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  • アルティメットハイパー神秘女体キザシ・スメラギの超登山物語・後編

おはようセックス@小説まとめ

アルティメットハイパー神秘女体キザシ・スメラギの超登山物語・後編

最終更新:2013年06月03日 15:21

ohayousex

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管理者のみ編集可
突如フェノメノン・マウンテン頂上付近にて神仙や超人の類でしか身にまとえぬ圧倒的『気』の渦がまき起こっていた!!のはいつものこと!!!
問題はその渦の中心部が、二つではなく………三つあるということ!!!!!!!!
異常なのは三つ目の渦だ!!!三つ目の渦の正体とは……

「私だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「メギキシャアアアアアアアア!!!!!!!!!!」

叫ぶは謎の妖怪バスター幼女、キザシ・スメラギ!!!跳びかかるは超獣キメラ・ポチ!!!!
その一瞬の出来事に二人の鬼神仙(キシンセン。カッコイイね!!!)は、驚きの表情を隠せない!!
「「(まさかこのような圧倒的な気を持つ存在の接近を…ここまで許すとはッッ…)」」
二人の驚愕点は一致していた…が、いち早く行動を取ったのは弁天であった!!!

「ポ、ポチ!!!そいつに近づくな!!!!」
「ん?なんだこの可愛い猫ちゃんは…しつけがなっていないなァァァァ~~~~~~~~~~~~~………」

次の瞬間────…………ポチは、向かっていったのは、幼くためリーチも短く、細い腕により発生した一見凡人以下の非力パンチ……
が!!!!!!!!!!それは何百年もの間生きてきて、戦闘なれしていた鬼達から見たら………
圧倒的な死のオーラと殺気にまみれた、まさしく中途半端な達人が見たならば失禁してショック死しかねんほどの超常パンチであった!!!!
飼いならされたポチといえど元野生動物!!!!それぐらいの殺気は読める…読めるが………躱せない!!!!!

「ポ、ポチィィイイイイイイイイイイイイイイ──────────────ッッッ!!!!!!!!!!!!!」

「メギキシャッツツッツツバアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

一見非力なパンチから発生したとは思えぬ圧倒的パワーによるパンチをポチは食らった!!!!
ポチの複数ある顔面の中でも最重要パーツといえるネコ科の顔面から、目玉やら脳漿やらがドハデに飛び散る!!!最早花火!!!!!

「ポ…ポチ………!!!!!!!!!」
「クックックック………依頼は中止と思ったが運が良かった。貴様ら……この山全体を牛耳る鬼だな?知っているぞ…」
「………………ッッッッッッッッッ」
「ポチだって?お前らこの可愛らしい猫ちゃんを飼っていたんだな…そいつはすまないことをした…少し撫でようと思ったのだが、少し力の加減を誤ったよ…謝ろう…」

一見、素直に詫びているキザシ・スメラギであったが…彼女は計算高かった!!!!!!!!!!!
「(怒れ怒れ…怒り狂うが良い……怒り狂った鬼ほど怖ろしいものはないというが、私にとっては怒り狂っていようがいまいが同様に一撃で仕留められる蟲に過ぎん!!!!!
 蟲は単純に動いてくれたほうが潰しやすい………フハハハハ!!!!私ってやつは天才か!?さては天才だな!!!フハハハハ)」
まさに外道ッッ!!!!
このような幼き幼女ごときの策に鬼はハマってしまうのか!?

「……………」

が、沈黙。

「……………(……?ん?アレ?おかしいな。なんだろう…この不自然な沈黙は…)」

少々思惑がはずれ困惑するスメラギ…しかし、その光景に納得していなかったのは神衣も同じであった。
「ん~…?(あんなに大事にしていた。ペットを殺されたのに、発狂しないだと…?弁天の奴、どうしたんだ?もしかして、第三の挑戦者がよっぽど間抜けな顔してたとか?)」

霧の中、キザシの輪郭すらもぼやけて上手く見えない神衣は不完全燃焼であった。
が、この時、一番困惑していたのは他でもない。弁天本人であったのだ………
そして、その弁天がついに口を開けた!!!!!!

「……………………何だ?この感覚は。この…………………肉体の…主に下半身から湧き出てくる……………不可思議な感覚は………………………」
「なんだこいつ…気色悪!!!!!!!!!!!!止まっていようが止まっていまいが虫は虫だ!!!一歳の頃から既にハエをハエたたきで一撃殺害していたこの私に叩き潰せぬ虫はいないッッッッ」
「…………………………なんだ?この感覚は…俺が未だ知らなヨハネパウロ!!!!!!!!!!!」

ノーガードのまま放心する弁天は彼女に思い切り殴られ、きりもみ回転をしながら吹き飛んだ!!!!!

「!!!弁天ンン!!!おのれ…このフェノメノン・マウンテンで生まれ、このフェノメノン・マウンテンで育ったこの俺達鬼兄弟の絆を嘗めるじゃねえぜ……このチンチクリンがァァァ!!!!」
「フハハハハハ!!!愚かな!!棒立ちしているほうが悪いのだ!!!(この手応え…仕留め損ねたか。手加減はしなかったはずなんだが……)」

そう言って近づいた神衣!!!その小さな影の全貌が漸く顕になった!!!

「─────────────!?!?!?!?!?!?…………モハンメド!!!!!!!!!」

その時、神衣に電流走る!!!!弁天同様……その動きは止まってしまった!!!!
その無意味な動作を妙に思いつつ、取り敢えずぶん殴りきりもみ回転で神衣を吹き飛ばす幼女、キザシ。
きりもみ回転で吹き飛びながら、神衣は、今まで生まれてから一度も行ったことのなかった『物思い』ということを無意識下で実行していた!!!

「(なぜだ!?あれはなんだ!?見たことのない体型の人間だ!!!アレがまさか……アレ……アレがまさか…………噂に聞く………

 女

 という奴だとでも言うのか!!!!?!?!?!?!?!?)」

物思いに耽りながらも、ちゃんと受け身はとり、安全な着地を取る。
その動作を見て、スメラギは内心舌打ちをした。それも無理はない。
最強の妖怪バスターである彼女…キザシ・スメラギの自負する完璧な技を受けて、未だ生きていた人外は彼らが初めてだったのだから。

「…………神衣。俺は、今、興奮しているのかも知れない。こんな言葉を知っているか?『恋』。ぶっちゃけ俺はよく知らないが、五十年ほど前に我々に挑戦してきた破戒僧が使っていた言葉の断片だ。それをなぜか、今唐突に思い出している」
「…………弁天。俺はお前の言っていることが何一つ理解できん!!!」
「このクソ野郎が…」
「だがこれだけは分かった。奴は………『女』!!!!!!!!『女』だ!!!!!!!」
「!!!!!!!!!!!!!!!!!」

彼らは互いの着地点で、確固たる目標に向けて突き進む漢の確信、自信、威信…全てを兼ね備えた表情をしていた。
あの今まで冷静なクール哲学キャラであった弁天にいたっては、最早ポチとのここ百年の記憶を完全に失っていた…。
そう……二人は……………

童貞であったのだ!!!!!!!!!

しかも…………その長すぎる一生の中で…………一度も女体というものを見たことがない…………


童貞の中の童貞であった!!!!!!


「お話の時間は終わりだ!!!クソ妖怪ども…お前達は私の攻撃を耐えてしまったな…最早…登山どころではない!!!!
 登山したかったのに!!!!登山したかったのに登山どころではないぞ!!!貴様らを斃さねば登山を再開できん……これは由々しき事態である!!!いざ殺滅ッッッッ」

グボァワ!と立っていた地面をえぐるほどの強烈な踏み込み!!!!!!!!音速を超越した神速で大胆不敵に笑いつつ幼女が迫る!!!!

その余りの速度に鬼神仙達は戦慄の表情を浮かべた!!!あっという間よりも速い、まさしくッッッという間に彼女はその短いリーチの中に青いほうの鬼…弁天を入れていた!!!
その戦慄の表情を見たスメラギはさらに大胆不敵な笑みを深くした!!!!再び己のこれから振り下ろす拳に自信がこもっていくのを感じるッ!!

「(勝った!死ねィ!!)」
「へそを見せい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「!!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!?」

しかし、鬼弁天はさらにその上を往く速度で、彼女のへそ付近の包帯をえぐりとる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その速度、音速を超えた神速を…さらに超越!!まさに鬼神速!!!語呂悪い!!!
バチバチィィィッ!!!!!!!!という音と共に紫色の火花が散る!!!!包帯には対妖魔用の結界が何重にも敷かれていたのだ!!!
しかし全く怯まずそれを掴み取ろうとする弁天の気迫に、流石のスメラギも恐れを抱き、退く!
そう、彼ら鬼が戦慄したのは彼女の速度にではなく……
へそチラにだった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「………(なんて………気迫だ。私の七年間の人生の中で……最も戦慄した瞬間かも知れん…だが表情には出さん。アレがやつの本気なのだろう…ククク…まだ私は本気を出してないぞ?鬼ども)」
「へその包帯の部分だけを取り除こうとしたら失敗しちまった…神衣、協力してくれ!二人協力すれば確実にへその部分だけがえぐれてへそを見ることができる!!!」
「了解だ、兄弟!!!俺達最高のコンビだな!!!!」
「ああ!!!」

あぁ…必死に平静を保っているスメラギをよそに鬼神仙二人はさらに意気投合を加速させ、仲よさげに話しているではないか。

「………………………舐め腐りやがってよォォォォォォォ!!!!!!本気で潰すぜぇぇええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!」
「!!!!!なんというパワーだ…!!!あの女、強えぇぜ!!!!久々に燃える敵な上に、一切傷つけず全裸に剥く………か…!いい難易度の高さだぜ!!」
「この弁天…初めての興奮と久方ぶりの興奮…両方に苛まれている!!!!恐悦至極の極みよ!!!!!!!!!!」

鬼達は、新たな欲求『性欲』を覚醒させたのと同時に、今まで長い間眠っていた『戦闘欲』をも思い出していた!!!
一方スメラギは、七年間の中で初めての戦慄…そして自分の中に確実に存在していた潜在的性格『負けず嫌い』を初めて表に出したのだった!
彼らを止められる存在は今、このフェノメノン・マウンテンのどこにも存在しない……


~三時間後~


…………そこは数多のクレーターと、衣服の残骸のみで構成されていた。

フェノメノン・マウンテンの頂上付近は、その地形を大きく変えられてしまっていた。
そして、決着はついたのだ。

「………………」

そこには全てを諦めた表情をした全裸の幼女と、全身に打撲の怪我を負った赤と青の鬼がいた。
勝負は鬼が勝ちという形で終焉を迎えていた………

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!これが女の正真正銘の全裸か!!!!!!!!!!!!!!どうだ神衣ィィィィィィィィィィィ!!!!!俺は最高の気分だがぁぁああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
「弁天ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ………………俺はもう何がなんだかわからねぇ!!興奮で頭がおかしくなりそうだぜ!!!!!おい、女!!!!!お前なんて名前なんだ!?!?!?」

鼻血を流しながら嘗てない興奮の仕方をしている二人組は、非常に異様だった。

「…………………キザシ・スメラギだが」
「スメラギ!!!!外の世界のことをもっと色々教えてくれ!!!!俺はこの興奮をどうやって冷ましたらいいか分からんのだ!!!!なぁ神衣!」
「そうだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

弁天の言った言葉に激しく神衣が同意する。
彼らの数百年間眠っていた性欲の矛先を突如向けられたスメラギだが、彼女は顔を赤らめない。全裸でも。
何故なら………

「すまん…私は七歳なんだ…私も分からないことばかりだ……お前らのその…………よくわからないが膨張した肉の棒のことも分からん…
 若くして大人以上の知性を身につけた私だったが…十八禁の言いつけだけは遵守するよう親から言われていたのだ…ついでに学校にも行ってない…」
「あぁ、そうなのか!!!!!……じゃあ、お腹も空いたし、粉微塵になった飯の支度でもしようか。スメラギの為に…なぁ、神衣!!!!!」
「そうだな、弁天…(何故だろう。他人の為に何かをするのなんて生来嫌なものだったのに、全然嫌な気分にならんぞ!寧ろ意欲が湧いてくる!!!これが性欲?の正体か!!!)」
「メ…シ…?メシって、ご飯のことか…?言っておくが私は毒なんぞ効かんぞ。苦しめて殺したいのなら素手で殺すことだな!!!」
「殺す!?!?!?!?まさかそんなことするかよォォォー!!!!」
「スメラギ!貴様は俺達と対等の存在にならねばならん!!その為にはまず酒を飲み交わそうではないか!!!!」
「飲酒は父上から固く禁じられて…まあいいか!!!!!!!!」

この時、キザシ・スメラギは圧倒的な諦めを感じた!!!

「(どうせこの狂った鬼どもは私を太らせて喰らう積もりだろうな…恐らく呪力が回復してもこいつらからは逃げられまい。まさかこんな場所で死ぬことになるとは…私もまだまだ未熟だったということなのか)」

キザシ・スメラギは七年間の人生に於いて初めてブルーな気分になっていた。これから死ぬことがわかってブルーにならない人間はいない。

しかしこの鬼達はそんなに生易しい存在ではなかったのだ。






~大体百年後~






ここはフェノメノン・マウンテン頂上付近。
百年前の大戦争によって作られたクレーターは未だ健在していた。
そして……

「おい!!!!!!!!!!!乾かしてた洗濯物川に投げ捨てた奴は誰だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「うわぁ、母ちゃんが怒った!!!!」
「ヒャア逃げろォォォォォォーーーーーッ!!!!!!!!」
「貴様らかァァァァァアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

幼女は減るどころか増えていた!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スメラギを加えればその数なんと四人。
ここは幼女パラダイスだったらしい。
行き交う幼女達は、青とか赤とか人間カラーとか、カラフルと形容せざるを得ない感じとなっていた。
何故そんなにカラフルかって?察しの通りである。

「スメラギ!そんなに怒るんじゃねぇよ、幼女だろ!?!?」
「神衣…幼女だろ!?じゃねーだろ!?!?!?まさか自分の子供まで性的対象か貴様?それでも人間か!?いや!!!!!鬼か!フハハハ…」
「あぁ…すまんついな!!!」

自身も幼女でありながら、背中に寝ている人間カラーの赤ん坊を背負っているスメラギは、夫その一である神衣の馬鹿げた性欲に呆れすぎて乾いた笑いしか出なかった。
だが、その風貌、まさしくマザー。少々背が低いが。
ところが、スメラギは百年という月日を費やし嘗てのプライドの高さは大分薄れたものの、その性格の本質は余り変わってはいなかったのである。
それはともかく。
会話に青い筋肉が参加してきた。百年経ってもやはりその風貌は余り変わらない、夫その二の弁天である。

「神衣、貴様いつになったらロリコンを卒業するんだ?俺は幼女から熟女まで完全網羅したぜ。まぁ熟女はエロ本の中でしか見たことないが…
 あいや、スメラギ…お前はいつまでも俺の嫁だぞ?俺は熟女も好きというだけでロリコンを卒業したわけではないからな!」
「弁天…ロリコンは卒業するものじゃあねぇ。極めるもんだ……この糞カスがあああああああああああ!!!!!!!!」
「うるさい黙れ!!!女体の神秘は無限大なんだ!!!!年齢に関係なくなァァァァ!!!!貴様の考えを押し通したければ殺し合…」
「フハハハ!!!!!!!!!!!貴様ら、程々にしておけよ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「「…あ、はい…」」

「ったく………ふぁ」濡れた洗濯物を絞りながら欠伸をするスメラギ。
ふと、頭のデコの少し上辺りを触ってみる。最早触り慣れた感触がそこにはあった。
角。
かなり小さい角だが…未だ成長しているらしい。奴ら鬼神仙どもと違い、少し柔らかい。
そんなスメラギの顔に一瞬、陰りができる。
彼女は彼らほど脳筋ではないので、そこそこ物思いに耽ることもあるのだ。

「(思えば…あれから百年ぐらいが経過した。私は成り行きで神衣、弁天の子を孕んでいた。
 そして成り行きでなんだかそこそこ大所帯を築いてしまった。幸せなことには幸せだ。
 がッ!
 ここの瘴気を吸い過ぎた為か、はたまたここの魔物の肉を食い過ぎた為か……私の肉体は元より存在した強靭な技にさらに強靭すぎる怪力を手に入れていた。
 そうなって早くにも、あの二体の鬼神仙どもの実力はとっくに追い越していた。最早私の敵ではなくなったのだ。だというのに…私はここを出て行っていない。
 自主的に留まっているのだ。
 地上に降りて行っても、私の知っている顔は恐らく一人もいないだろうし…とか、そんなのは後付の理由だ。
 自分でも本当の理由はよくわからん)」

と…考えていると、背後から鬼達が何やら喚く声が聞こえてきた!!!!!

「お、おおお……なんだかムラムラしてきたぜスメラギ!!!!一発やろうぜェェェェェ!!!!!!!!!」
「……………」無視。
「よっしゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 無言は肯定!肯定は無言じゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「神衣いいいいいいいいいいいいいいいいいい何抜け駆けしてんだテメェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ」
「やる気か弁天貴様ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

背後から凄まじい爆声ののち爆音が聞こえてくる…本日はいつにも増して賑やかな日であった。
スメラギは苦虫を噛み潰したような顔になっていた。

「ふぅ…いや、本当はわかっているんだがな。好きじゃなきゃこんなとこに…」

「どうしたの!?お母さん!!」

ん?とスメラギが振り返るとそこには、特にやんちゃである赤肌の幼女がいた。

「そんなしみじみした顔しちゃって…年寄りババアみたい!!!
 あ、見てみて私お母さんより背が高いよ!!!!!!成長すっごい早いでしょ私!お母さんちっさああああああいね!!!!」

嘗てない、不遜なガキだった。

「……………しつけがなっていないなァァァァ~~~~~~~~!!!!!!!!!!」
「ま、待ってお母さん…ごめメギキシャッツツッツツバアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」
「毎日がサブリミナル!!!!!俺の名は自然破壊マスター市来三世!!!!!!!!!!!初代の仇を取りに来たぜええええええええええええええええええ」
「うるせええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!」
「マガッウタララッッポ!!!!!!!」
「「俺が先にヤるんじゃああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」
「黙れええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「「サブリナ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」



しかしなんだかんだで、今日もフェノメノン・マウンテンは平和なのかもしれない錯覚に陥った。






~ULTRA HAPPY END~

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