内科プレテスト2008午後の部
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訂正・質問が追加されたら分かりやすい様に新しい順に上に記入して下さい。毎日24時頃に問題順に並び変えます。
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問題89
不適切問題
不適切問題
出題を担当された先生に質問しました。
c.慢性気管支炎の診断は解説にあるとおり「3ヶ月以上毎日続く咳があり、2年以上の経過をとるもの」が定義なので、この患者さんをその場で慢性気管支炎と診断することはできないと思います。
では、e.うっ血性心不全で、胸部レントゲン写真に異常を認めないのはどうなのかと伺ったところ、y先生は「微妙な問題だね、取り扱いを検討します」とおっしゃっていました。
その後どうなったかは分かりませんが、私は不適切な問題だと思います。
c.慢性気管支炎の診断は解説にあるとおり「3ヶ月以上毎日続く咳があり、2年以上の経過をとるもの」が定義なので、この患者さんをその場で慢性気管支炎と診断することはできないと思います。
では、e.うっ血性心不全で、胸部レントゲン写真に異常を認めないのはどうなのかと伺ったところ、y先生は「微妙な問題だね、取り扱いを検討します」とおっしゃっていました。
その後どうなったかは分かりませんが、私は不適切な問題だと思います。
問題100
ac→bc
ac→bc
今日の診療には、
総コレステロール:食後でも大きな変動を示さないが、採血は空腹時が望ましい。
遊離脂肪酸:生理的変動が激しいので、一定の条件下(早朝空腹時など)での採血が望ましい。
イヤーノートには、
「コレステロールはほとんど食事の影響はないが、TGは影響が非常にでやすい。」
よって、a.T-CHO×、b.遊離脂肪酸○、c.TG○
総コレステロール:食後でも大きな変動を示さないが、採血は空腹時が望ましい。
遊離脂肪酸:生理的変動が激しいので、一定の条件下(早朝空腹時など)での採血が望ましい。
イヤーノートには、
「コレステロールはほとんど食事の影響はないが、TGは影響が非常にでやすい。」
よって、a.T-CHO×、b.遊離脂肪酸○、c.TG○
問題105
ab→be
ab→be
問題113 設問2.
診断は血管迷走神経反射性失神で、診断に必要な検査はc.ティルト試験ではないでしょうか。
→血管迷走神経反射性失神で良いと思います。
疲労、睡眠不足といった肉体的なストレスと朝礼(長時間の立位姿勢)という
エピソードからも妥当かと思います。
ティルト試験についても以下のものを参考にすると良いかと思います。
(1055-1061ページ)
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2007_inoue_h.pdf
→血管迷走神経反射性失神で良いと思います。
疲労、睡眠不足といった肉体的なストレスと朝礼(長時間の立位姿勢)という
エピソードからも妥当かと思います。
ティルト試験についても以下のものを参考にすると良いかと思います。
(1055-1061ページ)
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2007_inoue_h.pdf
問題114 設問1.
何人かと話し合ったのですが、結論の出ない問題でした。
私個人の意見ですが、大腸癌に対しバリウム注腸造影をせずに手術するというのは考えにくいと思います。d.バリウム注腸造影は必要な検査ではないでしょうか。
a.全身PETですが、PETはとてもお金がかかる検査なので、大腸癌の場合
- 他の検査、画像診断によりこれらの癌の存在を疑うが、病理診断により確定診断が得られない患者。
- 他の検査、画像診断により病期診断、転移・再発の診断が確定できない患者。
であることが保険適応の条件です。原発巣、肝転移巣に対する評価は行われていますが、遠隔転移巣の検索のために次に行うべき検査とは言えないのではないでしょうか。
ご意見お聞かせください。
ご意見お聞かせください。
d以外の選択肢はいずれも転移検索に有用と考えられます。S6病変以外の肝への微小転移が存在し、肝切除が不可能になる時は手術適応が無くなる為、腹部CT(その他の画像検査)で発見できなかったS6以外の微小転移や腹部の肝外転移の診断にもFDG-PETが有用といえると思います。
ちなみに「次」行う検査としてPETは不適とのことですが、手術時の補助としてのバリウム造影も転移の検索が終了し手術適応と決まってから行えば良いので、急いで負担の大きい注腸バリウム造影をする必要も無いと考えます。
よって、粘膜表面の観察のみ可能なバリウム造影は現時点で不要と考えますが、いかがでしょうか。
ちなみに「次」行う検査としてPETは不適とのことですが、手術時の補助としてのバリウム造影も転移の検索が終了し手術適応と決まってから行えば良いので、急いで負担の大きい注腸バリウム造影をする必要も無いと考えます。
よって、粘膜表面の観察のみ可能なバリウム造影は現時点で不要と考えますが、いかがでしょうか。
問題121
設問2の解答がcになっていますが、eないしdではないでしょうか。
もともとあった胃潰瘍がワーファリンの作用で悪化し、黒色便を来たすほどの大量出血をきたしている可能性が高いと考えます。ワーファリンの適正使用情報(http://www2.eisai.co.jp/essential/wf/qa/wf070130-all.pdf )のp.121-に服用中の出血時の対処について書かれていますが、まずはビタミンK投与かと思います。酸分泌抑制薬は検査と並行して投与しなければならないほど急ぐ必要がない気がしますが、いかがでしょうか。
設問2の解答がcになっていますが、eないしdではないでしょうか。
もともとあった胃潰瘍がワーファリンの作用で悪化し、黒色便を来たすほどの大量出血をきたしている可能性が高いと考えます。ワーファリンの適正使用情報(http://www2.eisai.co.jp/essential/wf/qa/wf070130-all.pdf )のp.121-に服用中の出血時の対処について書かれていますが、まずはビタミンK投与かと思います。酸分泌抑制薬は検査と並行して投与しなければならないほど急ぐ必要がない気がしますが、いかがでしょうか。