効果の概要
【儀式】
未知の言語を聞き取ったり読み取ることができる。
未知の言語を聞き取ったり読み取ることができる。
評価/使用法
- 敵対種族の会話を盗み聞きしたり、古代の壁画の文字を読むことができる。
ルール/裁定
- あくまで「言語」を理解できる呪文なので「暗号」や「記号」の意味を解読できるわけではない。例えば、イリューソイ・スクリプトや、盗賊の符牒などは解読できない。
この呪文を覚えるキャラクター
その他
- 「言語」と「記号」と「暗号」の違いは明確ではない。例えば、人口が少なくなって、もう10人しか話し手がいない少数民族の言葉は「言語」と言っていいのだろうか。それが言語なら、10人の兵士が仲間うちで取り決めた隠語やサインも「言語」ではないか?流行りの若者言葉や、難しい専門用語などは「言語」なのか「暗号」なのか?数学の演算記号や、地図記号はどうか?それらが「記号」なら、「山」や「川」などの象形文字も記号なのか?……などと考えていくと、もはやD&Dのルールではなく、意味論や記号論など、言語学の分野になってくる。あくまでゲームと割り切って、深く考えるのはやめよう。理屈っぽい議論をはじめてゲームの進行を妨害しないように。迷ったらDMの主観に従うこと。
- どういう仕組みで言語を解読しているのか、プレイ・グループ間で色々想像を膨らませてみよう。
- たとえば、この呪文を唱えると、知恵を司る神 (オグマなど)の元に原文が送信されるのかもしれない。彼は受け取った文章を翻訳して、術者に返信してくれるのだ。
- もしくは、どこかの次元界に、あらゆる言語が記されたアカシック・レコードのような辞書があって、コンプリヘンド・ランゲージズは、その"辞書"にアクセスしているのかもしれない。その場合、知識の領域のクレリックや、知の学派のバードが、その"辞書”を一目見たいと異次元に旅立つ、というシナリオが作れる。
- あるいは、「D&D世界で文字を書くと、その文字に書き手の思考や考えが宿る。コンプリヘンド・ランゲージズを使うと、その残留思念を読み取ることができるので、文章の意味が分かる」という設定はどうだろうか。暗号が読み取れない理由は、書き手の「文字の意味を隠したい」という思念が、元々の思念を塗りつぶしてしまい、コンプリヘンド・ランゲージズでは読み取れないのだ、とでもしておけばよい。この設定を使う場合、恋文に込められた淡い恋心や、ダイイング・メッセージに込められた憎しみを読み取って、PCがより感情移入できるようになるかもしれない。デーモンが書いた奈落文字から、人智を超えた忌まわしい思考に触れてしまい、PCが 一時的狂気に陥ってしまう、というホラー演出にも使えるだろう。