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東方幽波紋決闘_二章『祭り』

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東方幽波紋決闘_二章『祭り』

―三日後―
博麗神社敷地内には、幻想郷の住民達が集まっていた。
―博麗神社―

「一体、何が始まるんです?」
「祭りがある」と、聞いてやって来た霊夢の親友、普通の魔法使い『霧雨魔理沙』は中々祭りが始まらないので、痺れを切らして霊夢に聞いた。
「第三次…いや…、もうそろそろだから少し待ちなさい」
そう答えながら霊夢は溜め息をつく。
(後少しで時間だけど、紫は間に合うかしら?紫ってこういう事で遅れた事無いのに…)

「ガオンッ」
「!」
霊夢の真横の空間が歪み、スキマが現れる。
「おまたせ~♪あら、皆集まったみたいね」
「きゅ、急に出ないでよ!吃驚するじゃあない!」
スキマから生えるように出て来た紫に霊夢は叫んだ。
「あらあら、ごめんなさいね~♪でもそんなに怒られたら、ゆかりん困っちゃう☆」
「「………」」
場に沈黙が流れる。
「エフンッエフンッ、ま、まぁそろそろ時間だし、祭りを始めようかしらね?ね?」
「「どッワーz_ァ!」」
先の沈黙が嘘のように盛り上がる。
「とりあえず、結界を張るからみんな集まって(な、なんとかやり過ごせたわ…)」
苦笑いしながら紫は言う。が。
「ポンポン」
「え?」
紫の肩に手が置かれる。
「鴉天狗の…文?」
手の主は、妖怪山の記者でもある鴉天狗、『射命丸文』だった。
「書かれたく無かったら、私のを―――にしてくださいね……ニヤニヤ」
ドス黒い笑みで文はカメラをちらつかせる。
「…なっ」
紫が唖然した顔で文を見る。

「何だ~文、何紫と話してるんだ~?」
二人の間へ魔理沙が割り込む。
「いぇ、大したことは無いですよ。ねぇ?」
文がカメラをちらつかせながら紫に視線を移す。
「え、えぇ、何も無いわ…」
「じゃあ早く祭りを始めてくれ~。こんなに集まってるから暑苦しいぜぇ」
ヤレヤレと魔理沙は言う。
「じゃあ、やるわよ…(何故あの事を…?)」
「―――」
紫は疑問に思いながらも術を唱える。

「ドドドドドドドドドドドド!」
場の空気が変わった。
「霊夢、今よ」
「りょーかい」
「―――」
待ってました、と霊夢は札を取り出し、紫と同じように術を唱えた。

「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!」
そして、博麗神社を取り囲む様に巨大な結界が出現した。
「凄いな……ん?」
「……あれ?」
「何か……」
「だんだん…眠…」

「ドサッドサッ」
それと同時に結界内の住人は事切れた人形の様に倒れていく。

「皆、"あっち"へ逝ったわね…」
と呟くと、最後に紫も倒れていった。

第二章完

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