桜仙飯店からの帰路
本丸への帰路
食事を終えた貴方達は、安祭と共に本丸への帰路を歩んでいます。
安祭はテイクアウトの肉まんの袋を抱え、足取り軽く上機嫌です。
のどかな並木道を歩んでいた貴方達ですが…聞き耳をどうぞ。
分岐・聞き耳に成功
穏やかな並木道を歩んでいた貴方達は、その気配に気づきます。
身構えた瞬間、木々の合間から何かが倒れ込んできました。
聞き耳に成功していた貴方達は、その倒れ込む者を無意識に受け止めます。
倒れてきた者…それは蜂須賀虎徹でした。
素肌に黒い外套のような衣を纏った彼は、貴方達の腕の中で真っ青な顔をしたまま震えています。
事態を飲み込めないままの貴方達に、彼はこう告げました。
…たべ、ないで…たすけ…うら、し…ま…
そして、彼は意識を失いました。
分岐・聞き耳に失敗
木々の合間から、突如何かが倒れてきました。
突然の事に反応できなかった貴方達の前に、どさりとそれは倒れ込みます。
大地に広がる黒い布、その合間からこぼれる長い髪と四肢。
それは…蜂須賀虎徹でした。
素肌に黒い外套のような衣を纏った彼は、あっけにとられている貴方達を見上げ、
真っ青な顔をしたまま震えています。そして戦慄く唇でこう告げました。
たす…け…うら…し…
そして、彼は意識を失いました。
救出後の帰路
戸惑いつつも貴方達は本丸へ帰還し、安祭の判断で政府へ通報します。
政府の医療部隊が蜂須賀を回収し、貴方達も事情聴取のため出頭する事となりました。
1時間程度の事情聴取の後、貴方達は先に帰還します。
そして、少し長く事情聴取を受けていた安祭は貴方達を部屋に呼び、以下の事を告げました。
1・あの蜂須賀は、例の行方不明事件の被害者である可能性が極めて高い
2・公表されていないが、これまでに帰還者が2名いる
3・体に損傷はないが、精神が極めて衰弱しており、手入れを異様に恐れている
また「食べないで」といったうわ言を口にする他、片方は錯乱して自害した
4・主以外の審神者から手入れを受けた形跡があり、それは正式な手順を踏まれた物ではない。
5・蜂須賀以外で行方不明になっている刀は、僧侶系や御神刀が多い。
※聞かれたら答える→事件の発生は桜仙飯店ができる二ヶ月程前から
近々蜂須賀を含む数種の刀を出撃させないよう、自粛を呼びかけるらしい。
うちの蜂須賀も…今日は遠征に出したが、明日の朝に帰ってきたらしばらく休ませる。
一緒にいたし、お前達には言っておくけど、他のみんなには黙っていてくれ…主命だからな?
その後、貴方達は解放されました。時刻は夜です、何かしたい事があればどうぞ。
なお、貴方達は明日出撃する第一部隊に組み込まれており、特になければ夕餉とお風呂で早めに就寝です。
肉まんを廃棄するよう説得ロール(理由付けが必要)
あの店には異様な戦場のような血と死の気配が漂っている
奇妙な霊力や邪気のような物を感じるので、その肉は食べないほうが良い
肉料理を食べた場合は幻覚についての説明でも良いし、様子がおかしかった所を見てるので説得に+40
※ただし完食コースの方だった場合は「美味しそうに食べてたじゃん」となって+なし
貴方達の説得に、最初こそ不満そうだった安祭ですが、次第に真剣な顔つきになってきました
そして、お前達がそこまで言うなら…と、話を信じて肉まんを廃棄してくれます。
※クリティカルなら、もうあの店にはいかないと約束してくれます。
※ファンブルだった場合、廃棄してくれますが、具合を悪くして寝込んでしまいます。
本丸内で桜仙飯店について何か知る者はいないか幸運ロール
桜仙飯店について何か知らないか仲間達に問いかけると、乱藤四郎から以下のような話が出ました。
今日、演練で当たった相手が、主があの店へ異様に入り浸っていると悩んでいた。
一度足を運んで以来、あの店の肉料理や肉まんに異常なほど執着しており、
かなりの老齢なのに妙に元気が良くなってるという。
あと気のせいか、主の霊力が強まっているような感じもし、その影響か自分達の調子も良い。
だが正直怪しいし、何かあってからでは遅いので行かせたくないが、何を言っても聞いてくれない。
人間だけに作用する、何か特殊な薬物でも入っているかもしれない。
以前、主が店主と話していた時、間近で奴を確認したが、審神者らしい霊力を全く感じなかった。
あの亀甲と博多は、本当に奴が顕現させたのか怪しい。
安祭のPC(政府のデータベース)で図書館ロール
安祭の私室にあるPCから、政府のデータベースへアクセスできる事を思い出します。
私室の様子を伺ってみると…どうやら今、安祭はいないようです。
こっそりとPCを見る事は可能です。
審神者の名簿や関係者の表向きの資料が出てきますが、機密情報的な物は厳重なセキュリティによって護られているようです。
分かったことは以下の通り。
王埼は能力の欠陥により引退した審神者である。
霊力の衰えが原因で一時は精神を病んでしまい、かなり深刻な状況に陥ったが、
審神者の生活をサポートする政府部門の援助を受け、審神者向けの中華料理店を開業し、順調な日々を送っている。
なおその部門のトップは「八條」という男性で、かなりの資産家であり、美食家としても有名。
世界の様々な食材を試し、本も出版している。
偶然にも審神者専用の成人向け男士萌え裏サイトに繋がり、審神者達によるR18&R18G妄想(創作物・写真含)を見てしまう。
ブラウザにパスが登録されていて入れる、自分と同じ刀があられもない姿で乱れまくってる写真もあり、ショックで1/1D3のSANチェック。
探索者達が愕然としていると、安祭が部屋に入ってくる。
勝手にPCを見てる事を咎めようとするも、見ているモノが何かを気づいた途端慌てはじめる。
問い詰めると、お前らやたら美人だったりいい匂いする奴いるし、彼女もいないし寂しくてつい…と白状し、口止め料として人数分のお守りが貰える。
次・翌日
最終更新:2020年06月29日 09:08