牟田田 白金

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vorpalnotch

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牟田田 白金(むただ しろかね)

基本情報

所属 環境庁 神祇部 境界対策課 祓魔予備班
役職 事務・会計担当
年齢 不明(推定:三十代前半)
誕生日 不明(本人希望により"4月1日"に設定)
血液型 A型
身長 175cm
体重 55kg
好きなもの 人の役に立つこと、甘い汁を吸うこと
嫌いなもの 怒られること、タダ働きさせられること
天敵・弱点 暴力に弱い

ステータス

身体強度 E
霊体強度 C
加護出力 B+
被呪耐性 B
祭具運用 C

概要

境界対策課に所属する祓魔師。
「人材の墓場」「お払い箱」の別名で知られる"予備班"の会計責任者を務める。
常に薄笑いを浮かべ、軽く背を丸めている。

一見すると物腰柔らかな人物であるが、実態は発作的な虚言癖の持ち主。
神祇部に入る以前は儀式技術を悪用する詐欺師として活動しており、数百件を超える詐欺事件の主犯として逮捕され、服役の代わりに神祇部に身柄を預けられた経緯を持つ。

話術

普段は気弱そうな態度を取る一方、瞬間的な判断力とそこそこの語彙を持ち合わせる。
その上思い付いたことを淀みなく話し続けることができ、"演説"を得意とする。
その際は普段の様子から一変、堂々とした態度に能く通る声、自信に満ちた表情を駆使し、瞬く間に聴き手を呑み込んでしまう。

牟田田にとっての"詐欺"とは、複雑な計画や知略で行うものではない。
まともな判断力を奪い、膨大な偽情報に溺れさせ、隙をついて首を縦に振らせる手法こそ牟田田が最も得手とする仕掛け方である。

「偽る」「装う」「欺く」ことに特化した、紛い物の専門家。

失籍者

牟田田 白金は「失籍者」と呼ばれる被呪者に分類されている。
具体的には、公的な記録の尽くから「牟田田 白金」という個人を特定するための情報が消え失せている。
また、儀術詐欺を働いていた頃より前の彼を知る者は全く見つからない。
「牟田田 白金」という名前も本人の自称によるものであり、儀術的な観点からは仮称に過ぎない。
+ 本来であれば、名前の秘匿は儀術的に有利な傾向にあるが……
実は牟田田自身も記憶を失っており、自分が何者なのか能くわかっていない。

儀術

祭具の心得はほぼ皆無であり、身体は貧弱で技巧も拙い。
「黒不浄を振れば3回に1回落とす」とは本人の談。
一方で、彼唯一の戦闘手段でもある儀術全般について豊富な知見を有しており、古今東西の式法や儀式技術の成立要件を熟知している。時として本職の神祇官を欺くことすら可能。

牟田田の操る儀術体系は全てが詐欺と虚構であり、本職の聖職者や神主にとっては奇怪極まりない代物となっている。
祝詞とも真言ともつかない妙な呪文を唱え、神道とも陰陽道ともつかない理論を以て霊力を編み上げる様子には、儀式技術に通じた人間ほど強烈な違和感を覚える。

得意とする儀術は「式神の作成・使役」「呪詞による敵の足止め」「霊力の弾丸」。
特に式神の使役を得意とし、位置交換の拡張術を使いこなす。
数の有利を作り出し、敵の動きを縛り上げ、敵味方の配置を瞬時に切り替えることで盤面を作り上げる。この迂遠な戦術支援が術者としての牟田田 白金の本領と言える。

+ 偽りの儀術体系、その本質
牟田田の扱う儀術体系の正体。
それは"混沌魔術(ケイオスマジック)"と称される近代魔術の一種である。
神秘主義が有する宗教的な側面を削ぎ落とし、求める効果達成のため、自身の世界認識と信念すら道具として扱う実践的アプローチにある潮流の一派であり、伝統的神秘学や信仰宗教的一派からは唾棄すべき外法の道と認識される。

現在牟田田が扱っているのは、カバラやセレマに由来する儀式魔術を基盤に構築された言語記号学的混沌魔術であり、基本的な詠唱や記述にはラテン語を用いている。
牟田田はそれを、一部を和訳して大和言葉風に言い換え、一部は音を分解して神道の祝詞や独自のセールス詠唱のように発生し、所作と合わせて意味を繋ぎ合わせることで魔術を行使している。

台詞

「環境庁の牟田田と申します。以後お見知りおきを……」
「今回ご紹介する商ひ……祭具はこちら! 対界異用プラチナ成分含有特製祓串となっております! 土地の霊脈を強烈に刺激し低級界異の退散はおろか土地に長期的な恵みを齎すまさに開運の錨! 打ち込み儀式の手数料も込みでお値段なんと……!」

関連ページ

(工事予定)

権利情報


権利者 ヴォーパルのっち
コンタクト先 https://x.com/vorpal_notch
他作品での使用範囲 解説役、やられ役、トラブルメーカー等に使用可能ですが、活躍はあまりさせないで欲しいです
登場作品 タクティカル祓魔師TRPG公式リプレイ-境界対策課 行動予備班作戦記録-
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