ビースト Beast
本名:
ドクター・ヘンリー・フィリップ(ハンク)・マッコイ、Dr. Henry Philip "Hank" McCoy
初出:
Uncanny X-Men vol. 1 #1 (1963年9月)
種族:
ミュータント
能力:超人的な怪力と瞬発力、天才的な知能
概要
若い頃は古典文学から引用したセリフを発しながら戦闘するのがお気に入りだった。
"Oh my stars and garters!"は今でも口癖。
後述のセカンド・ミューテーションの辺りからいわば「理想主義者で現実主義者」という危険な精神状態に陥ることがあり、高すぎる知能故か理想を実現するために倫理の境界線を越えてしまうことがある。
経歴
オリジン
父親は原子力関係の仕事に従事しており、ハンクが産まれる前に放射能の影響を受け、能力を得ることになったと推測している。
父の失業をきっかけに一家は引っ越し、その先で出会ったガキ大将たちに、ハンクは類人猿に似た外見から暴力を受ける。このとき、車に轢かれそうになり、咄嗟にとった反応から能力が開花した。
勉学にもスポーツにも優れていたハンクだったが、アメリカンフットボールの試合で人並み外れた身体能力と巨大な足を見せてしまい、「ビースト」と呼ばれるようになる。
新聞でも騒がれるが、これがきっかけとなって
プロフェッサーXの目に止まり、スカウトを受けた。
(Uncanny X-MEN#15)
セカンド・ミューテーション
ミュータントの研究を進めるため、学園を出て最先端設備を持つブランド・コーポレーションに研究者として就職。
その結果、自分の細胞から一般人をミュータントに変える血清を開発した。
直後に研究所でスパイ事件に巻き込まれ、X-MENとしての素性を隠しながら対処するため開発したばかりの血清で変身することを思いつく。
1時間以内にもう1度血清を投与すれば元に戻れるはずだったが、変異によって体内時計が狂ってしまい、制限時間を超えてしまう。
その結果、毛むくじゃらの獣人のような姿から元に戻れなくなってしまった。
さらに変異が進み、灰色から青になった。
(
Amezing Adventures Vol 2 #11〜17,1972年3月〜1973年3月)
その後、猫科の獣人のような姿に変異する。これにより、パワー、瞬発力、感覚器官、回復力が増強された。
更なるミューテーション
Avengers vs. X-MEN後の世界を描くイベント"
マーベル・ナウ!"(2012年)では新シリーズ"
All-New X-MEN"がスタート。このシリーズでビーストはさらに変異を起こし、それに肉体が耐えられず死に瀕してしまう。「死ぬ前にできることはないか」と考えた末、過去の世界から初期のX-MEN(ファースト・ファイブ)を連れて来るという行動に出る。
昔の自分との共同研究の結果、命の危機からは救われ、あらたな変異が完了した。しかし、これによりX-MEN周辺に混乱を生じることになる。
ヤング・ビースト
呼び出された過去のX-MENは元の時代に戻れなくなってしまい、現代世界に留まることとなる。
過去への帰還を目指すヤング・ビーストは科学の力ではタイム・トラベルはできないと考え、
ドクター・ストレンジから魔術を学ぼうとして「ホルスの眼」という仮面をもらう。
これにより時空の門を開く力を得るが、同時に悪鬼のような姿に変身するようになってしまった。
それでも数多あるマルチバースの中から本来の時空間に戻る方法をみつけることはできなかった。
(その後、未来から現れた若き
ケーブルの助力を得てファースト・ファイブは全員帰還を果たす)
ミュータント独立国家クラコア
ミュータントが独立国家クラコアを設立すると、主要メンバーとして活動。
X-Forceの一員となるが、クラコアの主権を認めない国の大統領を間接的に暗殺。またクラコアの転移門を操作するテクノロジーを持つ老婆集団
ホード・カルチャーからその技術を盗むなど、以前にも増して倫理観に疑問を持たれるような行動が増える。
映画版のビースト
映画版では第三弾、
ファイナルディシジョンに登場。復帰したX-MENの一員として重要な役所を演じた。
リーチの能力で一瞬、普通の人間に戻った時の表情が印象的である。
マーベル・シネマティック・ユニバース
MCUでは『
マーベルズ』のミッド・クレジットシーンに登場した。
- アルティメットX-MENでは出会い系サイトでブロブに騙され、マグニートー復活の契機を作ってしまう。
最終更新:2026年05月12日 02:36