Annihilation: Conquest 『アナイアレーション:コンクエスト』
出版:2007年〜2008年
概要
掲載誌
主な登場人物
ファランクス:テクノ-オーガニック・トランスモード・ウィルスにより、肉体が機械化した生命体。このウィルスを感染させることにより、他の生命体をファランクスに変えてしまう。
ほか
ストーリー開始時の情勢
あらすじ(ネタバレあり)
"Annihilation: Conquest Prologue"
前回の戦いで大きな打撃を受けた
クリー帝国だったが、その主星・ハラでは、アナイアレーション・ウェーブ撃退の中核となったピーター・クィルを新たな防衛参謀として、軍の再編を始めていた。
そのプロジェクトの一つとして、
クリー防衛ネットの統合を計画。戦争後の復興を請け負う集団「
スペースナイツ」をクィルが仲介し、新たな防衛プログラムをインストールすることになった。
プログラムをインストールし、防衛ロボット軍団
セントリーのデモストレーションを開始したクィルだったが、
セントリーが暴走。
セントリーは
クリー艦隊を破壊すると、合体し、主星・ハラの中心部に巨大な塔を築き上げる。
スペースナイツは何者かに操られ、クィルを攻撃。
更に、塔から発生した力場により、
クリー帝国の星域に強力なバリアが張られ、外界と完全に遮断されてしまう。
その頃、
クリーの辺境惑星では、
フィラ・ヴェルがムーンドラゴンと共に寺院の復旧に務めていた。
フィラ・ヴェルは正体不明の声を映像に導かれ、戦争を終わらせる救世主の探索を始める。
クィルは
スペースナイツを撃退するが、救援に現れたはずの
クリー軍が突如クィルを襲撃。
主星ハラに築かれた塔からは、無数の機械生命体ファランクスが生まれるのだった。
"Annihilation: Conquest - StarLord"
スペース・ナイツを呼び寄せ、ファランクス襲撃のきっかけを作ってしまったピーター・クィルはその責任を問われ、危険なミッションの遂行を強制される。ファランクスが
クリーの民を同化させる方法を探り出せ、というのだ。
任務のためクィルに与えられた仲間は、
クリーの刑務所に捕えられていた危険な異星人たちだった!
ロケット・ラクーン、
グルート、
マンティス、
キャプテン・ユニバース、
バグ、
デスクライ、一癖も二癖もある仲間たちと調査を始めたクィルは、一度は捨てた名前「
スターロード」としてチームを率いる。ファランクスがテクノ-オーガニック・トランスモード・ウィルスを
クリーの主星ハラに散布し、
クリーの人民全てをファランクスに同化させようとする計画を突き止める。
"Nova(Vol.4)"#4-7
ノヴァ・コーズ唯一の生き残りとして活動を続けていたリチャード・ライダー。
クリーからの救難信号を受けて駆けつけたが、以前の仲間だった
ガモラやドラックスに襲撃される。
彼らはファランクスのウィルスに侵され、意識を保ちながらもファランクスに忠誠を誓うことを無常の幸せと感じてしまう「セレクト」になってしまったのだ。
リチャードもまたセレクトと化してしまうが、ワールドマインドの導きによりウィルスを克服。
クリー星域に張られたバリアーを突破する。
"Annihilation: Conquest - Quasar"
"Annihilation: Conquest - Wraith"
荒廃したハラに現れた謎の黒衣の男、レイス。
彼はファランクスを恐怖で停止させる不思議な力を持っていた。
その目的は両親の仇を探し、復讐することだったが、
クリー人のレジスタンスと出会い、互いに協力を約束する。
レイスはファランクスのセレクトとなってしまった
ロナン、捕えられていた
スーパースクラルたちを救出する。
"Annihilation: Conquest"
ヒーローたちはそれぞれの思惑を秘め、ファランクスに支配された
クリーの主星、ハラに終結。
現れた真の敵は、最凶のアンドロイド、
ウルトロンだった!
結末と影響
その後
最終更新:2024年02月29日 00:40