国の標語:国民よ、イェスカとなれ |
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基本情報 |
主な言語 |
リパライン語 ショクレー語 ロフィルナ語 |
首都 |
公都イェストール |
最大の都市 |
同上 |
政府 |
大公統府 |
国家元首の称号 |
アリストーレ公 |
国家元首の名前 |
アリウス・ヴィ・レミソルト |
行政長官の称号 |
首相 |
行政長官の名前 |
アレス・カルンジャ
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建国 |
共立公暦700年8月19日 |
主な宗教 |
リパラオネ教 |
通貨 |
南サニス・レジュ |
総人口 |
約2500万人 |
信託統治領アリストーレ大公国は、共立世界とは異なるディメンジョン(悠里世界)に存在する。
惑星アレークウィにおいて栄える
南サニス連合王国(南沙)の構成主体の一つ。共立公暦680年.イェスルキオン協定に基づき成立した。
南サニス国王たる
ターフ・ヴィール・ウォルツァスカイユの承認のもと、
アリウス・レミソルトが統治者としての責任を担う。
歴史
共立公暦650年代、共立世界は
ホートシェート文明圏との接触に伴う、新たな脅威を前に紛然としていた。
クラック危機以来、再びの転換期を迎えた一部の大国はホートシェートに対して情報公開するよう迫り、安全保障を巡る双方の神経戦が続いたのである。その小競り合いは同655年.
ナルヴァール協定の締結をもって一旦は収束する流れとなったが、
ロフィルナ王国は軍拡の手を緩めず、冷戦の火種が燻り続けていた。そんな中、同657年。
楼連大公たる
アリウス・レミソルトは突如、自らの婚約者を募集する意向を表明。これに南沙のウォルツァスカイユが応じたことで両国の関係は予測不能の道程を辿ったのだという。南沙政府とともにホートシェートの統治を担うユエスレオネ政府は、この動きを影響力向上の機会と捉え、ウォルツァスカイユの身柄を拘束するなど様々な政治工作をもってロフィルナ側の出方を伺った。同660年。
コックス大宰相が強硬な態度を貫く中、アリウスの目論見通りに動き始めた
フリートン大統領の仲裁によって貿易協定が成立。ユエスレオネ企業が
ロフィルナ連邦圏において一定の経済的プレゼンスを高める一方、ロフィルナ側もホートシェートを含む悠里世界に対して新市場を切り開き、両国関係は一気に友好へと傾いたのである。その結果、同675年。アリウス・ウォルツァスカイユ両名の挙式が実行され、同680年に
イェスルキオン協定の締結を迎えた。両者の間で取り交わされた約束は、同700年.
信託統治領アリストーレ大公国の建国をもって完全に履行された。
国民
ディリーフ人が6割、xelkenを含むリパラオネ人が3割、その他ロフィルナ系などが約1割とされている。
文化
概ねディリーフ文化であるが移民コミュニティの規模も大きく、混合的な文化が展開されている。
ロフィルナ圏移民の影響か、年1で国会のレプリカを打ち上げる祭りがある。
政治
南サニスの伝統に従い、アリウス大公による絶対君主制を採る。形式としては、アリウス自身によって任命された公国首相が行政権を、国民の直接選挙によって構成される公国議会が立法審議権を担い、同じく任命された司法長官が裁判権を持つ。擬似的な三権分立体制を採るものの、実質的にはアリウス→行政→司法→立法のピラミッド構造となっており、国民の感情に寄り添いながらもアリウス大公が全ての決定権を行使できる体制となった。理由としては、かねてからこの地に根付いている王政の伝統を尊重する必要があるためで、アリウス自身は極めて穏健な統治を心がけていること。また、民主主義を是とするユエスレオネ連邦との関係を冷え込ませないための工夫を必要としたからである。実際にアリストーレの統治は極めて保守的な福祉政策を採用し、奏上された下々の助言に対して、アリウス大公自らが承認の可否(場合によっては修正)を決する構造となった。しかし、南沙本国との関係を最も重視することから、内外政策に関してはウォルツァスカイユの意向を汲み取った上で履行している。対外的には名実ともに国民の信託を受けた独裁制であると説明された。
国際関係
軍事
独自に常設されるアリストーレ公国軍は、陸.海.空の三軍から成り立つ。
ウェールフープを主軸とする最新の部隊編成を採っており、その力は共立世界の宇宙軍にも引けを取らない。
また、地域支援のために駐留する本国王室軍を始め、
サニス条約機構軍、
共立機構国際平和維持軍が駐在している。
国軍自体は比較的小規模であり、本国や周辺国との関係性に影響が及ばない程度の刷新を続けた。
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最終更新:2024年03月22日 20:12