フィラ・ヴェル(Phyla-Vell)
概要
経歴
兄の
ジーニス・ヴェルが自らの
コズミック・アウェアネス(宇宙のあらゆる事柄を未来も含めて知ることができる)の力に押しつぶされ狂気に陥ると、概念的存在
エントロピーに協力して全宇宙を一度滅ぼして再創造した。このとき、死んだ母
エリシウスも無意識に復活させていた。
エリシウスはジーニス・ヴェルを生んだのと同じ方法、つまりコンピューターに残る恋人マー・ヴェルの遺伝子データを元に妊娠、出産、さらには早期育成しフィラ・ヴェルを誕生させた。
フィラ・ヴェルはジーニスを連れ戻すために派遣され、このとき母からキャプテン・マーベルの名を与えられる。
その後エリシウス、
エロス、フィラの3人でジーニスを正気に戻すことに成功。
そして地球で
ムーンドラゴンに出会い、彼女が同棲していた恋人(
マルロ・チャンドラーという女性)と別れた後によい雰囲気となり、やがて恋人となる。
クエーサーとして
(Annihilation: conquest - Quasar #2,2007年8月)
クエーサーのフィラ・ヴェル
マーティルとして
"Annihilation: conquest"で死亡したムーンドラゴンを救うため、ドラックス・ザ・デストロイヤーと共にオブリビオン界へ。
ここでクァンタム・バンドは失ったが、古代竜ドラゴン・オブ・ザ・ムーンに出会い、その体内からムーンドラゴンを救出した。
このとき、ムーンドラゴンの復活と引き換えに死の化身となる契約を交わし、新たなコスチュームを得てマーティル(Martyr)を名乗るようになる。
死
マーベル・シネマティック・ユニバース
実写映画では「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」で初登場。
ハイエボリューショナリーが遺伝子操作により創り出した種族の1人で、最終的にガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの一員となる。
最終更新:2023年11月07日 12:54