| 生年月日 |
西暦1999年11月3日 (地球年) |
| 年齢 |
27歳 共立公暦1000年時点. |
| 出生地 |
日本国大坂府大坂市 (転移前) |
| 人種 |
黄色人種 |
| 所属組織 |
なし(フリーのバウンティハンター) |
| 最終階級 |
なし(元傭兵) |
| 異名 |
毒牙の狩人 ショットガン・ドラゴン |
概要
竜崎真は、依頼を受けて懸賞の掛かった相手を捕らえ、報奨を受け取る稼業の男である。
地球での暮らしを
事象災害で断たれた転移者の一人であり、現在は
共立世界の
アケノミヤ学区の周辺を活動の起点に置いている。
自己紹介
竜崎真だ、真の字は「しん」と読んでくれ。用があるなら要点から言え、俺の時間は依頼主の払う金と同じ速さで減っていく。……仕事の中身は単純だぜ。逃げた相手を見つけて連れ戻す、生死の指定があるなら書面に書き込んでおけ。前金は半分、期日が延びた分の追加請求はしない主義でな。そのぶん途中で条件を増やすのもやめてくれ、後から人数が増える依頼が一番ややこしい。連絡は宿の帳場へ紙を置いてくれればいい、伝令を挟むと話が三割ほど盛られて届くんだ。歩く距離の長い仕事は歓迎する、座って待つだけの護衛は、どうにも退屈でな。……昔の話?やめておけ。俺の過去に金は掛かってない、掛かってるのは今追ってる奴の首だ。ああ、あんたが聞きたいのは、たぶん別の名前の話だろ。悪いな、そっちの帳簿は閉じてある。読みたければ本人に頼め。身の安泰は保障しないけどな。
来歴
竜崎真の来歴は、高校の卒業を控えた時期に街ごと巻き込まれた
事象災害から動き出す。運ばれた先は
ロフィルナ王国の荒野で、同じ街から移った者たちとは離れた地点へ降りている。水と食料の当てを探して宿場を渡る日々が続いたのち、武器の扱いを覚える手立てとして、報酬で戦列へ加わる私兵の一団へ身を寄せた。契約ごとに戦場を移る暮らしの中で、荒野の地形の読み方と弾薬の勘定を身につけていった。共立公暦993年、団との契約が切れた区切りで離脱し、懸賞の掛かる相手を単独で追う働き方へ移った。同996年、追跡の途中で足を運んだ
アケノミヤ学区で
かつての恋人と再会したものの、
学園序列の上で置かれた立場の隔たりが残り、双方が距離を取る形で別れている。同998年、相手が代表理事の任期を終えた頃に再び顔を合わせたが、竜崎の側の過剰な気遣いが反発を招き、疎遠の状態へ戻った。以後は依頼の選別を自分の手に置き、単独で受ける形を続けている。
人物
口数を絞った受け答えが竜崎真の平時の姿で、要件が片付いた時点で会話を切り上げる。相手の物言いが芝居がかるほど返す言葉は乾き、皮肉を一言だけ置いて席を立つ。依頼主との交渉では危険と報酬の釣り合いを紙の上で詰め、条件が噛み合った瞬間に署名へ移る。引き受けた頼みは損が出た場合も終わりまで運ぶため、周りは竜崎の線引きを結果の側から知ることになる。人混みを避ける習いがあり、酒場へは聞き込みの用向きだけで立ち寄る。感覚の鋭さが休息の時間帯でも働き続けるため、静かな部屋と乾いた空気が眠るための条件になっている。恋愛の話題では相槌だけを返す構えを取るものの、
カエデ・シノノメの名が挙がった瞬間だけ、指先が銃の手入れへ逃げる。相手の実力を認める言葉は当人が席を外した場で漏れ、面と向かった場面では天気の話へ折り返す。感情を表へ出す機会が少ないまま用件だけを運ぶので、誤解を抱えたまま関係が途切れる相手も多い。
戦闘能力
竜崎真が戦い方の土台へ置くのは、自身の手で改造を重ねたショットガン「6式レイトフィー」である。散弾を基本の装填に据えつつ、機械仕掛けの相手へは電磁パルス弾を送り込む。厚い遮蔽の向こうを抜く場面では貫通を重んじたスラッグ弾へ替え、燃焼を狙う焼夷弾も同じ弾倉の順番へ組み込んでいる。銃身の下部には刃が据えられており、弾が尽きた間合いで獲物を止める手段になる。改造の狙いは荒野で生き残る一点へ絞られ、荒い外見の内側で引き金の落ちる位置まで詰められている。転移者としての固有アビリティである強化感覚(ハンターズ・インスティンクト)が、竜崎の戦い方の骨格を決めている。音の拾い方と匂いの追い方が人の身体の目安を大きく上回り、血の気配や風向きの変化まで肌で捉える。暗い路地でも霧の立つ朝でも相手の居場所を絞り込めるため、明るさの条件が変わっても命中の精度が保たれる。動体視力の伸びによって相手の動作の先が読め、引き金を落とす頃合いを掴める。追跡では足跡の深さと残り香を繋ぎ、隠れ場所を一つずつ潰して相手を袋の底へ追い込む。
交戦の組み立ては、初手で優位を取る形へ寄る。物陰の位置を数えたのち、逃げ道の本数を確かめたうえで最も近い遮蔽まで詰め、一撃で決着へ持ち込む距離を測る。散弾の広がりで複数の相手をまとめて足を止め、機械の敵は電磁の一発で沈黙させる。弾薬が尽きた局面では刃を振るい、銃身を棍棒の代わりに握る荒い格闘へ移る。罠を先に敷いて相手の進路を潰す手も好み、追う側の有利を最後まで握り続ける。戦法の効く範囲は条件で決まる。有効射程が中近距離へ収まるため、遠方から狙う相手には遮蔽を伝って距離を詰める工程が要る。感覚の強化は集中を食う働きで、長い時間の連続使用の後は反応の立ち上がりが緩む。疲労が溜まった状態では読みの精度が落ち、判断の取り違えが起こる。単独で動く形を選んでいるので、囲まれた状況では逃走路の確保が最初の課題になる。
語録
「前金は先に半分もらう主義だ、後払いを勧めてくる相手は、たいてい話の途中で宿から消える」
「足跡が消えたと騒ぐ前に、風の向きと地面の乾き具合を確かめてみろ、答えはそっちに残っている」
「宿を選ぶなら風の下手は避けろ、匂いの流れる場所で寝た朝は、頭の中身が半分しか起きてこない」
「傷の縫い方は自分で覚えた、医者の順番を待つ時間のほうが、この稼業では命に響く」
「賞金の額が上がるのは、逃げる側が知恵を付けた証拠だ、こっちは腕の上げ方を教わったと思っている」
「酒場に情報が集まるのは認める、ただし、俺の耳には人の声が積み上がるから、長居のほうは勘弁してくれ」
「獲物を仕留める一瞬より、道筋を組んでいる時間のほうが長い、稼業の中身はそっちの側にある」
「昔の話を聞きたいなら、先に俺の首へ賞金を掛けてくれ、そうしたら自分で自分を追い詰めて、縄まで自前で用意して、あんたの前へ座ってやる」
エピソード
- 転移した直後、竜崎真は同じ街から運ばれた者の名を書き写した紙を懐へ入れ、荒野の宿場を順に訪ね歩いた。三つ目の宿場で紙が雨に溶けて字が流れ、以後は聞き込みだけを頼りに歩いた末、荷馬車の護衛の口が先に見つかった。
- 依頼書に描かれた顔と捕らえた相手の顔が食い違い、竜崎は港の役所へ相手を突き返した。手数料は取り損じたものの、依頼書を出した側の帳簿へ疑いが向き、後日には発行者自身へ懸賞が掛かった。
- 霧の立つ朝、匂いだけを頼りに倉庫の隠れ場所を当てたところ、中で見つかったのは塩漬け肉の樽だった。空振りを詫びる代わりに樽を一つ買い取り、その日から干し肉が装備袋の常備品へ加わっている。
- 高額の懸賞が掛かった相手との撃ち合いで肋と腕を痛め、路地の壁際で意識が途切れた。目を開けた先は保安隊の詰所で、担架を運んだ隊の名を聞いた後、竜崎は礼状の代わりに寄付の受領証だけを置いて宿へ戻った。
- 銃身の下の刃を研ぎ直す夜、宿の主人から砥石を借りて切れ味を古い看板で試した。翌朝には看板が新しい板へ替わっており、材木の代金が宿代へ上乗せされていた。
- 追跡の途中で民家の屋根を踏み抜き、回収した報奨の半分を修理へ充てた。工事を終えた家の主から礼として干し草の寝床を勧められ、その夜は屋根裏で眠っている。
- 射程の外から狙う相手へ挑んだ折、正面の通りを捨てて下水道を伝い、床板を破って真下から間合いへ入った。相手は撃ち返す機会を失い、竜崎は泥のまま報奨の受け取り窓口へ並んだ。
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最終更新:2026年08月05日 00:45