チェンバー(Chamber) / ジョナサン・”ジョノ”・エヴァン・スタースモア(Jonothon "jono" Evan Starsmore)
初出:
Generation X #1 (1994年11月)
種族:
ミュータント、男性、地球人、イギリス人
旧コードネーム:デシベル(decibel、ニューウォリアーズとして)
別表記:チャンバーと表記される場合もあり
概要
胸部に生体原子炉を持っている
ミュータント。
ミュータント能力が発言したときに顔の下半分から胸にかけての部分を吹き飛ばし、常にエネルギーを放出し続けている。
口がないが
テレパシー能力を発現したため会話は可能。
また飲食や呼吸もできなくなったがそもそも内臓がなくなり生体原子炉のエネルギーで生きているのでそれらが必要ない。
趣味はエレキギターの演奏。
経歴
オリジン
ロンドン出身。
ガールフレンドのゲイルとパーティに参加していた際に能力が発現。エネルギーが自らの顔の下半分と胸部を吹き飛ばし、傍らにいたゲイルをも傷つけてしまった。
この自らの変異とガールフレンドを障害者(下半身不随)にしてしまったという負い目が原因で、チェンバーは不機嫌で辛辣な性格になった。
ジェネレーションX後
ジェネレーションX終了後、チームの中で唯一
X-MENの正式メンバーに選ばれるも辞退。
イギリスで歌手の宣伝活動に携わったが、その歌手のスキャンダルに巻き込まれたため、ロンドンを離れX-menに所属。
チームとして幾度か任務をこなしたが、単独の任務を行った際に自身の未熟さを痛感し、自らX-menを離脱して学園に戻ってしまった。
ウェポンXへ
学園に戻ったジョノだったが、当時の恋人である
ハスクが
エンジェルに抱きしめられる姿を見てしまう。
その後は三角関係のもつれからバーで騒動を起こした上、
エンジェルに暴行。
警察に拘束され、そこに現れた
ウェポンX計画のエージェントにスカウトされたと思われたが、一連の騒動は潜入捜査のためのものだった。
M-Day
ウェポンX計画によって、能力発現時に失った体の一部を再生。エージェントとして活動中に
M-Dayが到来。
能力、そして再生した部分も再び失ってしまう。彼にとっては大きなダメージになり、病院の生命維持装置によって命をつなぐことになってしまった。
イギリスの病院に移されたジョノだったが、数週間後セラピストによって誘拐されてしまう。
セラピストは
アポカリプスの子孫であり、ジョノの遠い親戚でもあるクラン・アッカバ(
アポカリプスの血を引く者たちによるカルト集団)のメンバーだった。
クランによって
アポカリプスの血液を与えられたジョノはその後、完全に治癒したが、その外見は
アポカリプスに似た灰色のものになった。
アポカリプスの直系の子孫として、ジョノはクランの一員と認められ、その評議会にも歓迎されたが、彼らの申し出をジョノは拒否した。その後現れた、
エクスカリバーからの勧誘も辞退。
この頃検査を受けたジョノの力はオメガレベルまで進化していたとされるが、具体的にどのような能力だったかは不明である。
ニューウォーリアーズ
能力
顔や胸から爆発あるいは炎に似た強力なエネルギーブラストを放つ。
ほとんど戦闘経験のないままで
オメガレッドを吹き飛ばすほど強力。
範囲は狭く、他人の考えを読んだりすることはできない。
トリビア
- オメガレッドの持つ人間の生命力を吸い取るフェロモン「デスファクター」の影響を受けなかったため、ある種のエネルギー生命体になっているという説がある。
最終更新:2024年03月23日 08:51