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東方遅体験 第二話

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前回のあらすじ

ジョルノ・ジョバァーナの皮膚を採取するためにイタリアを訪れた霊夢
しかし、着いて早々、そのジョルノに荷物を盗まれてしまう
ジョルノを追いかける霊夢だったが、スタンド使いだった彼の攻撃により窮地に立たされる
絶対絶命と思われたその時、ジョルノの攻撃から霊夢を守るように何かが現れたのであった

突如現れたのは、生首のような生き物(?)であった
顔立ちは心なしか霊夢に似ているようにも見える
名前はまだないが、便宜的にゆっくりと呼ぶことにしよう
「ゆっくりした結果がこれだよ!!!」
ゴールド・エクスペリエンスの拳はゆっくりにクリーンヒットし、ゆっくりごと霊夢を後方に吹き飛ばした
「やった!」
勝利を確信したジョルノだが、すぐにそれが間違いだと思い知らされることとなる
霊夢もゆっくりもダメージを受けておらず、平然と立ち上がったのだ

「バ…バカなッ!
 あの生首も僕の能力と同じもののはず!
 ゴールド・エクスペリエンスの拳をまともにくらったのだから、あの子にダメージが反映されないのはおかしい!」
驚きから生まれた一瞬の隙を突き、霊夢はゆっくりをジョルノに投げつけた
「くらえ!」
「ゆっくりしていってね!!!」
咄嗟のことでスタンドでの防御も間に合わず、ゆっくりはジョルノの顔面に命中した
「これは…柔らかいッ!
 だから拳ではあの子にも生首にもダメージを与えられなかったのか!
 だが、この柔らかさ故に今の攻撃も大したダメージには…」
そう、確かにジョルノには何のダメージもなかった
しかし、一見間の抜けた外見だが、こいつも一応スタンドなのだ
「何ィ!?体が思うように動かない!
 違う、ゆっくりだ!動いてはいるがとてもゆっくりなんだ!」
そう、ジョルノはゆっくりに触れたことにより動きがゆっくりになってしまったのだ!
「だめだ!意識までもだんだんゆっ…く…り……」
「今よ!」
霊夢はゆっくりを掴んで口に陰陽玉を詰め込むと、それを武器にしてジョルノを殴打した
「ミコミコミコミコミコミコミコミコミコミコ」
「ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙」
遠心力によって強化された陰陽玉による打撃は、ジョルノにかなりのダメージを与えていた
ストッキングに砂利を詰めた凶器をイメージしてもらうといいかもしれない
「ミコミコレイム!(賽銭よこせ)」
「ゆっくりしね!!!」
「うぐわぁぁ!」
霊夢のラッシュを受け、ジョルノは吹っ飛んだ
霊夢とゆっくりは、倒れたジョルノに近づいていった
ちなみに、さっきの攻撃でビロビロに伸びたゆっくりの頬っぺたは、すでに元の弾力を取り戻していた
「く…来るな!」
残ったスタンドパワーを振り絞り、ジョルノはかろうじてスタンドを操り身を守ろうとする
だが…
「おなかすいたー!」
ゆっくりはいきなりゴールド・エクスペリエンスに噛みつき、捕食し始めた!
「うわあああ!」
「むーしゃむーしゃしあわせー♪」
「スタンドを…喰ってる…!」
スタンドの中には、栄養補給のために食事をとるものもいる
生まれてすぐ実戦を経験したゆっくりは、空腹を我慢できずにジョルノのスタンドを食べてしまったのだ

もちろん、ゆっくり効果はまだ続いている
ジョルノは生きたまま食われる痛みと恐怖をゆっくりと味わわされたのだ
こうして「ジョルノ・ジョバァーナ」は『ギャング・スター』になるよりも…
あらゆる意味で再起不能になったのだ!

スタンド名―ゴールド・エクスペリエンス
本体名―ジョルノ・ジョバァーナ
再起不能(ゆっくリタイア)

To Be Continued

東方遅体験
第2話 あーん、ジョル様が死んだ


現段階のゆっくりの解説
能力表は次かその次に出します

  • 触れた相手をゆっくりにする
  • 自分の柔らかさを変えられる(餅からゴムまで)が、硬くはなれない
  • パンチ等の単純な打撃攻撃は無効化できる
  • スタンドの種類は自動操縦タイプに近い
  • ある程度の知性を持つ
  • 遠くまで行けて複雑なことも命令できるが、代わりにパワーはからっきし
  • 栄養を補給するために食事が必要
  • 食べられる


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