ジョジョの奇妙な東方
~FF・of・fate~
~FF・of・fate~
「おぅ、輝夜!頼まれてたのはモニターの修理だったよな!もう終わってるぜ!」
「相変わらず早いわね!ありがとう!早く帰ってVIPスレとニコ動見なきゃ!」
馬鹿でかいモニターを抱えてよろよろ飛んでいく輝夜を見送った後、ため息をついて振り返る。
「おいおいにとり。私が接客してたんじゃあ話にならないんじゃないか?」
「わ、わかってるけど・・・恥ずかしいモンは恥ずかしいのッ!」
水の中から顔だけひょこっと出したにとりが顔を赤くして反論する。
白玉楼から帰ったFFはにとりの薦めもあって、妖怪の山の一員となった(本人は妖怪のつもりはないが)。
そして、にとりの技術力(外の世界に匹敵、一部は凌駕している)を目の当たりにしたFFはそれを商売にしていないことを疑問に思い、にとりに聞いたのだった。
白玉楼から帰ったFFはにとりの薦めもあって、妖怪の山の一員となった(本人は妖怪のつもりはないが)。
そして、にとりの技術力(外の世界に匹敵、一部は凌駕している)を目の当たりにしたFFはそれを商売にしていないことを疑問に思い、にとりに聞いたのだった。
「これだけの技術があれば自分できゅうりを作らなくても商売できるんじゃないか?」
「あー・・・えー・・・ちょっとそれには問題があってね・・・私は・・・」
「は?聞こえねぇぞ?もっとハッキリ言え。」
「私は、人見知り、なの!知り合いじゃないと、まともに、話せないの!」
顔を真っ赤にしたにとりの言葉にFFは呆れかえった。すると、この河童は人と話すのが苦手なために妖怪の山に篭っているのか・・・?
「いや、一応私は河童だからね。川にいないとダメじゃない?求聞史記的にさ。」
などと言い訳しているにとり。ダメだコイツ。はやくなんとかしないと・・・
「にしたってもったいないだろう。こんだけの技術だ。欲しがらないやつのほうが珍しいだろうに・・・」
「うぅ・・・」
FFの呆れたような声にうなって答えるにとり。こんなんでよく今まで生活できていたものだ・・・
そういえば、と思い出す。
そういえば、と思い出す。
「そういえばお前、無縁塚でも白玉楼でも全然会話してなかったが・・・それが原因か?」
文がおしゃべりだったせいで気づかなかったが、よくよく思い出せばにとりは全く映姫や幽々子と話していなかった。
「当たり前じゃないの。人見知りナメンナよ?」
FFの言葉にあっけらかんと答えるにとり。
前言撤回。はやく、ではない。すぐになんとかしないと・・・
そう考えたFFは嫌がるにとりを無視し、文に頼んで【山の修理屋】として新聞に掲載したのだった。FFの予想通り、技術的に未熟であった幻想卿の人間、妖怪達はたちまち二人を頼って妖怪の山に来るようになった。
にとりの好物のきゅうりも栽培する必要がないくらいに手に入った。
が、肝心のにとりはといえば一週間経っても人に慣れることもなく、ずっとこうして人が来るたびに河に入りオプティカルカモフラージュを展開して隠れているのだった。正直スペルカードの無駄遣いである。
前言撤回。はやく、ではない。すぐになんとかしないと・・・
そう考えたFFは嫌がるにとりを無視し、文に頼んで【山の修理屋】として新聞に掲載したのだった。FFの予想通り、技術的に未熟であった幻想卿の人間、妖怪達はたちまち二人を頼って妖怪の山に来るようになった。
にとりの好物のきゅうりも栽培する必要がないくらいに手に入った。
が、肝心のにとりはといえば一週間経っても人に慣れることもなく、ずっとこうして人が来るたびに河に入りオプティカルカモフラージュを展開して隠れているのだった。正直スペルカードの無駄遣いである。
「ったく・・・ま、今度ばっかりはそうも言ってらんねぇぞ?何しろ出かけなきゃあならないんだからな。」
「ぅえぇっ!?」
河から飛び上がって驚くにとり。そんな話今まで一度もしてなかったじゃあないかッ!
「当たり前だ。言ったら逃げるだろお前は。紅魔館って屋敷の十六夜咲夜ってヤツから依頼があってな。本棚をいくつか直して欲しいんだそうだ。」
つい先日、青い服のメイドに依頼されていたのだ。壊れてしまった本棚がいくつか複雑で直し方がわからないので直しに来て欲しい、と。
丁度、にとりに強制的に誰かに会わせようとしていたFFは二つ返事で了承したのだ。
丁度、にとりに強制的に誰かに会わせようとしていたFFは二つ返事で了承したのだ。
「ちょ、ちょっと!?何でよりにもよって紅魔館!?下手すれば私達吸血鬼のエサじゃないのッ!」
「安心しろにとり。そうなったら私が守ってやるさ。それにさ。」
にとりはFFが素敵な笑顔をしているのを見て、どうも嫌な予感しかしなかった。
「逆に考えるんだ、もしそうなったらヤっちゃってもいいと考えるんだ。」
「無茶いうなこのプランクトンがぁアアア!」
にとりのこれで数回目かになる(かなり本気の)絶叫が妖怪の山に響いた。
「・・・もう行くことに関しては何も言わないわ・・・でも何で夜なの!?普通昼でしょぉ!?」
(あなたは食べてもいい人g)ドバシャァ(そーなのかぁぁ!?)
「仕方ないだろう。あちらさんの希望なんだから。【昼では出迎えができないので夜に来て欲しい】って。」
(必殺!不意打ちリグルキッk)ドグシャァ(たわばッ!?)
「にしてもよ!夜に森の中歩くなんて思ってなかったわ・・・」
(てめぇの舌を引きちg)メメタァ!(出番こんだけかぁッ!?)
「けどここも妖怪の山じゃねぇか。そう大して強いヤツもいないだろ。」
次から次へと現れてくる妖精やら妖怪やらGやらを丁寧に潰していきながら妖怪の山を降りていく二人。
(誰がGだ私はほたr)(オレはクワg)メシャァッ!(*1)
「ん?」
「どしたの?」
「いや、何かさっき潰したのが復活してきたような・・・」
「ゴキか妖精じゃない?あいつら潰してもすぐ蘇るし。にしてもこういう時に飛べないって不便ねぇ・・・」
「そうだなぁ。こないだも思ったが文みたいに飛べたら楽なんだろうなぁ。」
二人でいっせいに溜息をつく。空を飛べさえすればこんな面倒なことなどしなくてすむのに・・・
「まぁ、仕方ないさ。前みたいに水を運んだりしないだけマシだろう。」
バチャバチャと河の水を蹴り上げながら言う。紅魔館の近くの湖にこの河が通じているために迷うこともなければ干からびる心配もないのが唯一の救いだろう。
「あ、見えてきたわね。霧の湖が。」
にとりが河の前方を指差す。霧のせいでなにも見えない。
「・・・見えてないんだが。」
「この霧が湖についた合図なの。こっから湖を渡れば紅魔館の入り口につくわ。・・・で、本当に行くの?」
「何を今更。これで行かなきゃ私達は単なる馬鹿じゃないか。」
「だって・・・紅魔館には怖い妖怪がたくさんいるって・・・」
怖気づくにとり。そろそろ何か言ってやろうかと口を開いたFFよりも先にどこからともなく馬鹿っぽい叫び声が聞こえた!
「あっはっは!そのとおりよ!このみずうみにはサイキョーのあたいがいるんだから!」