X-ジェット(X-jet)
概要
初代
正式名称「ストラトジェット(Stratojet)」。
活動開始直後は
プロフェッサーXの所有するプライベートジェットなどで移動していたX-MENだったが、ファーストファイブが初めて
クラコアに遭遇する直前に導入。後に登場する二代目のプロトタイプとされる。
操縦担当は
サイクロップスが多かった。
最後は
カウント・ネファリアによって破壊されてしまい、その役目を二代目に譲った。
二代目
正式名称「ブラックバード(Blackbird)」。
現実に存在する超音速偵察機、ロッキード社SR-71「ブラックバード」がモデルとされるが、VTOL機能装備、乗員数増加など中身は多くの違いがある。
破壊・再建造・改良、さらには
エンジェルの財力に頼った新規の購入、それらによる外見の大幅な変更などもあったが、以降の名称は全て「ブラックバード」で統一している。X-MENが大所帯になるのに合わせ、主要なチームに1機ずつ配備されるようになった。
当初は
プロフェッサーXが
S.H.I.E.L.D.から入手した機体として登場。
型式は幾度か変遷し、ライターによっては「SR-73」「SR-77」「SR-70」などの型式で呼ばれることもあった。
機能面の改良としては、
フォージによって
シーアーの技術が組み込まれたことによるホログラフィック・カモフラージュ機能の装備、プロフェッサーXによる
セレブロの搭載、
ビーストによって
セレブラへの変更などが行われている。
海上ではマッハ2.3、高度1万2千フィートではマッハ4.2の最高速度を出せる。
トリビア
- キティ・プライドのペットのドラゴン、「ロッキード」の名前の元ネタはこのブラックバード(のモデルを開発したロッキード社)から来ている。
- イリアナにキティが自分の周りの話をおとぎ話にして話した際、X-ジェットをモデルにした巨大な竜「ロッキード・ザ・ドラゴン」が登場。その後本編に現れた小さなドラゴンをキティが「ロッキード」と名付けた。
- ちなみにこの頃、X-ジェットのコクピット付近に「キティのドラゴン(Kitty's Dragon)」のペイントがしてある。
- キティ・プライドが校長の時代、キティ、ナイトクロウラー、レイチェルの旧エクスカリバーの面々に、キャプテン・ブリテンからイギリスに来て子どもの名付け親になってくれと要請があったが、「ブラックバードの燃料代が税金を免除されるのは、ヒーロー活動の時だけ」という理由でブラックバードを使わせなかった。みんな(特にナイトクロウラー)は着込んで体を隠し、エコノミークラスでイギリスへ向かった。
- アルティメット・ユニバースでは全く異なる形、現実におけるB-2ステルス爆撃機通称「スピリット」をモデルに描かれている。
最終更新:2021年05月22日 06:54