暗い地下線路の上を銀髪の女性が血塗れで這いずっていた。
この女性の名はアイリスフィール・フォン・アインツベルン。精神の名は条河麻耶という。
この女性の名はアイリスフィール・フォン・アインツベルン。精神の名は条河麻耶という。
変な夢を見て、気が付いたら大人の身体になっていたという、人に話したら変なクスリでもやっているのかと訪ねられかねない現状を受け入れるのに時間が掛かったものの、頬を抓ったら普通に痛かったので、これを現実だと認めざるを得なかった。
そして現実だと認めた瞬間にチマメ隊の二人が巻き込まれていないか心配になり、地下線路を歩き出したのだった。
慣れない大人の身体に戸惑いながらも、歩き続けること数分。薄暗い地下でも光り輝いて見える程に美しい少女と出逢い、思わず話し掛けた。
これが条河麻耶の運の尽きだった。
少女は麻耶が放心する程に穏やかで、慈愛に満ちた笑みを浮かべ近づいて来た。その少女の姿に、思わず麻耶が力を抜いた瞬間。
麻耶の視界が急速に右側に傾き、麻耶は線路上に倒れ込んだ。
急な身体の変化に戸惑ったのは一瞬の間だけ。右膝に生じた激痛に絶叫し、涙を流しながら目を向けると、右膝が常時曲がる方とは逆の方向に曲がっていた。正面からの前蹴りで蹴り折られたとは、麻耶には当然知る由もない
ありえない方向に曲がった脚を見た事による吐き気と、それを遥かに上回る痛みとに再度絶叫した麻耶の右手を、赤い槍が貫いた。
明らかに出逢ったばかりの少女が自分を殺そうとしている。そう悟った麻耶は必死に逃げようとするも、右膝と右手を壊された身では満足に動くことも出来ず。一方的に嬲られ、痛めつけられて、哮笑する少女を見ながら、意識を失った。
そして現実だと認めた瞬間にチマメ隊の二人が巻き込まれていないか心配になり、地下線路を歩き出したのだった。
慣れない大人の身体に戸惑いながらも、歩き続けること数分。薄暗い地下でも光り輝いて見える程に美しい少女と出逢い、思わず話し掛けた。
これが条河麻耶の運の尽きだった。
少女は麻耶が放心する程に穏やかで、慈愛に満ちた笑みを浮かべ近づいて来た。その少女の姿に、思わず麻耶が力を抜いた瞬間。
麻耶の視界が急速に右側に傾き、麻耶は線路上に倒れ込んだ。
急な身体の変化に戸惑ったのは一瞬の間だけ。右膝に生じた激痛に絶叫し、涙を流しながら目を向けると、右膝が常時曲がる方とは逆の方向に曲がっていた。正面からの前蹴りで蹴り折られたとは、麻耶には当然知る由もない
ありえない方向に曲がった脚を見た事による吐き気と、それを遥かに上回る痛みとに再度絶叫した麻耶の右手を、赤い槍が貫いた。
明らかに出逢ったばかりの少女が自分を殺そうとしている。そう悟った麻耶は必死に逃げようとするも、右膝と右手を壊された身では満足に動くことも出来ず。一方的に嬲られ、痛めつけられて、哮笑する少女を見ながら、意識を失った。
「中々に面白い身体を充てがわれたものだ」
血濡れた長槍を手に地下鉄の線路上でに佇む一人の少女が居た。
最上級の翡翠を思わせる深緑の瞳。右手首に嵌めた黄金の腕輪にも劣らぬ輝きを放つ金の髪。処女雪の如き白皙の肌を持つ美しい少女だ。
だが、この少女を見た者は、それらの美を意識する事は無いだろう。
少女の面貌に浮かぶ表情。それを見れば誰もがこう思う筈だ。
『この少女は悪魔だ』と。
その顔に浮かぶ邪悪という概念を形にしたかの様な笑み。全身から放散される鋼をも腐らせそうな凶念。手にした槍で全身を穿たれ、鮮血に塗れて地に伏した女──── 条河麻耶を見つめる愉悦と悪意に満ちた眼差し。
最上級の翡翠を思わせる深緑の瞳。右手首に嵌めた黄金の腕輪にも劣らぬ輝きを放つ金の髪。処女雪の如き白皙の肌を持つ美しい少女だ。
だが、この少女を見た者は、それらの美を意識する事は無いだろう。
少女の面貌に浮かぶ表情。それを見れば誰もがこう思う筈だ。
『この少女は悪魔だ』と。
その顔に浮かぶ邪悪という概念を形にしたかの様な笑み。全身から放散される鋼をも腐らせそうな凶念。手にした槍で全身を穿たれ、鮮血に塗れて地に伏した女──── 条河麻耶を見つめる愉悦と悪意に満ちた眼差し。
「身体能力こそ脆弱だが、魔力を通す事で爆発的に高める事が出来る…。謀り、欺くには丁度良い」
少女は笑顔のまま、足元の女の腹に槍を突き刺す。
「ガッ!?ぎいいいいいいいい!!!!」
刺した槍で腹を抉られ、掻き回される。その激痛に意識を取り戻した女が泣き喚くのを、少女は満足げに見ていた。
「それに、人間共に讃えられ、崇められる騎士の王というのもまた良い。この身体で陽光の加護を受ける者共を殺し尽くすのもまた一興」
この少女の内にある精神の名は『ラゼィル・ラファルガー』。地下世界アビサリオンに暮らす、凡そ地上世界に於ける悪徳が美徳である。
より狡猾に、より悪辣に、より冷酷に、より残虐にある者が讃えられるダークエルフ族の中にあって知らぬ者などいない大英雄であり、地上世界に生きる者たちにとっては、死と廃滅を齎す悪鬼である。
より狡猾に、より悪辣に、より冷酷に、より残虐にある者が讃えられるダークエルフ族の中にあって知らぬ者などいない大英雄であり、地上世界に生きる者たちにとっては、死と廃滅を齎す悪鬼である。
「まだ持ってくれたまえよ。神楽の本番が始まる前の前奏だ。そうそう簡単に終わって貰っては、こちらとしても困る」
力もロクに入らない身体で、這いずって逃げようとする女に、労りとも言えるほどに優しい声を掛けて、再度槍を一振り。背骨を突き砕かれた女が挙げる絶叫に耳を傾けて笑う。
「混沌神グルガイアよ、此度の神楽は一風変わった趣向なれど、御身に捧げる贄はいつもと変わらず。此度もまた、豊潤な命を御身に捧げましょうぞ」
【条河麻耶@ご注文はうさぎですか?(身体:アイリスフィール・フォン・アインツベルン)死亡】
【ラゼィル・ラファルガー@白貌の伝道師】
[身体]:アルトリア・ペンドラゴン@Fate/Zero
[状態]:健康
[装備]:神の眼@白貌の伝道師 破魔の赤薔薇(ゲイ・ジャルグ) @Fate/Zero
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1
[思考・状況]
基本方針:この身体を巧みに用いての皆殺し。強力な相手は嵌め殺す。
[身体]:アルトリア・ペンドラゴン@Fate/Zero
[状態]:健康
[装備]:神の眼@白貌の伝道師 破魔の赤薔薇(ゲイ・ジャルグ) @Fate/Zero
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1
[思考・状況]
基本方針:この身体を巧みに用いての皆殺し。強力な相手は嵌め殺す。
支給品紹介
破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)Fate/Zero
由来:ディルムッドが養父であるドルイドのアンガスより贈られた紅槍ゲイ・ジャルグ。
「赤い槍」を意味する名の通り、紅の長槍。刃が触れた対象の魔力的効果を打ち消す。
セイバーの鎧のように魔力で編まれた防具、魔術やあるいはバーサーカーの宝具「騎士は徒手にて死せず」のような魔術的な強化・能力付加を受けた武具から、その魔力的効果を奪って物理的な防御力のみの状態にする。
但し過去に交わされた契約や呪い、既に完了した魔術の効果を覆すことはできない。
「宝具殺しの宝具」と呼ばれる槍だが、この破魔の効果単独で宝具の初期化はできない。あくまで「刃の触れた部分だけ」「刃の触れている間だけ」効果を打ち消す。作中、セイバーと切り結んでも「風王結界」はその瞬間だけ僅かにほどけるのみであるし、キャスターの「螺湮城教本」を傷つけて海魔の大群を消し去った時も、表紙を切り裂かれた宝具は時間を置かず再生している。
魔術を使わないものにはただの槍だが、サーヴァント同士の戦いに魔術的なものを使わないことはまずなく、派手さはないが実に有用な宝具。
由来:ディルムッドが養父であるドルイドのアンガスより贈られた紅槍ゲイ・ジャルグ。
「赤い槍」を意味する名の通り、紅の長槍。刃が触れた対象の魔力的効果を打ち消す。
セイバーの鎧のように魔力で編まれた防具、魔術やあるいはバーサーカーの宝具「騎士は徒手にて死せず」のような魔術的な強化・能力付加を受けた武具から、その魔力的効果を奪って物理的な防御力のみの状態にする。
但し過去に交わされた契約や呪い、既に完了した魔術の効果を覆すことはできない。
「宝具殺しの宝具」と呼ばれる槍だが、この破魔の効果単独で宝具の初期化はできない。あくまで「刃の触れた部分だけ」「刃の触れている間だけ」効果を打ち消す。作中、セイバーと切り結んでも「風王結界」はその瞬間だけ僅かにほどけるのみであるし、キャスターの「螺湮城教本」を傷つけて海魔の大群を消し去った時も、表紙を切り裂かれた宝具は時間を置かず再生している。
魔術を使わないものにはただの槍だが、サーヴァント同士の戦いに魔術的なものを使わないことはまずなく、派手さはないが実に有用な宝具。
神の眼@白貌の伝道師
巧妙精緻な彫刻が施され、中央に大きな猫目石象嵌された黄金の腕輪。
この猫目石は、アビサリオンに有る混沌神グルガイアの像からラゼィルが抜き取ったもので、文字通りの『神の眼』である。
混沌神グルガイアは、この石を通して地上世界の者達の死と苦痛を見る。
この猫目石は、アビサリオンに有る混沌神グルガイアの像からラゼィルが抜き取ったもので、文字通りの『神の眼』である。
混沌神グルガイアは、この石を通して地上世界の者達の死と苦痛を見る。
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