⑨ポルナレフ だいさんわ
三時間目 ???
授業開始を告げる鐘が鳴ってから、もう十分が経とうとしていた。
なのに、未だにこの『自習が絶対できないクラス』こと⑨組には担当教師が来ていなかった。
かつてない事態(といってもまだ三時間目だが)にざわつく教室内。
「あたいが調べてくるよ!」「で、出ちゃダメだよ、チルノちゃん!!」
「大丈夫さ。あたいが帰ってくるまで、絶対にここを動かないでね!!」
「死亡フラグなのかー」
露骨な死亡フラグを立て、チルノが教室から出ようとすると、音を立ててドアが開いた。
あわてて席に着く一同、そして入ってきたのは…
「なに、『担当教師が引きこもっていて出てこない』?
逆に考えるんだ、『なら私自身が教鞭を振るえばいいさ』って考えるんだ」
ジョージ校長だった。
一同唖然。
そんな中、ジョージ校長だけが生き生きとしていた。
「じゃあ、はじめようか」
「…あの」おずおずと、窓際の席に座っていた橙が手を上げた。
「何だね、ダイダイ君?」「チェンです、その」
橙は少し不安そうな顔をして、こう尋ねた。
「先生はなにを教えるんですか?」
ジョージは頷き、答える。
「私はここ最近、この学校の風紀が乱れてきていると感じていてね。
それはどの先生も同じ考えらしい。そこでだ」
校長はおもむろに足元にあったダンボールを机の上でひっくり返す。
その中に入っていたのは、縄、ローソク、鞭、エトセトラエトセトラ…
また唖然しそれらを見続ける一同。
「私はこの学校の風紀面の『清らかな男女交際』について指導をしていく」
教室の生徒たちは意味がわからない、と色々な道具から顔を上げる。
しかしその目の前にはもっと意味がわからないものがいた。
「さぁ」それは
「遠慮なく」衣服を脱ぎ去り
「私に教『鞭』を振るってくれ!!」ブーメランパンツ一枚となった校長だった。
なのに、未だにこの『自習が絶対できないクラス』こと⑨組には担当教師が来ていなかった。
かつてない事態(といってもまだ三時間目だが)にざわつく教室内。
「あたいが調べてくるよ!」「で、出ちゃダメだよ、チルノちゃん!!」
「大丈夫さ。あたいが帰ってくるまで、絶対にここを動かないでね!!」
「死亡フラグなのかー」
露骨な死亡フラグを立て、チルノが教室から出ようとすると、音を立ててドアが開いた。
あわてて席に着く一同、そして入ってきたのは…
「なに、『担当教師が引きこもっていて出てこない』?
逆に考えるんだ、『なら私自身が教鞭を振るえばいいさ』って考えるんだ」
ジョージ校長だった。
一同唖然。
そんな中、ジョージ校長だけが生き生きとしていた。
「じゃあ、はじめようか」
「…あの」おずおずと、窓際の席に座っていた橙が手を上げた。
「何だね、ダイダイ君?」「チェンです、その」
橙は少し不安そうな顔をして、こう尋ねた。
「先生はなにを教えるんですか?」
ジョージは頷き、答える。
「私はここ最近、この学校の風紀が乱れてきていると感じていてね。
それはどの先生も同じ考えらしい。そこでだ」
校長はおもむろに足元にあったダンボールを机の上でひっくり返す。
その中に入っていたのは、縄、ローソク、鞭、エトセトラエトセトラ…
また唖然しそれらを見続ける一同。
「私はこの学校の風紀面の『清らかな男女交際』について指導をしていく」
教室の生徒たちは意味がわからない、と色々な道具から顔を上げる。
しかしその目の前にはもっと意味がわからないものがいた。
「さぁ」それは
「遠慮なく」衣服を脱ぎ去り
「私に教『鞭』を振るってくれ!!」ブーメランパンツ一枚となった校長だった。
数分後。
窓際、ちょうど掃除用具箱の隣にジョージ校長は自身の持ってきたロープで吊るされていた。
誰がやったのか、それはまるで亀の甲羅のような規則正しい縛り方だった。
肩で息をする男子生徒たち、涙を浮かべる女子生徒たち。
そんな中でも
「これカワイイ!!あたいのね!!」「ああ、チルノちゃんそれ…」
「?」「ぴ、ぴ、ピンk「ピンポン玉なのかー?」
馬鹿はやっぱり馬鹿だった。
事件はそれでは終わらない。
再び教室の扉が大きな音を立てて開く。
そこに立っていたのは
「皆さん、ごきげんよう」「あ、紫さまー!!」
橙の保護者兼東叙学院校長、八雲紫だった。
「教師がいないと聞いたので、特別に授業をしに来ました」
そう、先程のジョージ校長のように教卓の前に立つ紫校長。
大きく息を吸い込み、前口上を述べ始める。
「私はここ最近、この学校の風紀が乱れてきてるんじゃないかって感じててね。
それはどの先生も同じ考えらしいのよ。そこで」
窓際、ちょうど掃除用具箱の隣にジョージ校長は自身の持ってきたロープで吊るされていた。
誰がやったのか、それはまるで亀の甲羅のような規則正しい縛り方だった。
肩で息をする男子生徒たち、涙を浮かべる女子生徒たち。
そんな中でも
「これカワイイ!!あたいのね!!」「ああ、チルノちゃんそれ…」
「?」「ぴ、ぴ、ピンk「ピンポン玉なのかー?」
馬鹿はやっぱり馬鹿だった。
事件はそれでは終わらない。
再び教室の扉が大きな音を立てて開く。
そこに立っていたのは
「皆さん、ごきげんよう」「あ、紫さまー!!」
橙の保護者兼東叙学院校長、八雲紫だった。
「教師がいないと聞いたので、特別に授業をしに来ました」
そう、先程のジョージ校長のように教卓の前に立つ紫校長。
大きく息を吸い込み、前口上を述べ始める。
「私はここ最近、この学校の風紀が乱れてきてるんじゃないかって感じててね。
それはどの先生も同じ考えらしいのよ。そこで」
数分後。
クラスにはもう一体のミノムシが増えていた。
今度は体を簀巻きにするという、オーソドックスな縛り方。
見てるこっちが苦しくなりそうなほどきつく縛られているのだが
「あら、ジョージ先生もいらっしゃったんですか?」
「ああ、やはり最近の生徒は少し荒っぽいな」
などと、二人はかまわず世間話を始めている。
そして、三度扉が音を立てる。
「今度は誰だァーー!!」「また変態かァー!!?」「あたいお腹すいた!」
「もう来ないでーー!!」「そーなのかー」「ダメだ、ダメだ、もうやめてくれェーー!!」「あうー、私の帽子は食べられないよぅ…」
さまざまな思いを各々叫ぶ。
「一体なにを騒いでいるんだ?」
そこに立っていたのは聖職者風の男だった。
クラスにはもう一体のミノムシが増えていた。
今度は体を簀巻きにするという、オーソドックスな縛り方。
見てるこっちが苦しくなりそうなほどきつく縛られているのだが
「あら、ジョージ先生もいらっしゃったんですか?」
「ああ、やはり最近の生徒は少し荒っぽいな」
などと、二人はかまわず世間話を始めている。
そして、三度扉が音を立てる。
「今度は誰だァーー!!」「また変態かァー!!?」「あたいお腹すいた!」
「もう来ないでーー!!」「そーなのかー」「ダメだ、ダメだ、もうやめてくれェーー!!」「あうー、私の帽子は食べられないよぅ…」
さまざまな思いを各々叫ぶ。
「一体なにを騒いでいるんだ?」
そこに立っていたのは聖職者風の男だった。
男は学園内教会の住み込み神父、エンリコプッチと名乗った。
「私も臨時教諭でね、こうやって彼が…」
~『あー、校内放送、校内放送。プッチ、腹が減った。今日はハンバーグが食べたい。
繰り返す、このDIOはハンバーグが食べたい』~
「…」
静まり返る教室内。
「…すまない、皆。私にも用事ができてしまったので、今日はこのプリントをやっていてくれ」
静かにプリントを配るプッチ、そして
「ハンバーグだな…
待っていてくれッ!!わが親友ッ!!DIOォォォーーーーー!!!!!」
そういってまるで時でも加速したような速さで教室から飛び出していってしまった。
残った生徒たちはというと
「クックックックックックッ」「フッフッフッ」
「ホハハハフフフフヘハハハハフホホアハハハ…」
「ノォホホノォホ!」「ゲラゲラゲラアヘアヘアヘ!!」
もう笑うしかなかった。
「私も臨時教諭でね、こうやって彼が…」
~『あー、校内放送、校内放送。プッチ、腹が減った。今日はハンバーグが食べたい。
繰り返す、このDIOはハンバーグが食べたい』~
「…」
静まり返る教室内。
「…すまない、皆。私にも用事ができてしまったので、今日はこのプリントをやっていてくれ」
静かにプリントを配るプッチ、そして
「ハンバーグだな…
待っていてくれッ!!わが親友ッ!!DIOォォォーーーーー!!!!!」
そういってまるで時でも加速したような速さで教室から飛び出していってしまった。
残った生徒たちはというと
「クックックックックックッ」「フッフッフッ」
「ホハハハフフフフヘハハハハフホホアハハハ…」
「ノォホホノォホ!」「ゲラゲラゲラアヘアヘアヘ!!」
もう笑うしかなかった。
とぅーびーこんてぃにゅーど?