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おはようセックス@小説まとめ

恋愛小説 EX.8 中

最終更新:2012年12月04日 07:19

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俺は気づいたら夢幻街の、物凄く暗い場所にきていた。
ここを表現するのに最も適切な言葉を上げるとしたら、そう……『暗部』。『陰部』じゃない。『暗部』である。
そして俺は何より恐怖していた。それも嘗てないほどに恐怖していた。いつもの『不条理』じゃない。
何故ならば俺が街へ出る前、すれ違いざまに『不吉』を呟いた幼女がいたからだ。
その幼女は白装束を着ていた。そう。俺は最悪、死ぬのである。

『白鳥裕也…気をつけてね。今回は私もわくわくしているんだ。
 君や子乃くんよりも、『彼ら』のほうが割と興味深いから…だから、もし命の危機が迫りに迫っても恨まないでほしいね』

あのホトちゃんが満面の笑みを浮かべていたのだ!!!!!!!!!
そう、つまり死ぬほどヤバいのである!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
果てしたくヤバい!!!!!!すごく帰りたい!!!!!!だが俺は何故だかここにいる…この『暗部』にッ!!!!!!!!

状況を説明するとですね。

今は真夜中の二時。そこで何やら六名の男女が激しく動いていた。この言い方はエロいな。
だが正確な状況を言うと彼らは虐殺の真っ最中だった。相手は若者ばかりで、どうやら異能者らしい。いかにもゴロツキといった感じか。

「紹介するわ、白石幽鬼。あそこでなんか魔法陣っぽいのから沢山ビーム出してるのがヒロゥ・キングダム。
 なんか有名な貴族出身で、不老だから数千年ぐらい生きてるらしいけどまぁ別にどうでもいいわね。アイツは結構性格悪いわよ、協調性ゼロね」
「マ、マジっすか」
「あそこで気怠そうにスッゲー沢山刀を投げたり斬り付けたりして目で追うこともできないのは叉山摩刀(さやま まとう)。
 なんか妖刀に魂を乗っ取られて殆ど人外で不老らしいけど生来からの無気力なせいで現在職に困ってるらしいわ。ニートだから協調性はゼロね。」
「目で追うこともできないんじゃ誰だかわからないですね」
「あそこで斧を振り回して地面とか割りつつ衝撃波で人間を向こうの廃墟と一緒に肉塊にしてるでかいオッサンはヘルアゼム・バルジーカー。
 根っからの戦闘狂で嘗て魔人が使用していたという斧を逆に乗っ取り魔人の力を引き継いで不老化。協調性はゼロだけど料理は美味いからデキるオッサンよ。」
「へぇー…」
「あそこで何か喚きながらゼルダの伝説みたいに色んな武器で敵を斬ったり刺したりしてる殺人狂は、八河龍鬼真(やつがりゅう おにざね)。
 どうやら別世界から来たらしくって、魔王をお使い感覚で殺してたら勝手に召喚されたらしい不老の男。元の世界で犯罪者だったみたいだから無論のこと協調性はゼロね。」
「なんかみなさん似たり寄ったりな感じにパワーバランスがおかしいですね」
「あそこで人間を触れただけで肉塊にしてる筋肉モリモリマッチョマンの変態はテオス・アルティメット。
 なんでも超人類とかいうのの末裔みたいで、悠久の時を生きてるらしいわ。どっかの国の国王とかもやってるみたいだけど協調性は漏れ無くゼロね。」
「アルティメット…?どこかで聞いたような…」
「最後に、あそこでなんか暗そうな顔で黙々と相手を肉塊にしてるのが貴方と同じ新入りの若林子乃。
 変な話彼女からは何も聞いてないからわからないけど夢幻街とかに私達と違ってよくいそうなタイプの即死系の異能者ね。今のところ分かるのは協調性がゼロということだわ。」
「結局最後まで協調性はゼロなんすねー」

───え?

「どうしたの?白石くん?顔がガリガリ君みたいになってるわよ。あ、マスコットキャラのほうじゃなくてアイス本体の方って意m」
「ば、バカな…子乃ちゃんだって…!?!?お、お、お、おーぉおおい!!子乃ちゃーん!!!!!僕だよ!!!白鳥だよォーーーッ!!!!」
「ちょ…ウソはダメでしょ!?あんた白石じゃん!」
「(ゴアアアア!!!話がややこしくなるゥゥゥゥアアアアア!!!!!!!!)」

僕の声が届いたのか、子乃ちゃんがこちらを見る。するとかなり慌てた表情をし、目を逸らして叫んだ。

「な、な、な、なぜッ!貴様がここにいるんだ…!?」
「子乃ちゃんこそなんでこんなところに──」
「ちょっと子乃、彼は白鳥じゃなくて白石よッ!!!二度と間違えないで!!!!」
「(ゴアアアアアア!!!!!!!話が進まん!!!!)」
「し、白鳥……わ…悪いが…その…私はよくわからん!!!!!!!じゃあな!!!!!!」

子乃ちゃんは慌てたまま俺に背を向け、ゴロツキを異能で抹殺した。

「ずっとああなのよねー……」
「え?」
「『よくわからん…』を繰り返してんの、子乃ってば……会った頃からずっと混乱してるのよ」

困った風に頭に手を添える傀羅ちゃんは、俺を見て言った。

「でも異能力が意外と使えそうだったんで私の提案で仲間にしたんだけどォ、どうやら貴方なら何か知っていそうね。…彼女のカウンセリングお願いしてもいい?」
「俺が…行ってもいいのかな…」
「…?」
「俺は結局子乃ちゃんのことを童貞投げ捨てマシン程度の意識で思っていただけなのかも知れないんです…
 だから、俺のそういう汚い本性が彼女には見え透いて見えたから…ああして拒絶されているのかなと…ていうかなんで俺同級生に敬語なんだろう…」
「私にはそんなあんた方の事情なんてわかんねーわよ…」

そりゃそうだ…と溜息をつく。
結局のところ俺が全面的に悪かった!という結論が、どこかしら俺の中で出ていた。
まぁ、それは真実がいくら考えても分からん故の単なる思考停止に過ぎぬのだが…

「…うーんでも、子乃とはここ一週間の付き合いだけど結構純粋で人の心のことなんてよくわかってない子供そのものみたいな子に見えたわよ。飽くまで私にはだけど。
 あの様子だとちょっと育ちは特殊みたいだけど…結構容赦なく人を殺すし。ていうか私はこう見えて機械人類だから悠久の時を生きてるわ」
「純粋…?子乃ちゃんが?確かにそう言われればそうですけどねェ、あの子結構抜けてる所あるしなぁ…でも大分鬼畜なんですよ
 ことあるごとに俺に蹴りいれてきたり鳩尾につま先入れてきたり酷い時は異能でポキッと骨折ってきたりするんですよ。ていうか今さりげなくとんでもない事実が漏れたな」
「ふーん…ツーカーなのね…」
「ファッ!?俺と子乃ちゃんが…?」
「そうよ。あんたら仲良すぎよ!!!!何?日常的に暴力ふるい振るわれながらお互い信頼してるって、どうかしてるわ。正気の沙汰ではないわね。マジキチ」
「おーい、カイラ!なんか適当に殺したこいつらS級の犯罪グループだったみたいだよ。SってRの次だよね。どんだけ弱い犯罪グループだよ」
「ヒロゥ…そいつら全員賞金首みたいね!生死は問わない賞金首…つまり臨時収入になったわけだわ!やったわぁー!」
「あ、鬼真と摩刀が殺し合いを始めたよ。バカだなぁ…ん?そこの人誰?」
「犯罪者と無職が?あいつらホント仲悪いなー…あ、白石幽鬼。新入りよ」


まぁ、あんたらに言われたくはないよね。と白鳥裕也は思った。






俺が『暗部入り』してから一週間が経っていた。
この一週間の間、俺は子乃ちゃんに避けられ続け、他の六名と色々話を聞いた。
もともと秘密結社『ザ・パーティ』は『とある日』に起こる出来事の為に利害の一致で集まった六名の絶対強者のことだった。
そう、ホトちゃんが『興味深い』と行って満面の笑みを見せたほどの絶対強者。
だが彼らは思っていたより人間味のある者達だったと……白鳥裕也は改めて思った。


「俺は圧倒的な力を求めているのだ白石幽鬼よ…!弱者である貴様にも今日は特別に聞かせてやろう…俺がなぜこのザ・パーティにいるかをな…
 自称弟子や、とっくに勘当した孫もいたような気がしたが俺はただ思うがままに戦ってきたのだ…
 人外だろうが超人だろうがぶっ飛ばし、そいつらからありとあらゆる拳法を学びそれら全ての『旨み』だけを吸収した我流拳法を編み出して早数千年…」
「は、はぁ…(孫…?息子じゃなくて…?…全体的に突拍子もなさすぎるな…)」
「だがこの数千年間俺は一度も後悔したことがない…実に面白みのある数千年!
 色々なものが発展していった!俺がこの夢幻界とかいうところにきたのは極めて最近だがな!
 数年前、この夢幻界の遥か東方の秘境にあった戦闘民族の国で、再び俺は戦いぬき見事───」
 俺は…俺の愛する戦闘民族の存亡をかけ今こそ戦わねばならん…──」
 あの時飲んだ酒はアルコール度数が99%で…──」
 そういえば貴様随分疲れた顔してるな…──」

話は二時間続いた…びっくりするほどの彼の武勇伝を聞かされた。恐らく子乃ちゃんでも彼には敵わないだろうと、俺の男心がガイアの如く囁いて確信した。
だが彼に面と向かって何故常時上半身裸なのかと、結局最後まで聞けなかったのは少し名残惜しいところもある。
彼の名はテオス・アルティメット。根っからの戦闘狂で、それでいて戦闘にSEX以上の快楽を見出し友情以上の心地良い意思疎通を見出した稀代の破壊神だ。


「僕は研究に生きていた。生まれた頃から魔術、その内僕の故郷では禁忌となって一度は無に還されていた魔法の技術を復活させた。
 世間は僕に冷たかったがそんなものは関係ない…僕は思うがまま研究を重ね、気づいたらいつの間にか体が子供のまま成長を止めていた。
 僕は世間や親族には恵まれなかったが使用人には恵まれていた!彼らは僕の新しい寝床を探す旅に付き合ってくれた。今でも彼らの末裔は僕の使用人さ」
 だけども僕の世界の真理への探求意欲は収まることを知らなかったのだ。僕はある日から、今でいう核実験のような事を断続的に始めた…
 あぁ何故かな白石くん。君には色々と話しちまうなァ…おかしいな…」
「なんで…僕にこんなに話してくれるんですかね?」
「うーん。昔話に小気味よい相槌を入れながらなんだかんだで真剣に聞いてくれそうな都合の良い顔してるからかな」

話は三時間続いた…途中でトイレに行きたくなるほど彼の研究の輝跡を聞かされた。
子供らしさはいつまでも抜けない彼だったが、好きなことへの情熱もいつまでも抜けない彼。
彼の名はヒロゥ・キングダム。圧倒的な力と魔力量を持った最強の賢者。趣味は実験と称し魔法で人間をバラバラにすることだそうだ。


「元は単なる傭兵だったのだが、鬱陶しくも人間を駆逐していた『魔人族』の長を通り魔感覚でぶち殺したりしていたら、
 気づけば俺は最強無敵の戦士長だった…無数の筋肉隆々な戦士たちが俺を中心に集い、酒場を賑やかにした。あ、俺はホモじゃないぞ…
 やれやれ、何故お前のような小僧にこんな話をしているんだろうな…酒を飲んでいるからか。ふふふ…──」

話は四時間続いた…途中で酒に付き合わされ吐きそうになりながらも彼の伝説を聞かされた。結局のところ彼はテオスのような暴君に近いものがあった…。
が、テオスと違って彼は不器用ながらも人をより大切にする綺麗なオッサンだったのだ。そして何より、彼が作る飯は美味かった…もうそれぐらいしか感想がない…。
彼の名はヘルアゼム・バルジーカー。片手で戦艦を真っ二つに割り、割れた戦艦は海から剥離して空中で三回転するほどの絶対強者…らしいです…はい


「昔は…よかった。時代も、俺も。俺はそう思えてならねェんだ。俺はガキの頃辻斬りだった。快楽に身を任せて人を斬りまくる殺人鬼さ。
 だがそんな俺も初恋のあの人は殺せなかった…人は死んだら二度と動かないし、それが虚しいことだと心のどこかで理解していたからだ。
 大人になって殺し屋をやりはじめた。だけどある日から殺す相手に情を感じちまうようになってた…
 だからよ、殺し屋は廃業して賞金稼ぎを始めたんだ。すると賞金首の女を愛しちまった…アホとしか良いようがねぇよ…クソ!
 ま、その女の最期も酷いもんだった。俺はそんな調子でいつも一人だけ生き残ってたんだ。不思議だなぁと思った頃には手遅れさ
 ガキの頃に初めて手に持った刀が妖刀で、ソイツに魅入られて魅入り返してたのに気づいたのは、三百年ぐらい生きてからだったなぁ…──」
「あ…あぁぁ…」
「結果として俺は何もやる気が起きない無気力なオッサンだ。いや、見た目は好青年だがオッサンなんだよこう見えて」
「うぐぐ…」
「ん?どうした?気分でも悪いのか?」

話は五時間続いた…自称オッサンは良い話を始めたと思ったら暗い話を始めて、最終的には素晴らしく怠惰で堕落な話に落ち着いていた。
鬼真という男との確執も、苦虫を噛み潰したような表情で話していた。彼は無職だが、魂は腐ってない無職だ。だから俺は、彼がいつかまともな職に就けることを祈った。
彼の名は叉山摩刀。音速の速さで生きたが為に、世界を何週もしてしまったが為に、堕落してしまった落ち武者だ。だが根は綺麗な人間なのだ…多分…


「最初に明確な殺意をもって人を殺したのは四歳の頃だったぜェ…思えばあの頃から逃亡生活を送ってたな。四歳にして指名手配犯だ…立派なもんだろ?
 そこからはもう殺しまくりだよ。強姦、強盗、殺人教唆から食い逃げ…何から何までやったぜ。そんで、成り行きで盗賊団の団長になってから俺の人生は黄金期を迎えたのよ。
 選ばれし勇者にしか持てないとかいう腹立たしいキャッチコピーの宝具を盗み出して使いこなしてきてからは、もう完全にこっちのもんだったなァ…
 俺より悪そうな事をしてて腹が立ったから龍王をぶち殺すだろ?血を浴びて不老になるだろ?当然世間様は一転して俺を勇者だなんだと持て囃すんだが
 俺は問答無用でその都合の良いクソ人民共もぶち殺したよ。連中にとってはやっとの思いで魔王が死んだと思ったら殺した奴が魔神か何かだったわけだからざまぁねぇな。
 で、どんどん殺してく。そこから俺様の最強人生は始まったのよ。盗賊の仲間達だって利用して利用して利用しまくった後に殺したぜ。ワルだろ?
 俺より目立って世界征服なんて初めやがった魔王をぶち殺してやったのよ…いいざまだろ?な?ククク…
 ンで、そこで魔王召喚の儀式とかしようとしてた糞ガキに誤召喚いただいて、こんな素晴らしい世界にきたってわけだ」
「す、すごいですね…」
「顔がひきつってるぜ。クク…いやぁ、ここは楽しいねぇ…最高だ。あぁ、摩刀?アイツはいつも俺に突っかかってきやがって本当にうぜーヤローだ。
 いつか殺してやろうと思ってんだが、俺が唯一ぶち殺すのに手こずる相手だな。まぁいつか殺す。即座に殺す」

話は六時間続いた…外道で非道な下衆勇者の反吐が出そうな狼藉自慢話をあまりに長い間聞いちまった為、俺も悪に染まりそうなったがかろうじて踏み止まった。
叉山とは数百年に渡る付き合いで、この世界に着ている彼を見た瞬間殺し合いにハッテンしたそうだが、どうしてそうなるのか俺には良くわからない。寧ろ分かりたくない…
彼の名は八河龍鬼真。史上稀に見るほどに極悪非道の限りを尽くした勇者である。彼が主人公のゲームはどう考えてもR18になるな。


「私は昔人間だったらしくてね。なんでも大事故で植物人間と化してたらしいんだけど全く覚えてないんだよね、私。
 もう気づいていると思うけど私は体内に幾千もの兵器を持っていて…」
「あの、すいません。寝不足なので寝ても良いですか」
「ちょっと白石くん、もう『明日』なんだからさ~スッキリ君に話しておきたいじゃん?それにー…」
「何故か!!!!何故かですよ何故か何故か何故かァァァ!!」
「ひっ!落ち着いて白石幽…」
「何故か毎日のように昔話をされるんだ…なんでなんですかねぇ!?とヒロゥさんに聞いたらどう答えたと思う?!
 『昔話に小気味よい相槌を入れながらなんだかんだで真剣に聞いてくれそうな顔してるから』…ですってよォ!!
 なんなんですかねぇこの余った設定大公開キャンペーンみたいなのは!!!ええ!?これ、恋愛小説ですとね!?」
「落ちつけェ!!!!!!!!!!!!!」ボギャア
「アーバンホーム!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

気づけば俺は錐揉み回転していた。これで…眠れる………俺は空中でゆっくり目を閉じた。おやすみセックス…

「そういえば今日は子乃ちゃんを連れてきたのよ」
「なん………だとッ!?」

俺は二秒で復活した!!!
俺が立ち直って前を向くとそこには本当に子乃ちゃんがいた…!

「…白鳥、明日…話がある…その時決着をつけようじゃないか…私なりに三週間悩んだ結果を…お前に聴かせる…ッ!!!!」
「し、子乃ちゃん…」

そこには子乃ちゃんの、いつものわけもなく強気な表情があった。不敵な笑みを浮かべ、その瞳は消極的な殺意と積極的な闘志を入り混ぜたような独特の輝きをしていた。
そう、いつもの子乃ちゃんの顔だ。

こうして白鳥裕也は、漸く腹を括ったのです。
もう何も怖くない…俺の人生の全ては明日決まると行っても過言ではない…体が重い!…今までの緊張の絶頂を迎えた気分だ。
だが同時に誇らしくも思う。どうやら余りの緊張に俺の脳は脳内物質を分泌したらしい。
体の芯から温まる!感覚的に理解した。俺は漸くザ・パーティの一員となったのだとね。

そして、同時に半ば諦めていた。

子乃ちゃんがこの表情になる時は大体、二つ返事でケルナグールされるので、良い思い出がないことによる哀れな記憶の先入観なのである…
果たして白鳥裕也の運命やいかに!?!?!?!?

「いや、白石幽鬼だろ!!!!!」
「そのネタいつまで引っ張るんですかねぇ!!!!!!!!!!!」





後編へつづく
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