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ゲームの食卓 vol.3 - (2010/02/18 (木) 21:18:49) の編集履歴(バックアップ)


ゲームの食卓 2月18日放送分 第94回 世界樹の迷宮Ⅲ特集 第3回目


今回は世界樹の迷宮Ⅲキャラデザについて

  • 前作、今作とキャラデザに関してどんな感じで進めたの?
日向さん。
「どうでしょう、小森さん?」「えー、いきなり振っちゃったw」

小森さん。
キャラに依るんですが、一番初めにこんなキャラが居たら面白いんじゃない?と言う相談を持ち掛けて
日向さんはだいたい反応が分かり易くて、自分の頭の中で思い浮かんだ時と浮かばない時の反応が明らかに分かるんですよ。
日向さんが意味分かんない…みたいな顔をしてる時はこっちの線は無いかなと。
ニコッとした時は何も言わなくても描き出してくれるので「こんな感じですよね?」「そうそう、そんな感じでよろしく。」みたいな。

日向さん。
「ピンと来ない職業はだいたい小森さんもピンと来てない事が…。」「そんな事は無いですよ…w」
ビジュアルについてどんなでしょうね?って言うと、どんなだろうね?って返ってくると
どうしよう。これは中々難しい戦いになりそうだ…って言うのが読めてしまう気がしてますけどね。

  • 割と最初にピンと来た物はすぐにOKでリテイクは無し?
小森さん。
日向さんがすんなり描けば描くほど、あまりダメ出しも無く…ユーザの反応も良いってイメージが僕にはありますね。
「じゃあ、そのひらめきを如何に引き出すかが小森さんの腕の見せ所?」「ぶっちゃけ運ですけどねw」

  • 一番日向さんが気に入っている職業は?
日向さん。
結構分かり易いのがやっぱりいくつかあって、描くに当たってですけど、ファランクスとモンク、バリスタとかが分かり易いですね。
パーツ的な構造とか、名前と職業のイメージとキャラクターのデザインが合い易いって言うのが合って、すんなり決まった感じです。

「描いててまとまってくる感じなのか、頭の中で妄想した物を絵にするんですか?」
「こう言う職業にしようと言うのを聞いて、その職業名が決まって無くても方向性とかを聞いて、まずはシルエットから考えます」
「大雑把なシルエットを考えるとさらっとイメージが浮かぶので、そこにどんどん肉付けをして行って完成させる感じですね」

  • 逆に全然決まらなかったなってキャラ(職業)は?
「居ます。居ますね小森さん。」「全然決まらなかったキャラは居るけど、そう言うのは居なくなってるんで…w」「そうか…w」

  • 中々苦労して生み出したキャラ(職業)は?
日向さん。
方向性が決まってからは苦労はして無いのが多いですが、筆が重いって言うのは確実に居ました。プリンセスですね。
プリンセスって最初名前を聞いた時に自分の中にイメージもあって、ビジュアルも割とこれでってラインは見えていたのですが
いざ描くとなると、プリンセスがビジュアルとして前面に出てくると言うか、割と位置付け的に決まってたんですが
自分はプレッシャーにすごい弱いんですよ。1回目にちょっと話しましたが自分はシノビ的性格?なんで
あまりこのキャラ(職業)は目立ちますと言うか、この絵は表に出ますとか言われると、どんどん辛くなって来るんですよ。

で、筆がどんどん重くなっちゃって、頭の中には完璧に出来てるのにそれが出力出来るかとなるとまた別の話なので…。
色とかもだいぶ悩みましたけど、描くって所に行くまでがすごい大変でしたね。覚悟を決めるって言うのがなかなか。

  • 絵にはどんな画材とかは使ってる?
日向さん。
最近はもっぱらタブレットで直描きする感じですね。昔はやっぱり手描きだったんですが、手描きの比率は減ってますね。
(手描きだと)間にいくつかの手間が挟まってしまうので、それを省略しようとタブレットで直描きに慣れた方が良いかなと。

「プリンセスが一番大変でした。なぜならどんなパンツ履いてるか分からなかったからです(キリッ的な物だと思ったんですがw」
「あー。下着設定って自分の中では決まってるんで、逆にそれを表に出しちゃうと皆さんの想像力がこう…」
「一番楽しい部分が無くなっちゃうみたいな?」「なんで、あまり言えないんですよねw」


  • コーナー「俺たちのパーティーに新職業を迎えよう!」
世界樹3に登場する新職業を勝手に考えてしまおうってコーナー。
(1)古代さんと一緒にそれぞれ職業の特徴を2つずつ作成
(2)小森さんにJob(職業)名を決めてもらう
(3)日向さんがお絵描き。絵を描いてもらう
(4)古代さんがテーマ曲を笛で演奏してもらう
(5)次回作で実装するかを決める

イソ :「うまくいったら食卓でオリジナルの30秒のCMを作りますので」
「「「おー」」」
日向:「これ1番がかなり大事ですよw」
イソ :「曲は外さないと思いますので…」
小森:「1番次第で3時間は考えますよw」

小森:「こう言うのって後でこう言えば良かったとか出て来ちゃうんですよ」
日向:「間違いなく出ちゃいますねw」
イソ :「最初に職業を考えるんだって言われて考えてたのが、海が舞台だから海のお掃除屋さんしかいないよ!と思ってナマコ…」
小森:「これって職業ですよね?w」
イソ :「そうするとJob名がナマコか、海のお掃除やさんかどっちか…w」
日向:「これJobですかね?w」
イソ :「でも、絵を描いてもつまらないかなと」
日向:「ナマコ♂♀でパターンがある訳ですよね?」
イソ :「4種類ぐらい選べないといけなんでw」

日向:「既にすごい気になるんですがw今の話を聞いて不安しか無い…」
小森:「不安しか無いですよねw」
イソ :「キラーパスみたいにならない様にちゃんと描き易い特徴を2つ…」
日向:「キラーパスだな…」
イソ :「そんな事無いですってw絶対言った瞬間にニコッと笑って」
日向:「ピーンと?」
イソ :「ピーンと来たみたいなw」

  • 普段は職業名と特徴が来てから描いている?
小森さん。
職業名が来てない時もありますね。僕と日向さんは職業名は近しい所が結構好みで
二人だけで盛り上がって周りから反対されるなんて時も…。

日向さん。
ちょっとマニアックな方向に行き過ぎちゃって、割とネーミングセンスな部分でスタッフ全体と折り合いをつけて…みたいな。
「かなりピンと来ないみたいな」「きっと僕らマニアックなんだろと…」「事実そうですね。分かり難い…僕らチョイスの名前は」
「全然ピンと来ないんですよね」「10人に2人ぐらいはピンと来てくれるんじゃないかと」

ピンと来る層がすごい狭くて、分かる人には分かる感じなんですけど
ピンと来ない人には全く来なくて、その来ないの割合が多過ぎるので僕らも自重…って感じに。


  • 古代さんの考えた特徴
(1)謎の笛吹き(アラビア風)
「なんかこう…カモンスネークみたいな」「僕もそれしか頭に出なかったw」

(2)料理長(臭いや毒攻撃をする)
「コック長みたいなのが居ても面白いかな…と」

(3)探偵(アイテムを集めて謎解きをする)
「謎解明と言う事でw」「DSを生かした謎解きと言うかダンジョンの中でちょいちょいと…」

イソ :「私が考えた特徴は古代さんみたいな、~っぽいとかの素敵なヒントは無く、泣き落としが使えるのと小動物を連れてる」
日向:「1つだけ質問して良いですか?これをまとめてひとつのキャラにまとめるんですよね…?」
イソ :「そうですが、それが辛そうですねw」
日向:「笛を吹くのか料理をするのかどっちかにしてくれとw」
イソ :「お前は料理長と音楽家どっちがやりたいんだみたいなw」
日向:「笛を吹きながら料理を作って、挙句その料理を食べる事によりひらめきを得て、謎を解決する…」
   「けど、分からない謎に当たったら泣き落しをして、小動物を連れている?」
イソ :「そうですね。マスコット人員的に小動物は連れてるので外せないと思うw」
古代:「笛吹きと小動物って結構合いますよね」
小森:「そこは繋がりますね。確かに…」
イソ :「料理長が小動物を連れて居るのは微妙な気が…これ非常食か?みたいな…w」
日向:「良いんじゃないですか?衛生的にどうかみたいなツッコミ所を残しつつ、敢えてそこに突貫する…」
イソ :「なるほど。最終的には鍋に入れるみたいな…」
日向:「…。ああ、そおっすね…w」
    スキルにありそうですけどね。最終手段みたいな。非常食?」
小森:「美味しく頂いて皆全回復するみたいな…」
イソ :「あー、良いですね。宿屋に帰ったら小動物は新たに生まれる…?」
日向:「買うんじゃないですか?お店で…」
イソ :「買う…w」

古代:「アラビア風って言うの無かったですよね。中近東系のやつ」
イソ :「今回海が舞台で色んな民族と言ってますしね」
古代:「だから日向さんキャラのアラジンっぽいのを見てみたいなと」
イソ :「じゃあ謎の笛吹きを採用して、どうですか?」
小森:「謎の笛吹きで小動物を連れてる?」
イソ :「そうです。小動物を連れてて、泣き落としが使えます。女の子です」
小森:「泣き落としはもはや…w」
「「うーん…w」」
イソ :「二人してそんなw」
小森:「手強いですね…wアラビアはシカトして良いんですかね?」
イソ :「ええw笛吹きだったらどうなるんですか?バード以外で」
小森:「これを言ったら、開発途中だと間違いなくスタッフが違うでしょって突っ込む自信があるんですが
    謎の笛吹きって単語を見た瞬間、ハーメルンの笛吹きって物を想像出来まして、それで職業名を作れって言われたら
    皆のツッコミを待ちつつ、ハーメルンって付けるんですね。それは職業名じゃないだろとか言われながら…w」

日向:「こんな贅沢な制作環境無いですよね」
イソ :「あれですよ、ここは精神と時の間ですよ。お互いがお互いを高めていくw」
小森:「すごいそれw」
日向:「でも泣き落としって入ってる時点で、なんか方向性が割と女の子の方向性に決まっちゃいましたね…」
イソ :「まとまったんですよね?結局こう良い感じに…」
小森:「日向さんの手ってこんな速く動く事は普通無いですよ」
日向:「いやいやいやwいつも大体動いてますよw」
小森:「それは失礼しましたw」
日向:「仕様書きが頂いてないだけじゃないですか…」
小森:「見難い擦り付け合い…w」
古代:「生で描いてるの見るとなんか感動ですよね」
小森:「いつも描いてる所見に行くと見ないでください…みたいな」
古代:「あー分かります分かります」
日向:「見ないでくださいとは言わないじゃないですか」
小森:「オーラが言ってますw」
古代:「なんて言うか独りになりたいですよね。集中したいって言うか、見られながら曲も作りたくないですよね」
イソ :「演奏するのとは違いますもんね」
古代:「違いますね」


  • 前作では途中から使える様になる新職業がありましたが、3にもあるんですか?
小森さん。
どうなんでしょうねwきっと遊んで頂けると分かるんじゃないかなと言うか、核心に触れられるんじゃないかなと…。

イソ :「絵の方どうでしょうか?」
日向:「無事完成しました!お待たせ致しました。…て言うか、ねぇ小森さん?」
イソ :「だって、これで決定ですよね?Job名は?」
小森:「ええ、もう決定ですよ。これで決定ですよ。」
イソ :「Job名はハーメルン!」
小森:「ははは、きたーw」
日向:「えええええ…なんですか」
小森:「ちょっと言い訳しても良いですか」
日向:「えええ…もうしてくださいよ。言い訳してくださいよ。」
小森:「普段の仕事だとこう言う取っ掛かりを出した後、数日間色々調べて、その中でぐっと来る単語を拾ってきて
    皆に伝えて、だいたい意味分からないって答えが返ってきて落ち着くんですが
    今回調べ物をする時間が無かったので、スタートの取っ掛かり的には先ほどのハーメルンかなと」

イソ :「はい。では絵の方は?」
日向:「こんな感じで。涙目の笛吹きで…」
「「「おー」」」
イソ :「なんかお金を上げたくなりますよね。持ってきなみたいなw」
小森:「肩辺りがね、なんかちょっとね。なんか居ますよね」
イソ :「ナマコwナマコじゃないですかw」
日向:「どーだかナマコだかが何と言うかが」
小森:「小動物的な…w」
イソ :「私のナマコがちゃんと使って貰ってるwじゃあFOEはやっぱりこれを入れた方が?」
日向:「やっぱそおじゃないですかね。かなり一押しだと思いますねw」
イソ :「やっぱりwじゃあ、これを受けて曲を…」
古代:「悩んじゃいますよね。うーん…w」
イソ :「でも最初に考えてた曲からあんまり外れてない感じのイラストですよねw」
古代:「さっき日向さんも同じ様な事を言ってましたけど、可愛い感じって言うのがどうしても出てしまうんですよ」
日向:「泣き落とし入っちゃいましたからね…w」

イソ :「じゃあこれを組み合わせて、実装するかどうか…w」
小森:「それはもうあの次回作がね?あれば…w」
日向:「あればね…w」
イソ :「じゃあハーメルンをちゃんと昇華させた名前で入ってる可能性があるんですよね?」
小森:「そおですね」
日向:「今さりげなくハーメルンにダメ出しが…」
イソ :「ダメ出しじゃないですwこれはなんかスタート、出だしだって言ってたのでw
     でも、曲も絵もすごく良いですよね。モンスターも1匹出来てるんで…」
小森:「次から仕事する時全部こう言う形にすれば早く…」
古代:「いいですねw」
日向:「曲の中に職業テーマ曲とかみたいなのがずらっとなりますけどw12曲ぐらい…先頭にするキャラによって曲がw」
イソ :「あー良いですね、それ楽しいw」
日向:「今、古代さんがコストがアップしましたがw」
古代:「作業量が…w」


今回は話の掛け合いと言うか、会話部分が多過ぎて「」付きの会話ばっかに…。
何と言うか、前作WikiにあるPodcastの会話ログみたいな感じになっちゃってます。(汗

ちなみに特に目新しい情報は無い感じでした…。来週は古代さんの音楽についての話だとか何とか。

と言う事で、来週に続く。