総評
- 松永久秀の前に膝を屈するも、不死鳥の如く有力国人の座に復活する。国人衆の意向とあらば、外圧に対し徹底抗戦の構えも辞さず。
- 中小勢力の割に合戦に貢献出来る武将が多く、プレイヤーが周辺大名を担当した場合は武将狩りの的にされやすいという悲哀を持つ。
- シナリオ1・2の難易度はやや難しい。隣国摂津を領国とする大名家への対応が鍵となる。行動力の確保に苦しむこととなるシナリオ3の難易度は難しい。
- 領国はシナリオ1~3・5で丹波1ヶ国。シナリオ4には登場せず。
- 人材は丹波国人衆で構成。赤鬼・青鬼・丹波鬼の息子と鬼だらけ。能力値は戦闘方面に著しく偏っている。数は近畿勢力にしては少ない。
政治面は波多野晴通が全てと言っても過言ではない。彼が抜けたシナリオ3は大名の波多野秀治が政治31、家中最高値が波多野秀尚の政治59と相当に厳しい。
戦闘面は赤井直正を筆頭にいずれのシナリオも半数が戦闘70越えと一定の質を保つ。ゲリラ戦法で織田家を苦しめた実績は足軽適正の平均値にも反映されている。
浪人はしばしば流れて来る。南光坊天海などは相性は良くないが登用できれば大きな力となる。 - 固定戦術は移動系、特殊系、攻撃系が各1つずつ。
「壁越」は城攻めの際に効果抜群だが、籠城戦自体を引き起こす必要がないので使用する機会には恵まれない。
「挑発」は弓隊対策に。本来の目的以外にも相手側「鎮静」対策にも役立つ。
「槍衾」は主なダメージ源として使用。政治面に不安のある波多野家では資金のあまりかからない足軽戦術の存在は有難い。 - 丹波の文化効果は「地震の被害減少」、技法は「行軍」。
- 丹波の最大石高は平均よりもやや高い程度。初期文化値は平均的。金山は眠っている。
- 隣接国は4ヶ国。隣接大名家はシナリオ1の状態で足利家、三好家、一色家、赤松家。
シナリオ2の隣接大名家は足利家、本願寺家、一色家、赤松家。三好家に代わって本願寺家が摂津を領国とする。
シナリオ3の隣接大名家は足利家、本願寺家、一色家、赤松家。シナリオ2から変化なし。 - 外交関係はシナリオ1では特記事項なし。同盟はいずれの大名家とも結んでいない。シナリオ2でも同様。
シナリオ3では織田家との友好が大きく低下、三好家・赤松家・山名家との友好も若干低下している。同盟関係にある大名家はなし。 - ちなみに家紋は「鳳凰」。
固定戦術
- 壁越
- 挑発
- 槍衾
注目武将
波多野 晴通‐政治71 戦闘56 教養60 魅力70 足軽C 騎馬D 鉄砲D 天性:知将
三好家の包囲を三度退ける。守戦の才はありそうだが、何故か暗愚の一言で片付けられる不遇な人。
政治71と知性派にイメチェン。合戦は猛将揃いの他の国人に任せ、自らは兵站の維持に努めるべき。
三好家の包囲を三度退ける。守戦の才はありそうだが、何故か暗愚の一言で片付けられる不遇な人。
政治71と知性派にイメチェン。合戦は猛将揃いの他の国人に任せ、自らは兵站の維持に努めるべき。
波多野 秀治‐政治31 戦闘69 教養64 魅力74 足軽B 騎馬D 鉄砲D 天性:猛将
国人衆をまとめ上げる丹波国の旗頭。いつでも弟と一緒。最後まで弟と一緒。
戦闘69とより肉体派に。イメチェンならず。全大名中最低の政治31はシナリオ3における最大の敵。
国人衆をまとめ上げる丹波国の旗頭。いつでも弟と一緒。最後まで弟と一緒。
戦闘69とより肉体派に。イメチェンならず。全大名中最低の政治31はシナリオ3における最大の敵。
赤井 直正‐政治30 戦闘84 教養54 魅力66 足軽B 騎馬B 鉄砲D 天性:猛将
「赤鬼」こと浪速のロッキーのご先祖様は丹波における反信長派の筆頭格。波多野レッド。
「名高キ武士」は流石の戦闘84。足軽適正Bに加え騎馬適正もBなので状況に応じて使い分けが可能。
「赤鬼」こと浪速のロッキーのご先祖様は丹波における反信長派の筆頭格。波多野レッド。
「名高キ武士」は流石の戦闘84。足軽適正Bに加え騎馬適正もBなので状況に応じて使い分けが可能。
籾井 教業‐政治19 戦闘79 教養34 魅力58 足軽B 騎馬D 鉄砲D 天性:猛将
「青鬼」こと籾井教業の何が青いのかは不明。更には実在の有無さえも不明の波多野ブルー。
足軽隊を率いて「泣いた赤鬼」よろしく赤井直正を支えたい。特殊系戦術は大の苦手。
「青鬼」こと籾井教業の何が青いのかは不明。更には実在の有無さえも不明の波多野ブルー。
足軽隊を率いて「泣いた赤鬼」よろしく赤井直正を支えたい。特殊系戦術は大の苦手。
敵大名としての特徴
- シナリオ1~3とも開始直後に一揆で滅亡、という全国版のようなことはない。が、勢力を拡げることもまずなく、いずれのシナリオでも拡大政策は採らない。
シナリオ1では三好家・足利家に、シナリオ2・3では本願寺家に比較的早い段階で滅ぼされるケースが多い。 - 合戦を行う場合に考慮すべきは「槍衾」対策。赤井直正、籾井教業、荒木氏綱は戦闘・足軽適正いずれも優秀。「鎮静」や囮部隊を用意して被害を最小限に止めたい。
シナリオ別攻略
・シナリオ1
武将は5人。
近畿のエアポケット丹波に拠を構える波多野家。
赤井直正、籾井教業という戦闘力の高い武将がいるので、全国版や戦国群雄伝ほどの悲惨さはない。
反面政治に明るい者は波多野晴通ぐらい。のんびり内政をするのは意味も効果もないので、早めに打って出た方がいいだろう。
波多野家は周囲の大名家系武将と軒並み相性が悪い。合戦には強いが戦後登用が難しいのが泣き所。
軍備が整ったら播磨に侵攻しよう。赤松家系の武将とは相性が悪いが、黒田職隆だけは例外。待望の事務方武将の仕官が見込める。
あるいは山城を攻め、室町幕府に引導を渡すのも一手。足利義輝との相性は良好、他の幕臣にも好相性の武将がいる。
・シナリオ1
武将は5人。
近畿のエアポケット丹波に拠を構える波多野家。
赤井直正、籾井教業という戦闘力の高い武将がいるので、全国版や戦国群雄伝ほどの悲惨さはない。
反面政治に明るい者は波多野晴通ぐらい。のんびり内政をするのは意味も効果もないので、早めに打って出た方がいいだろう。
波多野家は周囲の大名家系武将と軒並み相性が悪い。合戦には強いが戦後登用が難しいのが泣き所。
軍備が整ったら播磨に侵攻しよう。赤松家系の武将とは相性が悪いが、黒田職隆だけは例外。待望の事務方武将の仕官が見込める。
あるいは山城を攻め、室町幕府に引導を渡すのも一手。足利義輝との相性は良好、他の幕臣にも好相性の武将がいる。
・シナリオ2
武将は5人。
シナリオ1と同様。
武将は5人。
シナリオ1と同様。
・シナリオ3
武将は6人。
大名が波多野秀治に代替わり。月に1~2度訓練するのが精一杯の行動力。月日の流れが早い早い。
西の山名家や赤松家との友好度が下がっているが、向こうから攻めてくることはまず無い。
織田家、毛利家、本願寺家と好戦的な大名に囲まれている。波多野家には政治・教養の高い武将が不在なので同盟しようにも難しいのが難点。
播磨・因幡いずれに侵攻するにしても時間がかかる。一戦必勝の心構えで臨もう。
武将は6人。
大名が波多野秀治に代替わり。月に1~2度訓練するのが精一杯の行動力。月日の流れが早い早い。
西の山名家や赤松家との友好度が下がっているが、向こうから攻めてくることはまず無い。
織田家、毛利家、本願寺家と好戦的な大名に囲まれている。波多野家には政治・教養の高い武将が不在なので同盟しようにも難しいのが難点。
播磨・因幡いずれに侵攻するにしても時間がかかる。一戦必勝の心構えで臨もう。
・シナリオ6
武将は6人。
国人と共に丹波を飛び出し、海の見える土地・相模を本拠としている。頑強な籠城戦が評価されたか。
幸い、駿河・遠江・三河を治める毛利家との関係は良好。甲斐の山名家との友好が低いが特に気にする程でもない。
行動力不足は大きな悩みのタネのなるが、やるべき事は変わらない。とりあえず、安房の河野家に狙いを絞るのがいいだろう。
今までとは違い、周囲の武将との相性は悪くない。戦後登用でも好感触を得られるはず。
武将は6人。
国人と共に丹波を飛び出し、海の見える土地・相模を本拠としている。頑強な籠城戦が評価されたか。
幸い、駿河・遠江・三河を治める毛利家との関係は良好。甲斐の山名家との友好が低いが特に気にする程でもない。
行動力不足は大きな悩みのタネのなるが、やるべき事は変わらない。とりあえず、安房の河野家に狙いを絞るのがいいだろう。
今までとは違い、周囲の武将との相性は悪くない。戦後登用でも好感触を得られるはず。