東方星波紋
第7話 フラワーマスター ―その?―
第7話 フラワーマスター ―その?―
―――――――博麗神社―――――――
全員が凝視している中、紫はポソリと全員に聞こえるように呟いた。
「この人間は外の世界の人間よ」
全員が驚愕した。
そして、
そして、
「外にはとんでもないのが居るのね・・・」
「そうよ、因みに今は宇宙を彷徨っているけど、
コイツ以上の化け物も居るわ」
コイツ以上の化け物も居るわ」
後はただ、全員沈黙し・・・勝負の行方を見ていた。
本来ならスペルカードルールにのっとっていないという理由で
割り込みそうな霊夢も、この時ばかりは動かなかった。
本来ならスペルカードルールにのっとっていないという理由で
割り込みそうな霊夢も、この時ばかりは動かなかった。
―――――――太陽の畑―――――――
そんな事など露知らぬ承太郎と幽香は再び3mの地点まで近づいた。
(スキマ妖怪め、覗いているわね・・・)
幽香も紫の覗きに気が付いたようだ。
軽く溜息をつき、気を引き締める。
軽く溜息をつき、気を引き締める。
(余計に近接戦闘で勝たなきゃいけないじゃない・・・)
花粉を展開させ、承太郎の動向を探る。
スタンドを出し、幽香の動向を探る承太郎。
両者共に、緊迫していた。
そして、先に仕掛けたのは幽香だった。
スタンドを出し、幽香の動向を探る承太郎。
両者共に、緊迫していた。
そして、先に仕掛けたのは幽香だった。
「ふ!!!!!」
「オラア!!」
「ふ!は!!せい!!!」
「オラオラオラア!!」
攻撃こそ最大の防御とばかりに、執拗に攻撃を繰り返す。
承太郎はスタープラチナで捌く。
拳を捌き、攻撃に移ろうとしたところで、蹴りが来たので
蹴りで捌く。
スピードが速くとも、こうも連続で攻撃されては、
反撃には移れない。
承太郎にとって、拙い事態となった。
承太郎はスタープラチナで捌く。
拳を捌き、攻撃に移ろうとしたところで、蹴りが来たので
蹴りで捌く。
スピードが速くとも、こうも連続で攻撃されては、
反撃には移れない。
承太郎にとって、拙い事態となった。
(やべーな・・・集中が切れてきちまう)
スタンドは精神で動かすモノ、精神は集中によって
引き出される。
人間の集中力は精々数分か十数分持てばいいほうだ。
承太郎の集中力は確かに常人より遥かに上だろう。
だが、スタミナが切れ、ほぼ満身創痍の状態では、その集中力が
途切れてしまう。
引き出される。
人間の集中力は精々数分か十数分持てばいいほうだ。
承太郎の集中力は確かに常人より遥かに上だろう。
だが、スタミナが切れ、ほぼ満身創痍の状態では、その集中力が
途切れてしまう。
(仕方ねー、ここで負けてしまうなんざ、笑い話にも
なりやしねー・・・看破される事を覚悟で、ここは時を!!)
なりやしねー・・・看破される事を覚悟で、ここは時を!!)
「ふん!!!!」
「ぐふ!!」
考え事をしていたせいであろう・・・承太郎はついに幽香の打撃を
まともに喰らってしまった。
承太郎は大きく吹き飛ばされ、木に叩きつけられた。
その際、スタンドを後ろに展開したため、幸いそれ以上のダメージは
負わなかった。
まともに喰らってしまった。
承太郎は大きく吹き飛ばされ、木に叩きつけられた。
その際、スタンドを後ろに展開したため、幸いそれ以上のダメージは
負わなかった。
「ふふふ、勝負の最中に考え事?」
「・・・」
距離は7mにまで開いていた。
時を止めて駆け寄り、攻撃するには十分な距離だ。
時を止めて駆け寄り、攻撃するには十分な距離だ。
【スタープラチナ・ザ・ワールド】
―――時は止まった―――
「さて、殺しはしねー・・・少しばかり聞きたい事があるんでな・・・」
聞こえてねーだろうがな、と呟きながら駆け寄り近づいた時・・・
幽香の視線にふと気が付いた。
体勢は承太郎へと駆け寄っていたが・・・その目と腕は子供の方を向いていた。
勿論、止まったままである。
それにつられ・・・その方角を見てみると・・・
子供の近くに今にも襲い掛かろうとしている二足立ちの狼が居た。
妖怪である・・・
幽香の視線にふと気が付いた。
体勢は承太郎へと駆け寄っていたが・・・その目と腕は子供の方を向いていた。
勿論、止まったままである。
それにつられ・・・その方角を見てみると・・・
子供の近くに今にも襲い掛かろうとしている二足立ちの狼が居た。
妖怪である・・・
「何!!?」
残り3秒の地点・・・承太郎は幽香への攻撃を諦め・・・
その子供へと接近した。
距離はかなり離れており、ギリギリだった。
その子供へと接近した。
距離はかなり離れており、ギリギリだった。
(迂闊だった・・・誰が幽香以外に妖怪が居ないと言った!!)
完全に戦闘に集中しすぎた。
普通の人間ならば、ここで子供を見捨てているだろう。
ましてや、話しても居ない赤の他人同士。
今の承太郎に聞いても「よくわからん」と返されるだろう。
ようするに、敵でない者に対してお人好しなのである。
残り1秒・・・動く前に間に合った。
普通の人間ならば、ここで子供を見捨てているだろう。
ましてや、話しても居ない赤の他人同士。
今の承太郎に聞いても「よくわからん」と返されるだろう。
ようするに、敵でない者に対してお人好しなのである。
残り1秒・・・動く前に間に合った。
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラア!!!!」
圧倒的なパワーとスピードを駆使し、その妖怪を殴りつけた。
―――時は動き出す―――
時が動き出したと同時に、妖怪は吹き飛び・・・
承太郎は、魔弾に貫かれていた。
その魔弾は幽香が放ったものであり、子供を助ける為に放ったモノだった。
それが承太郎へと不幸にも命中した。
たったそれだけの事である。
承太郎は、魔弾に貫かれていた。
その魔弾は幽香が放ったものであり、子供を助ける為に放ったモノだった。
それが承太郎へと不幸にも命中した。
たったそれだけの事である。
「・・・余計・・・な、事だったか・・・」
心臓部分ではないものの・・・肺を貫かれていた。
幽香は魔弾を撃ったその体勢のまま止まっている。
時間は止まってはいない。
子供は相も変わらず眠っている。
その内に、幽香が承太郎に近寄っていた。
怪訝な表情で承太郎を見ている。
幽香は魔弾を撃ったその体勢のまま止まっている。
時間は止まってはいない。
子供は相も変わらず眠っている。
その内に、幽香が承太郎に近寄っていた。
怪訝な表情で承太郎を見ている。
「あなた・・・馬鹿じゃないの?瞬間移動出来るなら
最初に私に攻撃したら良かったじゃない」
最初に私に攻撃したら良かったじゃない」
承太郎は答えない、ただ静かに立っている。
スタンドを構え、幽香を睨みつける。
スタープラチナの拳を放った。
スピードは衰えておらず、幽香に当たるかと思われたが、
構えてもいない幽香に簡単に弾かれた。
スタンドを構え、幽香を睨みつける。
スタープラチナの拳を放った。
スピードは衰えておらず、幽香に当たるかと思われたが、
構えてもいない幽香に簡単に弾かれた。
「スピードは落ちてないけど、さっきよりもパワーが
弱いわ・・・こんなんじゃ、もうたいした事は無いわ」
弱いわ・・・こんなんじゃ、もうたいした事は無いわ」
声に抑揚は無く、機械的に話し、静かに睨む幽香。
しばらく、そうしていたが、手のひらを承太郎に向け・・・
しばらく、そうしていたが、手のひらを承太郎に向け・・・
「興ざめだわ・・・眠りなさい」
無慈悲に巨大な魔弾を撃ち放った。
to be continue
NGシーン
全員が凝視している中、紫はポソリと全員に聞こえるように呟いた。
全員が凝視している中、紫はポソリと全員に聞こえるように呟いた。
「この人間は外の世界の人間よ」
全員が驚愕した。そして、妙な認識を植えつけた。
『『『外の人間は、妖怪以上の実力を持つ』』』
ちなみに早苗の事や咲夜の事はすっかりと忘れていた。
「こんなに強くなったから神を信仰しなくなってきたのね・・・」
弱さが幻想入りしたと結論付ける半獣。
「結界・・・壊れないわよね・・・」
結界の強度を本気で心配する博麗の巫女。
「「時間の流れって残酷だな(よね)」」
昔に想いを馳せる不老不死の月人と人間。
そんな雰囲気になり・・・弁解する暇が無くなった大妖怪・紫。
そんな雰囲気になり・・・弁解する暇が無くなった大妖怪・紫。
「いや、あんなのばかりじゃな・・・」
誰も聞いていない。
(やりすぎたかしら・・・)
何だか胃が痛くなってきた。何処かに癒しは無いのか・・・
「あたいのほうがサイキョーよ!!」
「そうなのかー」
和んだというより現実逃避。因みにそうなのかーの台詞は紫。
この後、ルーミアが紫に怒りました。
この後、ルーミアが紫に怒りました。