場面は移り変わり、必府図書館前。
D・F『マア、正直アンナ「覚悟」ノ「カ」ノ字モ分カラナイヨウナ 小娘ガ今マデワタシヲ テコズラセテ悩ミノ種ダッタ
JOJOタチヲ倒セルナドト イウコトハ コレッポッチモ 期待シテイナイノダガナ…………。
別ニ、断ジテJOJOタチノ肩ヲ持ツ、トイウワケデハナイガ……………………。』
JOJOタチヲ倒セルナドト イウコトハ コレッポッチモ 期待シテイナイノダガナ…………。
別ニ、断ジテJOJOタチノ肩ヲ持ツ、トイウワケデハナイガ……………………。』
D・F『マアイイ、アノ小娘ガヤラレテモ、既ニ最強ノすたんど使イハ 射抜イテ生ミ出シテアルッ!』
雷鳥「へえ、それ、私のこと?」
D・F『ハッ!』
『ディープ・フォレスト』の背後には雷鳥の姿があった。
雷鳥「お久しぶりね、『ディープ・フォレスト』。いつぶりだったかしら?」ド ド ド
バッ!
D・F『チッ……!雷鳥……!コイツノ『てぃあーず・おぶ・まぐだれーな』ハ厄介ダカラナ……。
イッタン、距離ヲオカセテモラウゾ……。』
イッタン、距離ヲオカセテモラウゾ……。』
雷鳥「無駄よ、『ディープ・フォレスト』。あなたが何かをする前に…………。』
グワバッ!ズビシイ
雷鳥の体から剥離した『ティアーズ・オブ・マグダレーナ』が身を翻す。
ドオォォ―――ン!
瞬間、世界の色彩が反転した。
ド ド ド ド
雷鳥「『未来』は予知する。」
ド ド ド ド
雷鳥「どれ……。あなたの『未来』は……」
雷鳥「!!」
雷鳥「……こ…………これは……!」
ド ド ド ド
少女「……………………ひっ。」
JOJO「どうした?顔が引きつってるぜ、お嬢ちゃん。」
ゴ ゴ ゴ ゴ
一方こちらは必府図書館内。
少女「…………。」グッ
少女「そんなこけおどしは、通用しない。こ、これから、殺されるというのなら、決してっ、命乞いはしない。」
ド ド ド
JOJO「殊勝な心がけだぜッ!じゃあ遠慮なく……。」
JOJO「行くぜオラア!」
HW『FIREEEEEEEE―――ッ!』
HW『FIREEEEEEEE―――ッ!』
JOJO「『死ね』。」
ゴオオオオ―――――ッ
少女(いっ、いやだ、死にたくない!こんなところで―――!)
- ・ ・ ・ ・ ・
ド ド ド ド ド ド
少女「…………?」
JOJO「……やはりな。」ニヤリ
少女「え……あッ!」
JOJO「ビビったな?普通の女の子みたいによォー……。さっきあんなこと言ってた奴が、
こんな風に目をビチッと閉じてビビったりするもんか?」
JOJO「ビビったな?普通の女の子みたいによォー……。さっきあんなこと言ってた奴が、
こんな風に目をビチッと閉じてビビったりするもんか?」
少女「…………。」
JOJO「正直に言うと、最初から、おめーが強がりを言ってるのは分かっていた。
「他人は自分の下で蠢く運命にある」?そんなオソロシー信念を持ってるやつが、
普通に図書館で本を読んでるわけがない。違うか?」
少女「うっ……。」
「他人は自分の下で蠢く運命にある」?そんなオソロシー信念を持ってるやつが、
普通に図書館で本を読んでるわけがない。違うか?」
少女「うっ……。」
JOJO「おおかた、『ディープ・フォレスト』に何か吹き込まれていいように扱われたんだろうが……。」
JOJO「不遜な信念は、お前の本来の目的を隠すためのミノ……といったところか?」
少女「!!!」
少女「!!!」
JOJO「どうやら図星のようだな……。俺の名前は川端 靖成。JOJOって呼んでくれ。
おめーの目的が真っ当なモンならよォ――ッ、手伝ってやらねえこともねーぜ。」
おめーの目的が真っ当なモンならよォ――ッ、手伝ってやらねえこともねーぜ。」
少女「あっ、うっ、私っ……私は……。」
D・F『口車ニ乗セラレテハダメダゾ。』
亜希「『ディープ・フォレスト』!」
萌「え、あいつがですか?」
萌「え、あいつがですか?」
D・F『ヤハリ ワタシノ予想ドオリ、負ケテシマッタヨウダナ。マアイイ。
既ニコノ街ニハ 「最強ノすたんど使イ」ヲ 生ミ出シテアル。キサマラニ 勝ツコトハ デキナイ。』
JOJO「な、なんの話をしているんだ……?」
既ニコノ街ニハ 「最強ノすたんど使イ」ヲ 生ミ出シテアル。キサマラニ 勝ツコトハ デキナイ。』
JOJO「な、なんの話をしているんだ……?」
D・F『オット、ソロソロ「来ル」コロダナ……。サラバダ。ワタシモ 忙シイノデネ。』
JOJO「あっ、待て!」
JOJO「あっ、待て!」
ド ド ド ド
アクター「『ディープ・フォレスト』、何しにきたんだ……?」
タッ タッ
雷鳥「……あなたたち、そこで何をしているの?」
女性が、『ディープ・フォレスト』を追うようにして現れた。
女性は腹に赤い染みをいくつか作っており、口から血が垂れているが、それでも侮れない「気迫」があった。
女性は腹に赤い染みをいくつか作っており、口から血が垂れているが、それでも侮れない「気迫」があった。
JOJO「うっ、また来たぞ……!あいつが『ディープ・フォレスト』の言っていた『最強のスタンド使い』か……?」
ド ド ド ド ド ド
雷鳥「カズハちゃん、大丈夫?」
ド ド ド ド
カズハ「うっ……雷鳥さん………………。」
雷鳥「大丈夫。あなたは見てるだけでいいから……。」
雷鳥「大丈夫。あなたは見てるだけでいいから……。」
タタッ
雷鳥はカズハと呼ばれた少女に駆け寄り、それからJOJOたちの方を見る。
四人「…………。」
雷鳥「やはり、『ディープ・フォレスト』の言ったとおりみたいね。彼の思惑通りに動くのはシャクだけれど…………」
雷鳥「やはり、『ディープ・フォレスト』の言ったとおりみたいね。彼の思惑通りに動くのはシャクだけれど…………」
ズオン
雷鳥の傍らに『ティアーズ・オブ・マグダレーナ』が現れる。
雷鳥「そうは言ってられないようね。ここを去る為には、彼らを倒す必要がありそう。」 ゴ ゴ ゴ
アクター「てめェ―、一体ナニモンだ?今『ディープ・フォレスト』っつったか!?おいッ!」ズイ
雷鳥「……さあ?聞きたければ…………」
ズン
雷鳥「私を倒してから、ね?」
アクター「てめえ~~~~ッ!ナメやがってッ!俺の事をナメる奴ァゆるさねえぞッ!女でもよオ――ッ!」ゴオッ
アクター「てめえ~~~~ッ!ナメやがってッ!俺の事をナメる奴ァゆるさねえぞッ!女でもよオ――ッ!」ゴオッ
ド ド ド ド
雷鳥「フフ、血の気が多いのね……。」オオオオオ――――ッ
JOJO「やめろアクターッ!そいつ、何かマズイ!」
オオオオオ―――
雷鳥「フッフッフッ、もう遅いわ。あなたが向かった時点で『運命』は『確定』しているッ!」
JOJO「!?」
JOJO「!?」
TOM『『ティアーズ・オブ・マグダレーナ』ッ!』ドオオオ―――ン
『ティアーズ・オブ・マグダレーナ』が腕を振った瞬間、世界の色彩が反転する。
TOM『私の能力、『一分先までの『人』の未来を見る』……。そして『未来』は私が『予知』した時点で『確定』する。
たとえば相手が動いていない状態で『未来』を見ても、もしかしたら攻撃してこないかもしれない。
でも、攻撃が始まった時点で『未来』を見れば、十中八九『攻撃する未来』しか現れない…………。』
たとえば相手が動いていない状態で『未来』を見ても、もしかしたら攻撃してこないかもしれない。
でも、攻撃が始まった時点で『未来』を見れば、十中八九『攻撃する未来』しか現れない…………。』
ド ド ド ド
クッ クアッ スオオオオ
アクターの体がスローモーションで動く。
ド ド ド ド
『ブラック・アイズ・ピース』が本体の怒りに呼応して、その煙の量を増やす。
ゴ ゴ ゴ ゴ
オオオオオ
そして拳を振りかざす。
一瞬遅れて、亜希が『グラットニー』を発現し、アクターの援護に回る動きをする。
ド ド ド ド ド
雷鳥「無駄、無駄、無駄、無駄。」
続いて、萌が腕をかざす。腕の軌跡を埋め尽くすように『チェリー・ボム』が生まれる。
ド ド ド ド
さて、あの金髪の少年は――そう思い、JOJOを見て雷鳥は戦慄した。
HW『F I R E E E E』ド ゴ ゴ ゴ
スローモーションながら、図書館の地面を抉って武器を作っている『ヒートウェイヴ』の姿がそこにあった。
おおかた、それを自分に投げてくるだろう、ということが雷鳥は経験で分かった。
おおかた、それを自分に投げてくるだろう、ということが雷鳥は経験で分かった。
雷鳥「馬鹿な……!確かにあのとき「リーゼントの少年が攻撃してくる未来」を作るように誘導したッ!
そうなれば……小さな落石が雪崩になるみたいに、全員が攻撃してくる……はずだったのにッ!?」
そうなれば……小さな落石が雪崩になるみたいに、全員が攻撃してくる……はずだったのにッ!?」
そのとき、雷鳥の脳内に一瞬前の光景がフラッシュバックした。
《 雷鳥「フッフッフッ、もう遅いわ。あなたが向かった時点で『運命』は『確定』しているッ!」 》
《 JOJO「!?」 》
《 JOJO「!?」 》
雷鳥「あのとき……!私の一言で危険を察知して、近づかない攻撃を選んだというの!?」
雷鳥「ちっ……。『予知』はここまでよ。」
ドオオオ―――ン
雷鳥(ここでこの3人をKOしようとすると、どうしてもあの金髪の子の攻撃を受けなくてはならなくなる……。
それはちょっとキツイわ…………。ここは回避に専念するしかない……。)
それはちょっとキツイわ…………。ここは回避に専念するしかない……。)
JOJOが「飛び道具」という手段を選んだのも、雷鳥にとっては最悪だった。
雷鳥の『ティアーズ・オブ・マグダレーナ』は「『人』の『未来』を読む」能力である。
しかも『見た未来』は雷鳥自身にしか変えられない為、対人戦においてはこの上ないほどに強力だが、
同時に「銃」などの武器を使われると、「未来」が分からない分いくらか不利になる。
雷鳥の『ティアーズ・オブ・マグダレーナ』は「『人』の『未来』を読む」能力である。
しかも『見た未来』は雷鳥自身にしか変えられない為、対人戦においてはこの上ないほどに強力だが、
同時に「銃」などの武器を使われると、「未来」が分からない分いくらか不利になる。
JOJOがそこまで予想できていたわけではないが、それでも雷鳥がJOJOを警戒するには十分だった。
雷鳥(やはり、この子が『ディープ・フォレスト』の言っていた注意人物……!)
いや、雷鳥は既に勝負が始まった時からJOJOのことを警戒していた。
時間は少々遡る。
ド ド ド ド
雷鳥を除く世界の全ての色彩が反転した、『予知の世界』。
ここでは雷鳥を含めた万物の動きは停止し、『未来の映像』のみが新たに映される。
ここでは雷鳥を含めた万物の動きは停止し、『未来の映像』のみが新たに映される。
雷鳥「……こ…………これは……!」
いわば『自分だけの世界』とも言える空間で、雷鳥は驚愕した。
雷鳥「『ディープ・フォレスト』の『未来』が……『見えない』ッ!?」
D・F『ン?ドウシタネ?』
色彩が反転した世界で、『ディープ・フォレスト』は全く動じた様子がなかった。
ド ド ド ド
D・F『ン?オッ?ナンダ、コノ世界。雷鳥、君ノ能力カ!君ハコウイウ世界ヲ見テイタノカ……。』キョロ キョロ
雷鳥「な、何故、『ディープ・フォレスト』、何故あなたがこの『予知の世界』に入門できているッ!?」
ド ド ド ド
D・F『クク……。理解シタゾ、我ガ『本体』。
ソウダナ……私ハ今、『運命』自身ノすたんどダッタナ。』
雷鳥「何を言って……?」
ソウダナ……私ハ今、『運命』自身ノすたんどダッタナ。』
雷鳥「何を言って……?」
D・F『ワタシノ本体ハ『矢』ダ。イワバ ワタシハ今『運命』ト一体ダ。
ソノワタシニ対シテ『未来ノ運命ヲ 確定スル』ダト?』
ソノワタシニ対シテ『未来ノ運命ヲ 確定スル』ダト?』
ド ド ド ド
D・F『フッククククッ……!チャンチャラオカシイゾ雷鳥!
「釈迦ニ説法」トハマサニコノコトッ!キサマ 数学教師ニ対シテ
自慢ゲニ方程式ヲ 回答スル受験生ヨリモ 滑稽ダゾッ!』
雷鳥「うっ……。く、『予知』は終わる。」
「釈迦ニ説法」トハマサニコノコトッ!キサマ 数学教師ニ対シテ
自慢ゲニ方程式ヲ 回答スル受験生ヨリモ 滑稽ダゾッ!』
雷鳥「うっ……。く、『予知』は終わる。」
ドオオオ―――ン
色彩が通常に戻る。
D・F『ソシテ、「予知」ガデキナイカラコソ、分カラナイ コトガラモ生マレル……。』
ド ド ド
ズッラアアアアア
『ディープ・フォレスト』の手に何本ものナイフが現れる。
D・F『コンナコトモアロウカト、手軽ニ手ニ入ル「ないふ」程度ナラ常ニ携行シテイルノダ……。腕ノ中ニナ。ソシテッ!』
雷鳥「マズイ……わ…………。これは……。こいつ……なんて恐ろしいことを思いつくの……!」
雷鳥「マズイ……わ…………。これは……。こいつ……なんて恐ろしいことを思いつくの……!」
バッ!
D・F『モウ遅イッ!雷鳥!キサマハ『ちぇす』ヤ『将棋』デイウ『ちぇっく・めいと』ニハマッタノダッ!』
ドザアザザア―――ッ!
TOM『遅いッ!』バガガア!
多数のナイフが雷鳥を襲う。しかし、所詮『ディープ・フォレスト』のパワーで投げられたナイフなら、
弾くことは容易だ、と言わんばかりにラッシュでナイフを弾き…………
弾くことは容易だ、と言わんばかりにラッシュでナイフを弾き…………
ガシッ
TOM『お返しよッ!』ドシュッ
『ディープ・フォレスト』に投げ返す。狙いは腕にある『矢』だ。
……が、
雷鳥「が……ふッ……!?」
全て弾ききったはずのナイフの内の数本が、雷鳥の腹部に突き刺さっていた。
雷鳥(く……そうか……ッ……。『ディープ・フォレスト』の、能力……か…………。
『埋め込み』、『隠す』能力……。油断…………していた…………。)
『埋め込み』、『隠す』能力……。油断…………していた…………。)
ガク
思わず膝を突く。
カィン!
そして投げたナイフもあえなく弾かれる。
D・F『クク、イイザマダゾ 雷鳥。アア、ソウソウ、キサマノ オ目当テ……。
「樋口 和巴」ダッタカ?ソイツナラ コノ「図書館」ニイルゾ。偶然カ、『運命』カ……。
クックックッ、ソノ怪我ヲ ナントカスル前ニ、彼女ノモトヘ イッテヤッタ方ガイイト思ウゾ、ワタシハナ。』
「樋口 和巴」ダッタカ?ソイツナラ コノ「図書館」ニイルゾ。偶然カ、『運命』カ……。
クックックッ、ソノ怪我ヲ ナントカスル前ニ、彼女ノモトヘ イッテヤッタ方ガイイト思ウゾ、ワタシハナ。』
ピタ
D・F『ソウソウ、「JOJO」トイウ男ニ気ヲツケロ。ワタシノ「本体」ハ奴ニ敗北シタ。』
スウウ
雷鳥「あ、待てッ!……ぐっ、これは結構深い……。」
ド ド ド ド ド ――――――!
雷鳥(あのスタンドのフォームから、床の破片の向かってくる場所は読めている……!)ス
ススウウウ――
HW『FIREッ!』ゴオッ
雷鳥(やはり…………。)
ゴオオオオ!
雷鳥「!?」
オオオオ
雷鳥「ま、まずい!投擲物の「はば」がッ!」
雷鳥に投げられた床の破片は、『ヒートウェイヴ』の能力によって横長に拡張されていた。
これが意味することはつまり、雷鳥の避けた「はば」では避けきれないということだ。
これが意味することはつまり、雷鳥の避けた「はば」では避けきれないということだ。
JOJO「 」ニヤリ
雷鳥「!」
雷鳥「!」
雷鳥(まさか、この子ここまで計算して……!これは、『ディープ・フォレスト』の言うとおりだわ……。)ガイン!
『ティアーズ・オブ・マグダレーナ』が拳で投擲物を弾く。
ザクッ
床の破片は天井に浅く突き刺さった。
ゴッシャア!
そのとき、雷鳥の後方で何かがぶつかる音が聞こえた。
亜希「えッ!?えッ!?」
アクター「なん…………だとオオオ―――ッ!体がッ勝手にッ!」
アクター「なん…………だとオオオ―――ッ!体がッ勝手にッ!」
雷鳥「『ティアーズ・オブ・マグダレーナ』……。私の体が移動しようと、あなたたちの『運命』は変わらない。」
ド ド ド
萌「あッ!見て!お姉さま!あいつあっちにいますよ!」
雷鳥「まあ、もっとも、私が「移動する」という行動の結果、
彼らの行動が変わってしまったら、『運命』は消えてしまうけどね。」
雷鳥「まあ、もっとも、私が「移動する」という行動の結果、
彼らの行動が変わってしまったら、『運命』は消えてしまうけどね。」
TOM『ハァッ!』バギイ!
アクター「うぐッ!?」
亜希「かっはッ……!」 ドッギュウウウ―――ッ
亜希「かっはッ……!」 ドッギュウウウ―――ッ
バギャア!
『ティアーズ・オブ・マグダレーナ』が倒れこんでいる二人を蹴り飛ばす。
アクター「うぐ……。」
亜希「く……。」
亜希「く……。」
萌「お、お姉さまッ!(と、ついでにアクター!)」
萌「……『チェリー・ボム』ッ!」ズラアアアアッ
雷鳥「へえ……。怒りに任せて攻撃せず、私とあの女の子たちとの間に『防壁』を作るあたり、冷静ね。」
萌「ハラワタは煮えくり返ってるがな……!このアマッ!腹ん中で起爆させて大腸ブチまけさせてやるッ!」
萌「ハラワタは煮えくり返ってるがな……!このアマッ!腹ん中で起爆させて大腸ブチまけさせてやるッ!」
ド ド ド ド
萌「くらえ!」バアアッ
萌が腕を振ると同時に、雷鳥めがけ『チェリー・ボム』の弾幕が現れる。
しかし、雷鳥はそれを目にしてもまったくうろたえない。
ドオオ―――ン
世界の色彩が反転する。
ド ド ド ド
雷鳥「既にその行動は『予知』済み……。対抗策は練ってある……。」
バギ!メリメリ
『ティアーズ・オブ・マグダレーナ』が床をはがす。
ドシュ!
そしてそれを投げつけると……
ボン!ボボン!ボッグアアン!
一つが爆発し、その衝撃で他の爆弾が誘爆した。
萌「なッ!?」
雷鳥「予知通り……。」
雷鳥「予知通り……。」
TOM『フンッ!』ゴオ!
萌「ッ!きゃあッ!」ドガア!
ド ギュウ―――ッ
ドバガア!
ド ド ド ド
萌「きゅう……。」
JOJO「め、萌ッ!」
ド ド ド ド
雷鳥「次は…………」
ヌゥ
ビシ
TOM『お前だ。』
To Be Continued...
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