イクス・ネーヴェ(Ickx Neve)

鏡士なんていきなり言われても…俺には分からないよ。世界を救ってくれ…なんて───想像もつかない程、大きな話…」
年齢:17歳 性別:男性
身長:178cm(第三部では180cm) 体重:68kg(第三部では69kg)
声優:花江夏樹
職業:鏡士(かがみし)
武器:剣
『テイルズ オブ ザ レイズ』の主人公。
ティル・ナ・ノーグに忍び寄る滅びの影から世界を救うべく、魔鏡(まきょう)の力を操って旅をする。
  • 何気に、お祭りゲー要素を含む外伝作品では初の単独男主人公である。サモリネフレインを含むなら二人目になるが。
    • 章限定ではリンクアレンゼファーもそうだが、歴代キャラも出てくる物語全体で中心となるのはイクスが初。後にアレンは公式にリンクの主人公となった。
  • ヒロインのミリーナとは幼馴染という関係。
  • テイルズオブシリーズでは珍しく肌の色が褐色がかっている。
    • しかし苗字のネーヴェはドイツ語で「雪」の意味。何か特別な意味があるのか?
  • 5歳の時に魔鏡の研究をしていた両親を亡くした、オーデンセ島育ちの鏡士の家系の青年。
    • その後は漁師である祖父に育てられた。ある時鏡士の力を使った時に暴走し、大きな事故を起こした事がある。
    • そのため自立心が強く他人に迷惑をかける事を恐れ、必要以上の助けを拒もうとする。
      • 反面、両親の死に関連する鏡士としては常に最悪のパターンを想像する、ネガティヴで保守的な立ち回りになりがち。
        • 普段はミリーナとの魔鏡での交信をできるようガロウズにチューニングを施してもらったり宿屋を前もって予約していたりと万全を期して行動できるよう落ち着いて計画が立てられるが、ミリーナに危機が迫ると平静さを失いひたすら自己嫌悪に陥りがち。
        • なお、この点は8章前編でミリーナが攫われた際にルーティに厳しい言葉で叱咤された事でやや改善した。
    • 鏡士の力の暴走による事故を起こして以来、自身は鏡士になる事を諦め、漁師を生業に生活していた。
      • だがゲフィオンから世界を救う危険な任務を持ちかけられ、鏡士の生き残りは自分達しかいない事を知る。ミリーナ一人に責を負わせるわけにもいかず、鏡士になる事を決意する。
      • 初期職業が漁師なのは何気にシリーズ初。猟師ならいるが。
      • ゲフィオン曰く「力が暴発したという事は、裏を返せばそれだけ潜在能力が高い」らしい。
        • それを裏付けてか、第6章をクリアするとオーバーレイという彼専用の特殊能力に目覚める。
  • OPから見るに、彼も後にカーリャのような鏡精を生み出すようだ。
  • 魔鏡は左手首に着けている。両親の形見で、異世界の具現化の際に核となれる程の力を持つ。
  • 得意な鏡士としての力は創造と具現。
  • 頭脳面は大変良く、一度見た本の内容やスケジュール表を完璧に記憶できる。
    • ミリーナが攫われた際は、それまで収集した救世軍の情報や、不自然なまでに無い目撃情報、カーリャが消えてしまった時の様子、そして港のスケジュール表から、ミリーナを誘拐したトリックと彼女の大体の居場所を推理して見せた。
    • いたって真面目な性格だが、鏡精コーキスの性格などから割とはっちゃけたい願望があるのではとか言われている。
      • 水着衣装の名称は「アゲアゲ☆バカンス」。チャラい。
        • この時に搭載されたライドザサイトシーイングは低MGで放つことができ、広範囲攻撃な上に最後の一撃に毒付与があるというかなりの高性能な魔鏡技である。
  • おそらく「歴代で最も強い飛天翔駆」の使い手。高いすり抜け効果に加え、与ダメの8%回復の効果を最大3回付与できることで、攻撃受けない、受けても自力回復できるという状態になる。一部ザコ敵がバランス調整不足で異様に強かった初期は、飛天翔駆さえあればどうにかなる、無いとむしろ辛いとされ、一部で飛天ゲーと揶揄されていた。現在は敵の強さが落ち着いたので無いと辛いということは少なくなったが、依然としてあれば大体の敵はどうにかなることは変わりない。
    • 通常イクスのアニマ共鳴は1.5倍だが、前述のオーバーレイを使うと2倍となる上にHP自動回復を得る。連続で4回までしか使用できない(6時間経過で1回分回復)ものの強力。「オーバーレイイクスで飛天翔駆してれば大抵なんとかなる」
      • 飛天翔駆がよく取り沙汰されるが高いすり抜け効果と無敵時間を持つ裂燕迅も本当に☆3武器なのか?と言うぐらい強力。
  • 飛天翔駆は明確に隙があるため敵によっては潰されやすいのに対し、裂燕迅は回復効果こそないもののほぼ無敵。連打しているだけで敵の攻撃をかわし、スイスイすり抜けながらこちらの攻撃だけ当てることが出来る。
    • タイミング悪く攻撃が当たってもオーバーレイイクスならばまた裂燕迅を連打しているうちに、被弾した分の回復も充分行える。裂燕迅は火力が高い訳では無いので季節魔鏡(毒付与)を持っておくと尚良。
  • 最初から使える、虹アニマで活躍の場を選ばない、主力武器が非常に安価(上記で挙げられた2つの技は技付きの武器でもレア度が1番低い上に交換もしやすい)、連打するだけで強いためアクションが苦手な人にも優しい、と救済措置的な面も強いか。
    • レイズにおいて、性能的な最強談義があまりないのは大体イクスで満場一致しているからである。全てにおいて1番というわけではないが、強くするために必要なパーツが他と比較しても圧倒的に安い。
      • 現在では洸牙衝がチュートリアルクリアでもらえる上に初心者用パネルミッションで守護方陣閃光鏡牙斬ももらえる。洸牙衝、守護方陣、閃光鏡牙斬は記念イベントなどでも何度か配布されているので初心者救済キャラとして搭載していると見て良いはず。彼が救済措置にならないのはCHAOSマグナ様ぐらいである。
  • 一応フェスにおける縛り内容によってはイクスでは太刀打ち出来ないものも(一定ダメージ無力化、術技強化内容無効など)。火力が欲しい時はイクスよりアスベルが採用される。そのため、フェスはイクスとアスベル両方持ってれば安泰。フェスでは彼らが1日交代で出るのも珍しくない。互いに精霊装魔鏡持ちなのでそちらでゴリ押すのも充分にあり。
  • コーキスの魔鏡もイクスが使えるが、瞬撃・幻魔真眼を使うと眼帯が無いので邪気眼が疼いた人みたいになってしまうw さらに制服衣装でやるともはやただの厨二病高校生である。
    • ナーザのファッションをカッコイイ、と言ったりカノンノたちのライブ衣装を羽と十字架でコーディネートしたらどうか、と言ったりリアル厨二嗜好だったりする。
    • ディストのスキットでディストから「裂燕のイクス」の二つ名で呼ばれることを喜んだりもしている。やっぱり厨二だ。
  • 掲示板では第一部イクスは「髪が少なく見えるから」「悩んでばっかいてハゲそうだから」で『禿』というあんまりなあだ名が付けられている。ミリーナが聞いたら怒りそうである。なお、オーバーレイした時の姿がダサいがそちらは「サイヤ人イクス」とか言われたりする。

+ ネタバレ
  • 本来のイクスは既に亡くなっており、本編に登場する「イクス」は具現化された存在。滅びの夢を見ないのは、オリジナルのイクスが世界の滅びを体験していないため。
    • ちなみに彼は三人目であり、オリジナルのイクスはオーデンセへのビフレスト軍による「バロール狩り」によって殺され、二人目はOP(序章第3話)のオーデンセ崩壊の際にアイギスの破片からミリーナを庇って亡くなった。
    • 三人目以降の具現化はできなくなるため、本編に登場するイクスはいわば具現化できる最後のイクス。
    • 新章「ミラージュプリズン」では魔鏡の暴走により魔鏡に閉じ込められる模様。新章では彼に代わりコーキスが主人公になる。
  • 第2部(ミラージュプリズン編)では魔鏡結晶を通して全世界を見ることができる。「FIGHTING OF THE SPIRIT ~地の章~」ではコーキスに女性陣の入浴を見ないよう呼びかけていたが、それはつまりイクスは女性陣の入浴をしっかり見ていたことになる。しかし、イクスが入浴を見ていた事実を知るのはコーキスだけで、彼はそれを口外しなかったのですけべ大魔王の汚名は免れた。
  • 第3部(フェアリーズレクイエム編)では魔鏡結晶から救い出され、装いも新たに主人公に復帰。コーキスの姿が見えないが…?
    • 仕様の関係上二人同時に戦わせることはできないがコーキスも無事に一緒にいる。ちなみにイクスは長髪のままでも良かったと言っているが、ミリーナは「長髪は(ナーザを思い出して)縁起が悪い」と拒否している。
    • 後にコーキスも単独プレイアブル化したため、二人同時に戦わせられるようになった。
      • ちなみに第二部に切り替える、またはコーキスのなりきり衣装をイクスに着せると格好や技が違うがコーキスが二人という現象を起こすことができる。
  • 3部15章では「アニマのるつぼ」なる場所で一人目のイクスに会うことができるが、二人目及び三人目とは全然違う性格。まあ二人目及び三人目はフィリップによる記憶の改竄や危険なことに首を突っ込まないよう臆病な性格に弄られているせいだが…。
    • だが三人目は三人目で「いざとなるとやるタイプ」であり、それはそれでフィリップのコンプレックスを刺激するとか。
  • ネーヴェ一族はかつてダーナを殺そうとした男・バロールの子孫らしい。
    • バロールの血には呪われし力があり、鏡精を生み出すとバロールの眼…すなわち魔眼を得るらしい。一人目のイクスは鏡士になりたてのうちに「鏡精がこの世界を滅ぼす」という予言に基づきビフレストに殺されたが、三人目のイクスはコーキスを生み出してしまった。
    • ビフレストのバロール狩りは「銀髪」としか知らなかったため銀髪のオーデンセの鏡士を片っ端から殺していったらしい…。
    • デミトリアスもコーキスが生み出されたことでティル・ナ・ノーグは滅びの途を辿ると危険視しており、ニーベルングへの回帰を目指している。


最終更新:2023年03月28日 01:54
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