"Ruina 廃都の物語"に登場する人物集です
ゲーム中での概要から元ネタ、考察、その他ネタコメントまでご自由にどうぞ
書かれている解説には個人の主観や推測によるものが多く含まれている場合があり、
元ネタ等は全て推測なので、異論等ありましたら追記・コメントをお願いします
解説にあるセリフは印象に残ったものを、ゲーム本編から引用して記載しています。
また、ネタバレが多数含まれますのでご注意ください
ゲーム中での概要から元ネタ、考察、その他ネタコメントまでご自由にどうぞ
書かれている解説には個人の主観や推測によるものが多く含まれている場合があり、
元ネタ等は全て推測なので、異論等ありましたら追記・コメントをお願いします
解説にあるセリフは印象に残ったものを、ゲーム本編から引用して記載しています。
また、ネタバレが多数含まれますのでご注意ください
あ行
アークフィア
父なる神・ハァルの末娘の女神で、「大河の女神」「川の娘」とも呼ばれる。
現代でも多くの人々に親しまれており、神官ルートの主人公が信仰しているのも彼女を崇めた宗教である。
人前に出るときは儚げな雰囲気を纏う少女のような姿で現れるが
その正体は死んだ人間の魂を喰い、新しいものへと転生させる白い大蛇の群れである。
現代でも多くの人々に親しまれており、神官ルートの主人公が信仰しているのも彼女を崇めた宗教である。
人前に出るときは儚げな雰囲気を纏う少女のような姿で現れるが
その正体は死んだ人間の魂を喰い、新しいものへと転生させる白い大蛇の群れである。
かつて人間を滅ぼそうとしたハァル神を諌めるが、その責任を取り忘却界に幽閉される。
その後、やってきたタイタスの妻になるが、あるとき彼が人々を救うために出て行くことになると、
彼に「イーテリオ」と呼ばれる神秘の力を持つ宝珠を与え、ひとり彼の帰りを待つことになる。
それから千年以上の時が経ち、待ちきれなくなったアークフィアは忘却界を出て(!)タイタスを探すが、
力を悪用してアルケア帝国を築いたタイタスを見て ブチ切れ、
その都を大洪水で流し去った後、その上に神の山を投げ下ろして地の底に封じたとされる。
その後、やってきたタイタスの妻になるが、あるとき彼が人々を救うために出て行くことになると、
彼に「イーテリオ」と呼ばれる神秘の力を持つ宝珠を与え、ひとり彼の帰りを待つことになる。
それから千年以上の時が経ち、待ちきれなくなったアークフィアは忘却界を出て(!)タイタスを探すが、
力を悪用してアルケア帝国を築いたタイタスを見て ブチ切れ、
その都を大洪水で流し去った後、その上に神の山を投げ下ろして地の底に封じたとされる。
また、その際に
エル
という名の青年を救い出しており、
後に彼がアークフィアの教えをまとめた『大河教典』を広めることになる。
後に彼がアークフィアの教えをまとめた『大河教典』を広めることになる。
+ | ... |
『本当に罪を犯したのは、
私
。
だから罰として、 私 はここで すべての過ちを見続けている……』
だから罰として、 私 はここで すべての過ちを見続けている……』
『ここでは何も釣れませんよ。
女神
』
―――かまぼこ板のようなもの
―――かまぼこ板のようなもの
アダ
ホルムの町の神殿の老巫女。立場としては巫女長であるらしい。
一部の装備や書物を売ってくれるほか、呪い装備で呪われたキャラの解呪もしてくれる。
ただし、四つの秘石の呪いだけは解呪してもらえない。
一部の装備や書物を売ってくれるほか、呪い装備で呪われたキャラの解呪もしてくれる。
ただし、四つの秘石の呪いだけは解呪してもらえない。
主人公の生まれが「神殿に拾われた孤児」の場合の、主人公の育ての親。
他にも、バルスムスの知人であったり、生まれたばかりのエンダを引き取ってくれたりと、要所要所で出番のあるサブキャラクターである。
他にも、バルスムスの知人であったり、生まれたばかりのエンダを引き取ってくれたりと、要所要所で出番のあるサブキャラクターである。
+ | ... |
『天地自然の摂理に逆らわず、毎日明るく楽しく生きてりゃ、それが神々の御心ってものさ』
アレム
本編から約300年前、名剣「エウルス」を手に、仲間とともに
魔王
を倒すことに成功した英雄王。
元々はシバという国の王子だったらしいが、魔王討伐後に大シーウァ王国の建国に着手し、
本編の舞台であるネス公国や隣国の西シーウァ王国の礎を築いた。
元々はシバという国の王子だったらしいが、魔王討伐後に大シーウァ王国の建国に着手し、
本編の舞台であるネス公国や隣国の西シーウァ王国の礎を築いた。
『歴史』や『よいこの神話 4』などで功績の一部が語り継がれており、
テレージャいわく「陰のある美形」で、魔王殺しの勇士とは 危ない関係 だったとされる。
一方で、ラバンの昔話では王子ではなく「お姫様」として語られており、
魔王を倒した美少年との間に子供も作ったとされているが…?
テレージャいわく「陰のある美形」で、魔王殺しの勇士とは 危ない関係 だったとされる。
一方で、ラバンの昔話では王子ではなく「お姫様」として語られており、
魔王を倒した美少年との間に子供も作ったとされているが…?
+ | ... |
「きみは
国にかえって
王さまになれ」
『そういうと勇士は 王子の手から 魔王ころしの剣をうばいとって ちっともためらわず 魔王をさしました』
―――よいこの神話 4
『そういうと勇士は 王子の手から 魔王ころしの剣をうばいとって ちっともためらわず 魔王をさしました』
―――よいこの神話 4
偉大なる種族
賢者の弟子固有イベントで仲間になるゲストキャラ。出典はクトゥルフ神話、イスの偉大なる種族。
精神寄生体である彼らは、他生命体と精神を交換してその肉体を得、知識を収集する。
ネルの「ダウジング」でもたまに交信可能。
友達になろうと誘われるが、ネルは選択肢も出さずばっさり断ってしまう。
もし受け入れたらどうなるのだろうか……
精神寄生体である彼らは、他生命体と精神を交換してその肉体を得、知識を収集する。
ネルの「ダウジング」でもたまに交信可能。
友達になろうと誘われるが、ネルは選択肢も出さずばっさり断ってしまう。
もし受け入れたらどうなるのだろうか……
『私ははるか遠い星から、この世界の調査に来た者デース。ヨロシクして下サーイ』
ウリュウ
盗賊編限定の登場人物。
悪徳商人ピンガーに雇われた美しい女剣士で、失われたはずの英雄剣技を使う。
悪徳商人ピンガーに雇われた美しい女剣士で、失われたはずの英雄剣技を使う。
生死を賭けた極限状態での戦いに「自由」を見出す独特の美学の持ち主で、
ただ強者と殺しあうことだけに執着している戦闘狂。
非常にキレた人物であり、自身の剣筋と同様にその性格は危うさと狂気に満ちている。
ただ強者と殺しあうことだけに執着している戦闘狂。
非常にキレた人物であり、自身の剣筋と同様にその性格は危うさと狂気に満ちている。
彼女の使う英雄剣技はかつて魔王を殺した英雄が使っていたとされ、凄まじい威力を誇るが、
ラバンのみ彼女の剣技に耐性があり、戦闘ではダメージをほとんど受けずに見切ることができる。
ラバンのみ彼女の剣技に耐性があり、戦闘ではダメージをほとんど受けずに見切ることができる。
元ネタは藤沢周平『臆病剣松風』の主人公瓜生か。松風は攻撃を受け流すことに徹し相手を
心理的に追い込み打ち負かす剣技。こちらのウリュウはラバンの松風の前に翻弄されてしまったが、
ラバンいわく現在はまだ未熟だが、今後成長すると恐ろしいことになるらしい…。
心理的に追い込み打ち負かす剣技。こちらのウリュウはラバンの松風の前に翻弄されてしまったが、
ラバンいわく現在はまだ未熟だが、今後成長すると恐ろしいことになるらしい…。
+ | ... |
『……ゆらり……』
エル
「大聖エル」とも呼ばれる。帝国時代の人物で、あるとき
アークフィア
の神託を受けて方舟を作り、
心の清い人や獣たちとともに大洪水を逃れる。その後、ユールフレール島に辿り着き、
彼女の教えである『大河教典』を広めたり、大神殿を建てたりした。
心の清い人や獣たちとともに大洪水を逃れる。その後、ユールフレール島に辿り着き、
彼女の教えである『大河教典』を広めたり、大神殿を建てたりした。
モチーフになったエピソードは聖書『創世記』のノアとその方舟だと思われる。
初代テオルが魔族の宝で血族殺しの呪いを受けた際にテオルとその仲間を導いたとされるが、
例によって書物の中での話の為、事実ではない可能性がある。
例によって書物の中での話の為、事実ではない可能性がある。
+ | ... |
『地上の栄光と、樹上の楽園を約束されたというのに、どうしてまだ思いわずらっているのか。
なぜあなたたちは、女神の許しとあがないを、まだ信じようとしないのか』
―――大河教典『エルの書』
なぜあなたたちは、女神の許しとあがないを、まだ信じようとしないのか』
―――大河教典『エルの書』
オハラ
ホルムの酒場「ひばり亭」を経営する、したたかな女主人。
さっぱりした性格で面倒見もいいため、彼女を慕う者は多い。
お店ではパンなどの軽食を売ってくれるほか町の情報や冒険の知識も豊富で、
ときには主人公たちの相談役になってくれることもある。
また、罪人の遺児かつ女性でプレイした場合、主人公の雇い主にもなる。
さっぱりした性格で面倒見もいいため、彼女を慕う者は多い。
お店ではパンなどの軽食を売ってくれるほか町の情報や冒険の知識も豊富で、
ときには主人公たちの相談役になってくれることもある。
また、罪人の遺児かつ女性でプレイした場合、主人公の雇い主にもなる。
現在の姿からは想像できないが、かつてはパリスたちの育ての親の女性・レナとともに
美少女怪盗 として、西シーウァで義賊活動をしていた過去を持つ。
美少女怪盗 として、西シーウァで義賊活動をしていた過去を持つ。
+ | ... |
『ちなみにあたしはその頃、死にかけの年寄りをたぶらかして、このひばり亭を手に入れてました』
オーバーロード
本作品のラスボス。強力な攻撃を多数持つが、プレイヤーに非常に有利なイベントが用意されている為、
苦戦することはほとんどない。不憫。
本編では不死を求めたタイタスが最終的に到達した姿として登場するが、
賢者ルートでは、彼が技を盗んだオリジナルと思われる同じ姿をした存在が登場する。
元ネタはA・C・クラーク作「幼年期の終り」に登場する高度な文明を持つ宇宙人。
苦戦することはほとんどない。不憫。
本編では不死を求めたタイタスが最終的に到達した姿として登場するが、
賢者ルートでは、彼が技を盗んだオリジナルと思われる同じ姿をした存在が登場する。
元ネタはA・C・クラーク作「幼年期の終り」に登場する高度な文明を持つ宇宙人。
か行
怪仙ダッタ
巨人の塔寺院にて遭遇する中ボス。
胡散臭さ全開の顔と言動だがそれでも厳しい修業をおさめた高僧らしく、
まともに戦いを挑んでもまず勝てない強敵。
名前は釈迦の弟子の一人、提婆達多(だいばだった)から取られたものと推測される。
レ○ンボーマンを連想すると年がバレます。
胡散臭さ全開の顔と言動だがそれでも厳しい修業をおさめた高僧らしく、
まともに戦いを挑んでもまず勝てない強敵。
名前は釈迦の弟子の一人、提婆達多(だいばだった)から取られたものと推測される。
レ○ンボーマンを連想すると年がバレます。
元は旧き巨神を崇め、彼らの様に永却を知ろうとした苦行僧だが、
その巨人も遂には無に返りつつある時それを認めずに拒んでいるのが彼らの一派。
ネルの「お・ね・が・い☆」に対して「だ・め・だ☆」と返す辺り案外お茶目な所も垣間見れたりする。
その巨人も遂には無に返りつつある時それを認めずに拒んでいるのが彼らの一派。
ネルの「お・ね・が・い☆」に対して「だ・め・だ☆」と返す辺り案外お茶目な所も垣間見れたりする。
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『ああ……。故郷の味、バンザイ!』
『なんてこった、お前はスーシャにそっくりだ!はるか昔修行のために捨てた妻……』
鍵の守護者
賢者の弟子編のみの登場人物。
古代皇帝が記した魔道書「鍵の書」の力で行くことのできる星幽界・最奥で会うことができる。
古代皇帝が記した魔道書「鍵の書」の力で行くことのできる星幽界・最奥で会うことができる。
「世界の果て」から更に先へ進もうとする者の資格を試してくる番人で、
自身も「星落とし」などの強力な魔術を操る強敵。
自身も「星落とし」などの強力な魔術を操る強敵。
+ | ... |
『かつて多くの者がこの道を通った。だが、帰ってきた者は一握りだけ。
お主は帰還の道を選べるだろうか』
お主は帰還の道を選べるだろうか』
カムール
- 30年ちょっと前?…父から領地を受け継ぐ。間もなく「ラルズーエ戦争」勃発。
- 30年前…ネス公国と西シーウァ王国間の侵略戦争「ラルズーエ戦争」に参加。
その際に敵将ゼペックを助け、以後彼とレンデュームはホルムに仕えることになる。 - ?年前…妻との間に子供を授かるが、後に失う。
- 12年前…西シーウァとネスの大公の命令で女盗賊レナを捕らえ、処刑。
彼女の子供たちは森番の一族に預けて秘密裏に匿う。 - 2年前…妻が逝去する。
自身の統治するホルムの平和をただひたすらに願う、非常に真面目で誠実な人物であるが、
嫁や子供を亡くしたり、子供連れの女盗賊を処刑することに苦悩したりと作中屈指の苦労人でもある。
しかし、本編ではテオルの計画に邪魔だと判断され、全ルートで必ず死亡してしまう。
嫁や子供を亡くしたり、子供連れの女盗賊を処刑することに苦悩したりと作中屈指の苦労人でもある。
しかし、本編ではテオルの計画に邪魔だと判断され、全ルートで必ず死亡してしまう。
年齢的には初老といったところだが、騎士としての腕前は高く、
兵を率いて戦場に出陣したり、ルートによっては主人公やパリスと戦ったりすることもある。
兵を率いて戦場に出陣したり、ルートによっては主人公やパリスと戦ったりすることもある。
+ | ... |
『キャシアスよ、お前は町を回り、襲われている者を助けよ!』
―――騎士の嫡子編・男主人公の場合
―――騎士の嫡子編・男主人公の場合
『ウェンドリンよ、お前は危険の無いよう、安全な場所に隠れていなさい!』
―――騎士の嫡子編・女主人公の場合
―――騎士の嫡子編・女主人公の場合
ガリオー
遺跡の噂を聞きつけて、ホルムの村にやってきた鍛冶師。
職人気質の典型的な頑固オヤジで、やたらとぶっきらぼうな話し方をするが腕は確か。
特定の期間中にネルとともに彼の元を訪れると、条件付きで武器や防具の製作技術を教えてもらえる。
職人気質の典型的な頑固オヤジで、やたらとぶっきらぼうな話し方をするが腕は確か。
特定の期間中にネルとともに彼の元を訪れると、条件付きで武器や防具の製作技術を教えてもらえる。
本編に直接関わることはないが、テオルが持ってきた名剣「エウルス」を鍛えなおしたり、
場合によってはネルのエンディングに関わることもあるため、サブイベントでは結構出番が多い。
場合によってはネルのエンディングに関わることもあるため、サブイベントでは結構出番が多い。
+ | ... |
『おい、あの小娘はどうしてる?
……べ、別に、あいつのことが気になってるわけじゃないんだからな!? 勘違いするなよ!?』
……べ、別に、あいつのことが気になってるわけじゃないんだからな!? 勘違いするなよ!?』
ギュスタール
ホルム南西に暮らす部族の郷・レンデュームの若長。ホルム伯の執事
ゼペック
の孫で、フランの弟。
歴戦の荒武者を思わせる屈強な偉丈夫だが、これでも 14歳の少年 である。
ホルムに従属しているレンデュームの現状に不満を持っており、
主人公が騎士の嫡子だった場合は、とげとげしい態度を取られることも。
歴戦の荒武者を思わせる屈強な偉丈夫だが、これでも 14歳の少年 である。
ホルムに従属しているレンデュームの現状に不満を持っており、
主人公が騎士の嫡子だった場合は、とげとげしい態度を取られることも。
魔将アイビアの襲撃を受けて交戦するも敵わず、郷の民とともに隠し砦に避難していたところ、
救援に駆けつけたテオルと会ったことで、彼に協力するようになる。
その後、ルートによってはホルム伯 カムール を暗殺し、主人公やフランに勝負を挑んでくる場合もある。
救援に駆けつけたテオルと会ったことで、彼に協力するようになる。
その後、ルートによってはホルム伯 カムール を暗殺し、主人公やフランに勝負を挑んでくる場合もある。
+ | ... |
『――祖父さん。元々はおれたちの一族だって、貴族と言っていい家だったはずだ
だが戦争に負けたせいで使用人扱いだ。奪われた誇りは、こうやって剣で奪い返すしかない』
だが戦争に負けたせいで使用人扱いだ。奪われた誇りは、こうやって剣で奪い返すしかない』
『うわあっ、ごめんよ姉ちゃん!』
グラガドリス
かつてアルケア帝国の町を根城にしていた盗賊団「天覇超帝邪星党」の首領。
本名「パッポス」。
鍛え抜かれた肉体を持つ大男で、ごろつきたちを従えて打倒・皇帝の野望に燃えている。
寡黙で自ら喋ることは無いが、手下たちは彼の呼吸音や唸り声で何を言おうとしているか分かる様子。
鍛え抜かれた肉体を持つ大男で、ごろつきたちを従えて打倒・皇帝の野望に燃えている。
寡黙で自ら喋ることは無いが、手下たちは彼の呼吸音や唸り声で何を言おうとしているか分かる様子。
キャラのモチーフは人気漫画「北斗の拳」に登場する世紀末覇者・拳王「ラオウ」だと思われる。
また、同作中には「ユリア」という名前の、ラオウの想い人だった女性が登場しているが…?
また、同作中には「ユリア」という名前の、ラオウの想い人だった女性が登場しているが…?
+ | ... |
『ふしゅるるるー……』
『こーほー、こーほー、ぐごごごごご』
『ふしゅるー、しゅるるるるっ!こーほーこーほーくはぁあああ!』
グリムワルド
ホルムの妖精郷伝説で語られる英雄。
かつてホルムを治めていた伯爵で、現・ホルム領主である カムール はグリムワルドの子孫である。
『ホルムの伝説』によると、かつてのタイタスのように大河の岸辺で拾われた後、
地下にある妖精郷へと導かれて、立派な英雄になったとされる。
かつてホルムを治めていた伯爵で、現・ホルム領主である カムール はグリムワルドの子孫である。
『ホルムの伝説』によると、かつてのタイタスのように大河の岸辺で拾われた後、
地下にある妖精郷へと導かれて、立派な英雄になったとされる。
盗賊ルートの固有ダンジョンで騎士に変装して潜入しようとした場合、
敵の火車騎士に名前を尋ねられる場合があり、そのときに答える名前の候補にも挙がっているが、
現在のグリムワルド家の当主であるカムールは既に子を失っており、
彼自身も戦死したことになっているため(実際は暗殺だが)、すぐに嘘だとバレてしまう。
敵の火車騎士に名前を尋ねられる場合があり、そのときに答える名前の候補にも挙がっているが、
現在のグリムワルド家の当主であるカムールは既に子を失っており、
彼自身も戦死したことになっているため(実際は暗殺だが)、すぐに嘘だとバレてしまう。
『まず特別な力を持った子供が大河の岸辺に流れ着く。
子供は養親に育てられ、英雄的な人物に育つ。』
子供は養親に育てられ、英雄的な人物に育つ。』
(中略)
『一説によれば、現在のホルム伯グリムワルド家の祖先は、
こうした妖精郷の英雄の一人だったと言われている。』
―――ホルムの伝説
こうした妖精郷の英雄の一人だったと言われている。』
―――ホルムの伝説
さ行
雑貨屋(ネルの母)
ホルムの広場に店を構える女性で、ネルの母親。名前は不明。
町に出現した遺跡のことよりも、店の商品や娘の将来のことを気にかける小市民的な人物。
ネルと違って心配性な性格だが、どこか抜けたところがあるのは娘と同じ様子。
町に出現した遺跡のことよりも、店の商品や娘の将来のことを気にかける小市民的な人物。
ネルと違って心配性な性格だが、どこか抜けたところがあるのは娘と同じ様子。
夫(ネルの父親)に関しては不明な点が多いが、
作者インタビューによるとネルが幼い頃に亡くなっているらしい。
作者インタビューによるとネルが幼い頃に亡くなっているらしい。
+ | ... |
『テオル様も「廃都物語」を読んでらしたんだねえ。アルケア帝国ってあれに出てきた国でしょ?』
シャルクー
時期的にはタイタスよりも先に誕生したはずの人物で、
現代では既にアンデッドと化しているものの、いまだに現世に留まり続けている。
その真意や目的は不明だが、タイタスと違って他者の支配や救済などには興味がないらしく、
何かをひたすら書き記すことにのみ執着しているかのような言動を見せる。
現代では既にアンデッドと化しているものの、いまだに現世に留まり続けている。
その真意や目的は不明だが、タイタスと違って他者の支配や救済などには興味がないらしく、
何かをひたすら書き記すことにのみ執着しているかのような言動を見せる。
『時が至れば、人間の中から最も偉大な王が出る。
この者こそ諸王の中の王であり、法と都を作り、境界線をめぐる争いを調停する者である』
―――神帝記 1
この者こそ諸王の中の王であり、法と都を作り、境界線をめぐる争いを調停する者である』
―――神帝記 1
『邪魔をするな……。記録が滞る!』
修羅丸
忍術と格闘術を修めた巨猿で、またの名をジャスミンという。フランとは姉妹のように育ったらしい。
元々レンデュームの郷のある場所では彼女?の仲間たちが暮らしており、
約300年前に魔王の従属から逃れてきたレンデュームの一族と出会ったことで共存を始めたとか。
元々レンデュームの郷のある場所では彼女?の仲間たちが暮らしており、
約300年前に魔王の従属から逃れてきたレンデュームの一族と出会ったことで共存を始めたとか。
一連のイベントをクリアした後、彼女?との特訓に応じ、合計10回倒すと
「手裏剣乱れ投げ」を習得する『レンデューム秘伝書』をもらうことができる。
元ネタは板垣恵介作の漫画「グラップラー刃牙」に登場する巨猿・夜叉猿…かもしれない。
「手裏剣乱れ投げ」を習得する『レンデューム秘伝書』をもらうことができる。
元ネタは板垣恵介作の漫画「グラップラー刃牙」に登場する巨猿・夜叉猿…かもしれない。
ゼス
本作に登場する、古代の人気小説『廃都物語』の執筆者。変人。
夜種王と瓜二つの姿をしているが、両者の関係は不明。
夜種王と瓜二つの姿をしているが、両者の関係は不明。
アーガデウムでその姿を確認できるが、
特定の条件を満たせば古代都市の自宅にて生前の彼に会うこともできる。
余談だが、古代都市で彼に会った後、現代に戻って彼の住居があった場所に行くと、
何の因果か 巨大な軟体生物の住処になっている 。
特定の条件を満たせば古代都市の自宅にて生前の彼に会うこともできる。
余談だが、古代都市で彼に会った後、現代に戻って彼の住居があった場所に行くと、
何の因果か 巨大な軟体生物の住処になっている 。
『もしも、あんたが長年の仇敵を追いつめて、とどめを刺そうとしている瞬間に――
十万の敵軍に囲まれたらどうする?
しかも敵はあんたの恋人を人質にしていて、処刑しようとしている!
なおこの時、あんたは片目片足を失い不治の病に冒され、
あと二月で死ぬと宣告されているものとする
さあどうする!?この状況をどう切り抜ける!?』
十万の敵軍に囲まれたらどうする?
しかも敵はあんたの恋人を人質にしていて、処刑しようとしている!
なおこの時、あんたは片目片足を失い不治の病に冒され、
あと二月で死ぬと宣告されているものとする
さあどうする!?この状況をどう切り抜ける!?』
隙間に潜む女性(仮)
本来なら人間が入れるはずのない狭い空間に潜む謎の人物で、何のためにそこにいるのか、
死者なのか生者なのか、タイタスの影響下にあるのかどうかなどの詳細は全て不明。
分かるのは背の高い女性であることと 非常に危険な存在 であるということだけである。
死者なのか生者なのか、タイタスの影響下にあるのかどうかなどの詳細は全て不明。
分かるのは背の高い女性であることと 非常に危険な存在 であるということだけである。
元ネタは都市伝説で有名な「隙間女」か。
+ | ... |
『振り向けば死ぬ。』
ゼペック
ホルム領主
カムール
に仕える執事で、フランとギュスタールの祖父。
もとはレンデューム出身の戦士で、本編から約30年前に起きた国家間戦争「ラルズーエ戦争」に
部隊長として参加した経歴を持つ。その際に敵国に味方した敗軍の将として殺されそうになるが、
カムールの恩赦によって命を救われたため、彼に仕えることになる。
もとはレンデューム出身の戦士で、本編から約30年前に起きた国家間戦争「ラルズーエ戦争」に
部隊長として参加した経歴を持つ。その際に敵国に味方した敗軍の将として殺されそうになるが、
カムールの恩赦によって命を救われたため、彼に仕えることになる。
現在では、温厚で恰幅のいい老執事といった印象だが、戦士としての力量は健在であり、
必要とあらば二刀を手に、機敏な動きで敵に立ち向かう勇猛さも秘めている。
領主の執事ということもあり騎士の嫡子編では、他のルートとは違った一面を見ることができる。
また、カムールに随行して戦場に出たり、一部のルートではカムール共々暗殺されてしまうことも。
必要とあらば二刀を手に、機敏な動きで敵に立ち向かう勇猛さも秘めている。
領主の執事ということもあり騎士の嫡子編では、他のルートとは違った一面を見ることができる。
また、カムールに随行して戦場に出たり、一部のルートではカムール共々暗殺されてしまうことも。
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『年寄りと思って甘く見るな。覚悟せよ、曲者!』
た行
ターニャちゃん
巨人の塔寺院で特定の条件を満たしたときのみ、ラバンとの会話の中で登場する女性。
あるときラバンに危ないところを助けられ、その恩に報いるべく彼の旅の同行を願い出るが
「風来坊に女は不要」と断られたため、そのとき身に着けていた あるもの に自身の想いを込めてラバンに託す。
なお、このとき渡したものは、後に怪仙ダッタの説得に使われることとなる。
あるときラバンに危ないところを助けられ、その恩に報いるべく彼の旅の同行を願い出るが
「風来坊に女は不要」と断られたため、そのとき身に着けていた あるもの に自身の想いを込めてラバンに託す。
なお、このとき渡したものは、後に怪仙ダッタの説得に使われることとなる。
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『なら、せめて……(ごそごそ)
これを私だと思って、持っていってください』
これを私だと思って、持っていってください』
ダリム
小人族の王子。外の世界へ行くのが夢。
現在は約200歳。これでも小人族としては若い方だとか。
現在は約200歳。これでも小人族としては若い方だとか。
通称・編髭のダリム。小人の塔で仲間になるゲストキャラ。
自身の父である王・アーバリンの命令で編髭の一族を率いており、
黒鉄の一族を率いる叔父・ミーベルとの戦いを続けている。
真面目で紳士的な人物だが、ストーリーの展開によっては指輪の魔力に見入られ、
主人公に殺害されてしまう場合もある。
自身の父である王・アーバリンの命令で編髭の一族を率いており、
黒鉄の一族を率いる叔父・ミーベルとの戦いを続けている。
真面目で紳士的な人物だが、ストーリーの展開によっては指輪の魔力に見入られ、
主人公に殺害されてしまう場合もある。
キャラクターの元ネタは指輪物語の主要人物のドワーフ「ギムリ」と思われ、彼の叔父であるミーベルの名前は、
リヒャルト・ワーグナーの戯曲「ニーベルングの指環」から取ったもの…かもしれない。
リヒャルト・ワーグナーの戯曲「ニーベルングの指環」から取ったもの…かもしれない。
+ | ... |
『ごきげんよう、背高き人よ。
私は編髭の一族の戦士、ダリム。まずは歓迎します』
私は編髭の一族の戦士、ダリム。まずは歓迎します』
『――さあ、これで騒動はすべて終わりです』
できそこない
宮殿のイベントなどで登場する敵。
その名の通り何かのできそこない、宮殿のものは生まれてすぐ殺されていった子どもの怨念的な何か。
軟体生物のような身体に妙にリアルな乳児の顔の組み合わせが異様に気持ち悪く
例のメッセージのインパクトとあいまってプレイヤーにトラウマを植え付けるであろう敵筆頭。
その名の通り何かのできそこない、宮殿のものは生まれてすぐ殺されていった子どもの怨念的な何か。
軟体生物のような身体に妙にリアルな乳児の顔の組み合わせが異様に気持ち悪く
例のメッセージのインパクトとあいまってプレイヤーにトラウマを植え付けるであろう敵筆頭。
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デネロス
ホルムの町に住む老賢者で、普段は町医者として暮らしている。
酒好きでだらしないところがあるが魔術師としての力量は高く、調合に必要な素材を売ってくれたりもする。
ネルはデネロスから魔術や薬草の知識を学んでいるほか、
主人公の出生が賢者の弟子の場合、彼または彼女の育ての親にもなる。
酒好きでだらしないところがあるが魔術師としての力量は高く、調合に必要な素材を売ってくれたりもする。
ネルはデネロスから魔術や薬草の知識を学んでいるほか、
主人公の出生が賢者の弟子の場合、彼または彼女の育ての親にもなる。
本編中盤で
バルスムス
率いる神殿軍の襲撃に遭い、庵を焼かれて行方知れずになるが、
実際は遺跡の中に避難しており、大廃墟で会うことができる。
ただし、賢者の弟子編のみ、襲撃を受けた際に弟子をかばって命を落としてしまう。
実際は遺跡の中に避難しており、大廃墟で会うことができる。
ただし、賢者の弟子編のみ、襲撃を受けた際に弟子をかばって命を落としてしまう。
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『だが長い探索の果てに、先人の残した魔術の奥義を手に入れた時、
それが自分の求めた物とは違うと気付いた。
以来、儂はこの地で、失われた知恵の番人として生きている』
それが自分の求めた物とは違うと気付いた。
以来、儂はこの地で、失われた知恵の番人として生きている』
な行
ナリス
帝国時代、シバ地方ウーの都を治めていた王。
魔将ナムリス
は、彼の双子の弟。
王位を奪われることを恐れて弟・ナムリスを都から追放したことで彼の恨みを買い、
後にタイタスの軍勢を引き連れて現れたナムリスの手によって殺害される。
王位を奪われることを恐れて弟・ナムリスを都から追放したことで彼の恨みを買い、
後にタイタスの軍勢を引き連れて現れたナムリスの手によって殺害される。
そういうわけで、彼は魔将になる前に死亡したため、ナムリスと違って本編では登場しない。
なお、予言のモチーフとなったのはウィリアム・シェイクスピアの記した悲劇の一つ
『マクベス』のものと思われる。
なお、予言のモチーフとなったのはウィリアム・シェイクスピアの記した悲劇の一つ
『マクベス』のものと思われる。
『兄ナリスはこう予言された。』
「この子供は、刃で殺される事はない」
『弟ナムリスはこう予言された。』
「この子供は、人間の手で殺される事はない」
―――ナリスとナムリス
「この子供は、刃で殺される事はない」
『弟ナムリスはこう予言された。』
「この子供は、人間の手で殺される事はない」
―――ナリスとナムリス
- ↑ゲーム内の流れでいくとタイタス。作者ホームページの流れから邪推するとアイビアの可能性もゼロではない、くらい。けどまぁあのテオルの性格から考えて魔将になった自分と同列の魔将アイビアを師と呼ぶとは考えにくいからやっぱタイタスだろうね。 -- (名無しさん) 2012-07-13 01:40:53
- アイビアとク・ルームが他の魔将より上ってのは、役割考えると納得。他の奴らは主人公を単なる敵としか扱ってないが、この二人だけは -- (名無しさん) 2013-06-18 19:57:22
- この二人は、主人公を助けたり、倒される悪として振る舞ったりと、より核心的な振る舞いをしている。 -- (名無しさん) 2013-06-18 19:59:44
- アイビアは分からないけど、ク・ルームは一世の膝元である墓所で憑代の選別という大役を任されているので特別だろうね。倒した時タイタスを奴呼ばわりする辺りも格上っぽい。 -- (名無しさん) 2014-07-20 17:12:58
- イグナティウスって何者なんですか、知ってる人いたら記事加えてくださいお願いします -- (名無しさん) 2014-07-23 16:26:01
- 妖精王は載せないんですか? -- (名無しさん) 2015-08-20 23:30:33
- ↑×2 アイビアとク・ルームの他の魔将との違いは「影を作る前()」 -- (名無しさん) 2021-07-23 16:03:42
- ↑×2 アイビアとク・ルームの他の魔将との違いは「影」を作る前(狂う前)のタイタスを知っていること、だと思われる。 -- (名無しさん) 2021-07-23 16:04:25
- ハァル神の名前の元ネタだけど北欧神話のオーディンの呼び名のひとつにハール(高き者)っていうのがあるようだ -- (名無しさん) 2021-12-03 00:51:02
- ゼペックの余談部分なんだけど、設定資料集のレンデュームの説明で「~現在、レンデュームの長は騎士としてホルム伯に仕えている。」と書かれてるのでやはりゼペックが長らしい -- (名無しさん) 2022-09-25 20:16:05