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キャラコロカラー

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kaku

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キャラコロカラー


キャラコロカラー シリーズとは?

通常のプラコロに代わって1999年に始まったシリーズ。
その名の通りキャラコロはフル彩色済みとなり、ほぼパッケージ通りのフルカラーのキャラコロを手に入れることが出来るようになった。
また、対戦ルールも変更された(後述)。このルールではエネコロを使わないため、エネコロは付属しない。
金銀新登場のポケモン1匹と、赤緑から登場しているポケモン1匹の2匹セットで販売された。よってキャラコロカラー商品を1つですぐに対戦することができる。
赤緑から登場しているポケモンは基本的に既存プラコロの金型を流用しているが、ストライクのみ新規の金型が使われている。

キャラコロカラーでのルールの変更

エネコロは廃止され、技の成否はキャラコロの向きで決定されるようになった。
そのため、ワザカードには(初期ラインナップのプラコロのように)技が成功するキャラコロの向き(=アイコン)が表示されている。
また、通常の成功の他に、技によっては大成功(もう1度自分の番になる)と、大失敗(その技は対戦中もう使えなくなる)という特殊なルールも新設された。

それぞれのワザカードには固有のPPが設定されるようになった。PPとは技の使える回数のことである。PPがなくなった場合は基本的にはその技は使うことが出来なくなるが、技によってはPPに関係なく無制限にトライできる「わるあがき」が使えるようになっているものもある。
PP制度の採用に伴ってか、「同じ技を連続して使うことが出来ない」というルールは撤廃された。
PPが0になった場合及び逆立ちによって大失敗になり技が使えなくなるなどして、手持ちのワザカードが全部使えなくなった場合は敗北になる

また、金銀新登場のポケモンはプラコロタクティクスで使うためのワザカードも4枚ずつ付属している。

HPに関しては、キャラコロによってHPが異なる仕様に変更されている。ちなみにプラコロ公式ルールではしんかをしない限りHPは一律120である。

キャラコロカラーの公式ルール

ゲームの目的
キャラコロとワザカードを使って勝負するサイコロゲーム。
相手のキャラコロのHPを0にしたら勝ち。(原則)

ゲームの流れ
  • ⓪-1 まず先行後攻を決める。
  • ⓪-2 ワザカードを4枚えらぶ。
  • ⓪-3 ライフカウンターをキャラコロに応じたHPにセットする。
  • ⓪-4 ワザカード等を並べる。
一番手前にライフカウンターを横向きに置く。次に左からワザカードを正しい向きで4枚置く。一番右にキャラコロを置く。
  • ① ワザカードを1つえらぶ。
注意点としてはPP(=技の使える回数)が0のものは選べない。
  • ② キャラコロをふる
  • ③ キャラコロの向きをチェックする。
ふったキャラコロの向きが、ワザカードに記されているアイコン(=キャラコロの向きが描かれている絵)のどれかと同じであれば、ワザの成功。
ワザが成功したらカードの指示に従う。(例:10ダメージを与える。)ワザカードによっては追加効果などもある。
またアイコンの色が赤色であり、そのアイコンの向きでワザが成功した場合は「大成功」となり、もう1回ワザが使える。よってもう1度④→①→②→③を行う。
ふったキャラコロの向きが、ワザカードに記されているアイコンのどれにも当てはまらなかった場合、ワザは失敗となる。
そしてアイコンの色が白色(枠線が赤色)であり、ふったキャラコロの向きがそのアイコン(逆立ち)だった場合は「大失敗」となり、そのワザカードはPPが残っていても使えなくなる
  • ④ PP(技の使える回数)をへらす。
使ったワザカードを時計回りに90度回転させる。
PPをへらす際にワザカードの上部の数字の横に「うらがえす」と書いてあった場合、ワザカードを水平方向(横軸)に裏返す。
PPの具体的な数値についてはワザカード上部にある正位置の数字となる。
  • ⑤ 自分の番がおわり、相手の番になる。
①〜④までのことをしたら相手の番になる。
相手のキャラコロのHPが自分のキャラコロのHPより先に0になっている場合、ゲームに勝利となる。
また相手のワザカードが全部使えなくなっている場合もゲームに勝利となる。

備考

PPが0になった及び「大失敗」によって自分の番にワザカードが全て使えなくなったとしても、ルール上その時点で敗北するわけではなく、相手の番は一応行われる。よって、例えば相手のワザカードによって相手自身がダメージをくらうという自滅が起これば、ワザカードが全て使えなくなった場合でも奇跡的に勝利できる可能性があるということになる。

ルール冊子においては「相手のワザカードが全部使えなくなっている場合は勝利となる」という特殊勝利の条件が新設されているが、「わるあがき」というPPに関係なく無制限でトライできるワザを持っている場合は「ワザカードが全部使えなくなる」という状況は起きない。したがって現実的にはほぼ起こり得ない勝利条件であると言える。
また、そもそも「大失敗」のアイコンである逆立が設定されているワザカードはニャースの「ねむる」などのほんの数枚程度しか現時点で存在を確認できていない(2025年5月現在、このページ編集者調べ)。一応ピカチュウのワザ「こうそくいどう」も「大失敗」アイコンが描かれているが、ルール冊子に描かれてはいるものの、現実には存在していないという状況である(2025年5月現在、このページ編集者調べ)。

ルール冊子では「相手のキャラコロのHPが自分のキャラコロのHPより先に0になっている場合、ゲームに勝利となる。」旨の記載があるため、通常のプラコロ公式ルールとは違い、例えば自身のワザカードの効果によって自分と相手が同時にダメージを受けて同時にHPが0になった場合、効果の処理順から考えて相手の方が先にHPが0になると考えられる(諸説あり)ため、HPが0になっても自分はゲームに勝利することができるということになりそうである。(プラコロ公式ルールでは、自分のワザによって同時にHPが0になった場合は自分の負けとなる)

「大成功」によってもう1度ワザをトライすることができるのだが、この2回目のワザのトライで再び「大成功」になった場合、さらにワザをトライすることができるものと考えられる。理由としては、仮に「大成功」によってトライできるワザは1回のみだとするならルールの文言は「もう1度”だけ”」と記載されるはずだからである(諸説あり)。

前述の通り、通常のプラコロ公式ルールにあるような、「同じワザは連続で出したらダメ」というルールは無くなった。これはPP制度及び「大失敗」ルールの存在から、1枚のワザを連続でトライしなければならない状況が起こる可能性があるからだと考えられる。このため複雑なルール処理なども通常のプラコロと比べて解消されたと言える。

2025年現在、キャラコロカラーの各商品は中古市場である程度多く姿を見せているが、相場が10000円以上とそこそこ高く、入手するのは決して容易ではない。そしてキャラコロカラー商品の多くがいわゆる詐欺通販サイト(海外かどこかが運営している明らかに値段が激安で品揃え豊富な怪しい通販サイト)に出品掲載されていることが多く、希少性の高さと値段の安さ(詐欺通販サイトは往々にして相場よりも格安で販売されている)から思わず購入してしまいそうになる人がいるかもしれないが、絶対に購入しないように注意してほしい。商品が届かずお金だけ吸い取られると思われる。

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