恵まれし子らの学園(Xavier's School for Gifted Youngsters)
初出 X-Men #1(1963年9月)
所在地(当初) ニューヨーク州ウェストチェスター・セイラムセンター・グレイマルキン通り1407
概要
通称 X-マンション(X-Mansion)。エグゼビア学園とも略される。
プロフェッサーXによって創立された
ミュータントのための学園であり、
X-MEN発足当初の本拠地。
学園という体裁をとってはいるが、教育・訓練だけでなく
ミュータントの研究所としての役割もある。
学園のモットーは「変えるべきものを変える」。
元々の外観は地下室付きの新古典主義建築で
1階は大玄関、キッチン、ダイニング、談話室、図書館、リビング、プロフェッサーXのオフィス
2階は書斎、個室
地下にはワインセラーや倉庫、そのさらに下にはX-MENの本部が設置されていた。
ちなみに屋根の上にはガラスパネルで覆われたドームがあり、
ストームはここで暮らしていた。
創立
オックスフォード大学を卒業、従軍も終えたプロフェッサーXは
シャドウ・キングとの戦いや、
あるミュータントの少女との出会いを経て人類とミュータントの共存の道を模索し、あらためて教育施設の必要性を痛感。
同じくミュータントを研究していたカール・ライコス博士(後の
ソウロン)、
モイラ・マクタガート博士らと協力してアイデアを出し合い、自身の邸宅を学園とすることに決定。突如現れた
タイムトラベラーの男との取引によって先端技術も導入(もちろん後付け設定)され、最初の学生として後のファーストファイブが迎えられた。
改名や移転など
幾度かの破壊、移転、そして再建を経た学園だったが、主要メンバーも大人になり学園としての機能のほとんどをかつて
ヘリオンズの教育に用いられていたマサチューセッツ・アカデミーへ移行したことによって研究施設、
X-MEN本部としての側面が強まり、
エグゼビア高等学院(Xavier Institute for Higher Learning)に名前を変えた。
マサチューセッツ分校
一方、マサチューセッツの分校は
バンシーと
エマ・フロストの2人を共同校長とし、新たに十代のミュータントたちの教育機関とされた。生徒たちは
ジェネレーションXとして能力の使い方などを学んだ。
男子寮、女子寮、バイオスフィア(自然を再現するトレーニング施設)などの設備がある。
ジーン・グレイ学園
リンボー界に移転し「X-ヘイブン」に
セントラルパークへ移転「エグゼビア ミュータント教育支援学院」に
"
Inhumans vs. X-MEN"を経てテリジェン・ミストの脅威が去ると、X-MENのリーダーはストームから
キティ・プライドへと移譲される。学園はセントラルパークへ移転。ただし、テレポートによって移転してしまったため選択の余地がなかったらしく、市の許可はとったが6ヶ月の家賃として1800万ドルを請求される。名称は「エグゼビア ミュータント教育支援学院」(THE XAVIER INSTITUTE FOR MUTANT EDUCATION AND OUTREACH)とした。
トリビア
- Googleで「1407 Graymalkin Lane,Salem Center,Westchester County,New York」と入力、検索すると……
- ちなみに一番初めにプロフェッサーXから教わるのは「罪のない市民を戦いに巻き込まないこと」(キャノンボール談)
最終更新:2024年06月07日 02:04