Doctor Strange Vol.4 【ドクター・ストレンジ Vol.4】

(シリーズタイトル、マーベル

出版:(2015年〜2017年)、全25話
25話の後は"Doctor Strange" Vol.1の#381に続く。


概要

異世界から現れた謎のテクノロジー的存在エンピリクル(EMPIRIKUL)が「魔術」そのものを攻撃。様々な世界のソーサラー・スプリームたちが殺されていく。また魔術書もその効力を失っていく。

登場キャラクター

ドクター・ストレンジ:「ソーサラー・スプリーム」の称号を持つ地球最強の魔術師。魔術的脅威や異世界からの攻撃から日夜地球を守っている。
ウォン:魔術の心得があり、カンフーの達人、料理の達人。
ゼルマ・スタントン:初登場。ブロンクスの図書館司書の女性。ある怪異に悩まされ、ドクター・ストレンジの邸宅サンクタム・サンクトラムを訪れる。

世界各地の魔術師たち

ドクター・ヴードゥー
スカーレットウィッチ
ダイモン・ヘルストローム
プロフェッサー・シュウ:中国の女魔術師。
チョンドゥ:魔術師だけの隠されたバー「扉のないバー」のマスター。首だけが浮遊するカプセルに入っている。
モナコ:40年代のコミックで活躍した古参キャラ。
その他

内容

# 1〜2
ある怪異に悩まされている図書館司書のゼルマ・スタントンがドクター・ストレンジの邸宅サンクタム・サンクトラムを訪れる。

# 3〜5
魔術を消滅させようとする科学の信望者「エンピリクル」たちが現れ、あらゆる次元のソーサラー・スプリームたちが殺害。地球のサンクタム・サンクトラムにも襲来する。

# 6〜10 "THE LAST DAY OF MAGIC"
エンピリクルにより世界中の魔術が消失。魔術師たちが絶望的な戦いに巻き込まれて行く中、ドクター・ストレンジは魔術の残滓をかき集めて対抗しようとする。

# 11
エンピリクルの脅威が去り、ストレンジは少しずつ魔術世界の復興に着手し始める。

# 12〜16 "BLOOD IN THE AETHER"
徐々に魔法の力を取り戻しつつある世界の中で、ストレンジにドルマムゥなどかつての宿敵たちが次々と襲いかかる。

# 17〜19
ミスター・ミザリーがウォンに憑依。ストレンジが外科医だった頃の患者に脳腫瘍を再発させる。ストレンジが再手術のパートナーに選んだのは、ソー(ジェーン・フォスター)だった。

# 20〜24
"SECRET EMPIRE"のタイ・イン。
ニューヨークを覆う闇の力のドームを除去するため、ヒーローたちがバロン・モルドに立ち向かう。スパイダーウーマンやベン・ユーリックに加え、ストレンジと手を組むのは犯罪者の王キングピンだった。

# 25
その昔、記憶の力で人々を怪物に変える力を持つ少女に出会い、記憶を奪うことで封印していたストレンジ。しかし魔術喪失の間に封印が解かれ、成長した少女が再び街を混乱に陥れる。

25話以降は"Doctor Strange" Vol.1の#381に続く。

その他の登場キャラクター(ネタバレ含む)

  • ミスター・ミザリー
    • ストレンジが魔術の代償として感じるはずだった「痛み」を監禁していた地下室で、それらが意識を持ち怪物化した存在。自らミスター・ミザリーを名乗り、ストレンジを父と呼ぶ。黒い不定形の体を持ち、白い仮面を被る。他者の痛みや苦しみを愛する。
  • エンピリクル
    • 科学を信望し、魔術を憎むインペレーターが率いる異次元集団。リーダーのインペレーター以外は意識を持つ人造人間アイボットで、頭部の代わりに巨大な眼球がついた(いわゆる鬼太郎の親父のような)姿をしている。
  • インペレーター
    • 幼い頃に両親をシュマゴラスの信徒に殺害され、自らも生贄に捧げられそうになり逃亡。魔術に恨みを持ち、エンピリクルを率いて次元を超えて魔術師たちと魔術そのものを根絶やしにしている。



最終更新:2025年07月23日 22:31