ガイア(G'iah)

(キャラクター、マーベル)

初登場:Meet the Skrulls #1 (2019年3月)
種族:スクラル人、女性

概要

スクラルのエージェントであり、強力な女戦士。また三女の母。

経歴

多くのウォースクラルを生み出した惑星の出身者だったため、同僚のクルル(Klrr)と交配して子供を産むミッションに選ばれた。やがて2人は本当の関係を築き、ガイアは3人の娘マディソン、アリス、アイビーをもうけると地球での潜入ミッションに降り立つ。
地球では一家5人でアメリカ人家族ワーナー家として生活し、新たな特殊任務に就く。これはプロジェクト・ブロッサムという地球に住むスクラル人を指識別・殺害するための計画を調査・阻止するという任務だった。
その過程で末っ子のアイビーが行方不明に。家族は彼女が死んだと思い、失意の中で残る4人で任務を遂行していく。

ガイアは政治家の秘書に扮し、プロジェクト・ブロッサム進行の中枢に入り込もうとするなどの行動。
娘たちもそれぞれプロジェクトに関わる人物に接近、その情報を入手すべく行動していく。
さらにガイアはクルルと共にスターク・アンリミテッド社に潜入。警備部隊を怪物に変身して全滅させるなど戦い、さらにガイアはペッパー・ポッツに、クルルはトニー・スタークに変身しつつ機密文書を盗み出す。
一方でプロジェクト・ブロッサムの殺し屋が次女アリスを自宅まで追跡するが、自宅で乱闘の末アリスが殺し屋を殺害。
クルルがアリスに危険が迫っているという情報を握っていたにも関わらず言わなかったことでガイアは激怒し、クルルをボコボコに殴り倒す。
このため次のミッションではガイアと長女マディソン、次女アリスの3人組とクルル単独の二手に分かれて遂行。

ガイアたちはプロジェクト・ブロッサムの中枢本部に潜入すると囚われて生存していた末っ子のアイビーを発見。アイビーの血液がスクラル識別のために利用されていたことを知る。
3人はアイビーを救出するが、一方でクルルは一家の指揮官であったはずのスクラル人モロス(Moloth)に裏切られ射殺されてしまう。
そうとは知らないガイア、マディソン、アリス、アイビーは別の隠れ家に逃れるが、そこにはクルルに化けたモロスが待ち受けていた。
モロスの正体を見破ったガイアは毒殺しようとするが気づかれて失敗。戦闘になったところをアリスが奪った救急車でモロスを轢き殺す。

しかしモロスがスクラルの高官に「ワーナー家が裏切り者だ」と事前に通報していたためスクラルの上層部と連絡を取ることもできず、一家は姿を変えて拠点を転々としつつ地球人に紛れながら生活することを選ぶのだった。

しかしその後もスクラルのエージェントとして活動を続け、クリーのラボに一家で潜入しセコイア(セレスティアル・メシア、マンティスソーズマンの子)の葉を発見。
しかし宿泊していたモーテルでプロジェクト・ブロッサムを影で操っていたクリー人の男に爆破攻撃を受ける。
アイビーの機転で生き残った4人はクリーの男に反撃すべく住処を襲撃するが、そこでガイアたちは彼が同じように家族で潜入任務にあたっていることを知るのだった。
そのとき、クリー皇帝のドレク8世からクリーの男に通信が入り、スクラルクリーの艦隊が手を結び共通の敵を討ち滅ぼすべく地球に飛来することを知るのだった。


能力

変身能力
またスクラルの戦士・エージェントとしての高度な戦闘力

マーベル・シネマティック・ユニバース

MCUでは『キャプテン・マーベル』でタロス将軍の娘として初登場。このときは戦闘などに参加しない少女だった。
またディズニー+の配信ドラマ『シークレット・インベイジョン』では映画から30年後の現代に成長した姿で登場。重要な役どころとなった。
詳細はこちら→ガイアMCU

またコミック版ガイア初登場のシリーズ"Meet the Skrulls"の編集者ニック・ロウによると、スクラル人の一家が潜入エージェントとなるストーリーの構想はずっと温めていたが商業的に難しいため実行できなかったところを、映画『キャプテン・マーベル』の制作開始により実現に至ったとのことである。





最終更新:2024年10月24日 22:39