アットウィキロゴ
「もしも、あの最終回が“こう”だったら────?」

現代の鬼才・五味葛葉が、誰もが知る有名番組のラストを胸アツ気味に妄想。
笑いと衝撃、そしてわずかな寂しさを添えて、全視聴者が納得する超エモフィナーレを提示する。


目次

『徹子の部屋』最終回

40年以上の歴史に幕を下ろす最終回のゲストとして、最新の生成AI技術によって復元された「70年前の黒柳徹子(トットちゃん)」が招かれた。
番組史上初となる「司会者とゲストが同一人物(かつ時間軸が異なる)」という異例の対談が行われた。
「あなた、夢はかないました?」
「ええ、想像以上に」と会話し、番組は幕を閉じる。

『ヒルナンデス』最終回

番組前半は、メインMC・南原清隆の歴代の「滑り発言・空回りシーン」のみを凝縮したVTR特集が組まれた。
スタジオが静まり返る中、突如『笑う犬』のメンバー(内村光良ら)が乱入。
往年の「葉っぱ隊」として「YATTA!」をフルサイズで披露した。
内村はカメラに向かって「BPOに電話しろ!今日で終わりだ、知るか!」と絶叫し、昼の生放送としてのモラルが完全に崩壊した。

番組ラスト5分、レギュラーのオードリー(若林正恭・春日俊彰)が恭しく「黄金の玉座」を搬入。
南原を象徴する椅子として用意されたが、座った瞬間に椅子が真っ二つに大破した。
粉砕された椅子の上で、南原が「ふっざけんなよもう~~!なんですかこの番組……あ、『ヒルナンデス』!」と叫び、10年以上の歴史に幕を下ろした。

『サザエさん』最終回

最終エピソード「さようなら、あさひが丘」では、磯野家・フグ田家の一家全員が巨大な気球に乗り込み、住み慣れた街を上空から見渡す様子が描かれた。
気球が高度を上げる中、地上には伊佐坂家、裏のおじいちゃん・おばあちゃん、三河屋の三郎、
さらに中島や花沢さんといった歴代の登場人物が総出で集まり、
空を見上げて一斉に手を振るという、シリーズ最大規模の演出が行われた。

番組の代名詞である「サザエさんじゃんけん」のパートでは、サザエが笑顔で「パー」を提示。
そのままパーの棒を振って『バイバイ』のジェスチャーをし、以下のセリフで閉める。

「来週……いつかまた! 会いましょうね~! うふふふふ!」

『情熱大陸』最終回

最終回の被写体は、番組のテーマ曲『情熱大陸』の作曲・演奏者であるヴァイオリニスト・葉加瀬太郎
自身の楽曲が番組の顔として独り歩きし、国民的メロディとなったことへの葛藤と、制作者への敬意が描かれた。
ナレーターの窪田等による、あまりにも静かな語りが入る。

「彼は知っていた。この旋律が、いつか自分を追い越していくことを……」

『M-1グランプリ』最終回

結成15年目・ラストイヤーの真空ジェシカが、4位に終わった直後のやり取りである。
最終審査の結果、あと一歩及ばず敗退が決まった瞬間、真空ジェシカ・川北茂澄は悔しがる素振りも見せず、憑き物が落ちたような笑顔でマイクを握った。
川北は、過去の大会休止と復活の経緯を念頭に、「まぁ5年後また復活するんで、その時は芸歴20年まで参加に伸ばしてほしいですね」と、さらなる延命を要求。
さらに続けて、大会創設者であり引退した島田紳助の名を出し、「復活させたいんで、また不祥事お願いしま〜〜す」と、禁忌中の禁忌に触れるボケを放った。

『金曜ロードショー』最終回

番組冒頭、これまでの歴代オープニング映像(初代の夕日の海、三代目のスタンリー等)がシームレスに混ざり合う、特別なクロスオーバー映像が流れた。
実写。老紳士が夕日の海を一人で悲しげに見つめる。

ふと、彼の肩を、アニメーションで描かれたウサギ(スタンリー)がそっと叩く。
老紳士は彼らに微笑みかけ、「映画もまだ、捨てたもんじゃないな」と慈愛に満ちた表情を浮かべ、傍らにあった「あの紳士帽子」を手に取る。

ここで場面が切り替わる。
老紳士が映写機を回し始めると、お馴染みのテーマ曲『Joe Hisaishi - Cinema Nostalgia』が流れ、提供クレジットが表示された。

次第に、アニメーション調になり、紳士があのおじさんであることが判明。
放送された最後の作品は、『ニュー・シネマ・パラダイス』

『情報ライブ ミヤネ屋』最終回

番組冒頭、宮根は「今日お伝えするニュース? ありません! 最終回ですから、パーっとやりましょう!」と宣言。
報道番組としての体裁をかなぐり捨て、スタジオで酒宴を思わせるテンションで進行した。
番組終盤、気象予報士の蓬莱大介との恒例の掛け合いが行われた。
感極まって涙を流し、感謝を述べる蓬莱に対し、宮根も「蓬莱くん、今までありがとうな……」と珍しく神妙な面持ちで応じ、視聴者の涙を誘う感動的な空気が流れた。

エンディングで宮根が「では皆さん、長い間本当にありがとうございましたー!」と大きく手を振ったその瞬間、中継のライブ画面がフリーズ
数秒の沈黙の後、宮根の表情から一切の笑顔が消え、カメラを凝視して言い放った。

「……なにしてんねんお前」

宮根がライブ画面を右ストレートでぶん殴りそのまま終わる。

『世界の果てまでイッテQ!』 最終回

全レギュラーメンバーが総出演した壮大なドラマ仕立ての完結編となった。

番組冒頭、スタジオにはMCの内村光良の姿がなく、メンバーに「内村が世界のどこかで行方不明になった」という報せが入る。
  • 出川哲朗: 海外の街角で、支離滅裂な「出川イングリッシュ」を駆使し、必死に内村の目撃情報を集める。
  • イモトアヤコ: 標高8,000m級の山頂から双眼鏡で地上を捜索。
  • 宮川大輔・中岡創一: 世界各地の「祭り」に参戦し、泥まみれになりながら現地の村人たちに聞き込みを行う。

どこを探しても見つからず、メンバーがスタジオ(あるいはベースキャンプ)で肩を落としていたその時、宇宙海賊・ゴー☆ジャスが唐突に登場。
「レボリューション!俺の地球儀に、謎の黒い点がッ!」
カメラが地球儀の「未踏の地」へ超ズームすると、そこにはボロボロの服を着ながらも、笑顔で手を振る内村の姿が。
「おーい!俺はここだよ〜!まだ世界には、知らない場所があるぞ〜!」

メンバー全員が歓喜し、「会いに行くぞ!」と飛行機に飛び乗るカットがスローモーションで流れる。
ラスト、ナレーターの『世界の果てまで、イッテQ!』と共に、雲を突き抜ける飛行機の映像で幕を閉じた。

『笑点』最終回

座布団大清算!さらば笑点スペシャル

番組冒頭、これまでの全放送回(50年以上)における「累計座布団枚数プラマイ表」が発表された。
大方の予想に反し、メンバーの中で三遊亭好楽のみ「マイナス210枚」という驚愕の借金状態であることが発覚。
これに対し、普段の温厚なキャラクターをかなぐり捨てた好楽が、司会の春風亭昇太へ、
「あんなつまんねぇやつ(山田)が私怨で座布団取ってくんだから、仕方ないだろ!!」と激昂。
これに激怒した山田隆夫との間で、番組史上初となる「山田vs好楽・大喜利デスマッチ」へと発展した。

好楽の借金を帳消しにするため、1問正解につき50枚という破格のボーナスルールが適用されたが、両者ともに泥試合。
三遊亭小遊三から「これは現代アートかぁ?」と呆れられる始末だった。
結局、空回りした好楽はさらに500枚の借金を上乗せする結果となった。

番組の最後、「最後の一言で面白ければ借金帳消し」というラストチャンスを与えられた好楽は、放送席に向かって、

「何十年の歴史の幕をよぉ、この俺にやらせる気かよ?! ふざけるな!」
「適任者は他にいんだろうが」
「俺よりもなぁ、視聴者から1枚残らず座布団持ってかれた──『あいつ』がよぉ!」

スタジオは番組史上最大の爆笑に包まれた。

『相棒』最終回


最終話『記憶の角砂糖』
右京がまだ「天才」と呼ばれるの、ある日の記憶から始まる。

第0の事件。
物語の大部分は、若き日の杉下右京の回想シーン。
雨の降る路線バス。隣に座った紅茶マニアの「友人」との、何気ない知的な対話。
しかし、右京はその男の持ち物、視線、わずかな言葉の端々から、彼が今まさに「これから殺人を犯しに行く途中」であることを看破する。
右京は警察官としてではなく、一人の青年として、バスが終点に着くまでの間に言葉の力だけでその計画を解体し、男を説得させた。
それは警察の記録には残らない、「事件とは言えない事件(未然に防がれた悲劇)」であった。

現在に戻る。
特命係の部屋。
「……そんなことがあったんですよ」
紅茶を淹れながら、隣にいる亀山薫に昔話を終える右京。
亀山が「それが右京さんの原点だったんですね」と笑い、右京は「……角砂糖がないと紅茶じゃない、が彼の口癖でしてねぇ」
少しだけ感慨深げに角砂糖を1つ、ポトンと紅茶に落とす。
カップの中で溶けていく砂糖のアップから引きの画になり、二人の背中が映し出され、静かにフェードアウトした。

『夜のお天気』最終回

「明日の全国の天気です。隕石。降石確率は全国一律で100%
画面が砂嵐に切り替わり、そのまま局の放送自体が停波した。
最終更新:2026年03月16日 19:13