
日本海側の沖、舞梳堆のほぼ中心に位置する。水深1000mの海底にある大結界。
大結界周辺の海水は冬でも水温が28℃とかなり高くなっている。
一方で、ある距離を超えると急激に低温となり、結界の中心から温水、冷水、自然の温度という3つの層を形成している。
冷水層では生物の数が極端に少ない。

舞梳支部は海上、海中、海底の3つの施設からなる。
各施設間は耐圧シャフトで繋がっており、物資の搬入に使われる
支部は結界から南東側に200mの位置にある。
結界を囲うように3つの観測基地があり、その1つが支部、他2つは無人観測所になっている。

海上支部はレーダーによる周辺海域の監視と外部との連絡の役割を持つ。
海上支部に灯台施設はなく、支部の船舶はレーザー誘導で航行する。
一般船舶は大結界を中心に8海里が進入禁止になっている。
侵入船舶には無線による警告が行われ、応答がない場合は直ちにドローンによる警告が行われ、巡視船が出向する。
海上基地はそれ単体で自重を支えるだけの浮力を有する。

海中基地はシャフトの重量を支える浮力と物資集積所の役割を持つ。

海底基地は大結界の監視と活性化時の対処の役割を持つ。
海底基地の人員は1ヶ月で交代する。2チームが交互に入れ替わるため同じメンバーでの連続勤務は15~16日間になる。
海底基地には1ヶ月分の通常食料と2ヶ月分の非常食が備蓄されている。
酸素は海水から作られるため電気が続く限り半永久的に作り出せる。
発電設備は無補給(海底基地の備蓄資材で)で3ヶ月分の酸素を発生させることができる。

脱出艇4隻

■■■大結界
■■■大結界
岐多耶(またたや)大結界
+ ...
岐多耶市に存在する大結界。
多数の頭を持つ龍型の特級怪異を封印している。
寮が隣接していることと、全員が寮生活である点が珍しい。
職員の全てが見た目が少女の人員で構成されている。
美※少女以外の職員が多いほど封印が不安定になることが確認されている。
封印は少女たちによる舞いと御神酒によって安定する。

※特級怪異基準で

■■■大結界
■■■大結界
■■■大結界
■■■大結界

 この世界で大結界と言えば特級怪異を封印している結界やその場所を指す。

 同時多発大規模境界災害時に確認された超大型怪異を以降『特級』と呼称することとなった。
 特級怪異はほぼ同時に出現し、移動しながら大規模な破壊と穢汚染を撒き散らした後、ほぼ同時に最後に居た場所に沈んでいった。特級消滅地点には大結界が張られ、その防衛と保守を役目とする支部が設立された。
 大結界管理支部は大結界の保守を最優先任務とされる。そのため、その他呪詛犯罪者や境界災害への対応のため他所からの派遣職員で構成される屯部隊を持つ。

 大結界自体に特級怪異を封印する力はなく、あくまで被害を外に出さないためのものである。
 封印には別の術式を用いる。各特級怪異ごとにその方法は異なる。
特急怪異は不定期に活性化し、その頻度、規模もまた特級怪異ごとに異なる。

  • 再活性化事例
+ ...
大災害後に初めて再活性化が起きたのは■■■大結界、
2番目に再活性化が起きたのが深瀬川大結界である。
再活性化の際に発生した怪異の規模では深瀬川大結界は2番目の規模、頻度は3番目。

再活性化が一度も起きていない場所が4つありその1つが岐多耶市大結界である。
岐多耶市大結界は再活性化の予兆が出る頻度自体は高いが、沈静化手順が確立しており安定している。

再活性化が起きた際、最も被害が大きいと思われる場所は、■■■大結界。
次いで岐多耶市大結界と推測されている。

名家(重要設定)


祓魔師として力を持ち、国や企業に対しての影響力のある家系をそう呼称する。
主な名家や元名家

  • 十六夜(いざよい)家
日本最大の企業イザヨイグループの創始者の家系
戦後の時点では祓魔師として最も優れた家系であった。
現在では祓魔師としてより財閥としての影響力が大きい。

  • 深鮫(ふかざめ)家
御三家に数えられる名家。
現代まで力のある祓魔師を輩出し続けていたが、当代の子息子女は加護の素質に恵まれず養子を取った。
加護の素質は隔世遺伝することが珍しくないため、次代だけ凌ぐための養子だと考えられる。

  • 箙(やなぐい)家
結界術に長けた家系。
今でこそ影響力が弱くなっているが、かつては祓滅より守りが重宝され皇族の護衛を任されたこともあった。
現在でも皇家とのパイプが残っている。

  • 珂雀楽(かじゃくら)家
古くから功績を建ててきた家。子宝に恵まれるが、戦闘によって命を落とす者が多かった家系。
当代でも怪異によって娘が一人重大な後遺症を負っている。

  • 御灯(おとぼり)家
女系の家系。
今も力を持つ家の一つであるが、その本家は独立防衛区にあり、表向き国への影響力は薄くなった。

  • 乃良守(のらがみ)家
かつては力のある家の一つだったが、早死や加護の素質に恵まれず代を変えるごとに力を落としていった。そして20■■年に一人娘が大量神隠し事件に巻き込まれると、いよいよ御家断絶かと囁かれた。

  • 白鉄(しろがね)家
やや力の衰えてきた家。躾が厳しいことで有名。影響力の衰えに対抗するように躾の厳しさは増しているそうだ。

技術水準(不変設定)

(2030年前後)
『発電』
発電技術のブレイクスルーがありコストは末端の電気代が1/100以下になった。(1/200とも)
ある繊維研究者の成果の副産物によってもたらされた。

発電、蓄電技術のブレイクスルーによりドローン技術もまた飛躍的な進化を迎えた。

『通信』
幽世を用いた時差無しの通信ネットワーク技術が誕生。

『陰陽印送電網』(エレクトロメッシュ)
+ ...
異界を利用した直流送電網。網のどこかが繋がっていれば送電可能な点が最大の利点となっている。
送電ロスは非情に小さいが、発電技術のブレイクスルーにより多少の送電ロスはあまり重要視されなくなった。
この網自体は電気の通り道ではなくマーキングの役割を持つ。マーキングされた受電塔に異界経由で直接送電される。
プラス極側は「陰」側にアースされる。

互換性の観点から家庭用コンセントは交流のままになっている。
受電塔で交流に変換され付近の施設に送電される。

『義肢技術』
+ ...
人体の代替技術は日々進化を遂げ、触感を持つ義手が開発されている。
義手の耐久性は生身部分とのバランスを考えて設計されるため極端な強化は得られない。
祓魔師の中には加護での人体強化を前提とした強度の義手を用いる者もいるが、そういった調整は事前の検査と審査をクリアする必要がある。
ある国では全身の骨を人工素材に置き換える人体強化を成功させているが、成功率は全く高くなく、成功例もまだ数年の経過観察しか行えていない。日本では認可されていない。
四肢の他に心臓、肺の代替技術が存在するが、消化器や肝臓を代替する技術はまだ確立されていない。

『医療技術』
全てではないものの先天性アレルギーの根本的な治療が可能になった。

物流(不変設定)

 空にも海にも怪異が出現するため、旅客機は銃座を装備した爆撃機のような外見になっていった。タンカーも武装化され、海賊被害は減りつつある。

 輸送用武装潜水艦が実用化された。

 手紙など落下しても危険性の低いものはドローンによる輸送が一般化している。

企業(重要設定)

(2030年前後)
『IZAYOI』
イザヨイグループ。日本最大の企業群。
日用品、自動車、医療品、軍事、造船など多くの分野に進出している。
『先進祭具開発局』を持ち、祭具の開発も行っている。
祓魔師としての力が大きかった十六夜家が戦後に米国の富豪との政略結婚で力をつけ財閥となったのが始まり。

『巳彩』(みさい)
金属加工会社。
かつては十六夜財閥の技術者集団だったが、十六夜財閥の勢力拡大方針と意見が合わず独立し起業した企業。
金属加工技術に優れ、ある分野ではイザヨイグループをも凌ぐ。
独自の祭具開発も行っている。

『ミュリゼール』(Mulizeel)
高いレンズ加工技術を持つ老舗。祭具の部品生産も請け負っている。
カメラは古来より見えぬものを写してしまう、魂を持っていかれるなどの噂とともにあった。
それらは科学的な観点からは全くの迷信であるが、“それ以外の観点”でみればあながち外れてもいなかった。
カメラの老舗『ミュリゼール』の技術者は開業当時からその特性に気づいており、“そうならないように”カメラを設計してきた。
同時大規模境界災害と神祇部の誕生をきっかけに秘匿されていた技術を開示し祭具の開発に乗り出した。

場所や組織(重要設定)

『秘匿霊術保管局』
+ ...
使用を誤った時の損失が大きすぎる術など、広めるべきではないと判断された術式を管理している。
特定術式を禁止すると同時にその失伝を防ぐ役割もある。
知るだけで効果を発揮する術もあるため、政府が把握していない術式や呪具の管理は秘匿霊術保管局主導で行われている。
その特性上、クリアランスLv3以上の職員は一部の法律の制限を受けない。
致命的な事態を防ぐための殺人や目的に応じた禁術の使用が許可されている。

秘匿霊術保管局を縛る制約は
「日本国の存続と日本国民の幸福な生存のために尽力すること」
「可能な限り倫理に配慮すること」
の2つだけである。

『ミカゲ』
政府直下の公安組織。
+ ...
現行法で対処ができない問題の中で、極めて有害性の高い閒を武力を持って秘密裏に解決する役目を持つ。
秘匿霊術保管局の監視も行っている。秘匿霊術保管局を嫌っているメンバーが多いが、秘匿霊術保管局のメンバーからは嫌われていない。
過去にいくつかの事件は秘匿霊術保管局の支援によって解決しているが、それが返って対抗心を悪化させた。

『警察』
+ ...
呪詛犯罪関連とわかった途端に介入してくる境界対策課を嫌っている。
国は神祇部の誕生と同時に非物理学的な武力は全て神祇部にまとめる方針を決めた。そのため警察には形代を始め呪術的な装備は無かった。
しかし20■■年、ごねにごねた結果一部署だけその配備を勝ち取った。
義手や義肢を形代や身体強化の代わりにする者が多い。

『国防軍』
旧日本軍は神祇部の誕生と同時に解体され、人材はそれぞれ神祇部、警察庁、防衛省へ振り分けられた。
防衛庁は国防軍を結成し、外国からの侵略行為への対処と災害復旧支援を役目とした。

『墓所』
所在が伏せられている施設。
いくつもの高度な霊術、祭具の設計図といくつかの実物が安置されていた。
現在は秘匿霊術保管局によって管理、秘匿されている。

『独立防衛区』
+ ...
かつて何人もの優秀な祓魔師が暮らしていた集落。
同時多発大規模境界災害では政府が祓魔師の行動を制限していたため壊滅的な被害を受け、そこを故郷とする祓魔師が大量離反した。
彼らは集落周辺を含む地域を『独立防衛区』とする声明を出した。
それは独立防衛区は境界災害に関して国の支援を一切受けない代わり、独立防衛区も境界災害に関して国を一切支援しないとするものだった。
なお境界災害以外の事柄に関しては何も言及されておらず税金も納めている。(しかし神祇部用の予算分減税するようにとの要求は出しておりかなり揉めた)

『国営祓魔師学校』
+ ...
「初等部」「中等部」「高等部」「社会人部」からなる。
校舎は全国にあり、転居などの理由と書類提出があれば試験無しで校舎を移ることができる。

「社会人部」は18歳以上で祓魔師に転職したい人が資格を得るための部である。
通常の入学では加護出力などから算出した祓魔師適正が優れていなければ入学できないが、社会人部は義務教育を修了していれば学費だけで入ることができる。
正式名称ではないが、学生として入学するコースは「選抜」「英才」、社会人部から入るコースは「一般」と呼ばれている。
選抜コースでは能力に応じた学費免除制度がある。

最短で資格を得た場合中等部の卒業と同時に境界対策課に就職できる。
しかし高等部2年目に課程を完了するスケジュールが一般的である。
祓魔師資格取得の最年少記録は10歳だが、その時代は義務教育の完了が条件に無く、名家が箔付けのために手を回したもので、形だけの資格取得だった。

祓魔師としての素質は幼い頃から祓滅を行うことで著しく伸びることがわかってきた。
そのため国は素質のある子どもを優秀な祓魔師に育てること、安全に実戦経験を積ませることを目的とした制度を作った。
将来的に祓魔師として境界対策課で定められた期間働くことが入学条件の1つになっている。
期間は能力や学費の免除割合によって変化する。期間の開始時期の上限は20歳で、それまでに祓魔師に就く必要がある。
この契約は不慮の事故や業務上の怪我などで能力的に遂行が不可能になった場合を除き、残りの期間に応じた違約金が発生する。

加護と穢 加護の特性(不変設定)

自然界において穢が全く存在しない場所は存在しない。

生物は最低限の加護によって防御されており、微弱な穢は健康に影響しない。
しかし体が弱った上で意識を失った状態ではこの微弱な穢でさえ命を脅かす。

加護は全ての生物が持っているにも関わらず、それを発生、制御するための物理的器官は発見されていない

  • 加護出力※
その個体が一定時間あたりに使える加護量を指す。
  • 加護容量
その個体が貯めておける最大加護量を指す。
  • 加護生成力
その個体が加護を貯める速度。この速度が加護出力を上回る状態なら理論上は加護を最大出力で使用し続けることができる。


■加護生成力の変化■
+ ...
加護生成力は日中に強まり、夜間に弱まる。夜間は月がより満ちているほど強くなる。
新月の夜は最も弱まる。
あくまで影響を受けるのは加護生成力だけで、容量や出力は変化しない。つまり夜間は加護容量が大きい者ほど影響を受けにくい。

※祓魔師プロフィールの加護出力とは異なる。
プロフィールに書かれている加護出力は体外に放出できる量を指す体外加護出力で、必然的に加護出力より少ない値になる。
[加護出力-体外加護出力]が身体強化と体内防御結界に消費されている加護量ということになる。

■加護による身体強度の変化■
+ ...
身体強度は、加護による身体強化によって変化する。
プロフィールに記載される身体強度のランクは加護無しでの強度に身体強化分を加えたものから算出される。

睡眠時身体強度:意識が無い時(中央値:F-)
日常身体強度:起きている間中持続(中央値:F)
戦時身体強度:意識して発動可能。30分~数時間持続(中央値:E-)
瞬間身体強度:意識して発動可能。一瞬~数分間持続(中央値:E)

基本的に睡眠時の身体強度は起きている時より低い。
睡眠時の身体強度の方が高い例は史上数件しか無い。

身体強化は物理的損傷を軽減するため熱、凍傷、感電、毒は軽減できるものの窒息は防げない
ただし酸欠による細胞の壊死は遅らせる事ができる
絞首は物理的な干渉なので身体強化による対抗が可能。

■身体強化指標■
+ ...
A ライフル弾が表皮を貫通しない 黒不浄による物理的ダメージを大きく軽減する 自由落下の終端速度を超えるため、理論上地球上であればどの高さから落ちても骨折せず着地が可能。
B 拳銃弾が表皮を貫通しない 黒不浄による物理的ダメージを軽減する 20階から跳んで骨折せず着地が可能。
C 鈍器によるダメージが大きく減る ある程度の防刃性を得る 7階から跳んで骨折せず着地が可能。
D 身体強化無しの殴りがほとんど効かなくなる 3階から跳んで骨折せず着地が可能。
E 殴りによるダメージがよく分かる程度に軽減される 2階から跳んで骨折せず着地が可能。
F 物理防御にほとんど影響しない。

黒不浄

黒不浄は汚染を伴うという通常の祭具にはない重大なデメリットがある。
そのため、使用者はそのデメリットを補ってあまりある利益を生む技量がを持っていなければならない。
また、黒不浄の盗難を防ぐに足る力を持っていなければならない。
使用許可と所有許可と保管許可はそれぞれ別である。

  • 所有許可
+ ...
これによって取得する権利と義務は以下。
所有する黒不浄の売買が行われた際、その取引額を受け取ることができる権利。(売買の権利でないことに留意)
保管を委託する権利。
所有している黒不浄を黒不浄免許所持者に貸与する権利。
黒不浄を安全に保管する義務。(自身が保管許可を持っていない場合、保管許可を持つ者に預けることができる)
黒不浄の所在を常に把握している義務。(ただし、保管許可を持つ者に預けている間に行方不明になった場合は責任に問われない)

黒不浄の売買は事前に神祇部の許可が必要。

各支部の共用黒不浄は支部長または管理部署が所有許可を有していることになっている。

  • 保管許可
+ ...
保管許可の場合、黒不浄を保管する場所の権利者である必要がある。(賃貸はその期間において可)
黒不浄の保管場所の防犯設備は国の基準を満たさなければならない。
保管許可では黒不浄の携行は許可されない。
黒不浄を持ち歩くには運搬者が国の基準を満たす戦闘力を所持しているか、十分な護衛を付ける必要がある。

境界対策課の施設はいずれもこの条件を達成しているため、保管許可を持っている祓魔師は少ない。

  • 使用許可
黒不浄の使用には黒不浄免許が必須。
黒不浄は法的に大きく2つに分けられる。コモンとユニーク。
コモンは境界対策課の共通装備に指定されている量産型の黒不浄。
ユニークは固有の形状、特性を持った黒不浄である。

『黒不浄免許』
+ ...
 その情報は祓魔師の身分証明書に保存されている。
普通免許と特殊免許があり、それぞれコモンとユニークの使用許可になっている。
普通免許でユニーク黒不浄を使用したり、特殊免許でコモン黒不浄を使用すれば罰せられる。

 黒不浄の使用許可は神祇部が定める試験に合格した者に限られる。
 試験の受験には以下のいずれかを満たしている必要がある。
  • 国営祓魔師学校の中等部を完了し、かつ黒不浄取り扱い課程において「優」以上の評価を得た者。
  • 20歳以上かつ祓魔師としての実務経験が2年以上の者。
  • 現在国から名家指定を受けている家の当主、あるいは次代候補。

試験内容は筆記と実技だが、筆記は黒不浄に関する法律を覚えていれば合格できる。主に合否を左右するのは実技の方である。
そのため黒不浄を装備している祓魔師は一定上の剣の実力が保証されている。
実技試験はコモンかユニークかで異なる。同時に両方の免許を取る場合は筆記試験は一度で済む。
さらに特殊免許はユニーク黒不浄に対し個別に発行される。そのためユニーク黒不浄は基本的に貸し借りができない。(両者が同一のユニーク黒不浄に対応する特殊免許を持っている必要がある)

例外処置:
 免許を持たない者が黒不浄を移動させることができるケース。
任務中にユニーク黒不浄の持ち主が死亡または意識不明、身体的損傷により行動不可となった場合は黒不浄の回収などのためにその移動が許可されている。
ただしこれは狩衣着用中の境界対策課職員に限られる。

■黒不浄の入手方法■

  • 境界対策課に祓魔師として就職する

  • 家に伝わる黒不浄を継承する
+ ...
国が名家に指定する家系であり、次代当主候補であれば家に伝わる黒不浄を継承することができる。
必要な手続きは書類提出だけだが、式典を行う家が多い。

  • 黒不浄を購入する
+ ...
呪詛犯罪者から接収されたもの、発掘されたもの、訳アリのオーダーメイド品などが販売されることがある。

  • オーダーメイド
+ ...
黒不浄免許所持者は新しい黒不浄の製造を申請することができる。
手順は以下の通り。
①黒不浄の仕様書を作成し提出
↓仕様書が審査を通過
②仕様書を製造委託先へ提出、値段交渉
↓支払いが完了すると製造が開始される
③所有許可が自動で取得される
↓完成
④ユニーク黒不浄免許試験。共用黒不浄以上の成果を示さなければならない。

支払いが完了した時点で返品は不可能となる。
試験に落ちても所有許可は残るため、販売許可が降りれば出費の何割かは回収が見込める。

形代(不変設定)

結界内、あるいは穢か加護が満ちた空間でのみ効果を発揮する。

■種類■
形代の効果は大きく2つに分けられる。また発動は2通りの方法があり、組み合わせにより計4種類が存在する。

  • 置き換え型
+ ...
何も起きていない状態と置き換えることで損傷などを無効化する。
後出しで効果を発揮できる点が強力だが、制限時間内に発動できなければ事象が確定してしまうため、
これを任意発動にしていると両腕を失ったり意識を失うような損傷時に致命的になる。
一方で任意発動にすることで有効時間を最大限利用するという使い方ができる。
(軽い損傷を連続して負う状況などに有効)

有効時間を伸ばすとその作成コスト、難度は指数関数的に増加する。
広く使われているのは8秒。現状最大有効時間は20秒だが、あまりにも高コストのため滅多に使用されない。

身代わり型より使い勝手が良いが、発動時に他の術が中断されるという欠点を持つ。
また存在そのものをターゲットにした呪いや記憶に依存する術は無効化できない。
  • 身代わり型
+ ...
術者に起きる事象を代わりに受ける。
主に自動発動で運用される。
任意発動の場合は損傷以外も身代わりさせることができる。
(拘束や呪いのターゲティングなどをすり抜ける事ができる)

発動時に他の術が中断されないという利点がある。

■紐づけ■
形代の使用には紐づけが必要である。
特殊な機材なしにできる術では紐づけできる枚数は1枚だけ。
専用の機材があれば紐づけ自体は何枚でも可能とされていが、ただし実用限度は7枚である。
これは同時に紐づけできる枚数の限界が関係している。
現在使われている紐づけ術式では、9枚目を使うと術者に致命的な破壊が起こることが判明している。
また、8枚目の使用も不安定さがあることが資料から示唆されている。

機材があれば7枚を再度紐づけすることは容易だが、それでも数十秒はかかるため戦闘中には行えない。


■技術的進化■
+ ...
神祇庁が運用していた初期の形代は同時に紐づけできるのは1枚だけだった。

神祇部に変わった後の■■■■年、複数の形代を紐づけ可能にする術式が発見された。

その後、形代の部分利用を可能にする技術が発見された。
それまでは例え指先だけの損傷でも形代を丸ごと1枚消費していた。
新技術によって、損傷の受け方によっては7回以上の形代使用が可能になった。

穢装(不変設定)

穢装を完全に相殺された怪異は一時的に無防備になる。
穢装は特定の時間経過で再生する。この時、穢装は万全な状態の強度で再展開される。
「再展開」と呼称される。
相殺しきれていない穢装は時間とともにゆっくり再生する。
「修復」と呼称される。
再展開までの時間や修復速度は怪異によって異なる、同種であればある程度共通しているあ、完全には一致しないことがある。

基本的に穢装貫通力の高い方法は穢装相殺効果が低く、穢装相殺効果の高い方法は穢装貫通力が低い。

どういうわけか穢装は穢によっても相殺されるケースが確認された

縁起(不変設定)

 縁起とは正確には人間と契約を結んだ状態の怪異のことを指す。
なので「人間の命令を聞く怪異」や「人間に対して無害な怪異」のことではない

 この契約は双方の同意によって結ばれる。契約で縛る力の規模によってその難易度は変化する。
 契約の上書きは契約に使われた力より遥かに大きな力が必要があり、小規模なものでは全く代償に見合わず、大規模なものは現実的には不可能とされている。
 契約に契約者の死後についての条項が含まれていなければ契約者が死亡した時点でその契約は無効になる。

縁起化した怪異の穢は人間に無害になることもあれば、性質が変化しない物もある。

 縁起と契約者は必ずしも1対1ではない。複数の縁起を持つ契約者、複数の契約者を持つ縁起は存在する。何体の縁起を持てるかは契約で縛る力の規模に左右される。
 例えば、ある強さの1体の怪異を完全に服従させる契約を1つ結ぶことのできる力を持つ祓魔師であれば、同程度の怪異の力の一部を縛る契約を複数個結ぶことができる。

・外部からの探知
+ ...
 外部から観測可能なのは「縁起と契約者間の意思疎通の瞬間」と「契約の瞬間」である。

 その人間が何の怪異と契約しているか、その怪異は誰と契約しているかを観測によって知ることはできない。
 縁起と契約者間の意思疎通は伝えた内容を外からの観測で知ることはできない。
 契約の瞬間、その契約に伴う力が大きいほど遠くから観測できる。何とのどのような契約であるかを知ることはできない。
(契約の瞬間にその怪異が姿を見せていればそこから推測することはできる。)

■巫女■
+ ...
 世間一般的には「神との交信を行う能力を持ち、その力を人々のために使う役割に就いた少女達」のことを指す。

 かつて神として祀られ縁起となった怪異。巨大な力を持つそれを複数の契約者によって制御する。というのが現代の巫女の役割である。複数人で管理することで、個人の乱心による暴走を阻止するフェイルセーフ構造でもある。
 また契約を破棄させるには巫女全てを殺さなければなら無い点もセキュリティとして機能している。巫女の死の瞬間、巫女を殺した者に縁起から攻撃が行われる契約が成されていることが多い。その経緯から巫女は自衛能力も求められ、最低限の体術を会得している必要がある。霊的な自衛は縁起によって賄われる。

 人間側から縁起の契約を持ちかける場合、縁起側に有利な契約ほど契約に必要な代償は少ない。そのため巫女は加護の譲渡を条件に入れるのが常であり、巫女は加護生成力の高い者が選ばれやすい。

霊体(不変設定)

現状、生き物の体に加護を発生させ、またそれを制御する物理的な器官は確認されておらず、加護は霊体が発生、制御していると仮定されている。

  • 一般的には知られていない事実。
+ ...
霊体は精神を司っているが、霊体には記憶は保存されない。

人間について

加護による身体強化をなくした場合、創作者側の現実の人間と同じ性能が限界。
身体強化無しでコンクリート壁に叩きつけられればコンクリートでなく人体が弾ける。

ただしこれらの制限は別のカノンからの交流キャラは無視しても良い。

種族(不変設定)(重要設定)

『人造人間(ドール)』
人の魂を用いた人造人間。その体表は硬いが高い靭性を持つ素材でできている。幽世では人間のような肉体を得る。
複数の体を持ち、そのどれかが破損すると一時的に機能を停止するが、体を修復または新しく製造しリンクさせることで再び活動を開始する。
睡眠が不要。誕生したときから言語能力や相手の気持ちの推測、常識など最低限の知識を保持している。
体の生成は国の認可が必要。新たなドールの生産は禁止されている。
現在稼働しているドールは全て『墓所』から発掘されたもので、その全てが政府機関によって監視されている。

秘匿霊術保管局が秘匿している情報
+ ...
ドールのコアは人間の魂を使って作られている。
本来魂には記憶は記録されないため、かつての魂の持ち主の記憶は残されていない。
魂に記録されているのは人格、価値観。ドールのコアに加工する際にその領域に言語能力などの基礎知識と体を動かすためのソフトウェアを封入する。魂を汎用ハードとして用いた技術なのである。

『鬼』
異世界人の特徴を持つ人類の総称。
異世界人は幽世から現れると言われているが、現代にはほとんど残存していない。
異世界人の血を引く家系に稀に生まれる。大抵は物語の鬼のような角をもって生まれるが、
獣のような耳だったり長い尾を持つものも居る。
鬼は身体能力と身体強化に優れ、肉体年齢と性別が同程度であれば身体能力で人類に負けることはない。

異世界人の特徴がより濃くでたものほど長寿であり、また若い見た目が続く時間が長い。
寿命が90歳程度の場合、8歳程度までは人間と等しく、30歳で人間の15歳程度の見た目であったという記録が存在する。
最長寿命の記録は300歳を越え、現在も更新中とのこと。
(いずれも当時の政府もしくは神祇庁の前身組織の記録のみを参照)

文化

(2030年前後)
加護による身体強化で身体能力は著しい差が現れる。そのためスポーツ産業は廃れるかに思われたが、
加護による身体強化を阻害する術式※が一般化され、己の肉体の限界に挑むことの特殊さは以前にも増し、より熱狂的な参加者とファンを生み出した。
(※発動には本人の明確な同意が必要であり、悪用の危険性は極めて低いものである。)

幽世(不変設定)

幽世では穢による影響の強さが現世の比ではなく近くに怪異が居ればそれだけで肉体を致命的に変質させられてしまい死に至る。
重力は存在する。
深度があり、アバターの能力によって潜れる深さが異なる。
幽世内の座標と現世での座標はある程度連動している。

幽世で活動するための霊境投影体(アバター)が開発された。

神(不変設定)

これはこの世界の住人が知らない情報です。

神は存在するものの、この世界内の存在は神を知覚できません。
また人間のような感情を持ちません。

  • 神の使徒
神の使徒はこの世界内の存在が知覚することができます。
人間に近い感情を持ちます。しかし生物同士の闘い、生存競争に干渉しません。
人間たちが神として崇めた存在のうちのいくつかはこの神の使徒でした。
人間たちが神として崇めた存在の多くは、その信仰心に感化され変質した怪異達です。

裏設定(不変設定)


黒の欠片カノンの作品が出揃ってから見ることをおすすめします。

これを知らなくてもこのカノンの運用は可能です。
不変設定ではあるものの、これ以外の不変設定を守っていればこの設定にも反しないはずです。

これらは現世の生物が自力では知り得ない情報です。

加護とは 怪異とは
+ ...
穢は異世界の理が漏れ出たもので、異世界の生物はそれを扱う術を先天的に持っていました。一方でこの世界の住人にはそれを制御する能力が無いため、結果的に有害な汚染となっています。
これに対し、この世界の神が自身の世界の存在を守るために穢を制御したものが加護です。神は生物の意思を読み取り加護を制御しています。
生物の物理的な体と霊体には加護を生成したり制御する機能はありません。

怪異は大きく3つに分けられます。
  • 2つの世界の理が混ざったことで誕生した不安定な存在
  • 異世界から迷い込んだ存在
  • 目的があり世界を渡ってきた者

この世界の存在でこれらを知っている存在は神とその使徒だけです。神と神の使徒以外のこの世界の存在は自力でこの事実を知ることはできません。



加護は現実を改変する力であるにも関わらず他の人間を加害していません。
それは加護の全てが神の制御下にあり、そう調整されているためです。
一方で怪異同士の穢はそれぞれの怪異が制御しているため、中の悪い怪異同士ではお互いに相殺し、加害し合います。

あの出来事の真相
+ ...
 あるとき、この世界に■■が訪れました。
■■は加護も穢も持っていないものの、もっと深い部分で世界の法則自体を変化させる能力を持っていました。
加護や穢の抵抗を受けず変化させることができてしまう。神の加護制御すら■■には何の影響も与えることができませんでした。
 危機感を抱いた神の使徒は一時的に付近の地脈を支える加護を全て■■の排除に向けました。しかし結果はかすり傷一つ負わせることができず、それどころかこのリソース消費によって同時多発大規模境界災害を招いてしまいます。
 日本以外の神は一柱を除き恐れをなして自己の防御にリソースを割きました。これによって同時多発大規模境界災害は世界的に発生していました。

情報更新履歴

+ ...
■2024-11-12 22:54■
投稿。

■2024-11-14 07:54■
『場所や組織(重要設定)』に『国営祓魔師学校』を追加。
『縁起(不変設定)』を追加。

■2024-11-18 23:30~23:40■
『大結界(不変設定)』に『舞梳(まいすい)大結界』を追加。
同項目の『深瀬川(ふかせがわ)大結界 』の説明を追加。
同項目の『岐多耶(またたや)大結界 』の説明を追加。
『形代(不変設定)』を追加。
『関連ページ』に『御灯 緋紗那(おとぼり・ひさな)』を追加。
同項目の意図しないリンクを削除。

募集

■メンバー
各支部のメンバーを募集中!
メンバーはこのカノン専用である必要はありません。

  • 深瀬川支部
条件:
境界対策課職員であること。(祓魔師でなくても良い)

  • 岐多耶支部
条件:
境界対策課職員であること。(祓魔師でなくても良い)
見た目が少女であること。(性別不問)

■支部
大結界管理支部8つを募集中!
(再活性化の起きたことのある支部を6つ、起きたことのない支部を2つ)
新たな支部は個別ページが作られ、権利者の記載はそちらに行われます。

条件
+ ...
  • このカノン設定と矛盾しないこと。
(このカノンが更新された際に、予定していた設定が使えなくなったなどの問題が発生した場合はご連絡ください。調整します)
  • 日本の領土内にあること。
  • 日本の実在する地名でないこと。
(補足:名前自体は実在するものの対象が異なる場合はOK。架空の市の名前と同名の川が実在するなど。)
  • 明確にどの都道府県にあるかなどは示さないこと。
(補足:→などはOK。海に面している、四方を山に囲まれている、日本海側である、雪の降る地帯である、離島である、首都から遠い)

関連ページ




権利情報

代表権利者 いろいろつくるへび@うどんへび屋
権利者 -
コンタクト先 https://x.com/wdnhb
連絡不要の使用範囲 設定だけを用いた新たな三次創作の場合、「不変設定」に反しない範囲で自由
このカノンのキャラクターが登場する場合、キャラクターの使用範囲とこのカノンの設定に全く反しない範囲で自由
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