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東方星波紋 第5話

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東方星波紋
  第5話 フラワーマスター ―その?―

   沈黙は唐突に破られた、花びらが一枚両者の間に落ちたと同時に・・・
   承太郎は駆け出した。スタープラチナを前面に展開させ、
   弾幕に当たるまいと拳を振るう。
   幽香は弾幕を展開させた、といってもスペルカードルール
   にのっとったものではなく、
   目の前の人物を排除する為の本気の弾幕を放つ。
   弾幕を弾き、徐々に間合いを詰めていく承太郎、
   勿論只で済むはずも無く、所々に傷が見受けられる。
   あまりの数の多さに、捌くものを致命傷や不利になりそうな箇所へ
   目掛けてくる弾のみにしている結果だ。
   対して幽香は弾幕を張っているだけなので、無傷。

    「あら?どうしたのかしら、随分とぼろぼろじゃない」

    「・・・・・・」

   話しかける余裕すら見受けられる幽香。承太郎は弾くのに必死で
   それどころではない。

   数分が経ったが、承太郎はまだたったの30cmほどしか近づいていなかった。
   さすがに精神集中も時間が長ければ持つ事は出来ないためか、
   被弾箇所が多くなってき始めた。
   しばらくして、ようやく幽香との距離は7mにまで詰まり、
   時を止めての射程距離にまで達したが、
   弾幕の多さに時を止めるタイミングがつかめず、
   機を待つのみに専念していた。

    「・・・魔力でも無い、単純な不可視の攻撃・・・人間の大きさ程度」

    「!?」

   風見幽香は、【スタープラチナ】の間合いをはかっていた。
   その事に承太郎は舌打ちをする。
   これでおそらく、自分の優位点は消された事になる。
   先ほどまでの弾幕の弾き方の性で特定されてしまったのだろう。
   ここは無理をしてでも近づくべきか・・・
   時を止めようとし、承太郎は我が目を疑った。
   風見幽香が歩み寄ってきていたのだ。

    「てめー、どういうつもりだ・・・」

   弾幕は止め、3mの地点で止まる幽香。

    「別に?ただ、あなたのその攻撃を見つける手段があったから
     近づいただけよ?」

   手段?と聞いて、目を凝らすとこのあたり一体にもう既に
   花粉が撒き散らされているのが確認された。
   スタンドは、確かに透過性を持ち、スタンド以外ではダメージを負わないが
   相手を殴ろうと動いてしまう時、どうしても障害物などに触れてしまう。
   つまり、この花粉はそういう意味では姿こそは見えないが、
   輪郭を特定するのに最適といったところだろう。
   もっとも、掴む事は不可なので、弾くしか出来ないだろうが・・・

    「・・・何故、遠距離攻撃を捨てた?あのままであれば
     てめーの方が有利だっただろう」

    「・・・あなた、近接戦闘の方が得意なんでしょ?」

   戦いの最中だと言うのに両者共に暢気に話しをする。
   とても殺し合いをしているようには思えない。

    「確かにそうだが?」

    「・・・妖怪はね、人間よりも身体能力が高いの」

    「何の話だ?自慢話とやらか?」

   承太郎の意見を無視してまだ話を続ける幽香。

    「だからね・・・誰にも知られていないとはいえ
     近接戦闘に負け、遠距離で臆病にも勝ちましたじゃ・・・
     私のプライドが許さないのよ」

   幽香が険しい表情になる。
   となると、先ほどの弾幕は殺すためでもあり、間合いを調べるためであったのか・・・

    「・・・負けても文句を言うんじゃねーぞ」

    「ふふふ、負けるわけ無いじゃない。
     負けて無様に地に倒れ伏すのはあなたよ」

   両者構える。
   この状態、【スタープラチナ】のパワーとスピードVS
   風見幽香の身体能力、どちらが上なのかで勝負は決まる。
   スピードに関しては【スタープラチナ】に分がある。
   妖力を全開にし、力を向上させた幽香はパワーで勝っている。
   状況はかなり変わっていた。

    (やれやれ、『時を止める能力』は使わない事にするか・・・)

   完全に気を許したわけでは無いが、その正々堂々さは多少
   敵対心を削ぐようなものだったらしい。
   日は沈み、月明かりのみを頼りにする時間帯・・・
   両者は、小細工(花粉除く)無しの真っ向勝負を始めていた。

    「オラァ!!!!」

    「ふん!!!」



                     to be continue



   NGシーン

    「・・・何故、遠距離攻撃を捨てた?あのままであれば
     てめーの方が有利だっただろう」

    「・・・あなた、近接戦闘の方が得意なんでしょ?」

   戦いの最中だと言うのに両者共に暢気に話しをする。
   とても殺し合いをしているようには思えない。

    「確かにそうだが?」

    「・・・妖怪はね、人間よりも身体能力が高いの」

    「何の話だ?自慢話とやらか?」

   承太郎の意見を無視してまだ話を続ける幽香。

    「だからね・・・誰にも知られていないとはいえ
     近接戦闘に負け、遠距離で臆病にも勝ちましたじゃ・・・
     私のプライドが許さ・・・」

   【スタープラチナ・ザ・ワールド】

    ―――時は止まる――― 

    「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
     オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
     オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
     オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
     オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
     オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
     オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラア!!!」

    ―――そして時は動き出す―――

    「なぶべらあ!!!?」

    ドバ――――――!!!

    「隙だらけだ、殺し合いに卑怯なんて言葉は存在しないぜ」

    ドーーーーーン!!!!

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