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  • 真贋バトルロワイヤル
  • 厄災ばかりの攻略未来 ―孤独の雪が王を迎える

真贋バトルロワイヤル

厄災ばかりの攻略未来 ―孤独の雪が王を迎える

最終更新:2025年07月16日 11:21

匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
 ☒☒☒☒☒

これは既に、■■■■が見た未来だ。

 ◇◆◇

 時を少し遡る。

「なにか……みえた?」
陽介のジライヤを躱しながら、ふとしおの頭に映った映像にしお思いをはせる。
自分とアスナを除く少女が皆殺しにされ、自分も半死半生で捕らえられる光景だ。
悍ましい地獄変は、幻覚と切り捨てるにはあまりに生々しい。
足を止め、ノワルのいる方角を睨む。
トランクスのように気を感じるなどできないが、そこに『何か』がいることが今のしおにははっきりわかった。

「…どうした。もうお疲れか?
このまま帰ってくれるなら、俺としてはありがてえんだが。」
 軽口を叩きながらも、マハスクカジャによる回避上昇をかけなおす。
 陽介としてはロロに対する義理はあってもルルーシュに肩入れする理由は薄い。
 神戸しおの標的がルルーシュである以上どこかで倒す必要はあるかもしれないが、少なくともそれは今じゃない。
 話を聞く余裕くらいは、あっていいはずだ。

「ううん。全然疲れてないよ。
むしろ普段より元気なくらい。」
「へぇそうかい!仮面ライダーってのは羨ましいなぁ!」
「ただね。もうすぐ何か来る。
だから止まって見てるだけだよ。」
「何か…?」
 数歩距離を取り、陽介もその方向――ノワルのいる方角に目を向けた。
 遠くを見てみると、NPC達をめちゃめちゃに破壊していたトランクスも、同じ方角を睨みつけている。

「何をやっているんですか陽介さん!
ようやく彼女が隙を曝したんですよ!」
 ただ一人、零陽炎に乗ったロロだけがこの瞬間も戦いを続けていた。
 陽介と違い、明確にルルーシュへの敵意を表明したしおをロロが生かす理由はない。
 トランクスという特大のイレギュラーを抱えているならなおのこと。この場で無力化する必要がある。
 遠くを見つめるしおにめがけて零陽炎がライフルを向ける。
 引き金を引き神戸しおを殺す。陽介のマハスクカジャの効果がある今ならトランクスの攻撃もかわせると判断した。ロロなりに勝算があっての突撃。

――「開眼(バージョンアップ)停止(ストップ)。」
 遠くで魔女がその言葉を唱えたのは、そんなタイミングのことだった。

20秒の時間停止を知覚できるものはいない。
 なにせ今回の使用者はロロ・ランペルージとは比にならない強大な相手。
この会場最強の魔女にして5指に入る怪物だ。

 時が戻ると同時に、4人を襲うのは空を埋め尽くすほどの巻戻士の兵器と魔女の光弾。

「なっ!」
「なんだこりゃ!」
「しまっ!」
 三者三葉。3秒後にその体を襲う致死率100%の死の雨にその身を晒す。
 ナイトメアフレームもペルソナも、サイヤ人の血を引く肉体だろうともはや抗う余地はない。

「そっか。そういうことなんだ。」
            ・・・・
ただ一人。この光景を既に見ていた神戸しおだけは、ジオウの仮面の中から冷静にその様を見届ける。

「このままだと、ルルーシュもみんなも全員死んじゃうんだ。
私もこのままだとダメなんだね。」
 残り2秒。
 死の雨を生き抜いた――下手人がノワルである以上、おそらくしおだけは生き残るだろう――上でしおに待つのは、魔女の玩具という名の人生の終着点。
 アスナやNPCたちがそうであったように、その未来はしおにとって死も同義だ。
 ノワルの仔細を知らないしおでも、その未来は否定すべきだと分かっている。
 遠くの何かを探すように空を見つめるしおは気づいていない。
 彼女の腰に装着されたジオウライドウォッチが、光り輝いていることを。

「そんなの、嫌だな。」
 残り1秒。
 全ての弾丸と光弾が埋める視界に、流石のしおはとうとう実感として未来を理解する。
 しおもまた何も為せずに終わる。
 松坂さとうの死は永遠に意味のない下らないものとして嘲笑われる。

 しおの心にあったのは、死への恐怖ではない。
 己の決意を果たせず、砂糖菓子の平穏が無価値なもので終わることへの否定。

「だから、なかったことにしよう。」
 その言葉が、最後のきっかけ。
 しおの腰に宿るライドウォッチが輝いたかと思えば、ジクウドライバーの開いたもう1つのスロットに金と黒のライドウォッチ装填された。
 心意システムの影響と底なしの欲望の果て、魔王が目覚める。

『ジオウ Ⅱ!!』
 ジクウドライバーから響く力強い声に、誰もが神戸しおを見た。
 そこに佇む仮面ライダーの姿は、先ほどまでのジオウとは違う。
 仮面に刻まれた時計の針は左右対称の4本に増え、全身が金色のラインで縁取られている。
 仮面ライダージオウⅡ。底知れぬ心意により進化した魔王の力。
 その出現を祝う様に、降り注ぐ銃弾と光弾が青年たちの頭上数センチのところで停止し、巻き戻されたかのように同じ軌道で逆向きに進む。

「何が起きているんだ!?」
 誰がそう言ったのか、もしくは全員が同じ意見だったのか。
 確かなことはこの事態を引き起こしたのは、神戸しおだということだった。
 思わず駆け寄るトランクス。彼を静止したのは他ならぬしおだった。

「しおちゃ…」
「トランクスくん。お願いがあるの。」
 トランクスの側には目を向けず、神戸しおはジオウの顔が付いた剣を手に取る。
 サイキョーギレードと呼ばれるその剣をもともと持っていたジカンギレ―ドと合体させる。ジオウⅡを超えた魔王の剣、サイキョージカンギレ―ド。
 遠く空に弾丸と光弾が戻る先。
 忌々し気に目を見開く少女を前に、神戸しおは剣を構える。
 今日までしおは武器と呼ばれるものなんて持ったことのないはずなのに、その姿がごく当たり前のことであるように、その姿は様になっていた。

『サイキョー!』
『フィニッシュタイム!』
「あの奥にいる人を、やっつけてほしいの。」
「…分かった。」

 反論も質問もせず、トランクス舞空術で空を飛ぶ。
 神戸しおが彼に何かを頼むなど、きっとこれが最初で最後だ。
 そのことに喜びはない。リュージの危惧していた通り利用されているだけかもしれない。
 しかしトランクスという青年はそのことを恥じない。恨まない。
 彼はみんなの英雄だ。
 災厄の魔女を見逃す未来は、彼の中にはありえない。

 トランクスがいなくなった時、ロロも陽介も一言も言葉を発さなかった。
 空を飛ぶトランクスの力の高まりは、本来ならばそれだけで二人に実力差を知らしめる末恐ろしい力のはずだが。
 そのことに気づいたうえで、彼らの眼は神戸しおの持つ剣に向いていた。

サイキョージカンギレ―ドの刃が黄金の光を噴き上げる。
廃ビルと同じ高さにまで立ち上った『ジオウサイキョウ』と書かれた桃色の文字でさえ、魔王の力の強大さを示しているかのよう。

『キング!ギリギリスラーッシュ!!』
 神戸しおが刃を振り下ろす。陽介やロロではなく、彼方にいるノワルに向けて。
 その攻撃が有効だったのか、その真偽はここからでは分からない。
 少なくともその刃の衝撃は、ノワルのいる場所にまで届いているように見えた。

「はぁ…はぁ…」
 息を切らせた神戸しおの変身が溶ける。
 心意によるブーストに体が慣れていないのか。流石に消耗が激しかったのだろう。

 その様をロロも陽介も黙って見ていた。
 ノワルに攻撃する隙をつくことを恥だと思ったわけではない。特にロロはこの瞬間でも神戸しおを殺したかった。
 だが、今すべきことはそれではないとロロの本能が告げていた。

「陽介さん。お願いがあります。」
神戸しおの進化を前に決意を固める。
 ルルーシュ・ランペルージにとって最高の未来を手にするために、やるべきことは二つ。
 神戸しおを足止めし。
 トランクスがノワルを倒すよりも早く、ルルーシュの策を実行すること。
 そのために必要なのは誰か、ロロ・ランペルージは気づいている。

「なんだ?」
「僕の代わりに、兄さんの場所に向かってくれませんか?」
 魔女狩りにおけるもっとも重要な役目。ルルーシュをしてそう言わしめる栄誉を。
 ロロ・ランペルージは決意を秘めた目とともに、花村陽介に差し出した。

 ◇◆◇

「何だ今のは…」
 茫然と呟くルルーシュは、この場の全員の意見を表していた。
 ノワルが止めた20秒は誰一人として知覚していない。
 彼らにしてみればノワルの目が光ったかと思えば、頭上に無数のミサイルや銃弾が命を奪う災害となって降り注ぎ、その災害は実害を及ぼす前に巻き戻った動画のようにノワルのもとに戻ってきた。
 出来の悪いコメディ映像のようなものも、下手人がノワルである以上ただの演出ではありえない。
 ノワルが何かしらの攻撃をし。誰かがその攻撃を打ち消した。その結論に全員が至るまで、そう時間はかからなかった。

「…あっちね。
 この場の連中に今の攻撃をどうこうできるとは思えない」
 回収していた魔力の結晶を貪るノワル。
 その視線は足元の軍勢とは真逆の側に向いていた。
 レモンの体には無数のテクノロジーが搭載されている。
 ロケットがごとき速度で空を駆け、その先にいる未知の存在を確実に殺せるレベルにまで近づくことなど容易い。

『キング!ギリギリスラーッシュ!!』
 不快感に身を悶えさせ風を切るノワルの目に飛び込んだのは光の柱。
 サイキョージカンギレ―ドを構えたしおの一撃は、ギリギリノワルを射程に収める。

「しまっ…」
 レモンの速度に慣れていなかったノワルは一瞬、防護魔法の展開が遅れた。
 しおの攻撃は先端をわずかに掠めただけだが、とっさに防いだレモンの両腕には深々とヒビが入っていた。

――油断が過ぎた。
 生まれて初めてかもわからない自省がノワルの胸で渦巻く。
 魔王として成長を果たしたとはいえ、成体の災害であるノワルに比べればしおは木枯らしや小火程度の存在。
 消し去り喰らうなど造作もない。
 しかし現実に、防護魔法を施せばザラサリキエルの一斉射撃を耐えうるレモンの両腕はもはや使い物にならない。

 ノワルが油断した原因は、3つ。
 令呪と同等の魔力消費という切り札のような行動をかき消されたという困惑。
 アルジュナ・オルタにザラサリキエルという会場における最高峰の怪物たちとの連戦による疲弊もまた、『本気で戦う』などめったにしないノワルの精神を削っていた。

「我が麗しき(クラレント)―――」
 そして3つめ。
 この場の戦いにおいて、ルルーシュよりも、アスナよりも、しおよりも。
 ノワルが警戒し気を張っていた、最高最善のイレギュラー。
 その存在が他の参加者への警戒を、ほんの少しだけ薄めてしまった。

「――父への叛逆(ブラッドアーサー)!!!」
ノワルのトップスピードに勝るとも劣らない速度で駆け付けた青年は、赤い稲妻を纏う剣を豪快に振り下ろす。
 サイヤ人の末裔。破滅の未来の最後の希望。魔王でも災害でもない救世主。
 解放するは反逆の王子の魔剣。
 油断や慢心などはなから持ち合わせていないトランクスの刃が、制約を受けてなお最高峰の気の昂ぶりを持ってノワルに振り下ろされる。

「ノワル!お前はここで終わらせる!」
「あの黒い男に勝るとも劣らないムカつく気配を感じていたけど、やっぱり男だったのね!」
 全身の防御魔法を展開しながら、ノワルはリュックからもう1つ武器を取り出した。
 三又の刃を宿す赤い宝石を宿すその杖は、魔界の神と呼ばれるさる大魔王の使用する武器。
 光魔の杖。
 秋山がウンベールから回収していたその武器の性質は、魔力を際限なく吸い取り攻撃力を上昇させること。
 連戦に次ぐ連戦の上時間停止に半分以上魔力を消費した今のノワルでは、回収した魔力の欠片を取り込んでもその出力は全快時の半分がいいところ。
 それでもその刃は並の魔法使いが使う時とは比に張らぬほど、燦然と煌めく剣となる。

 反逆者の魔剣と魔王の光がぶつかり合う
 この会場で最大戦力光の衝突はわずかにトランクスが優勢だが、おおむね互角。
 飛び散った衝撃が風と斬撃を生み周囲の建物を切り刻む中、ノワルの耳に届くべきべきという破壊音。
 その源は、神戸しおの攻撃で傷ついたレモンの両腕からだ。

「破損した起動キーで受けられる攻撃じゃないってわけね。」
 強引に剣を弾き距離を取る。力任せの動きにひび割れた両腕が砕け、銃弾を受け血を流す白い細腕が露となった。
 両腕のみノワルの要素が予見したアンバランスな姿で、万里の鎖と光魔の杖を構え、ノワルは向かいに立つ救世主に向き直る。
 自身と同格ということは張り詰める気で分かる。
 これが女であったなら、さぞ素晴らしい最高の魔力サーバーに成れただろうに。本当に残念だ。

「これほどのエネルギー!これほどの素材を捨てるしかないなんて。
 流石の私も勿体なく思っちゃうわね!男だった自分を恨みなさい!」
「人を食い物やゴミにしか見ていないのか・・・お前は!!」

 その言葉を皮切りに救世主と災害の戦いの幕の火蓋が散る。
 アルジュナ・オルタとの戦いが示したように、この規模の戦いが平穏無事には終わらない。
 何が失われるのか、それは未だ誰にも分からない。
◇

「では、行くか。」
 危機が去った後覇世川左虎は立ち上がる。
 その視線の先にはノワルと乱入したトランクスの異次元喧嘩。

「アスナ。体は動けるか?
 そこの機械兵(ポンコツ)を一機倒し、回復運動(リハビリ)にはなったか?」
「…はい!」
 手を強く握りこみ、少女は力強く言った。
 ヴァルキューレ警察学校の制服にストライクダガーから奪取したビームサーベルというアンバランスな格好を気にさせないほどに、ノワルを睨む少女の眼は強い光を称えていた。
 一度は師とした秋山小兵衛をあっさりと縊り殺し、その死に何の感慨も抱かない魔女は、アスナにとっても憎い敵だ。
 ザラサリキエルに覇世川左虎と重なった幸運を、ここで逃す気などさらさらない。
 歩を進めようとしたアスナの耳に、ガシャと何かを動かしたような音が響く。
 振り向くとルルーシュの指示で、彼の周囲にいるモビルスーツたちがアスナへと銃口を向けていた。

「待て。覇世川左虎はまだしもお前を行かせるわけにはいかない。」
「どうしてですか。」
「お前が女だからだ。」
「…流行(はや)らぬぞ、今時姓差別(ジェンダーバイアス)なぞ。」
「くだらない冗談は寄せ。
 知っているだろう、ノワルは女を捕らえ魔力を吸い上げる。
お前がむざむざとノワルの前に出ては、あっという間にノワルに回復と強化を施す羽目になるのだぞ!」
 その可能性はルルーシュが最初に排除した負けフラグ。
 女性を捕らえ回復するノワルに対抗するために、ルルーシュはキャルや糸見沙耶香、タギツヒメという優秀な戦力をこの戦場から引きはがしたのだ。

「大丈夫。」
 一度はノワルに囚われたアスナが、その可能性を考慮していないはずがない。
 その言葉と共にアスナが取り出したのは、紫黒の色をした飴玉のような珠だった。

「その珠は・・・」
「ノワルが吸い出した魔力の塊。
 これを使えば、短時間ですが闇檻に対抗できるはずです。」
 その珠は、ノワルから解放された最中、NPCの少女たちが最後に生み出した。
 いわば遺品のようなものだ。
 烏天狗が持ち運んだそれを、アスナと左虎は全員分回収し綺麗にわけあっていた。

「なんだと?」
「闇檻は別のエネルギーで弾くことができる。先生…秋山小兵衛が残した事実です。
 万全ならまだしも、消耗している今のノワルならばこのわずかな魔力でも対抗手段になるはず。」
「ふむ…」
 理屈は通っている。怪しく光る珠を手に取りながらルルーシュはそう結論付けた。
 闇檻が魔法的なエネルギーで回避も防御も不能だろうと、同質のエネルギーがあれば抵抗は出来る。
 それはイドラ・アーヴォルンやマジアマゼンタが令呪を使い見つけ出したノワル対策であり、秋山小兵衛が示したように令呪を使い強化すれば余波で拘束を解くことさえ可能となる。

「お前、名前は?」
「アスナ。」
「アスナ。この宝珠に免じて。このルルーシュ・ヴィ・ブリタニアがお前の従軍を認めよう。
 だが憶えておけ。万が一貴様がノワルに捕まった時は、ノワルに搾り取られる前に俺が殺してやる。」
「…ありがとうって言っておけばいいのかな。」

 過剰なロールプレイともいえるルルーシュの言葉に面喰いながらも、その真意ははっきり伝わる。
 不器用な男だという感想を飲み込み、アスナは軽く一礼し左虎ともどもノワルの方に向かう。
 残されたルルーシュに、配下のNPCが訝し気に問いかけた。

「よろしかったのですか?」
「よろしいわけがないだろう!
アスナは間違いなく本調子ではない!仮に彼女が覇世川左虎並みの強さがあったとて、今の彼女ではノワルの前では間違いなく不足だ!」
 だがと前置きし、ルルーシュは言った。

「この場で彼女や覇世川左虎と敵対する余裕が無いのもまた事実。
味方ではないが敵も同じだ、せいぜい利用させてもらうさ。」
「・・・なーんでお前はそう悪役ぶった物言いしかしねえんだよ。」
 取り繕ったような悪人面のルルーシュに、呆れた顔で男が声をかける。
 花村陽介は全力で走ってきたのだろう、ルルーシュが振り向いた先で息を切らせて足を震わせている。

「ご苦労。よく来てくれた・・・ロロはどうした?」
 辺りを見回すルルーシュに、陽介は息を整え答えた。

「お前の作戦。ロロの担当する部分は俺が引き継げと。」
「なっ…。ロロがそう言ったのか!?」
 信じられない。喉元まで出かかった言葉をルルーシュは必至に飲み込んだ。
 ロロ・ランペルージは人を信じ頼るという点においては恐ろしく鈍い。
 ましてやこの作戦の要を務める仕事は、ルルーシュが直々にロロに与えたものだ。
 その役目を他人に譲るなど、ルルーシュの知るロロなら絶対にしない選択。
 それでもロロ・ランペルージは、ルルーシュ傍に立たない未来を選んだ。

「あいつは、神戸しおを何が何でも止めるつもりだ!」
 ルルーシュを守るために、戦うことを。1人の少年は選んだのだ。

 ◇◆◇

「待っていてくれたんだね。」
 トランクスも陽介も居なくなった戦場で、ロロ・ランペルージは改めて少女に向き直る。
 変身が溶けたことで剣も失った彼の敵は、まだ10歳にも満たない。
 戦場に立っていることさえ場違いに思える、愛らしいあどけない顔だ。仮面ライダーとなってルルーシュの陣営どころか闇檻の魔女にさえ一矢報いた女にはとても見えない。

「トランクスくんの目の前で襲ったら、きっと怒るもん。」
「だろうね。彼は良い人だ。
 彼がその気だったら、僕も陽介もとっくに生きていなかった。」
 辺りを見渡す。
 ルルーシュが残したNPC部隊はこれまでの戦いで粉々に砕け、既に一機も残っていない。
 ノワルの範囲攻撃が原因ではない。その前にトランクスが光弾で全てを破壊しつくしたのだ。
 それなのに零陽炎を身に着けていたロロばかりか生身の陽介でさえ、トランクスはかすり傷1つ与えていない。

 いい人というロロの言葉にネガティブな意味が1つもないとは言わないが、ロロは本心からそう思う。
 神戸しおと組んでさえいなければ、彼はとても心強い味方となっていただろう。

「今ならまだ間に合うよ。退いてはくれないかな。
トランクスが一緒なら、兄さんもすぐには君を狙わないかもしれない。」
「やだ。」
 可愛げに溢れた言葉には、絶対にひかないという強い意志が宿っている。

「ルルーシュはさとちゃんを殺した。」
「そうだね。でも兄さんが……」

 兄さん――ルルーシュ・ランペルージが行ったことなら理由がある。
 松坂さとうは死ぬべくして死んだんだ。兄さんが決めたんだから仕方がない。

 今までのロロなら平然と言っていたかもしれないそんな言葉を前に、ロロ・ランペルージは口をつぐんだ。

「……いや、なんでもない。
 君は何があっても兄さんの敵で。僕は――ロロ・ランペルージは何があっても兄さんの味方だ。
 兄さんが誰を殺しても、僕が何を殺しても、きっとそれは変わらない。」

 ライダーの仮面を剥いだ先にある少女とは思えない恩讐者の目。
 ルルーシュ・ランペルージが松坂さとうを殺したことにどんな理由があっても、きっと変わらないのだろう。
 さとう以外のすべての人間を救うために松坂さとうを殺したとしても、神戸しおは同じように命を選んだルルーシュの前に立ちふさがる。
 ロロにとって松坂さとうはルルーシュに踏み潰された路傍の花だが、神戸しおにとっては世界であり愛だ。
 ロロにとってルルーシュ・ランペルージは何にも勝る『居場所』だが、神戸しおにとって恩讐が向かう先にある悪だ。

「じゃあ、てきだね。」
「そうだね。」
 そんな思考を、神戸しおはたった一言で言い表した。
 ロロ・ランペルージと神戸しおの関係は、ただそれだけで十分に思えた。

「1つだけ教えて。
 ルルーシュって、ロロ君にとってどういうひと?」
「そうだね。難しい質問だ。
 『兄さん』ではあるけど。兄弟だから大切と言うのも多分違う。
 僕たちは、まあ色々複雑な関係でね。」

『兄さん』という言葉に目を濁らせたしおだったが、続く言葉に小首をかしげる。

「1つだけ言えることは。
 僕のいるべき場所。それが兄さん――ルルーシュ・ランペルージの居る場所なんだ。」

 どの面下げてこんなことを言っているのだろう。口にしながらロロ・ランペルージはわずかに笑う。酷く自虐的な笑みだと鏡を見なくても分かった。
 シャーリー・フェネットを躊躇いなく殺した。   ――きっと兄さんは僕のことを恨んだだろう。今なら分かる。
 黒崎一護を躊躇いなく殺した。  ――タギツヒメが知ったら間違いなく僕を殺すだろう。神戸しおと同じ目を僕に向けて。

「その居場所を守るためなら、僕は何でもする。」

 だから松坂さとうを殺したルルーシュの罪を前に、僕はこうして立っている。
 躊躇いなど、欠片もない。
 儚げな笑みを前に、しおもわずかに口角を上げた。
 その感情をあえて言葉にするならば、共感だろう。

「じゃあ、わたしたちおんなじだね。」
「そうだね。
 君と松坂さとうの関係は想像することしかできないけど。大切な人だってことは、僕にも分かるよ。」

 トランクスのように『家族』という言葉で片づけず、『居場所』であり『大切な人』と形容する。
 それはロロが神戸しおを慮ってのものではない。
 神戸しおの年齢離れした聡さか、誰かの大切な人を奪った過去に対する罪悪から来るものか。とにかくロロは彼女にはより噛み砕いた説明をするべきだと思っていた。
 偶然その対応が、しおの傷を刺激しなかった。ただそれだけの話だった。

「ちょっとさみしいな。トランクスくんよりは仲良くなれたかも。
 でも、ルルーシュは絶対に殺すから。」
「僕も残念だ。君がその立場を貫く限り、君とは仲良くなれない。
 そして君は変わらない。きっかけを作ったのは兄さんだけど、松坂さとうを殺したことを僕も兄さんも間違いだとは思わない。」
「そっか。」

 その偶然は、事態を好転させるにはあまりに遅く。
 そんな万分の一の幸福を、この2人は求めてなどいなかった。

 その言葉を最後に、互いにドライバーを手に取った。
 1人は己の心意で進化させた、魔王の刃を。
 1人は兄から授かった、異界の果実を。

 『ジオウⅡ!』
 『メロン!』

 世界(あい)を失った少女が叫ぶ。
 世界(あい)を殺した少年が吼える。

 「「変身!」」

 世界(さとちゃん)を取り戻すために少女は駆けた。
 世界(にいさん)を守るために少年は構えた。

 仮面ライダーとなった者たちの刃がぶつかり合う音が、2人だけの世界に悲しく木霊した。
 互いに情も手加減もなく、守るために殺すことを2人は受け入れている。もはや誰にもその刃は止められない。
 この2人が手を取り合うことは永劫ありえないのだから。



【エリアD-6/市街地/9月2日午後1時45分】

【ロロ・ランペルージ@コードギアス反逆のルルーシュ ロストストーリーズ】
状態:ダメージ(中)、罪悪感(大)、羂索たちへの殺意(大)、しおを止めるという決意(極大)
服装:ルルーシュの用意した制服とマント
装備:戦極ドライバー(斬月)、メロンロックシード
令呪:残り三画
道具:ホットライン 零陽炎の起動鍵@コードギアス反逆のルルーシュ ロストストーリーズ 一護の腕(レジスター付き)、一護のホットライン
思考
基本:兄さんを生還させる。
01:兄さんと共に記憶改竄能力者と、奴の狙う敵を倒す。
02:兄さんをこんなことに巻き込んだ連中は皆殺しにする。
03:黒い魔女……マーヤやイザークたちとも合流してから戦いたかったな。
04:枢木スザクと二代目ゼロはそのうち殺す。
05:沙耶香にも舞衣にも悪いが、沙耶香を最大限利用するために『兄』を演じる。
その時が来たら……。
06:……こうなってしまった以上、タギツヒメも最大限に利用する。
それが…せめてもの。
07:沙耶香やキャルと離れるのは少し不安だけど、まずは陽介から信頼を稼ぐ。
08:色んな意味で、天鎖斬月を使う気にはなれない。
09:リボンズやアスラン・ザラ?、継ぎ接ぎの男(真人)を警戒。
10:このままキャルたちの信頼を稼ぐ。
11:神戸しお……兄さんを殺すというのなら進ませられない
参戦時期:死亡後
備考
※沙耶香から「刀使ノ巫女」世界に関する情報を得ました。
※自身のギアスへの制限を自覚しました。極めて実力が高い相手には『完全な停止』までがいたらず、動き・知覚を大幅に遅延するにとどまります。
※タギツヒメから、黒崎一護越しではありますが「BLEACH」世界に関する情報を得ました。
※クラスカード(アサシン)@Fate/kaleid linerで作った分身は消滅しました。再使用できるか否かは後続にお任せします。
※花村陽介やキャルとも情報交換をしました。

 【神戸しお@ハッピーシュガーライフ】
状態:右ひざに切り傷(処置済み)、ルルーシュへの殺意(極大)トランクスへの生理的嫌悪感(極大)
服装:いつもの
装備:ジクウドライバー&ジオウⅡライドウォッチ@仮面ライダージオウ
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~1、天使の杖@ドラゴンボール超、ホットライン
思考
基本:ルルーシュを殺す ゲームに勝ってさとちゃんを生き返らせる
01:ルルーシュは絶対に許さない 絶対に殺す
02:そのためにはトランクスくんと一緒にいるのも我慢しなきゃ。
03:ロロくんはトランクスくんよりは仲良くできそうだけど、ルルーシュを守るなら敵だね
参戦時期:さとうと共に飛び降りを決行する直前。
備考

 ◇◆◇

「どういうことだ……。時を止めたノワルの攻撃で死者が誰もいないだと?」

 遠く離れた場所で戦場を俯瞰していたザラサリキエルにとっても、その光景は予想外。
 あの攻撃に対応できるのはノワルに並ぶ最強格の参加者であるトランクスくらいのものだろうと高をくくっていたところに、神戸しおの心意覚醒。
 その他の参加者が生存していることなど完全に想定外で、さしものザラサリキエルも呆けた顔で眺めるしかなかった。

 「しかもサイヤ人の末裔が戦列に加わるとなれば、いよいよノワルがここで脱落する可能性も視野に入るか…。
 となると私の『カード』や『ドロップ品』はどうすべきかな。」
 鎧越しに顎に手を当てうむむと呻る。
 殺し合いの正常な運航として、セーフティである五道化がノワル級の怪物を倒すよりも、参加者自身の手で攻略したほうが健全だ。
 とはいえそうなれば、ノワルに対抗できるザラサリキエルの戦力が自由になる。
 既に好き放題動いているドゴルドが居る中、こうも早く五道化が3人も暇になるのはよろしくないのではなかろうか。
 思索にふけるザラサリキエルだったが、その意識は背後から投げかけられた声に引き戻された。

「じゃあ、対ノワルの五道化のキミも、ここで脱落すればいいんじゃないかな。」
「なっ!?」
 ふいに投げられたと言葉と共に、バチリと脳幹を撫でられたような刺激が走る。
 反射的に背後に回し蹴りを喰らわせた先で、悠々とけりを交わした女と目が合った。
 アナログ時計を手にした眼鏡の女。マイ=ラッセルハートがそこに居た。

(マイ=ラッセルハート!!
 不味い、今のは編集(エディット)か削除(デリート)!
 私の記憶に干渉された!!)
 とっさにギアスキャンセラーを起動し、青白い光が周囲を照らす。
 その只中でザラサリキエルはマイに向き直り、その変化に気づいた。

 白衣は同じ、眼鏡も同じ、時計(タイムマシン)も同じ。
 しかしその背中には、巨大な蜘蛛の足を思わせる氷柱を左右に一本ずつ生やしていた。
 よくよく見ると氷柱の先端、円錐状の部分には四肢を捥がれた黄金色の機械が、氷の中で貯蔵されているかのように設置されている。
 それが四肢を捥がれたNPCモンスターであることに、ザラサリキエルは気づいた。

「クロックハンズのハッカーか。随分見てくれを変えたようだな。武器のつもりか?」
「まあ、そうだね。
 リキエルっちがここに来ることは分かってたから。君と戦えるくらいの準備は整えておかないとね。」
「つまらん挑発だ。貴様の奇襲は失敗した。
 貴様がしたのが編集(エディット)だろうと削除(デリート)だろうと。ヒースクリフ様よりたわまった青き光を前には無力。
 何より、私は跳躍王(キングリープ)の権能で転移してきたばかりだぞ。
 貴様程度に私の行動が予測できるはずが無かろう。苦し紛れのハッタリも意味がなかったな。」
 仮面の奥で嘲笑うザラサリキエルは拳銃を構えため息とともに引き金を引いた。
 スコーピオンEVO3とは形状の異なるアサルトライフル、SIG516。
 しかも至近距離は10mと離れていない、射程400を超えるこの銃を前にザラサリキエルの技量なら外す方が難しい。

「じゃあな三下テロリスト。
 既に放送も超えた、貴様のような面白みのない駒は片づける時間だ。」
 感慨もなく引き金を引く。
 乾いた破裂音が埃の舞う空に響き、銃弾の斜線上でマイ=ラッセルハートは――笑っていた。

「よろしく、ツィベタっち。」
 引き金を引くより数秒早く。
 指輪に宿る少女に語るマイ=ラッセルハートの右腕に青龍刀を思わせる形状の氷が生み出され、マイは勢いよくその刃を振るう。
 その光景はザラサリキエルにとって無様を通り越して笑いさえ起きない。
 銃弾に反応できるノワルやトランクスならまだしも、氷の刃を振り回したところでマイの技量では掠める確率さえ万分の一。
 憐れみを向ける視線の先で氷と銃弾が交差し。

「――編集(エディット)。誓約女君(レジーナゲッシュ)。」

 ジジジとオレンジ色のノイズが掛かった氷の刃が、ライフルの銃弾を弾き飛ばした。
 まさしくそれは、ノワルにさえ有効打をもたらしたザラサリキエルの劣化複製権能(デッドコピースキル)そのものだ。

「誓約女君(レジーナゲッシュ)の権能だと!」
「シェフィっちの記憶では乱数聖域(ナンバーズアヴァロン)って言ったっけ。」
「名前なんぞどうだっていい!
 なぜ貴様がその権能を…使え…」
 言葉がつまる。ザラサリキエルは気づいたからだ。
 マイ=ラッセルハートのタイムマシン。その機能は記憶の編集であり削除。
 そしてそれは、他者の記憶や技量の再現さえ可能とする。

「さっきの記憶操作は私の記憶を編集や削除するためではない!
 私の記憶から、権能を覗くことが目的か!
 だが話が合わない。それではまるで貴様は私が転移する場所を読んでいたとでもいうつもりか?」
「そう言ってるじゃん。
 もしかして、ここがどこだかわかってないの?」
 マイが親指で背後を指し、ザラサリキエルはその奥にある灰色の建造物にようやく気付く。
 殺し合いの場に最も不釣り合いな建造物。――病院の存在に。

「蛇腔病院。アンタの守りたい庭園があるここに、必ず戻ってくると思ってたよん。」
 余裕ぶったその笑みが、ザラサリキエルの神経を逆撫でする。
 ザラサリキエルはマイ=ラッセルハートを舐めていた。
 得意の記憶操作はギアスキャンセラーで無力化できる。その他の攻撃も戦闘が本職の連中く比べれば下の下だ。
 おまけに見知った参加者もおらず、盤面における影響力も微々たるもの。
 蛇腔病院の地下での戦いでエケラレンキスが来なければ、そのまま殺していたに違いない。
 その程度の女が、こうして五道化の前に立ちふさがってくる。

「…正直驚いた。
 よもや権能まで再現するとはな。氷に封じた機械はオーマジオウの機械兵たちか。
 その電子頭脳に、私から奪った権能を再現しているな。
 神殺し(ディーサイド)といったか。貴様の必殺兵装の再現というわけだ。」
 マイ=ラッセルハートのデータにあった彼女の切り札。
 タイムマシンで学習した4人の達人の技量を4本の機械の腕に再現する。いわば4基の英霊を同時に召喚するに等しい最終兵器。
 氷とNPCだけでマイ=ラッセルハートはその武装を再現して見せた。

「神殺し・心傷(ディーサイド・アマラリルク)とでも命名しようかな。
 でも君の権能の再現は思ったより簡単だったよ。」
「なんだと?」
 ザラサリキエルの頭で血管がブチブチとキレる音がマイにも聞こえた。
 その言葉は、ザラサリキエルにとって地雷だ。
 ヒースクリフより賜った権能は、贋作(NPC)たる道化にとって、唯一誇れるものであるゆえに。

「2033年の中古品(レトロゲー)の技術でしょ?再現するのは難しくないんだよん!」
 死告邪眼のザラサリキエルには、その言葉が許せない。

「貴様ぁ!!」
 SIG516を思いっきり乱射する。撃ちだした銃弾はマイが生み出した氷の壁に阻まれる。
 刹那、ザラサリキエルは理解する。
 乱数聖域で撃ち落としたあの挙動さえ、マイのデモンストレーションでありザラサリキエルへの挑発だったのだったと。
 マイ=ラッセルハートの狙いは、初めから死告邪眼のザラサリキエルだったのだと。

「ふざけんじゃねえぞ…」

 ブチブチと頭の中で何かが切れ、普段の冷静な調整者の顔は消し飛んだ。
 ノワルを前にした時以上の激情が、紫紺の鎧の奥でぐちゃぐちゃと混ざる。
 激怒戦騎に非ざる道化が、怒りのままに吠える。
 それが、第二の戦い開戦のゴングとなった。

「貴様だけはここで殺す!
 三流の駒でしかないクソハッカー風情が、私の賜った権能を掠めどるにあきたらず侮辱するなど許しがたい!」
「やれるもんならやってみなよ!三下道化師!」



【エリアB-6/蛇腔病院前/9月2日午後1時45分】

 【マイ=ラッセルハート@運命の巻戻士】
状態:健康 小鳥遊ホシノへの興味(中) ザラサリキエルへの敵意(中) 神戸しおへの興味(中)
服装:白衣
装備:マイのタイムマシン装置@運命の巻戻士
   オコノミボックス@ドラえもん
   ツィベタ=コオリスカヤの心遺物(メイド・イン・ハート)@SHY-シャイ-
   カッシーンの残骸×2@仮面ライダージオウ
令呪:残り三画
道具:ホットライン
思考
基本:優勝して、不平等な世界を変える
01:なんだって利用してアタシは勝つよ
02:タイムマシンの使用は慎重に。
  削除と編集も使い所をなるべく考える。
03:巻戻士は許さない。
04:私は優勝する。そのために皆を利用する。
  その意思は揺るがない……誰に何と言われようと
05:――――助けてほしいなんて。私は望んでいない。
06:ホシノっちはなんだか気になる。
  どこかアタシに似てる気がする。
07:病院の地下は蛇の潜む薮だったなぁ。大損しちゃった
08:ノワル……間違いなく五道化級の参加者。
  ヤバいねこれは。
09:ツィベタっちの言いたいことは分かる。
  それでもアタシは――。
10:一緒に踊ってもらうわよ、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア
11:アンタはここで死ね 死告邪眼
参戦時期:クロノたちと出会う前
備考
※編集(エディット)の過程で、『忍者と極道』『魔法少女にあこがれて』『プリンセスコネクト!Re:Dive』『鵺の陰陽師』の世界についてのある程度の知識を得ました。
※ツィベタ=コオリスカヤの心遺物(メイド・イン・ハート)@SHY-シャイ-は意志持ち支給品ですが、夢の中など特定の状況可でしか会話が出来ません。
※冥黒の五道化が必要なほど強力な参加者が5人いるのではないかと考えています。
※カッシーンの残骸にザラサリキエルの権能を付与することで能力を再現しています?

【死告邪眼のザラサリキエル】
状態:ダメージ(中)
肉体:???(女性なのは確定)
装備:グランシャリオ@アカメが斬る の再現品、???
令呪:NPCモンスター扱いの為無し
道具:多数の銃火器@???
   ???のカード×?@???
基本:冥黒の五道化として行動する。
01:守護者としての役割を全うする。
02:0005bとマジアアズールは……まあ仕方ないか
03:闇檻を迎撃し、庭園から遠ざける。
  倒しはしないが令呪一画は削っておきたいところだ。
04:魔獣装甲の奴、雑な仕事しやがって。
05:誰がエルちゃんだ、誰が
06:凶星病理もだが、アイツらが遊びすぎてないだろうな。
07:流石は闇檻 一筋縄ではいかないが……あれほどの顔ぶれが揃うとはな
08:三下のクソハッカーが、もはやこのゲームには不要だ。
参戦時期:なし
備考
※NPCモンスター扱いの為、令呪無し、名簿に記載無し、支給品無しです。
※ヘイローを有しています。銃撃などに足して異様なタフネスを発揮します。
※肉体が女性の為、魔戒剣をはじめとした生物的に男性であることが前提条件の武器や能力を使えません。
※死告邪眼はギアスキャンセラーをベースにした彼女の固有能力です。
 発動すると有効範囲内の異能力を無効化できますが、その有効範囲に常に自分が含まれます。
※アストルムの七冠の権能@プリンセスコネクト!Re:DIVEを模した劣化複製権能(デッドコピースキル)を持たされています。

 ◇◆◇

 人間の行動を最も簡単に制御する方法は、『目的』を与えることである。

 『ルルーシュという悪』を前にプレイヤーたちを団結させ、羂索を含めた運営を打倒する。
 ルルーシュ・ランペルージの目的は端的に言えばこのようなものだ。元の世界で行った計略――ゼロ・レクイエムの応用ともいえる。
 そしてこの場のルルーシュは知らないが、彼はこの作戦を成功させている。
 少し先の未来で、ルルーシュと枢木スザクによる世界をペテンにかけた茶番劇(えいゆうたん)により、世界の怒りと憎しみは悪逆皇帝と共に清算された。

 とどのつまり、この場のルルーシュには世界の憎悪を背負い全ての敵になる覚悟と能力があるということだ。
 同一の野望を掲げるルルーシュ・ランペルージのバトルロワイヤル上の行動にミスがあるかと問われれば、否だろう。
 不完全とはいえ有効なギアスに従えたNPC軍団、綾小路清隆という優秀な副官も早々に手に入れ。放送施設を占拠することで会場における発言力を独占した。
 会場の全ての人物がルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの名を知っているし、ほとんどの参加者がルルーシュに抱く印象は彼の望み通り最悪だ。
 もしこの戦いが銃を持った中学生の集団によるものであったならば、今頃ルルーシュはこのゲームを支配できていただろう。

 彼に足りなかったものは、想像力と実力。
 羂索やクルーゼが混沌を望んだ坩堝の中身は、ルルーシュの想像をはるかに超える魔境だった。

(流石にそこまで容易く事が進むなどと驕ったつもりはなかったが……。)
 歯嚙みしながら、男は戦場を見上げた。
 青い髪を靡かせる剣士と黒衣の魔女がぶつかり合い。その足元では和装の青年と少女剣士が戦線に介入するために魔女の一挙手一投足に目を光らせている。
 それは隣に立つ学生服の青年も同様だ。到底見切れない速度の剣劇と魔術戦を前に生唾を飲み込みながらも腰を抜かしているわけでも臆病風に吹かれているでもない。強い気迫を称えた目をしていた。

 誰もが戦場を見つめている。
 誰もが戦場に立っている。
 ノワルも、トランクスも、覇世川左虎も、アスナも。配下としている陽介でさえ例外でない。
 撃たれる覚悟も撃つ覚悟もない者など、ここには一人としていない。

 そんな戦場に立つ者が、誰一人ルルーシュのことを見ていなかった。
 その光景が、この殺し合いにおける今の自分の縮図のように思えてならない。

 (『五道化』。ザラサリキエルはそう言っていたな。
 奴と同格の運営が、5人。となれば運営手づから対処する必要がある者も恐らく5人前後。ノワルとトランクス、黒き神を含めてもあと2人はいる。
 そのような環境で、エターナルやリボンズ、左虎レベルの参加者がそれより少ない可能性は……ないな。)

 心をかきむしりたくなる屈辱の中、この現状が会場においてのルルーシュの縮図だと、ルルーシュ・ランペルージには見えていた。
 宇蟲王ギラ。真人。鬼龍院羅暁。魔王グリオン。ザギ。ダークマイト。やみのせんし。仮面ライダー王蛇。激怒戦騎のドゴルド。
 ルルーシュの介入など意に介さず暴れに暴れた特記戦力たち。
 ただ勝利するだけならば、ルルーシュの集団はその大半に勝ちうるだろう。既に仮面ライダーの中でも指折りの危険人物であるエターナル――それも正規変身者である大道克己を彼は撃破している。

 だがルルーシュの目的は一度の勝利ではない。
 運営に合わせた放送で存在を誇示し、『ルルーシュという悪』を前にプレイヤーたちを団結させることだ。
 現時点でその成果が出ていると言えるのは、マイやマクギリスのように真意に気づいた存在かロロやシャーリーのようなルルーシュと知己の参加者。
 それ以外では松坂さとうの復讐に駆られる神戸しおくらいのものだ。
 まだ見ぬ特記戦力や彼らとの戦いに明け暮れる大半の者にとって、ルルーシュの放送は『テレビ局をジャックしているよくわからない男の妄言』以上の重みをもっていなかった。

(ギアスもなく死んでいたままのあのころとは違う!
 ギアスも兵力も手にしたにもかかわらず、何も為せぬ終わってなどなるものか!)
 最低でも、ノワルやトランクスに並ぶ危険人物とならねば。彼の野望は果たせない。
 目の奥にギラついた光を宿し、隣に立つ青年に声をかけた。

「陽介。作戦は覚えているか?」
「ああ。一応な。だが今からでも変えたほうがいいと思うぜ俺は。
 トランクスは無茶苦茶強ええ。
 あいつ正面に立ってもらって俺らはそのサポートってのが一番被害がすくねえだろ。」

 視線を動かさずに陽介は答える。余波でさえ人が死にうるノワルとトランクスの戦いの前では目をそらすわけにはいかなかった。
 花村陽介の意見はルルーシュにも同意できる。
 トランクスは強い。正面からノワルと打ち合える参加者はそうはいない。
 ましてや男は神戸しおの陣営だ。ここでトランクスとノワルが共倒れになることがルルーシュにしてみれば最上の結果ともいえるかもしれない。
 戦力も温存できる。そうすれば神戸しおを殺し後顧の憂いを絶つ余裕さえある。

 「駄目だ。」
 そこまで理解したうえで、ルルーシュじゃはっきりと拒絶を示した。 
 確かに最善だ。だがそれはルルーシュが現状を許容し、維持するために戦うならという前提が付く。
 そしてルルーシュは、自分の現状に何一つ満足などしていなかった。

「短期的にはお前の言った通りだが。将来的に黒き神も倒す必要がある。
 そうでなくとも、同格の参加者やあの五道化なる連中も俺たちの敵だ。今のままでは奴らの敵にさえなれていない。
 俺が奴らにとって『敵』となりうる存在であることを示すためにも、ここでは俺自身が戦う必要がある。」
「……野暮なことってのは重々承知の上で言わせてもらうが、そうまでしてお前自身が強くなる必要はないんじゃねえのか?」
 陽介が思い出すのは、赤い覇王 豊臣秀吉の姿。
 個の強さのみを至上とし、弱さも迷いも許さない。敵になるものは排除すると言い放った男の言動は、1つの芯こそ通ってはいたが陽介にしては受け入れがたいものだった。
 ルルーシュの将来的な目標が、己自身でノワルやザラサリキエルを倒す個としての完成であるならば、やはり陽介には受け入れられないだろう。
 思い悩む陽介に、ルルーシュは静かに言った。

「正義、思想、野望。どんな願いでもそれを叶え、認めさせるには強さが必要だ。
 お前の言う通り、ただ強さを追い求めるだけでは意味がない。
 肝心なのはその力を得て何を為すか。
 そのためにここで俺が絶対にこなさねばならん『条件』がある。」
「なんだそれは?」
「『俺』がノワルを倒すことだ。
 トランクスでも覇世川左虎でもザラサリキエルなるNPCでもなく。な。」
 発言の意図が理解できず、陽介は首をかしげた。
 花村陽介が知るルルーシュの策は、あくまで最低限の部分だけなのだ。

「箔が付くとでもいいてえのか?」
「悪いがこれ以上は話せん。
 ただ、俺が言えることは1つだけ。
 運営を打倒しすべてのプレイヤーを救うために、俺が出来る手段を実行している。」
「結局、何も教えてくれねえってわけだな。」
 諦めたようにうなだれ、しかし陽介の目は今はルルーシュに向いている。
 この男の全てを信じているわけではない。
 ロロの兄ということを差し引いても、危険で冷徹な男であると同時に、確実な勝利者には程遠い。

「まあいいさ。ロロに頼まれた分くらいは、俺のやるべきことをやってやる。
……だからぜってー勝てよ。」
 それでも、今はこの男に命運を預けるほかないのだ。そう決断する陽介の顔は思いのほか晴れやかだった。

「言われるまでもない。」

 言い聞かせるようにルルーシュは言葉を返す。

 今の戦い、彼が求める条件などまるで揃っていない。
 神戸しお(イレギュラー)により肝心要のロロは使えず。
 アスナ(イレギュラー)により排除したはずの選択肢が再び浮き上がり。
 覇世川左虎(イレギュラー)により忌避していた記憶操作能力者を倒す道も失い。
 トランクス(イレギュラー)が下手をすれば、ルルーシュの目論見は崩れ去る。

「薄氷の上だろうとまぐれのようなものだろうと、俺の目的のために全てを利用し勝利する!
 それが俺の使命だからだ!」
 そんな中でもルルーシュに、戦いから逃げるという道はない。
 神戸しおがルルーシュへの復讐以外の道を捨て去ったように。
 悪を為し全てを救う、そんな道しかこの男は選ばないのだから。



【エリアC-6/市街地/9月2日午後1時45分】

【ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア@コードギアス反逆のルルーシュR2】
状態:屈辱(大) 反骨精神(大)
服装:皇帝服
装備:アークドライバーゼロ@仮面ライダーアウトサイダーズ
令呪:残り三画
道具:チェスセット@現実
   キングガブリカリバー@王様戦隊キングオージャ―
   ランダムアイテム×0~1(清隆)
   ランダムアイテム×0~1(亜里紗)
   ランダムアイテム×0~2(さとう)
   ガイアメモリ強化アダプター@仮面ライダーW
   T2ユニコーンメモリ@仮面ライダーW
   レイスの短刀@魔法少女ルナの災難
   キルアのスタンガン@HUNTER×HUNTER
   ホットライン×4
   サバイバルナイフ@現実
   ライダーガシャットケース@仮面ライダーエグゼイド
   11本のプロトガシャット@仮面ライダーエグゼイド
   ヴェルデバスターガンダムの起動鍵@機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER
   飛電ゼロワンドライバー&メタルクラスタホッパープログライズキー@仮面ライダーゼロワン
   ロストドライバー@仮面ライダーW
   T2エターナルメモリ@仮面ライダーW
   T2アイスエイジメモリ@仮面ライダーW
   細胞維持酵素×5@仮面ライダーW
   包丁や果物ナイフ数本(現地調達)
   成見亜理紗のレジスター
   満艦飾マコのレジスター
   魔力の結晶@オリジナル
思考
基本:このゲームでゼロダイバーを完遂し、元の世界に戻ってゼロレクイエムを達成する
00:このバトルロワイヤルでゼロダイバーを完遂する
01:『特記戦力』と戦う為の戦場としてアッシュフォード学園を占有する。
02:忠誠を誓う者には仮面ライダーの力を与え、
  ガッチャード達に自分に刃向かう勢力を作らせる。
03:アークの力は最大限利用させてもらう。
  ゼインを倒す為にもこれは必要不可欠だ。
04:ロロ……よく無事に俺の元まで来てくれた。
05:二代目ゼロは死ななかったか。
06:地下の『アレ』については最悪留守中に『特記戦力』が攻めてきた場合ぶつける。
07:特記戦力に関する情報はもっと欲しかったし、場所も選びたかったが仕方ない。あの忌まわしき父と同じ力を持つ眼鏡の女共々今日中に倒す。
08:白のキングは例の魔神で確定か。
  なら色欲の魔女程度倒せん用では挑戦権すらないな。
09:清隆、ドラえもんとアッシュフォード学園は頼んだぞ
10:ニーナ……必ず仇は討ってやるぞ。
11:なぜ!今神戸しおが来るのだ!おまけに「絶対停止」のギアスで止まらない男が仲間だと!?俺に対する嫌がらせか!?
12:『条件』をクリアするためにも、この戦い必ず勝つ!
参戦時期:皇帝位簒奪を宣言した後
備考
※絶対遵守のギアスは制限が駆けられています。
 少なくともプレイヤー相手に自害、服従の命令は令呪なしには発動できないようです。
 NPCモンスター相手には乱発さえしなければ問題ない上に、乱発も連続三回までなら多少目が痛い程度で済むようです。
※堀北鈴音、綾小路清隆、松坂さとうにギアスを使いました。
 彼女らが能力無効化の異能力をかけられない限り、もう一度ギアスをかけることはできません。
※アークのハッキングの要領でマシンタイプNPCモンスターを支配できます。
※大道克己の死に引きずられてソードスキルは消滅しましたが既に蘇生されたシビトは倒されていません。
 近くに居るプレイヤーにランダムに襲い掛かります。

【ノワル@魔法少女ルナの災難】
状態:ルルーシュに対する不快感、トランクスのに対する不快感(大)、ダメージ(中)、魔力の消耗(中)、両腕から出血
服装:レモン@運命の巻戻士の姿(両腕を除く)/ノワルのドレス
装備:賢者の石@鋼の錬金術師、万里ノ鎖@呪術廻戦 光魔の杖@ドラゴンクエスト ダイの大冒険 レモン@運命の巻戻士の起動キー
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~2(ローラ姫のもの)、青眼の白竜(12時間使用不可)@遊戯王OCG、ホットライン、レジスター(ローラ姫)、ランダムアイテム×0~2(アスナのもの)、アニールブレード@ソードアートオンラインシリーズ、ウインド・フルーレ@SAO プログレッシブ 星なき夜のアリア (映画) 魔力の結晶@オリジナル×いくつか
思考
基本:お気に入りの子は残しつつ、いらない奴は消していく
00:アイツら(マジアベーゼ、マジアマゼンタ、イドラ、千佳、アルカイザー)にはいずれ報いを受けさせる
01:この殺し合いを乗っ取って、自分好みに改造してあらゆる世界から集めた女の子を愛でる
02:黒い男(アルジュナ)を強く警戒。気を引き締めないとねぇ
03:イドラちゃんとマジアマゼンタちゃん、アスナちゃんの魔力はおいしかったわね。
04:まだ見ぬ異世界のかわいい女の子に会うのが楽しみ。今度は殺される前に会いたいわ
05:ルルーシュって奴、思ったよりも警戒するべきかもね
06:令呪とレジスターに関しても細工の余地がありそうね……
07:ザラサリキエルだったわね。中々厄介な相手ね
08:ハァイルルーシュ。女の子を連れてこなかったことを悔いて死になさい
09:青い髪の男……これは遊んでいられる相手じゃないわ
参戦時期:ルナに目を付けて以降(原作1章終了以降)
備考
※ノワルに課された制限は以下の通りです。
闇檻 無限監獄の封印
魔力解放形態の封印
結界による陣地の作成不可
召喚できる使い魔は天使α、天使β、天使γ程度
闇檻 ラストレクイエムで呑み込める範囲を1/10未満に
※ポケット闇檻は破壊されました
※レモン起動キーの両腕は破壊されました

【花村陽介@ペルソナ4】
状態:背中にガラス片(治療済み)、ダメージ(小)、精神疲労(小)
服装:八十神高校制服(冬服)、サングラス(現地調達)
装備:オメガバゼラード(風)@グランブルーファンタジー
   GK-06ユニコーン@仮面ライダーアギト
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~1、ホットライン、サイドバッシャー@仮面ライダー555
   E・HEROネオス@遊戯王OCG、黒鋼スパナのランダムアイテム×0~1、熟練スパナ@ペルソナ4 クラスカード(アサシン)@Fate/kaleid liner
思考
基本:殺し合いはしない
01:何なんだあのヤベー(ザギ)のは。
02:継ぎ接ぎ(真人)の野郎は許せねえ。
   けどカッとなったまんまじゃアイツとはまともに戦えねえ……
03:ロロの奴とルルーシュはとりあえず信用しておく。
04:すまねえイザーク。その右手……
05:ルルーシュに会いに行く前にイザークたちとは合流したかったなぁ
06:もし、また他に死体や戦う姿をだけを利用されてる連中に会ったら、許しておける自信がねえ
07:やっとまともな武器手に入ったはいいけど、ただじゃなさそうだな。
08:つかなんでペルソナ使えるんだ?
   テレビの中じゃねえのに。
09:……ロロにああまで言われたら、やるしかねえか。
参戦時期:少なくとも直斗が仲間に加わって以降。
備考
※コミュは最後まで行っていません(ペルソナがスサノオではないため)
※黒鋼スパナ、ジュール隊、ロロにタギツヒメと情報交換しました。
※エリアD-11美濃関学院に黒鋼スパナの死体を安置しました。
 彼のホットラインもそこに残されています。
※美濃関学院はかなり破壊されています。

【覇世川左虎@忍者と極道】
状態:ダメージ(小) マイ=ラッセルハートへの信頼(?) ノワルへの警戒(大) ルルーシュへの警戒(小)
服装:忍者衣装
装備:
令呪:残り二画
道具:ランダムアイテム×0~2、ホットライン 魔力の結晶@オリジナル×数個
思考
基本:運営をブッ殺し殺し合いを終わらせる
01:マイ=ラッセルハート。 思うところはあるが次会う時はブッ殺すことになるだろうな。
02:水神小夜もシェフィも記憶操作の影響にあったか。成程
03:空蝉丸……ドゴルドと因縁がある参加者か。
04:よもや病院の地下にこれほど悍ましい物が眠っていたとは。
05:冥黒の五道化……忍者として必ずブッ切除(つぶ)さねばなるまい。
06:ノワルなる魔女……必ずブッ殺さねば
参戦時期:死亡後
備考
※記憶は復活しています マイ=ラッセルハートに対する印象は不明ですが、特に嫌悪感はないようです。

【アスナ@SAO プログレッシブ 星なき夜のアリア (映画)】
状態:疲労(特大)、ノワルへのうらみ(極大)
服装:ヴァルキューレ警察学校の制服@ブルーアーカイブ
装備:ES01ビームサーベル@機動戦士ガンダムSEED 烏天狗(意思持ち支給品)@鵺の陰陽師
令呪:残り三画
道具:ホットライン 魔力の結晶@オリジナル×数個
思考
基本:ノワルを倒す 全てはその後
01:先生(小兵衛)の教えを肝に銘じる
02:生きて、先生(小兵衛)と私のうらみをあの女(ノワル)に返す
03:生きてミトに再会する……?
04:茅場って……あの茅場よね?
05:どういうこと?これはSAOとはどう関係しているの?
06:キリト……同じSAOのプレーヤー?
参戦時期:ミトにパーティを解消され、ジャイアントアンスロソーに殺される寸前
備考
※キリトに助けられる前ですのでキリトとの面識はありません。
※ウンベールが仮想世界の住人とは気づいていません。(別世界の人間だと思っている)
※小兵衛との会話から時代を超えた人物が集められていることを理解しました。
※名簿の並びからキリト~ユージオまでをSAOのプレーヤーではないかと推測しています
※胸の傷はノワルにより治療されました

【烏天狗(意思持ち支給品)@鵺の陰陽師】
状態:令力消費(中)、独立移動、ノワル戦のトラウマ(極大)
服装:烏天狗の服装
装備:なし
道具:なし
思考
基本:親しい者に危機が及ばない限り契約者の意向に従う
00:小兵衛の最後の指示を遂行するため、他の参加者を探す。
01:アスナ殿!よくぞ御無事で
02:アスナ殿・左虎殿らと共にノワルを倒す。
03:マイ殿と左虎殿はなぜ袂を分かってしまったのでしょうか
備考
※秋山小兵衛より、以下の指示を受けています。
 殺し合いを打倒しようとしている参加者を探すこと。
 協力してくれる参加者を新たな主をすること。
 見つけた参加者に「アスナが闇檻の魔女に囚われた」ことを伝えること。

【トランクス(未来)@ドラゴンボール超】
状態:疲労(中)、飛行中
服装:ジャケットと赤いスカーフ(いつもの)
装備:燦然と輝く王剣@Fate/Grand Order、通信機@ドラゴンボール超
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~2、ホットライン、レジスター(ロロ@ナイトメア・オブ・ナナリー)
思考
基本:羂索を倒し殺し合いを終わらせる。
01:ごめんしおちゃん。さとちゃんと会わせてあげられなくて。
02:あの白髪の男(アルジュナ・オルタ)は必ず倒す。その為には同志を集めないと……。
03:赤い服の男(宇蟲王ギラ)やキヴォトスの関係者にも要警戒。
04:しおちゃんを怒らせるような事を俺はしてしまったのか…?
05:あれがルルーシュ……
06:ノワルは必ず倒す
参戦時期:分岐した未来へ向かう直前。
備考
※殺し合いを破綻させない程度に能力を制限されています。


【支給品解説】

 レモンの起動キー@運命の巻戻士
 ローラ姫に支給
 巻戻士の中でも有数の戦闘力を持つアンドロイド少女を模した起動キー
 全身に武装を埋め込まれている他令呪一画か同等のエネルギーを用いることで『開眼(バージョンアップ)』を使え20秒間時を止めることができる
 現在両腕が破壊されている。
 なお他のタイムマシン支給品同様タイムマシンとしての機能はない 景品表示法違反では?

 光魔の杖@ドラゴンクエスト ダイの大冒険
 ウンベール・ジーゼックに支給
 若かりし頃のロン・ベルクが魔界の神のために用立てた武器であるが、要はリミッターの外れた理力の杖。
 使用者の魔力に応じて攻撃力が飛躍的に増大する 制作者にとっては戯れ程度のアイテム

魔力の結晶@オリジナル
ノワルが抽出した珠の形をした魔力
紫黒の珠をしていて、食べることで魔力を回復できる



096:厄災ばかりの攻略未来 ―穢れし月が空を満たし― 投下順 097:[[]]
時系列順
マイ=ラッセルハート
死告邪眼のザラサリキエル
覇世川左虎
ノワル
アスナ
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア
ロロ・ランペルージ
花村陽介
トランクス(未来)
神戸しお

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