死の砂嵐(しのすなあらし)

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登場作品

レイズ

虚無に漂う大量の光の砂。アニマに引き寄せられる性質がある。

+ ネタバレ
過去のティル・ナ・ノーグセールンドオーデンセ周辺を残しての消滅及び
ゲフィオンとフィリップが具現化した現在のティル・ナ・ノーグが滅亡の危機に瀕している原因。
9章後編でイクス光魔の鏡内部に突入した際、彼の周囲に纏わりつき、
「タスケテ」「アニマヲヨコセ」等と叫んでいた金色の光の砂がそれ。
その正体は、魔鏡兵器カレイドスコープによって消滅した過去のティル・ナ・ノーグ
及びそこに生きていた人々のアニムスの欠片(アニムス粒子)。
アニムスには人々の記憶が刻まれており、そこには過去の滅びの記憶も含まれている。
アイギス計画により、現在のティル・ナ・ノーグが具現化された後、共に具現化された人々に
過去の滅びの記憶である滅びの夢を見せ、人々を不安に陥れていた。
ゲフィオンはそれを防ぐ為オーデンセ周辺を中心に航行権を制限、フィリップもその動揺から起こる反乱を潰すべく
救世軍を結成、敢えて反乱勢力を一つに纏め上げ、「二人目」のフィリップことファントムに救世軍の運営を任せるが、
ファントムは歪んだ形で「自分の意思」を持ってしまい、「世界とミリーナの幸せの為にはゲフィオンを信じるな」と
主張、ゲフィオンを「ビフレストと内通する魔女」として、オーデンセ上空に設置されていたアイギスシステムを破壊、
再びティル・ナ・ノーグは死の砂嵐に飲み込まれ、大半が消滅してしまった。

ゲフィオンは自身を人体万華鏡化することで自身に死の砂嵐を封じ込めた。
ナーザは「フィンブルヴェトル」と呼び、ティル・ナ・ノーグの滅びの終末ラグナロクの前兆としている。
4部終章ではデミトリアスが強引に死の砂嵐にアクセスしたことによりゲフィオンの封印が限界を迎え、
イクスたちはバロールの助力を得たことで死の砂嵐を消滅させることに成功した。
なおこの時バロールは死の砂嵐を消滅させるために死の砂嵐の中の不純物(カレイドスコープによって消滅させられたビフレストの民)を取り除いている。
その取り除いた人々を移した星が『月』(後の惑星イデア)である。


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関連項目

類似項目

最終更新:2024年02月05日 20:10