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人とエルフの間に生まれた者。外見的・能力的にはエルフ、内面の性格はアグレッシブで人間に近い。
人間と同じ丸耳かエルフの尖った耳かの2種類がいる。ちなみに、アーチェは丸耳。
人間の好奇心とエルフよりも優れた魔力と長寿を持つとされている。
人間ともエルフとも違うため双方から差別を受けやすく、どちらからも疎外されやすい。
特にエルフからは、魔科学に協力したとして嫌悪され、ある時からユミルの森の出入りを禁止されている。
現在でも人間とエルフの中間の存在として両者から差別されることが多々あるとは言われているが、
クラースは「魔術が使えるハーフエルフが羨ましい」と述べている。
それ以外にも各地の街に彼らの姿を見受けることが出来るし、その高い能力から国家の要職に就く者もいる。
過去のベネツィア市長はハーフエルフであるし、ベルアダムの村の住人の大部分はハーフエルフ。
ベネツィア市のハーフエルフの姉弟は親が失踪したため、二人で過去から未来までの152年間を過ごしている。
また、アルヴァニスタやミッドガルズではハーフエルフが多く登用されている。
デミテルはハーフエルフ。
アルヴァニスタでは過去のレアード王子が「魔術も使える」と言及されていることからエルフの血を引いていると思われるし、王家のお抱えの宮廷魔術師としてルーングロムが重用されている。
なお、X版で追加されたキャラであるロディは遠縁にエルフがいるという程度の血の濃さであり、ハーフエルフではない。
人とエルフの間に生まれた者。外見的・能力的にはエルフ、内面の性格はアグレッシブで人間に近い。
人間と同じ丸耳かエルフの尖った耳かの2種類がいる。
ディザイアンの構成員は全員ハーフエルフであり、自らを「優良種」人間を「劣悪種」と呼んで憚らず、人間達を人間牧場に攫って虐げている。
このためシルヴァラントでは憎悪の対象となっており、平穏に暮らしている者でも「ディザイアンを手引きした」と濡れ衣を着せられる事もある。このためか野盗に落ちぶれる者も多い(ソーサラー系やソーサレス系がこれにあたる)。
ただしシルヴァラントでは種族を正確に判別する手段が無いため、純血のエルフと偽って人里で生活する者もいる。(丸耳の場合は種族が分かってしまうため、髪を伸ばして耳を隠している)
また中にはハーフエルフである事を公言し、後ろ指を指されながらも堂々と暮らしている者もいる。
一方テセアラではマーテル教会が発したハーフエルフ法(いわゆる差別奨励法)によって、明確に最下層の身分として位置付けられている。
このため犯罪を犯せば例外なく極刑に処される事になっている。
また定期的にハーフエルフ狩りが行われ、生き残った者も研究室に通常の研究者より劣った待遇で生涯監禁されるなど酷い扱いを受けている。
このほかエルフからも嫌悪されており、ユミルの森への出入りを禁止されている。
+ | ネタバレ |
ラタトスクの騎士の時代ではハーフエルフ法は撤廃されている。
しかし、未だにハーフエルフ法やディザイアンとして活動していたハーフエルフの影響は大きく、
シルヴァラント・テセアラ問わず各地で差別的な扱いを受けている。
しかし、シルヴァラントにおいては、文明の進んだテセアラに追い付くために
ハーフエルフの知識と技術が求められるようになり、風当たりは少々薄まっている。
ブルート率いるヴァンガードはハーフエルフを蔑視している集団だが、
幹部格であるリヒターとアリスはハーフエルフである。
また、ヴァンガード兵の中には魔術が扱える者もいるのでハーフエルフないしエルフの血を僅かながら引いていると思われる構成員がいる。
ちなみにリヒターは丸耳、アリスは小説では尖り耳、ラタトスクOP・レイズ・アスタリアでは丸耳に描かれている。
アーチェ、ジーニアス、リフィル、ミトスの種族。
やはり迫害されやすい傾向にあるようで、外伝ストーリーロイド編ではアーチェが酒場の主人から法外な食事代を請求されており、その理由を主人は「うちにはうちのルールがあるんだよ。ハーフエルフからはいくらでもぼったくっていいってルールがな!」と語っていた。この件に関してはロイドが知恵を働かせて、自分が払うと言い主人に人間の一食分だけの額を手渡しアーチェを連れて店から逃げ出した。
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*1 OVAでは丸耳