イェスルキオン協定(IF)

イェスルキオン協定は、共立公暦680年、ロフィルナ圏並びに南サニス連合王国の君主位継承に関わる協定。
当初はクラン王太子にのみ継承権が付与されていたが、983年、リティーア公女の生誕を受け、改正に至った。

概要

両国が同君連合化することを防ぎつつも不慮の事態に備え、ロフィルナ、南サニス双方の上層が互いの統治システムについて一定の理解を持つために作られた協定である。
王位継承法の他に、アリウス、ウォルツァスカイユ双方が互いの国の一部を統治し、双方の国に理解を示すための協定になっている。

内容

継承法

ウォルツァスカイユ、アリウスのうち、先に崩御した方の君主位をリティーアが、後に崩御した方の君主位をクランが引き継ぐ。

称号

アリウスは南サニス連合王国の女王を名乗る権利を持ち、南サニス連合王国の機密へのアクセス権を持つ。
ウォルツァスカイユはロフィルナ連邦共同体の大公を名乗る権利を持ち、同加盟国の機密へのアクセス権を持つ。
継承者の称号である王太子(南サニス)、大公世子(ロフィルナ)はリティーア、クランの双方が名乗る権利を持つ。

領地交換

アリストーレ並びにサンリクト

信託統治領アリストーレ大公国(南沙西側半島部)をアリストーレ公としてアリウスが、サンリクト公国をウォルツァスカイユがサンリクト公として統治する。

ラカンティオン並びにユリーベル

ユリーベルとラカンティオンはリティーア、クランが10年交代で統治する。

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条約
最終更新:2023年05月06日 13:14