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東方遅体験 第三話

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前回のあらすじ
霊夢の荷物を盗んだジョルノは、霊夢&ゆっくりにフルボッコにされて再起不能になりました



「ごちそうさまー!」
「ゆっ……し……果……」
ゆっくりにスタンドを食べられたジョルノは、虚ろな目でうわ言を言っている
「スタンドを喰い尽くされても、かろうじて息はあるみたいね
 自業自得とはいえ悪い事したかも…」
ジョルノを哀れむ霊夢だが…
「それにしても敵を倒してもPや点アイテム出ないのね
 何も貰えないのはシャクだから、所持金をいただいておくわ」
3秒も経たないうちに思考を切り替えると、霊夢はジョルノの衣服をまさぐって財布を取り出した
まさに外道!

「なんだ、スッカラカンじゃない…あれ?他にも何か入ってる
 この写真…DIOとかいう時を止める変態吸血鬼じゃない
 それと学生証…名前は、ジョルノ・ジョバァーナ!
 それじゃあこいつが!」
目の前の少年が捜し人だということにようやく気がついた霊夢
そんな彼女に近づく一つの影があった
「こいつ、『ジョルノ・ジョバァーナ』かい?」
「そうみたいね、ところであなた誰?」
「あんた日本人か…旅行者なら知らなくてもしょうがねえか
 俺は『涙目のルカ』ってんだ、覚えておきな
 ところでそれ、ジョルノの財布かい?ちょっと貸してくれよ
 こいつからショバ代をもらわなきゃいけないんだ」
「どうぞ」
既に金が入っていないことを確認していた霊夢は、躊躇なく財布をルカに渡した
「なんだこりゃあ~?
 家族の写真入れか?写真や学生証しか入ってねえ」
「言っとくけど最初から空だったわよ」
「んなわきゃねーだろ!
 まさかてめー、この『涙目のルカ』への献上品をギりやがったなァァァ!」
二人とも知るよしのないことだが、ジョルノはすでに警備員にショバ代を払っていたため、一銭も持っていなかったのだ
「2度も同じ事を言わせないでよ…
 1度でいい事を2度言わなくちゃならないってのは…
 そいつが頭が悪いって事だからよ
 元から一銭もなかったと言ってるのよ…
3度目は言わせないでよね」
霊夢の言葉に頭に血を上らせたルカは、手にしたスコップで霊夢に殴りかかった
だが、霊夢にはかすらせることすらできなかった
「にかいもおなじことをいわせるなんて、ばかなの?」
本体の危機を感じ取ったのか、ゆっくりが姿を現した
「何だ…!?その『何かよく分からんが腹の立つ物』は…?
 たたき落とせッ!」
どういうわけか、ゆっくりはスタンドを持たない人間にも見えるようだ
「この子は自分の意思を持っている『スタンド』で…自分で考えている…
 こんなにかわいいのにたたき落とすなんて、私にはとてもそんな事はできないわ…」
「ばーか!ばーか!」
ゆっくりの無邪気な発現に、ルカは大人気なくブチ切れた
「てめーはもう…てめーはもう…てめえはもうおしまいだぁあーっ!」
「おお、こわいこわい」
ルカは怒りに任せてスコップをゆっくりに叩きつけた

だが、ルカは知らなかった
ゆっくりに食われたゴールド・エクスペリエンスがまだ完全に吸収されきっていなかったため、荷物のカエル化はまだ効果が切れていなかったこと…
そのカエルが、ジョルノを追ってきていたこと…
そして、ゆっくりの中のゴールド・エクスペリエンスに反応して飛び付いたカエルが、結果的にゆっくりとスコップの間に割り込む形になったことを…
カエルにスコップ攻撃を反射されたルカは、頭蓋骨がべっこりと凹んで倒れてしまった
「一体、何が起きたの?
 もしかして、あなたがやったの?」
「ゆっ!ゆっ!」
特に何もしてないのに、やたら得意気なゆっくり
そして、彼女らの目の前で荷物に戻るカエル
「あ、さっきのカエルが!
 ジョルノはこうやって荷物を隠してたのね…」
「いただきまーす!」
「きゃあ、荷物食べちゃだめぇ!後で何か買ってあげるから!」
荷物を食べようとしたゆっくりを慌てて止める霊夢
「この子って何食べるのかしら…
 あ、あと捜し人を見つけて荷物も取り戻したことだし、ひとまず紫に報告しないと」
二人(?)は、食糧を求めて空港から街へ向かって歩きだした

東方遅体験
第3話 ルカ涙目www

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