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東方天国扉 第3話

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JOJO'S BIZARRE ADVENTURE Part4×東方Project

東方天国扉
第3話  漫画家VS妖怪 ?


魔法の森のとある空き地。
其処で、恐ろしいぐらいに空気が張り詰めていた。
片方にはギザギザのバンダナを頭に巻いた青年。
もう片方には傘を持つ紫色の服の少女(外見は)。
この風貌でどうしてこれ程の威圧感を出せるのだろうか。

青年―――露伴は考える。

(さっきは舐めて掛かっていたが、不味いぞ…。
あまりにもハイになりすぎて『安全装置』を書いておくのを忘れていた…。
接近できれば楽でいいんだが、奴は兎に角強い。簡単には近づかせてはくれないな。
とすると、文字を飛ばすしかない。だが!
動いた瞬間奴の『スキマ』が間違い無く開かれる!そうなれば一巻の終わりだ)

少女―――紫も考える。

(所詮人間相手、スペルカードでもスキマでもなんでも出せば勝ったも同然ね。
でもこの感じ…相手はかなりの場数を踏んでいるみたいだわ。
少しでも動いたら、危険な何か…確か、露伴が言っていた『へぶんず・どあー』が来る。
そうなれば、恐らく私は色んな意味で終わってしまう…それだけは避けないといけない!)

つまり、この勝負。

*1

緊張の一瞬。
そして、動いたのは…

「恋符『マスタースパーク』!」

第三者だった。

「何ッ!?」
「…ッ!」

露伴が声に反応し、振り向く。
その方向からは来たものは何か?

レーザー。しかも極太。
唐突にこんなものが来れば幾ら彼らだろうと避ける事は出来ない。

「ぶげッ!!?」

露伴にレーザーが直撃し、そのまま木々にブッ飛ばされていく。

ドグシャァッ!ベショッ

盛大にぶつかり、そのまま滑り落ちる。

「どげっ!な、なんだ…?いったい……?」
「……ぉーぃ、おーい…うわ、血塗れ!大丈夫か!?」





「悪いッ!魔法の練習していたら当たっちまったんだぜ!許してくれないか?」
「だが断る。この岸辺露伴の最も好きな事の一つは許しを請う奴に『NO』と断ってやる事だ。
この露伴をあんな目に遭わした奴をそう簡単に許すとでも思うのか?」

魔法の森のとある家、ある一室に、傷だらけの露伴と謝罪する金髪の黒白魔法使いが居た。
彼女の名は『霧雨魔理沙』といい、幻想郷の住人だ。
露伴の第一印象としてはいいかげんだが誠実そうな、読者に結構好かれそうな好人物となっている。
ちなみに紫はいつの間にか何処かへ消えていた。

「そう言わず許してくれよ、な?」
「断ると言ったろう?大体死んだらどう責任取るつもりだったんだこのスカタンッ!」
「今こうやって無事にいられてるんだからいいじゃあないか」

話はこんな風に魔理沙が謝り露伴が拒否するという平行線を辿っていた。
が、ついに露伴が折れる。

「…仕方が無い、其処まで言うなら許してやろうじゃあないか」
「お!本当k「だけど一つ条件がある」
「……条件?」

その答えに魔理沙は首を傾げる。

「そうだ、条件だ。
許して欲しいと言うなら………


君の身体で貸しを返してもr「ちょっと待ったァ――――ッ!外来人ンッ!」
バキャッ!ドゴォォォッ!!
「ヌムッ!?」

怒鳴り声や扉の壊れる音と共に、何者かが乱入してきた。
魔理沙に引き続きこれまた金髪の少女で、傍らには2体の人形。

「『誰だ?』ッて聞きたそうな表情しているから自己紹介させてもらうけど、私はアリス・マーガトロイド!
魔理沙の練習に付き合ってたんでそのままくっついてきたのよ!そしてこの子達は上海と蓬莱よ」
「シャンハーイ」「ホラーイ」
「ああ、そうだ。アリス・マーガトロイド、種族は魔法使いで人形遣いだったっけな…」
「あ、アリス!?」
「安心しなさい、魔理沙!私のよmオホホーン友人の貴方には指一本触れさせないわ!」

何処かのガタイの良い不良のようにビシッとポーズを決め、叫ぶ。

「だからこいつは、私が裁く!」
「まあそれはいいんだが、二人ともちょっといいかい?」
「聞きなさいよ!」

アリスの言葉に意にも介さず、二人に手を差し出す。

「これが『見える』か?」
「…これって何だぜ?」
「私には貴方の手しか見えないけど…」

露伴のその手はペンを握る職業にしては珍しい、ペンだこみたいなものが全く無い綺麗な手。
二人にはそれ以上のものは見えないらしい。

「(『スタンド』は見えないか…)いや、なんでもない。話を戻そう。
さっきの『貸し』なんだが…」
「させないって言ったでしょう?」

魔理沙を守るように前に立つアリス。

その様子にやれやれ、という風に話し出す。

「アリス・マーガトロイドさん、君には興味なかったがそういう行動をするならしょうがない…。
君も彼女と一緒に僕の『資料』にしとかなければ!『ヘブンズ・ドアー』!」
「きゃぁっ!?」「ふぎゃっ!」

少女二人に躊躇無く『ヘブンズ・ドアー』を叩き込む。

「顔が…は、剥がれる!?」

同時に、二人の顔がペラペラと薄く剥がれていく。
いや、顔だけではない。
手、胴体、爪、指、脚、首など体のいたるところが剥がれている。

「まるで本みたいにッ!私達の身体が!?お前、何をしたッ!」
「知性有る生き物を、それまでの人生が書かれた本にする!これが僕のスタンド『ヘブンズ・ドアー』の能力だ」
「スタンド…?」
「悪いが君達の記憶を読ませてもらうよ。どれ……霧雨魔理沙、能力は『魔法を使う程度の能力』。
武器は森近霖之助が作ってくれたマジックアイテム『ミニ八卦炉』で………スペルカード?
そういえば八雲紫の記憶にも最近のものとして有ったな…」

「成る程、その『能力』で【あの事】を知っていたのね」

突然、居る筈の無い人物の声が聞こえた。

「誰だッ!?」

そう叫び、露伴が振り向こうとした瞬間。


「!?うおおおおおぁぁぁぁぁ……」

足元からスキマに飲み込まれていった。


To Be Continued...

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注釈

*1 先に動いたほうが負ける!