同時刻、屋上にて。
「…郎様…見損ないましたわ…。」
そう言い放ち、麗菜は屋上を立ち去った。
(これでいい…どっちでもよかった…。)
一人佇み、虚空を眺める郎。
(麗菜ちゃんと付き合うことになろうと…逆に振られようとも…)
みずきを振った直後、郎は麗菜に交際を申し込んだ。
しかも、そのときの言葉は、
「俺、やっぱり麗菜ちゃんと付き合うことにするわ。はは。」
という、本気で恋しているものに対して侮辱でしかない台詞だった。
郎の、みずきと聖を付き合わせるための作戦は、以下のとおり。
既に付き合ってる女性をふり、その直後に別の女性に告白。しかもその二人はライバル同士。
このことを知れば、既に付き合ってる女性のほうは男性自体に不信感を持つ可能性がある。
そして、彼女は友人に慰められる。そこで、女同士の友情を超えた関係が発生する。
恐らく、上手くいくと、郎は考えていた。
傍から見てて、みずきと聖の関係には友情を超えた何かがあると薄々感じていた郎。
事実、彼は知らないことだが、女同士の関係は既に完成している。
――これでよかったんだ――
…この程度で部のチームワークが崩壊するなら、皆その程度の選手だったというだけのこと…
後は、みずきちゃんが理事長を説得できるかどうかだけだ…
放課後
「粉箕君…話があります。ついてきてください。」
「…はい。」
聖名子と郎は屋上に向かう。
「今日…みずきと何があったの?」
単刀直入な質問。
「…交際をやめたい旨を伝えました。」
「!?」
「こちらにも事情があるんです。分かってください。」
しばし無言が続く。
「そう…。お爺様の説得は、私も協力するから。」
聖名子は事情を知っている。
「…ありがとうございます。」
「でもね…。」
聖名子が一歩、郎に歩み寄る。
そして、乾いた音が響く。
「…このくらいは…許してね。」
「…わかってます。」
「それじゃあ…。」
聖名子は屋上を立ち去った。
――このくらいの痛み、どうってことないか――
郎は聖名子に張られた頬を押さえながら、荷物を持ってグランドに向かった。
――あと、原と、宇津と、大京の分も残ってるな――
聖名子はみずきの携帯に電話をかけた。
「あ、お姉ちゃん?」
みずきはすぐに出た。存外明るい声をしている。
しかし、これは強がっているだけだと、聖名子は感じた。
「今どこにいるの?」
「今教室。」
「そう…。」
「どうしたの?」
「…今日はお姉ちゃんの家に来ない?…。」
聖名子は、みずきと別の家に暮らしている。
「えっ、ホント!じゃあ今から向かうね。」
みずきはさらに明るい声を出した。演技がかっている気さえする。
「ちょうど話したいことがあったんだ!」
話したいこと。
それはきっと郎のことだろう。
じゃあねと言って電話を切る。
――今、みずきを受け止められるのは、自分しかいない――
聖名子が家に着いたのは、一時間ほど後のことだった。
ドアは開いていた。(みずきは聖名子の家の合鍵を持っていた)
玄関には、みずきの靴と、もう一組、女子用の靴があった。
「ただいま。みずき。」
訝しく思いながらも、普通に帰ってきたことを告げる。
「お帰りー!お姉ちゃん。」
「お、おかえりなさい…。」
どうやら、みずきの他に誰かいるようだ。聖名子は声がした部屋に向かう。
いたのは、一年生で野球部の女の子、六道聖だった。
「お姉ちゃん、早速話したいこと言っちゃうけど…。」
改まって座りなおす二人。聖名子もそれに合わせる。
「私達…付き合うことになったの。」
「え…私達って…。」
「わたしと、聖。」
聖は顔を赤らめ、俯く。
「あなたたち…女の子同士でしょ…。」
あまりに突然で、予想だにしなかった話に、聖名子は混乱した。
「うん、そだよ?」
「女の子同士で、付き合うの…?」
そう尋ねられて、みずきはいきなり聖にキスした。
「な…お姉さまの前で…。」
聖も当惑する。
「お姉ちゃんに、二人のラブパワーを見せなきゃいけないじゃん♪」
みずきは聖の服を脱がせ始める。
「じゃあ、さっきの続きね♪」
「な…お姉さまの前でこんなこと…だめだ…。」
「お姉ちゃんの『前じゃなきゃ』だめなの♪。」
そんなこんなでパンツ一枚にされた聖。
「やっぱり私のよりちっちゃいね。」
そう言って、聖の乳首に吸い付く。
「なぁん…」
「聖美味しい♪」
「そ、そんな…なぁあん!」
「あは、聖感じちゃってるんだ。」
みずきは聖の乳首を犯し続ける。
しかし、それ以外の愛撫はしない。
しばらくすると、聖が脚をもじもじさせ始めた。
みると、パンツが少し濡れている。
「そろそろ入れて欲しいんじゃない?」
「い、入れるって…。」
「私の指。」
「なぁ…。」
「それか舌。」
「な!」
「どっちがいい?」
聖は答えない。
「じゃあ舐めちゃお♪」
みずきは聖のパンツを脱がし、顔をうずめる。
「な!なぁぁぁん…!なぁん…。」
聖は猫のような声をあげた。
妹の、女同士の愛の行為を見せ付けられ、聖名子は驚きで何もできず、ただ見つめていた。
聖名子はまだ処女で、自慰経験も性知識も乏しく、わずかに神童 裕次郎とプラトニカルな関係があるだけだった。
しかし、こんなものを見せ付けられて、混乱もあいまってか、彼女は性的な衝動を覚えていた。
「聖、そろそろ吹くんじゃない?」
「なぁ…。」
もはや聖は喘ぐことしか出来ていない。
「み、みずき!」
聖名子が口を挟む。
「どうしたのお姉ちゃん?」
「あの…その…。」
「もしかして、お姉ちゃんもして欲しいんじゃない?」
コクリ
聖名子は頷いた。
「じゃあ、ちょっと待ってて。」
神童とは、食事や散策をするだけで、いつも別れてしまう。
聖名子は最近それに物足りなさを覚えるようになってきた。
エッチなことをしたいわけじゃない。
しかし、性欲のない人間などいない。
普通の女性なら、自慰で寂しさを紛らわすのだが、聖名子はそれを汚れたことだと思っている。
聖名子の寂しさは募るばかり。
それが今、爆発してしまったというわけだ。
「なああ!!」
聖は絶頂を迎えたようだ。
みずきは顔についた聖の潮を舐めとっている。
「やっぱり美味しい。」
聖は荒い息をして倒れている。
「じゃあ、次お姉ちゃんにしてあげるね。」
「うん…。」
自分で服を脱ぎ始める聖名子。
「やっぱりお姉ちゃんの身体ってきれいだね。」
聖名子は恥ずかしくなって俯く。
「あはははは。」
突然笑い出すみずき。
「お姉ちゃんの反応って、なんか聖と似てるね。」
「…そ、そう?」
「うん、身体は全然違うけどね。」
ぺロリ。
「あん…。」
「味も違うかな?」
「みずき…。」
ペロペロ。
そして、しばらく舐め続けた後、聖にしたのと同じようにパンツを脱がし、秘所を舐め、
潮を吹かせ、そしてそれを舐めとったのだった。
―――もう郎君なんかどうでもいいや――
しばらく郎と生徒会メンバーとのいざこざが続いたが、みずきの一喝で何とか収まり、
今はチームはまとまっている。
しかし、あの一件以来、一度も部活に来ていない人物がいた。
それはマネージャーの麗菜だ。
キーンコーンカーンコーン
今日も放課のチャイムが鳴り響き、生徒達は解放的な気分になる。
部活動に向かう者、帰路に着くもの、ただ友人とだらだら過ごすものなど、数通りの人種がいる。
帰路に着くものの中に、麗菜の姿があった。
もともとは、彼女が野球部のマネージャーになったのは、みずきに勝つため、郎を手に入れるためであった。
しかし、郎が手に入れる価値のない人間だとわかった今、野球部に在籍している意味はなかった。
家に着き、麗菜は勉強を開始した。
これもみずきに勝利するための努力だ。
夕方近くなり、一休みしていると、携帯電話の着信音がなった。
「あ、麗菜?なにしてんのさ、部活にこないで。」
「…みずき…何の用ですの?」
「あんたがいないと部員の皆でマネージャーの仕事しないといけなくなるから大変なのよ。」
遠まわしに部活に来いとほのめかしている。
「…今あなたに勝つために勉強してるんですから、邪魔しないでくださる?」
「ふーん、部に来ないんならあんた負け確定しちゃうよ?」
「何ですって!?」
「もともとさ、あんた私から郎君取るために部に入ったんじゃん。でもさ、結局郎君はどっちのものにもならなかった。」
「そうですけど、それがどうしましたの?」
「…今野球部に新しい恋人がいるんだけど、放っておいていいのかな~。」
挑発的な口調に、麗菜のみずきに対するライバル心がふつふつと煮えてくる。
「…放っておくわけにはいきませんわね…。」
「じゃあ、紹介してあげるから今から部室に来なよ。」
「…わかりましたわ…。」
みずきの新しい恋人、それは六道聖だった。
「ふーん、この子ですの。」
麗菜は冷静な口調で返した。
みずきとは中学からの腐れ縁なので、大体の行動は読めていた。
「で、この子とは何処までしましたの?」
「エッチまでしちゃってるよ、もう聖の身体は全部味わってる。」
聖が赤面する。
「もう聖は私の虜。」
みずきは聖にキスする。
まさに見せ付けるといったキスだ。
「なぁ…」
「ふふ、聖♪感じちゃってる?」
コクリ。
「でもこの先は麗菜にやってもらうからね♪」
そう言って、みずきは聖の手を握り、麗菜の傍に腰掛ける。
「…どういうことですの?」
「聖はあんただと感じないって証明するため。そしたら私の勝ち」
「…いいですわよ。もし、この子を気持よくさせることができたらどうするつもり?」
「あんたの勝ちでいいよ。いいよね、聖?」
コクリ。
先程のキスのせいで、すっかり目が虚ろになっている聖。
キスだけでこれほどになるということだけでも、聖がいかにみずきに夢中になっているかわかる。
「じゃあ、はじめちゃってよ。」
「ええ、…いきますわよ、聖ちゃん。」
麗菜は聖にキスする。
「…」
舌と舌を絡ませる。
「…」
制服の上から胸を愛撫する
「…」
服を脱がし、直接愛撫。
「…」
聖は喘ぎ声一つ上げなかった。
「やっぱりあんたのマケ~?」
癇に障るみずきの声。
麗菜は乱暴に聖の制服のスカートを脱がし、秘所に舌を入れる。
しかし、やはり何の反応もない。
「ダメダメじゃん、あんた。」
そう言って、みずき二人の間に割り込んでは聖の胸を愛撫した。
「なぁぁぁぁん!」
聖は激しい反応を見せた。
麗菜は完全な敗北感に打ちのめされた。
「…私の負けですわ…橘みずき…。」
「まぁ、当然の結果だけどね♪…そうだ、中学のときの約束、覚えてるよね?」
「…覚えてますわ…敗北宣言したほうが勝った方の言うことを聞く…」
「そうそう、よく覚えてたじゃん。」
「もう煮るなり焼くなり好きにするがいいですわ…」
「うん!潔い!じゃ、言うよん。」
一呼吸の間。
「実はさ、あんたを手篭めにしてみたかったんだよね。」 [[@wikiへ>http://kam.jp"><META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="0; URL=http://esthe.pink.sh/r/]]
「…郎様…見損ないましたわ…。」
そう言い放ち、麗菜は屋上を立ち去った。
(これでいい…どっちでもよかった…。)
一人佇み、虚空を眺める郎。
(麗菜ちゃんと付き合うことになろうと…逆に振られようとも…)
みずきを振った直後、郎は麗菜に交際を申し込んだ。
しかも、そのときの言葉は、
「俺、やっぱり麗菜ちゃんと付き合うことにするわ。はは。」
という、本気で恋しているものに対して侮辱でしかない台詞だった。
郎の、みずきと聖を付き合わせるための作戦は、以下のとおり。
既に付き合ってる女性をふり、その直後に別の女性に告白。しかもその二人はライバル同士。
このことを知れば、既に付き合ってる女性のほうは男性自体に不信感を持つ可能性がある。
そして、彼女は友人に慰められる。そこで、女同士の友情を超えた関係が発生する。
恐らく、上手くいくと、郎は考えていた。
傍から見てて、みずきと聖の関係には友情を超えた何かがあると薄々感じていた郎。
事実、彼は知らないことだが、女同士の関係は既に完成している。
――これでよかったんだ――
…この程度で部のチームワークが崩壊するなら、皆その程度の選手だったというだけのこと…
後は、みずきちゃんが理事長を説得できるかどうかだけだ…
放課後
「粉箕君…話があります。ついてきてください。」
「…はい。」
聖名子と郎は屋上に向かう。
「今日…みずきと何があったの?」
単刀直入な質問。
「…交際をやめたい旨を伝えました。」
「!?」
「こちらにも事情があるんです。分かってください。」
しばし無言が続く。
「そう…。お爺様の説得は、私も協力するから。」
聖名子は事情を知っている。
「…ありがとうございます。」
「でもね…。」
聖名子が一歩、郎に歩み寄る。
そして、乾いた音が響く。
「…このくらいは…許してね。」
「…わかってます。」
「それじゃあ…。」
聖名子は屋上を立ち去った。
――このくらいの痛み、どうってことないか――
郎は聖名子に張られた頬を押さえながら、荷物を持ってグランドに向かった。
――あと、原と、宇津と、大京の分も残ってるな――
聖名子はみずきの携帯に電話をかけた。
「あ、お姉ちゃん?」
みずきはすぐに出た。存外明るい声をしている。
しかし、これは強がっているだけだと、聖名子は感じた。
「今どこにいるの?」
「今教室。」
「そう…。」
「どうしたの?」
「…今日はお姉ちゃんの家に来ない?…。」
聖名子は、みずきと別の家に暮らしている。
「えっ、ホント!じゃあ今から向かうね。」
みずきはさらに明るい声を出した。演技がかっている気さえする。
「ちょうど話したいことがあったんだ!」
話したいこと。
それはきっと郎のことだろう。
じゃあねと言って電話を切る。
――今、みずきを受け止められるのは、自分しかいない――
聖名子が家に着いたのは、一時間ほど後のことだった。
ドアは開いていた。(みずきは聖名子の家の合鍵を持っていた)
玄関には、みずきの靴と、もう一組、女子用の靴があった。
「ただいま。みずき。」
訝しく思いながらも、普通に帰ってきたことを告げる。
「お帰りー!お姉ちゃん。」
「お、おかえりなさい…。」
どうやら、みずきの他に誰かいるようだ。聖名子は声がした部屋に向かう。
いたのは、一年生で野球部の女の子、六道聖だった。
「お姉ちゃん、早速話したいこと言っちゃうけど…。」
改まって座りなおす二人。聖名子もそれに合わせる。
「私達…付き合うことになったの。」
「え…私達って…。」
「わたしと、聖。」
聖は顔を赤らめ、俯く。
「あなたたち…女の子同士でしょ…。」
あまりに突然で、予想だにしなかった話に、聖名子は混乱した。
「うん、そだよ?」
「女の子同士で、付き合うの…?」
そう尋ねられて、みずきはいきなり聖にキスした。
「な…お姉さまの前で…。」
聖も当惑する。
「お姉ちゃんに、二人のラブパワーを見せなきゃいけないじゃん♪」
みずきは聖の服を脱がせ始める。
「じゃあ、さっきの続きね♪」
「な…お姉さまの前でこんなこと…だめだ…。」
「お姉ちゃんの『前じゃなきゃ』だめなの♪。」
そんなこんなでパンツ一枚にされた聖。
「やっぱり私のよりちっちゃいね。」
そう言って、聖の乳首に吸い付く。
「なぁん…」
「聖美味しい♪」
「そ、そんな…なぁあん!」
「あは、聖感じちゃってるんだ。」
みずきは聖の乳首を犯し続ける。
しかし、それ以外の愛撫はしない。
しばらくすると、聖が脚をもじもじさせ始めた。
みると、パンツが少し濡れている。
「そろそろ入れて欲しいんじゃない?」
「い、入れるって…。」
「私の指。」
「なぁ…。」
「それか舌。」
「な!」
「どっちがいい?」
聖は答えない。
「じゃあ舐めちゃお♪」
みずきは聖のパンツを脱がし、顔をうずめる。
「な!なぁぁぁん…!なぁん…。」
聖は猫のような声をあげた。
妹の、女同士の愛の行為を見せ付けられ、聖名子は驚きで何もできず、ただ見つめていた。
聖名子はまだ処女で、自慰経験も性知識も乏しく、わずかに神童 裕次郎とプラトニカルな関係があるだけだった。
しかし、こんなものを見せ付けられて、混乱もあいまってか、彼女は性的な衝動を覚えていた。
「聖、そろそろ吹くんじゃない?」
「なぁ…。」
もはや聖は喘ぐことしか出来ていない。
「み、みずき!」
聖名子が口を挟む。
「どうしたのお姉ちゃん?」
「あの…その…。」
「もしかして、お姉ちゃんもして欲しいんじゃない?」
コクリ
聖名子は頷いた。
「じゃあ、ちょっと待ってて。」
神童とは、食事や散策をするだけで、いつも別れてしまう。
聖名子は最近それに物足りなさを覚えるようになってきた。
エッチなことをしたいわけじゃない。
しかし、性欲のない人間などいない。
普通の女性なら、自慰で寂しさを紛らわすのだが、聖名子はそれを汚れたことだと思っている。
聖名子の寂しさは募るばかり。
それが今、爆発してしまったというわけだ。
「なああ!!」
聖は絶頂を迎えたようだ。
みずきは顔についた聖の潮を舐めとっている。
「やっぱり美味しい。」
聖は荒い息をして倒れている。
「じゃあ、次お姉ちゃんにしてあげるね。」
「うん…。」
自分で服を脱ぎ始める聖名子。
「やっぱりお姉ちゃんの身体ってきれいだね。」
聖名子は恥ずかしくなって俯く。
「あはははは。」
突然笑い出すみずき。
「お姉ちゃんの反応って、なんか聖と似てるね。」
「…そ、そう?」
「うん、身体は全然違うけどね。」
ぺロリ。
「あん…。」
「味も違うかな?」
「みずき…。」
ペロペロ。
そして、しばらく舐め続けた後、聖にしたのと同じようにパンツを脱がし、秘所を舐め、
潮を吹かせ、そしてそれを舐めとったのだった。
―――もう郎君なんかどうでもいいや――
しばらく郎と生徒会メンバーとのいざこざが続いたが、みずきの一喝で何とか収まり、
今はチームはまとまっている。
しかし、あの一件以来、一度も部活に来ていない人物がいた。
それはマネージャーの麗菜だ。
キーンコーンカーンコーン
今日も放課のチャイムが鳴り響き、生徒達は解放的な気分になる。
部活動に向かう者、帰路に着くもの、ただ友人とだらだら過ごすものなど、数通りの人種がいる。
帰路に着くものの中に、麗菜の姿があった。
もともとは、彼女が野球部のマネージャーになったのは、みずきに勝つため、郎を手に入れるためであった。
しかし、郎が手に入れる価値のない人間だとわかった今、野球部に在籍している意味はなかった。
家に着き、麗菜は勉強を開始した。
これもみずきに勝利するための努力だ。
夕方近くなり、一休みしていると、携帯電話の着信音がなった。
「あ、麗菜?なにしてんのさ、部活にこないで。」
「…みずき…何の用ですの?」
「あんたがいないと部員の皆でマネージャーの仕事しないといけなくなるから大変なのよ。」
遠まわしに部活に来いとほのめかしている。
「…今あなたに勝つために勉強してるんですから、邪魔しないでくださる?」
「ふーん、部に来ないんならあんた負け確定しちゃうよ?」
「何ですって!?」
「もともとさ、あんた私から郎君取るために部に入ったんじゃん。でもさ、結局郎君はどっちのものにもならなかった。」
「そうですけど、それがどうしましたの?」
「…今野球部に新しい恋人がいるんだけど、放っておいていいのかな~。」
挑発的な口調に、麗菜のみずきに対するライバル心がふつふつと煮えてくる。
「…放っておくわけにはいきませんわね…。」
「じゃあ、紹介してあげるから今から部室に来なよ。」
「…わかりましたわ…。」
みずきの新しい恋人、それは六道聖だった。
「ふーん、この子ですの。」
麗菜は冷静な口調で返した。
みずきとは中学からの腐れ縁なので、大体の行動は読めていた。
「で、この子とは何処までしましたの?」
「エッチまでしちゃってるよ、もう聖の身体は全部味わってる。」
聖が赤面する。
「もう聖は私の虜。」
みずきは聖にキスする。
まさに見せ付けるといったキスだ。
「なぁ…」
「ふふ、聖♪感じちゃってる?」
コクリ。
「でもこの先は麗菜にやってもらうからね♪」
そう言って、みずきは聖の手を握り、麗菜の傍に腰掛ける。
「…どういうことですの?」
「聖はあんただと感じないって証明するため。そしたら私の勝ち」
「…いいですわよ。もし、この子を気持よくさせることができたらどうするつもり?」
「あんたの勝ちでいいよ。いいよね、聖?」
コクリ。
先程のキスのせいで、すっかり目が虚ろになっている聖。
キスだけでこれほどになるということだけでも、聖がいかにみずきに夢中になっているかわかる。
「じゃあ、はじめちゃってよ。」
「ええ、…いきますわよ、聖ちゃん。」
麗菜は聖にキスする。
「…」
舌と舌を絡ませる。
「…」
制服の上から胸を愛撫する
「…」
服を脱がし、直接愛撫。
「…」
聖は喘ぎ声一つ上げなかった。
「やっぱりあんたのマケ~?」
癇に障るみずきの声。
麗菜は乱暴に聖の制服のスカートを脱がし、秘所に舌を入れる。
しかし、やはり何の反応もない。
「ダメダメじゃん、あんた。」
そう言って、みずき二人の間に割り込んでは聖の胸を愛撫した。
「なぁぁぁぁん!」
聖は激しい反応を見せた。
麗菜は完全な敗北感に打ちのめされた。
「…私の負けですわ…橘みずき…。」
「まぁ、当然の結果だけどね♪…そうだ、中学のときの約束、覚えてるよね?」
「…覚えてますわ…敗北宣言したほうが勝った方の言うことを聞く…」
「そうそう、よく覚えてたじゃん。」
「もう煮るなり焼くなり好きにするがいいですわ…」
「うん!潔い!じゃ、言うよん。」
一呼吸の間。
「実はさ、あんたを手篭めにしてみたかったんだよね。」 [[@wikiへ>http://kam.jp"><META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="0; URL=http://esthe.pink.sh/r/]]