―翌日
ぷに
「…。」
ぷに
「…。」
授業中、自分の頬を押す聖。
――みずきの頬って、どんな感じなんだろうか――
昨日は押されるばかりで、押せなかった聖。
なぜかみずきのホッペについてばかり考えている。
「みずきのホッペ…。」
押してみたい。でも、どうすればいいのだろう。
「みずき、ちょっといいか?」
「なに、聖?」
「みずきの頬の押し心地を試したいのだが、いいか?」
――これはだめだ、直球過ぎる。――
休み時間も、聖はみずきの頬のことを考えていた。
「メグ~。」
「なに、詩織ちゃん…きゃっ!」
彼女の近くの席の女子生徒が戯れている。
――これだ――
その一瞬、聖の目が超集中したときのものとなった。
その日の練習後…
聖は外から部室の中に入る機会をうかがっていた。
今、部室の中にいるのはみずきのみ。今みずき専用テレビ(生徒会に頼んで買った)で見たい番組を見ている時間のはずだ。
こっそり入れば気付かれない。
忍び足で背後に近づき、ぽんと肩に手を置く。その際、人差し指は立てる。
みずきがふりむくと、ぷに。
という計画だ。
まるで忍びのようだなと聖は思った。彼女は時代劇が好きなため、悪くないと思った。
早速実行に移す。扉を開け、みずきの背後に立つ。
「誰!!」
みずきはびくっとして振り返る。
「なんだ、聖か…。」
明らかに安心した口調だ。
「どうした、みずき。」
作戦が失敗したということがばれないように、いつものトーンで返し、テレビに目をやると、
『季節外れの怪談SP』というテロップが流れていた。
「怖いのか?」
「何言ってんの!こ、怖くなんかないわよ!」
口ではそういってるが、顔はそういってなかった。
自ら肝試しを企画するぐらいのみずきをここまで怖がらせるなんて、よほどすごい内容だったのだろう。
「でも、もう暗いから、今日は一緒に帰るわよ!」
「…分かった。」
そうして二人は一緒に帰ることになった。
「ねえ、聖…。」
「なんだ?」
「もっと近づいていい…。」
「やはり怖いのではないか?」
「こわくなんかない!…さむいだけ…。」
うつむくみずき。そんな彼女を見て聖は、可愛いと思った。
――可愛い?みずきが…可愛い?――
自分の考えを撤回するしようとする聖。しかし、先日言われたことを思い出してしまった。
――聖も可愛いし…――
そうだ、みずきも自分のことをかわいいといってくれた。
ならば、自分もみずきのことを可愛いと思ったのだから、言うべきではないだろうか。
「みずき。」
「なに?」
「みずきも可愛いな。」
「な、いきなり何言うのよ!」
赤面するみずき。
「だから、そんなみずきに頼みがある。」
「何。」
「頬を…触らせて欲しい。」
「なんだ…そんなことか。」
みずきは聖の両手をつかみ、自分の頬に当てる。
「それだったら、したいときにしてくれていいよ♪」
「…そうか…。」
直球過ぎて駄目だと思った方法が成功した。悩んでいたのは何だったのだろう。
「私も聖にして欲しかったから…。」
「な…。」
「でも、それ以上は郎君に優先権があるけどね♪」
みずきは自分の頬にある聖の両手に自分の手を重ねた。
「聖の手…冷たい。私のホッペで暖めていいよ。」
――なぜだ…なぜこんなに胸が熱いんだ…――
郎は、ある人物に電話をかけた。
「はい。影山です。」
電話の相手はプロ野球のスカウト、影山。
彼はどこの球団にも所属していない。いや、全球団が彼を雇っているといったほうが正しいか。
球団から「こんな選手が欲しい」と言われれば、彼は確実に探し出して来る。
「聖タチバナ学園の粉箕郎です。」
「ああ、君か。」
郎は彼と何度も話し、すでにプロに入らないかとも言われている。
「お聞きしたいことがあるのですが…。」
「なんだね?」
「橘みずき選手を欲しがっている球団は…ありますか?」
「…こういうことは秘密なのだが…まあ君ならいいだろう。キャットハンズのみだ。ここは橘投手個人を要請している。」
「…ありがとうございます。」
郎は一呼吸間をおいた。
「俺、決心しました。パワフルズを志望します。他球団には行きません。」
「おお、来てくれるか。」
パワフルズは優秀な捕手がいないことに悩まされていた。
ので、若くて三拍子揃った捕手の捜索を影山に頼んでいた。
郎は、打撃技術はまだプロレベルではないにしても、高校生離れした強肩と俊足を持ち、
二年ながら影山の眼鏡に敵うほどであった。
「君を欲しているもう一つの球団、やんきーすの方は他を当たることにするよ。」
「そうですか、よろしくお願いします。では…。」
郎は電話を切った。
(…なんだ…俺とみずきちゃんは結ばれない運命だったんじゃないか…。)
翌日の昼休み、郎はみずきを屋上に呼び出した。
「何、郎君?」
神妙な面持ちの郎を茶化すように、みずきは上機嫌に振舞った。
「実は俺…パワフルズに入らないかって言われてるんだ。」
「え、やったじゃん!プロ入りほぼ確定だね、ダーリン。」
「そうなんだけど…。」
郎はみずきに背を向ける。
「どうしたの?」
「スカウトの人から聞いたんだけど、みずきちゃんはキャットハンズから狙われてるらしい。」
「え、もしかして私もプロ入り!?違う球団だけどがんばろうね!」
「…頑張れないよ…。」
「え?」
「プロに入っても俺達が付き合ってるってばれたら…やっぱり、よくないじゃん。ましてやフィアンセとかなると余計に…
だから、もう、辞めよう。」
「…何言ってるの…郎君…。」
「別れよう。」
沈黙がしばらく沈黙が流れる。
「…お爺様との約束は…どうなるの?」
涙目になるみずき。
「君が無理矢理進めた話だ。自分で何とかしてくれ。」
「じゃあ…郎君がプロに行ったら、私野球やめる!」
耐え切れなくなり、みずきの目から涙がこぼれる。
「…野球をやめた君を、好きのままでいられる自信がない…。」
「『ままでいられる』ってことは、今は好きなんじゃない!」
「もう決めたことなんだよ!」
背を向けたまま、怒鳴る郎。
その声は、普段の優しい彼のものとも、練習中の彼のものとも違うものだった。
みずきはこの場にいられなくなり、階段を駆け下りた。
――これでよかったんだ――
郎もまた、泣いていた。
しかし、結局は別れる運命。
いきなり始まって、理事長との約束のせいで別れることはこうでもしない限りできない。
それでもプロ入り出来なければ別れさせられて、出来ても別球団になって別れることになるというジレンマ。
――すごい恋だな…――
…さて、もう一つ、やるべきことがある…
もうこれで、聖ちゃんもみずきちゃんも、俺なんて、どうでもよくなる…
…麗菜ちゃん…
来るのは俺の涙が乾いてからにしてくれよ…
呼んだのは俺だけど…
聖はものすごい勢いで走っていくみずきの後姿を見た。
「ん、みずき、どうした?」
声をかけても、みずきは何も答えずに走り続ける。
(様子がおかしい…)
そう思った聖は、みずきを追いかけた。
みずきはそのまま外に出て、部室のある方へ走り出した。
「な…。」
部室に広がっていたのは、目を疑いたくなるような光景だった。
泣きながら、備品を壊していくみずき。
「おい!みずき!やめるんだ!」
みずきは振り向くと、聖のもとへ駆け寄り、抱きついた。
「どうしたんだ、みずき!」
「郎君が…。私を…。」
「…郎先輩がどうした?」
「振った…。」
「何だって!」
聖は、郎を、みずきを泣かせた郎を憎いと思った。
そして、今自分の胸の中にいるみずきを、受け止められるのは自分しかいないと。
「聖ぃ…私…どうしたらいい…。」
――私のほうも…どうすればいいんだ…――
頭ではそう思っていた。
しかし、体が先に動いて、両手をみずきの両頬に優しく当てていた。
みずきは落ち着きを取り戻し、聖を見つめる。
「聖…。」
「こうで…よかったか?」
「うん…。」
しばらくはその体勢のままでいた。
「ねぇ…聖…。」
「なんだ、みずき?」
「もっと…して欲しいな…。」
「何をだ?」
「エッチなこと…。」
「な…。」
「だって、もう郎君とは別れちゃったし、それに」
みずきは視線をさまよわせたあと、
「聖に私をもっと知って欲しいし。」
決心したように、はっきりといった。
「ああ、私もみずきのこと、もっと知りたい。」
みずきの制服を脱がせ始める。青いシマシマのスポーツブラとパンツが現れる。
「シマシマだぞ、みずき。」
「うん、この柄、お気に入りなんだ…。」
「そうか、これでみずきのことをもっと知ることが出来たな。」
みずきはクスッと笑う。
「そうだね。」
「…で、これからどうすればいい?」
「好きにしていいよ♪」
聖が緊張していることを見抜いたみずきは、先程まで泣いていたのが嘘のように明るい声を出して和らげようとした。
「ああ、じゃあそうさせてもらう。」
聖はみずきのスポブラを脱がし、軽く揉んだ。
「きゃん♪」
反応は、かつて郎に頬を押されたときと似ていたが、そのときの顔とは違い、目はトロンとしていた。
「聖ってエッチだね。でも、私も同じぐらいエッチだよ♪」
そう言って、みずきは制服の上から聖の胸に触れた。
「な…。」
「聖って私よりチッチャイね。」
「そうか?」
聖は制服の中に手をいれ、自分の胸に触れる。
「確かに…そうだな…。」
その行為がおかしくて、みずきは再び笑った。
「後で見せてね。」
「じゃあ、次はどうすればいい?」
「ここまできたら…次にすることはわか…いや、聖じゃわかんないかな。」
「?」
「最後の一枚を脱がして、気持よくさ・せ・て♪」
聖は戸惑い、中々その行動に移せないでいた。
「しょうがないなぁ、自分で脱ぐよ。」
みずきの秘所が顕わになった。さらに当惑する聖。
「こうなったら…こうするの。」
みずきは自慰を開始した。
「これを…聖にしてほしいな…。」
「ああ…。」
聖は言われたとおりにする。
「うん…そうだよ。段々速くしていって…。」
指を出し入れする速度を高める聖。
「あ…さすが聖…。気持いい…。」
息が速くなり、顔が紅潮していき、甘い声を出すみずき
「ああ!!」
大きな声があがるとともに、みずきの秘所から大量の液体が流れ出した。
「ハァ…ハァ…。聖ぃ…。」
「どうだった?みずき?」
「最高に気持いいよ…。」
「よかった…。」
二人で余韻に浸っていると、チャイムが聞こえた。
「あ、授業はじまるぞ。みずき。」
「そうだね…。」
みずきは落ちてたタオルで身体を拭いた。
「じゃあ行くぞ。」
「うん。あ、そうだ…次は同じことを聖にしてあげるね!」
ぷに
「…。」
ぷに
「…。」
授業中、自分の頬を押す聖。
――みずきの頬って、どんな感じなんだろうか――
昨日は押されるばかりで、押せなかった聖。
なぜかみずきのホッペについてばかり考えている。
「みずきのホッペ…。」
押してみたい。でも、どうすればいいのだろう。
「みずき、ちょっといいか?」
「なに、聖?」
「みずきの頬の押し心地を試したいのだが、いいか?」
――これはだめだ、直球過ぎる。――
休み時間も、聖はみずきの頬のことを考えていた。
「メグ~。」
「なに、詩織ちゃん…きゃっ!」
彼女の近くの席の女子生徒が戯れている。
――これだ――
その一瞬、聖の目が超集中したときのものとなった。
その日の練習後…
聖は外から部室の中に入る機会をうかがっていた。
今、部室の中にいるのはみずきのみ。今みずき専用テレビ(生徒会に頼んで買った)で見たい番組を見ている時間のはずだ。
こっそり入れば気付かれない。
忍び足で背後に近づき、ぽんと肩に手を置く。その際、人差し指は立てる。
みずきがふりむくと、ぷに。
という計画だ。
まるで忍びのようだなと聖は思った。彼女は時代劇が好きなため、悪くないと思った。
早速実行に移す。扉を開け、みずきの背後に立つ。
「誰!!」
みずきはびくっとして振り返る。
「なんだ、聖か…。」
明らかに安心した口調だ。
「どうした、みずき。」
作戦が失敗したということがばれないように、いつものトーンで返し、テレビに目をやると、
『季節外れの怪談SP』というテロップが流れていた。
「怖いのか?」
「何言ってんの!こ、怖くなんかないわよ!」
口ではそういってるが、顔はそういってなかった。
自ら肝試しを企画するぐらいのみずきをここまで怖がらせるなんて、よほどすごい内容だったのだろう。
「でも、もう暗いから、今日は一緒に帰るわよ!」
「…分かった。」
そうして二人は一緒に帰ることになった。
「ねえ、聖…。」
「なんだ?」
「もっと近づいていい…。」
「やはり怖いのではないか?」
「こわくなんかない!…さむいだけ…。」
うつむくみずき。そんな彼女を見て聖は、可愛いと思った。
――可愛い?みずきが…可愛い?――
自分の考えを撤回するしようとする聖。しかし、先日言われたことを思い出してしまった。
――聖も可愛いし…――
そうだ、みずきも自分のことをかわいいといってくれた。
ならば、自分もみずきのことを可愛いと思ったのだから、言うべきではないだろうか。
「みずき。」
「なに?」
「みずきも可愛いな。」
「な、いきなり何言うのよ!」
赤面するみずき。
「だから、そんなみずきに頼みがある。」
「何。」
「頬を…触らせて欲しい。」
「なんだ…そんなことか。」
みずきは聖の両手をつかみ、自分の頬に当てる。
「それだったら、したいときにしてくれていいよ♪」
「…そうか…。」
直球過ぎて駄目だと思った方法が成功した。悩んでいたのは何だったのだろう。
「私も聖にして欲しかったから…。」
「な…。」
「でも、それ以上は郎君に優先権があるけどね♪」
みずきは自分の頬にある聖の両手に自分の手を重ねた。
「聖の手…冷たい。私のホッペで暖めていいよ。」
――なぜだ…なぜこんなに胸が熱いんだ…――
郎は、ある人物に電話をかけた。
「はい。影山です。」
電話の相手はプロ野球のスカウト、影山。
彼はどこの球団にも所属していない。いや、全球団が彼を雇っているといったほうが正しいか。
球団から「こんな選手が欲しい」と言われれば、彼は確実に探し出して来る。
「聖タチバナ学園の粉箕郎です。」
「ああ、君か。」
郎は彼と何度も話し、すでにプロに入らないかとも言われている。
「お聞きしたいことがあるのですが…。」
「なんだね?」
「橘みずき選手を欲しがっている球団は…ありますか?」
「…こういうことは秘密なのだが…まあ君ならいいだろう。キャットハンズのみだ。ここは橘投手個人を要請している。」
「…ありがとうございます。」
郎は一呼吸間をおいた。
「俺、決心しました。パワフルズを志望します。他球団には行きません。」
「おお、来てくれるか。」
パワフルズは優秀な捕手がいないことに悩まされていた。
ので、若くて三拍子揃った捕手の捜索を影山に頼んでいた。
郎は、打撃技術はまだプロレベルではないにしても、高校生離れした強肩と俊足を持ち、
二年ながら影山の眼鏡に敵うほどであった。
「君を欲しているもう一つの球団、やんきーすの方は他を当たることにするよ。」
「そうですか、よろしくお願いします。では…。」
郎は電話を切った。
(…なんだ…俺とみずきちゃんは結ばれない運命だったんじゃないか…。)
翌日の昼休み、郎はみずきを屋上に呼び出した。
「何、郎君?」
神妙な面持ちの郎を茶化すように、みずきは上機嫌に振舞った。
「実は俺…パワフルズに入らないかって言われてるんだ。」
「え、やったじゃん!プロ入りほぼ確定だね、ダーリン。」
「そうなんだけど…。」
郎はみずきに背を向ける。
「どうしたの?」
「スカウトの人から聞いたんだけど、みずきちゃんはキャットハンズから狙われてるらしい。」
「え、もしかして私もプロ入り!?違う球団だけどがんばろうね!」
「…頑張れないよ…。」
「え?」
「プロに入っても俺達が付き合ってるってばれたら…やっぱり、よくないじゃん。ましてやフィアンセとかなると余計に…
だから、もう、辞めよう。」
「…何言ってるの…郎君…。」
「別れよう。」
沈黙がしばらく沈黙が流れる。
「…お爺様との約束は…どうなるの?」
涙目になるみずき。
「君が無理矢理進めた話だ。自分で何とかしてくれ。」
「じゃあ…郎君がプロに行ったら、私野球やめる!」
耐え切れなくなり、みずきの目から涙がこぼれる。
「…野球をやめた君を、好きのままでいられる自信がない…。」
「『ままでいられる』ってことは、今は好きなんじゃない!」
「もう決めたことなんだよ!」
背を向けたまま、怒鳴る郎。
その声は、普段の優しい彼のものとも、練習中の彼のものとも違うものだった。
みずきはこの場にいられなくなり、階段を駆け下りた。
――これでよかったんだ――
郎もまた、泣いていた。
しかし、結局は別れる運命。
いきなり始まって、理事長との約束のせいで別れることはこうでもしない限りできない。
それでもプロ入り出来なければ別れさせられて、出来ても別球団になって別れることになるというジレンマ。
――すごい恋だな…――
…さて、もう一つ、やるべきことがある…
もうこれで、聖ちゃんもみずきちゃんも、俺なんて、どうでもよくなる…
…麗菜ちゃん…
来るのは俺の涙が乾いてからにしてくれよ…
呼んだのは俺だけど…
聖はものすごい勢いで走っていくみずきの後姿を見た。
「ん、みずき、どうした?」
声をかけても、みずきは何も答えずに走り続ける。
(様子がおかしい…)
そう思った聖は、みずきを追いかけた。
みずきはそのまま外に出て、部室のある方へ走り出した。
「な…。」
部室に広がっていたのは、目を疑いたくなるような光景だった。
泣きながら、備品を壊していくみずき。
「おい!みずき!やめるんだ!」
みずきは振り向くと、聖のもとへ駆け寄り、抱きついた。
「どうしたんだ、みずき!」
「郎君が…。私を…。」
「…郎先輩がどうした?」
「振った…。」
「何だって!」
聖は、郎を、みずきを泣かせた郎を憎いと思った。
そして、今自分の胸の中にいるみずきを、受け止められるのは自分しかいないと。
「聖ぃ…私…どうしたらいい…。」
――私のほうも…どうすればいいんだ…――
頭ではそう思っていた。
しかし、体が先に動いて、両手をみずきの両頬に優しく当てていた。
みずきは落ち着きを取り戻し、聖を見つめる。
「聖…。」
「こうで…よかったか?」
「うん…。」
しばらくはその体勢のままでいた。
「ねぇ…聖…。」
「なんだ、みずき?」
「もっと…して欲しいな…。」
「何をだ?」
「エッチなこと…。」
「な…。」
「だって、もう郎君とは別れちゃったし、それに」
みずきは視線をさまよわせたあと、
「聖に私をもっと知って欲しいし。」
決心したように、はっきりといった。
「ああ、私もみずきのこと、もっと知りたい。」
みずきの制服を脱がせ始める。青いシマシマのスポーツブラとパンツが現れる。
「シマシマだぞ、みずき。」
「うん、この柄、お気に入りなんだ…。」
「そうか、これでみずきのことをもっと知ることが出来たな。」
みずきはクスッと笑う。
「そうだね。」
「…で、これからどうすればいい?」
「好きにしていいよ♪」
聖が緊張していることを見抜いたみずきは、先程まで泣いていたのが嘘のように明るい声を出して和らげようとした。
「ああ、じゃあそうさせてもらう。」
聖はみずきのスポブラを脱がし、軽く揉んだ。
「きゃん♪」
反応は、かつて郎に頬を押されたときと似ていたが、そのときの顔とは違い、目はトロンとしていた。
「聖ってエッチだね。でも、私も同じぐらいエッチだよ♪」
そう言って、みずきは制服の上から聖の胸に触れた。
「な…。」
「聖って私よりチッチャイね。」
「そうか?」
聖は制服の中に手をいれ、自分の胸に触れる。
「確かに…そうだな…。」
その行為がおかしくて、みずきは再び笑った。
「後で見せてね。」
「じゃあ、次はどうすればいい?」
「ここまできたら…次にすることはわか…いや、聖じゃわかんないかな。」
「?」
「最後の一枚を脱がして、気持よくさ・せ・て♪」
聖は戸惑い、中々その行動に移せないでいた。
「しょうがないなぁ、自分で脱ぐよ。」
みずきの秘所が顕わになった。さらに当惑する聖。
「こうなったら…こうするの。」
みずきは自慰を開始した。
「これを…聖にしてほしいな…。」
「ああ…。」
聖は言われたとおりにする。
「うん…そうだよ。段々速くしていって…。」
指を出し入れする速度を高める聖。
「あ…さすが聖…。気持いい…。」
息が速くなり、顔が紅潮していき、甘い声を出すみずき
「ああ!!」
大きな声があがるとともに、みずきの秘所から大量の液体が流れ出した。
「ハァ…ハァ…。聖ぃ…。」
「どうだった?みずき?」
「最高に気持いいよ…。」
「よかった…。」
二人で余韻に浸っていると、チャイムが聞こえた。
「あ、授業はじまるぞ。みずき。」
「そうだね…。」
みずきは落ちてたタオルで身体を拭いた。
「じゃあ行くぞ。」
「うん。あ、そうだ…次は同じことを聖にしてあげるね!」