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もしもアニメ『高木さん』を昭和のだせぇセンスの人間が作ったら。




第1話「消しゴムに願いを!の巻」

西片(CV:千葉 繁)
高木さん(CV:小山 茉美)
ナレーター(CV:広川 太一郎)



いやはや、どうもどうも!
始まりました、始まりましたよ!『からかい上手の高木さん』。
記念すべき第一回だというのに、西片くん、お顔が緊張でガッチガチ、まるでカマボコの板状態!
さぁ、どうなっちゃうのかな〜、ハッハッハ、お立会い!


【教室・授業中】

西片 「(フッフッフ……!聞いたぞ、消しゴムに好きな人の名前を書いて使い切れば、恋が実るという伝説を!)」
西片「(高木さんの名前を書いて、使い切って、オレのパシリ……)」
西片「(あ、いや、オレの虜にしてやるんだからな!ウヒョヒョ~~~!)」
西片「フフ!(口元キラーン☆)」


お〜っと西片くん、妄想が爆発しております!しております!
頭の中はピンク色、お花畑にチョウチョが飛んで、あーらよっと!


(※西片、気合を入れすぎて手が滑る)

西片「……あっ!あ、あ、あ〜〜〜れ〜〜〜!!」

(※消しゴムがスローモーションで放り投げられ、「びよよ〜ん」とゴムまりのように跳ねる)
(※椅子から転げ落ちる)

西片「ギャワワ!オレの愛の結晶……じゃなくて消しゴムがぁ!」
西片「拾わなきゃ、拾わなきゃ、拾わなきゃーーーっ!!」

(※西片、机の下に潜り込むが、お尻が机に引っかかってズボンの股が裂ける音)


あちゃ〜!
西片くん、消しゴム拾う前にお尻がコンニチワ!
ズボンが泣いてる、ボクも泣いちゃう、なんてね!
さぁ、そこへ救いの女神か、はたまた悪魔か、高木ちゃんの登場だ〜!


高木「んちゃ!西片。これ探してたんでしょ?」
西片「(※机の下から顔だけ出して)ギャッ!高木さん!」
西片「……あ、ありがとう……って、それ、中身は見……見てないよね!?」

高木「(※ニコニコしながら)うふふ、見てないよ」
高木「……でも、西片の消しゴムって、ずいぶん『情熱的な名前』が書いてあるね。ん~?」

西片「ギャーーーッ!見てる!バッチリ見てるじゃないのよさーっ!!」
(※ドヒューン!!)
(※西片、あまりの恥ずかしさに頭が火山のように大爆発)
(※教室の天井を突き破って、黒焦げのまま空高く飛び上がる)

高木「あ、これ私の消しゴムだった」
西片「って、うっそ~~~~ん~~~~~~~~~~~~!!!!」
(※ズッコける)
(※画面揺れる)


いや〜、出た出た、一話目から大噴火!
西片くん、空の星になっちゃったかな〜?いいのかな〜?
これじゃ恋も消しゴムも、おさらば、さらば、おさらばえ〜!
……さて次のエピソードいってみよう!




第2話「日直・西片!警戒網はバリバリだ〜!の巻」

いやはや、どうもどうも!
消しゴム騒動でお尻がスースー、心もスースーの西片くん!
今度はなんと高木ちゃんと二人っきりの日直当番。
西片くん、お顔が緊張でデコボコの、カッチカチの、軽石状態!
さぁ、どうなっちゃうのかな〜、ハッハッハ、お立会い!


【放課後・誰もいない教室】


西片「(フッフッフ……!)」
西片「(今日こそは一言もしゃべらんぞ!高木さんに話しかけられても、石のように、地蔵のように、あるいは漬物石のように沈黙を守ってやるんだからな!)」
西片「『沈黙は金、西片は菌(キン)』……って誰がバイ菌だコノヤローーッ!!」
(※一人でノリツッコミをして、頭の上に大きなタンコブを作る)

高木「(黒板を拭きながら)ねぇ西片、あそこの窓の鍵、ちゃんと閉めた?」
高木「泥棒さんが入って、西片のヘソクリ盗んでいっちゃうかもよ?」
西片「(必死で口を塞いで)…………(うぐぐぐ、喋らないぞ、僕は喋らない……!)」

高木「(西片の耳元でささやく)無視?寂しいなぁ……」
高木「あ、西片。背中に大きなムカデが這ってるよ!猛毒のやつ!!」

西片「ギャーーーッ!ム、ム、ムカデェェェ!?取って!取って高木さん、僕の命を助けてチョンマゲーーーッ!!」
(※西片、教室中をのたうち回り、バケツを頭に被って黒板に激突)
(※ドーンッ!!)
{※チョークの粉で真っ白になる)

高木「(ケラケラ笑って)うふふ、ただの糸くず。西片ってば、相変わらずおっちょこちょいなんだから❤️」
西片「(真っ白な顔で)お、おのれぇ……高木さん……今日も、今日とて、からかわれたぁぁぁ〜〜〜!!」
(※西片、そのまま『フランダースの犬』のパトラッシュのようなポーズで倒れ込む)
(※悲劇的BGM)


いや〜、出た出た、ムカデに驚いてチョークで真っ白!
西片くん、お顔が幽霊、心は未練!
……なんて言ってる間に、あら大変!
時計の針がチクタク、ボクのお喋りもワクワク!
実はこのアニメ、あと2本もエピソードがあるのよね、これがまた!


西片「(倒れたまま)えっ!?まだ続くの!?冗談はよしこさんだよ〜〜〜!!」


そうこなくっちゃ、そうこなくっちゃ!
西片くんの悲鳴はボクのエネルギー、視聴者のビタミン剤!
……ってなわけで、CMの後はもっとドタバタ、もっとおもしろ〜いお話が待ってるよ!
じゃあ、後半にいってみよう、やってみよう、それ突撃だーーーっ!!
進め、進め、進めーー!!

西片「もうこんなアニメこりごりだぁ~~~~!」
(チャンチャン♪という音と共に、画面中央に向かって円状に暗くなる「アイリスアウト」で終了)




CM



第3話「顔面大噴火!変顔でアイ・ラブ・ユー?の巻」


さぁ〜て、後半戦もぶっ飛ばして、引っ飛ばして、おまけにトバッチリ!
西片くん、お顔を整えて、心も整えて……
って、あらあら高木ちゃん、何やら妙な相談を、持ちかけちゃったりなんか、しちゃったりして!

西片「(ゲキャキャ~~!)」
西片「(今日という今日こそ、憎き高木さんを仏さまも目をあてれないくらい、メッタメタにしてやるぜ~~!!)」

高木「ねぇ西片、変顔できる?私、最近すごいのができるようになったの」
西片「(鼻で笑って)フン!」
西片「変顔?そんな子供っぽいこと、この僕がするわけないだろ!僕はね、いつだってクールでスマートな……あ、あ、アチョーッ!!」
(※なぜかポーズを決めようとして、机の角に小指をぶつける)
(※「キーン!」という金属音)
西片「ぐおわあああぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!」

高木「あら、じゃあ私がお手本を見せてあげる。……いい?いくよ。せーの……」

(※効果音:ドロドロドロ……カッ!!)
(※顔が『ひょっとこ』と『般若』を足して2で割ったような、グニャグニャの造形に)
(※さらに鼻から提灯を出す)

西片「(目玉が飛び出して、バネが見える)ギョギョギョのギョーーーッ!!」
西片「な、なんだその顔は!もはや人間じゃない!クリーチャーだ!妖怪・変顔女だーーーっ!!」


お〜っと西片くん、驚きすぎて腰がガクガク、お膝がプルプル、生まれたての小鹿状態!
負けじと西片くんも、お顔の筋肉、フル稼働、フルスロットルでございます!


西片「笑わせるな!僕だって、本気を出せば……!これでもくらえーーーっ!!」
(※西片、自分の頬を両手で左右に引っ張り、鼻の穴を全開にして、耳をパタパタさせる)
西片「アババババババババババババ!!!」

(※高木、一瞬で元の可愛い顔に戻って、カメラに向かってウィンク)

高木「……うふふ。今の西片、とっても可愛かったよ❤️」
西片「(変顔のまま固まる)……えっ?」


いやはや、出た出た、必殺・殺し文句!
西片くん、変顔のまま心臓バクバク、お顔はグニャグニャ、もう収拾がつきませ〜ん!
……ってなわけでね、お次はいよいよラストのエピソード!
最後まで、お目々をパッチリ、くっきり、ハッキリ!
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラッ!!




第4話「プールでピチピチ!男はつらいよ、西片くん!の巻」


【夏のプールサイド】

いやはや、どうもどうも!
暑いねぇ、暑いねぇ、プールサイドは熱いねぇ!
西片くんのお顔はもうすでに茹でタコ、茹でピーマン、ついでに茹で卵!
さぁ、どうなっちゃうのかな〜、
ハッハッハ、お立会い!

西片「(ガタガタ震えながら)や、やめてくれぇ!よりによってこの僕が、競泳パンツなんて!」
西片「股間がスースーするし、まるで魚肉ソーセージみたいじゃないかーっ!」
西片「恥ずかしすぎる!お願いだ、せめてスクール水着をくれぇぇぇ〜〜〜!!」


お〜っと西片くん、お腹を凹ませすぎておへそがヘコヘコ!
水着姿がお似合いで、まるで『ウルトラマン』が変身に失敗したみたいな、あーらよっと!


高木「あら西片、似合ってるじゃん。その水着、ブーメランパンツって言うの?」
(※高木さん、隣でなぜかセーラー服型スクール水着を着ている)

西片「(鼻血を噴いて)ブ、ブーメラン……!?そんな見せびらかすような名前やめろーっ!」
西片「……あ、あ、あ〜〜〜れ〜〜〜!!」

(※西片、足元が滑ってプールに真っ逆さまに落ちる)
(効果音:ドッボーーーン!!)

あらあら西片くん、華麗なるダイブ!
……って、あらあら大変!プールの底から泡がブクブク!
これはまさか、湖の主か、はたまた犬神家の一族事件解決か!?
西片くん、絶体絶命、もう天国、なんちゃって!


西片「(水中で目を見開き、もがく)グ、グ、グ、グルルルル……!」
高木「(プールの底を指差して)あ、あれって……西片のカツラじゃない?」
西片「(水面に顔を出し、ハゲ頭が露わに)ギャーーーッ!言っちゃったー!カツラは僕の命の次に大事なヅラだーーーっ!!」
西片「ってんなわけないだろーー!!!」
高木「あはははは~~~!!」

いやはや、西片くん、今日も空回りで大暴走!
恋はまだまだ、遠いねぇ、遠い目の、遥かな旅路!
それでは皆さん、また来週!お目々を離さずにね!
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラッ!!
淀川先生……サインをちょぉ~~だいっ!!




エンディング:『秋葉原』

  • 背景: 水彩画のようなタッチで描かれた、小高い丘の上の1本の木。空は「くすんだオレンジ色」の夕焼け。
  • 高木さんの立ち姿: 画面の右端に、いつもの制服姿で佇む高木さん。表情がまったくない。風に吹かれて、スカートの裾と髪だけが滑らかにたなびいている。
  • カメラワーク: ひたすら遠景から高木さんを捉えたまま、ゆっくりとズームアウトしていく。


♪風を追って何処へ行くの 夕陽色の枯れ葉たちよ
♪扉を叩く音も無い
♪壊れかけた椅子で眠る 窓の外は灯る明かり
♪見知らぬ町の夢を見る
♪さよなら あなたは No say
♪悲しい笑顔でFairway
♪Fly away遠い国へ




次回予告

ミナ(CV:島津 冴子)
ユカリ(CV:向井 真理子)
サナエ(CV:増山 江威子)


ミナ「ミナだよ!」
ユカリ「ユカリだぜ!」
サナエ「化物語か。それともゆっくり解説の最初か」

ミナ「いや〜おもしろかったねこのアニメ~~!わたし最後まで笑っちゃったよ!西片くんが空飛んだ時なんて、腹筋が『アバヨ』しちゃったもんね!」
ユカリ「時間ないからくだらない話しないの!尺がもったいないでしょ!さて次回は……」


【画面:筆文字で書かれたタイトルがデカデカと出る】

『絶叫!西片、トイレで花子さんとお見合い!?の巻』
『高木ちゃん、ビキニで西片の目玉を飛び出させるの巻』
『決闘!田辺先生と西片、廊下で正座の三番勝負の巻』
『西片、夕日に向かってバカヤローと言ったら、夕日が喋った!?の巻』

ユカリ「以上の4本です!多すぎだろ、一本減らせよ!」
ミナ「爆笑必至のドタバタギャグコメディ高木さん、次回も見てね!!」
ミナ「……よーし、最後はジャンケンだよ!最初はぐ~~!」
サナエ「どうせグチョッパ」


(提供:サントリー、日立、小学館)
最終更新:2026年01月11日 12:56