屍バカリ

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kirishima

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屍バカリ(しばかり)

周辺の雰囲気から毒ブレスを完全に防がれたことを察知した屍バカリは、その巨大な肉体を存分に活かして暴れ始める。班長は乗り上げた屍バカリに一度弾き飛ばされ形代紙を染めたが、すぐに物陰に転がり込んで攻撃態勢を確保する。
──#33 灰の瞳の女

基本情報

仮想全高 体長10~30m
仮想質量 ~500t
存在規模 三号級
穢装等級 等級Ⅳ

ステータス

存在強度 B- / 頑強な鱗を持つが、粘膜部など攻撃が通りやすい部分もある。
疑似知覚 B+ / 通常の生物としての蛇に近い五感を持つ。温度検知の代わりに穢れを検知する能力が高い。
穢装出力 A / 牙に強い毒性の瘴気を纏う。また、毒のブレスも強力。
空間機動力 C- / 飛行能力は高い。移動速度は最大で普通自動車程度。
知能 人間程度の知能有り。人語を話さないが、近しい相手であればある程度理解はするようだ。

概要

両側に西洋竜の羽を持つ大蛇の界異。形態としてはワイアーム(※ワーム:足を持たないドラゴン)に近い。
非常に凶暴な性格で、出現と同時に捕食目的でもなく周辺の生物の殺害や地形の破壊を行う凶悪な界異の一種。通常の10mほどのサイズであれば対処の労力は三号級におさまるが、大型化した個体はその範囲を超えるとも言われる。

基本的な攻撃方法は
①巨体を利用した物理攻撃(鞭のような叩きつけやタックルなど)
②牙の毒性瘴気を利用した噛みつき
③猛毒の瘴気をブレスとして広範囲に吐き出す
の三つ。
特に猛毒を利用した攻撃は強力で、掠っただけ・吸っただけで即死する事例があるほど。
③の猛毒のガスについては使用された場所に瘴気が長時間(~12時間)残留するため、注意が必要である。

実は界異で表すならば四~五号級と推測される「バジリスク」という伝説上の生物の血を引いているのでは、とも言われるが真偽は不明。

推奨対処法

可能であれば戦闘の発生前から毒を無効化する効果を持つ結界を敷いておくのが好ましい(毒のブレスへの対処のため)。
鱗は装甲として機能しており、威力の高い攻性祭具でなければ攻撃は通らない。ただし、粘膜部については装甲を持たないため、通常の攻性祭具でもダメージを与えることが可能である。

発生場所

基本的に場所を問わずランダムに発生する。
ただ、物理的な毒性の強い場所を好むのか、統計では環境汚染が進んでいる場所や毒が自然発生している場所での出現が若干多い。

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随時追加予定...

権利情報

権利者 霧島明
コンタクト先 Twitter:https://twitter.com/museum1127
他作品での使用範囲 自由にご使用ください。縁起としての使用も可。
登場作品 『灰の瞳の女(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22106698)』
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