みなみ × 南 ◆y6S7Lth9N6
暗い空の色が薄れて朝の予感を感じさせる。しかし、深い森の中では光が届かない。
深い森の中を険しい表情で突っ切る青年が一人。
十九にしては珍しい濃い眉。前髪を真ん中でわけた黒髪。力強く優しさを内包する瞳。
白いブルゾンとジーンズを着込む。白いスニーカーが跳ねる土を受けて汚れていた。
「ゴルゴムの怪人め……どこへ消えた!」
確かこの方向だったはず。そう南光太郎という青年は思い込み周囲を見回した。
木々で囲まれているため、飛んでいった劉鳳と逆方向へ走っていたのだ。時間がかかったのは、焦ってぐるぐる回ってしまったゆえ。
本人が知れば悔しがるだろう。いや、事実今光太郎は悔いていた。
「無実の人々がゴルゴムの餌食になろうとしているのに……」
思い出すのはクモ怪人に無残に殺される育ての親の姿。
それだけではない。命を懸けて光太郎を復活させてくれたクジラ怪人はついさっき命を落としていった。
日本はゴルゴムの手に落ち、信彦は……シャドームーンは正気を取り戻す様子がない。
拳を強く握り、歯を食いしばる。たまらず光太郎は叫んだ。
深い森の中を険しい表情で突っ切る青年が一人。
十九にしては珍しい濃い眉。前髪を真ん中でわけた黒髪。力強く優しさを内包する瞳。
白いブルゾンとジーンズを着込む。白いスニーカーが跳ねる土を受けて汚れていた。
「ゴルゴムの怪人め……どこへ消えた!」
確かこの方向だったはず。そう南光太郎という青年は思い込み周囲を見回した。
木々で囲まれているため、飛んでいった劉鳳と逆方向へ走っていたのだ。時間がかかったのは、焦ってぐるぐる回ってしまったゆえ。
本人が知れば悔しがるだろう。いや、事実今光太郎は悔いていた。
「無実の人々がゴルゴムの餌食になろうとしているのに……」
思い出すのはクモ怪人に無残に殺される育ての親の姿。
それだけではない。命を懸けて光太郎を復活させてくれたクジラ怪人はついさっき命を落としていった。
日本はゴルゴムの手に落ち、信彦は……シャドームーンは正気を取り戻す様子がない。
拳を強く握り、歯を食いしばる。たまらず光太郎は叫んだ。
「おのれ、ゴルゴムめ! ゆるさんっっ!!」
そう、南光太郎は今回の出来事をゴルゴムの仕業だと考えていた。
それも仕方がない。光太郎はゴルゴムの神殿へ連れ去られ、クジラ怪人が死ぬところを見せつけられたのだ。
創世王によってシャドームーンと共に転送され、変身が解けた姿で最初の広間で少女が殺される様を見せつけられた。
許さない。光太郎の視野が怒りで狭くなり、足を進め続ける。
しばらく経って車の排気音が聞こえてきた。丁度いい。
光太郎は飛び出て車を止めさせる。視界に廃館が入り、ちょうど出発するところだったらしい。
跳ねとばそうと思わないあたり、殺し合いには乗っていないかも知れない。
「その車に俺も乗せてもらえませんか? 緊急事態です!」
光太郎の必死の叫びに呼応して三人の人間が降り立った。
「いきなり危ないですねぇ」
「すみません。実は劉鳳というゴルゴムの手先に少女が連れていかれたのです。俺も同乗させていただいて、劉鳳を追ってもらえないでしょうか?」
降りてきたスーツ姿にオールバックのメガネの男性へ光太郎は懇願する。
対し、知的で冷静な顔のまま男は「ほう」とだけつぶやいた。
光太郎の懇願に対し答えは別方向から返ってくる。
「りゅ、劉鳳さんって人はそんなに危険じゃないと思います……」
消えそうながらもしっかりとした口調で、おずおずと少女が進言してきた。
紅白の制服は最初の広場で散った少女と同じものだ。おそらく同じ学校の生徒なのだろう。
ショートの髪型に愛らしい顔。眉を八の字にして僅かに身体を震わせた少女を前に光太郎は怯えさせたか、と反省する。
光太郎は笑顔を浮かべ、相手は少女にしては長身だが腰をおろして視線を合わせる。
妹として見ていた秋月杏子に語りかけるように、口調を落ち着かせて光太郎は尋ねた。
「俺は南光太郎。それはどういうことか、聞かせてもらえないか?」
光太郎の問い掛けに少女が戸惑う。
黒い仮面を被った猫背の青年はその様子を放置していたため、スーツの男性が声をかけるまで妙な雰囲気は続いた。
それも仕方がない。光太郎はゴルゴムの神殿へ連れ去られ、クジラ怪人が死ぬところを見せつけられたのだ。
創世王によってシャドームーンと共に転送され、変身が解けた姿で最初の広間で少女が殺される様を見せつけられた。
許さない。光太郎の視野が怒りで狭くなり、足を進め続ける。
しばらく経って車の排気音が聞こえてきた。丁度いい。
光太郎は飛び出て車を止めさせる。視界に廃館が入り、ちょうど出発するところだったらしい。
跳ねとばそうと思わないあたり、殺し合いには乗っていないかも知れない。
「その車に俺も乗せてもらえませんか? 緊急事態です!」
光太郎の必死の叫びに呼応して三人の人間が降り立った。
「いきなり危ないですねぇ」
「すみません。実は劉鳳というゴルゴムの手先に少女が連れていかれたのです。俺も同乗させていただいて、劉鳳を追ってもらえないでしょうか?」
降りてきたスーツ姿にオールバックのメガネの男性へ光太郎は懇願する。
対し、知的で冷静な顔のまま男は「ほう」とだけつぶやいた。
光太郎の懇願に対し答えは別方向から返ってくる。
「りゅ、劉鳳さんって人はそんなに危険じゃないと思います……」
消えそうながらもしっかりとした口調で、おずおずと少女が進言してきた。
紅白の制服は最初の広場で散った少女と同じものだ。おそらく同じ学校の生徒なのだろう。
ショートの髪型に愛らしい顔。眉を八の字にして僅かに身体を震わせた少女を前に光太郎は怯えさせたか、と反省する。
光太郎は笑顔を浮かべ、相手は少女にしては長身だが腰をおろして視線を合わせる。
妹として見ていた秋月杏子に語りかけるように、口調を落ち着かせて光太郎は尋ねた。
「俺は南光太郎。それはどういうことか、聞かせてもらえないか?」
光太郎の問い掛けに少女が戸惑う。
黒い仮面を被った猫背の青年はその様子を放置していたため、スーツの男性が声をかけるまで妙な雰囲気は続いた。
「とりあえずは自己紹介といきましょうか。私は警視庁特命係の杉下右京です」
「私は探偵のLです。よろしく、南君……ややこしいですね。光太郎君と呼ばせてもらいます」
「それは構いませんが、ややこしい?」
「……あ、それは私のせいです。岩崎みなみといいます……」
ああ、なるほどと光太郎が笑う。みなみに対し笑顔を向けて光太郎は明るく告げた。
「そうか、みなみちゃんか。確かにそれはややこしいな」
「それで、劉鳳という方についての情報を我々は持っています。先程の……ゴムゴム?」
「ゴルゴムです。それで、危険がないというのは?」
Lの言葉を光太郎は訂正して少し表情を引き締める。
Lは頷いて静かに説明を始めた。
「すみません、わざとです。それはさておき、劉鳳という方の知人と会っていましてね。彼の情報から判断するに、危険人物とは思えないのですよ」
「それに、ここで彼は詳細名簿を支給されましてねぇ。一通り目にしましたが、ゴルゴムと項目に書かれていたのはアナタとシャドームーンという方のみでした」
ただし、詳細名簿とは名ばかりで情報が少なく、追加ソフトを手にいれないことには詳細はわからないが、と右京と名乗った人物はつけ足す。
光太郎は右京たちの理路整然とした物言いから、連れられていかれた少女の危険が薄れたことを知って安堵していた。
信じられる相手かどうかなど一瞬で決める。光太郎は己の直感が鋭いことを知っているからだ。
とはいえ、もう少し詳しく知りたいのだが。
「まあ、もう少し知りたいという顔ですが当然ですね。話をしましょう。それに、私もゴルゴムについて知りたいことがありますから教えてください」
Lがそうまとめて、光太郎は頷いた。いくぶん余裕ができたためLと右京の指示に従う。
日本を支配したゴルゴムを知らない、という彼らに疑問を持ったが後回しにする。
二人にゴルゴムの危険を知ってもらいたいのもあって光太郎は説明に入った。
「私は探偵のLです。よろしく、南君……ややこしいですね。光太郎君と呼ばせてもらいます」
「それは構いませんが、ややこしい?」
「……あ、それは私のせいです。岩崎みなみといいます……」
ああ、なるほどと光太郎が笑う。みなみに対し笑顔を向けて光太郎は明るく告げた。
「そうか、みなみちゃんか。確かにそれはややこしいな」
「それで、劉鳳という方についての情報を我々は持っています。先程の……ゴムゴム?」
「ゴルゴムです。それで、危険がないというのは?」
Lの言葉を光太郎は訂正して少し表情を引き締める。
Lは頷いて静かに説明を始めた。
「すみません、わざとです。それはさておき、劉鳳という方の知人と会っていましてね。彼の情報から判断するに、危険人物とは思えないのですよ」
「それに、ここで彼は詳細名簿を支給されましてねぇ。一通り目にしましたが、ゴルゴムと項目に書かれていたのはアナタとシャドームーンという方のみでした」
ただし、詳細名簿とは名ばかりで情報が少なく、追加ソフトを手にいれないことには詳細はわからないが、と右京と名乗った人物はつけ足す。
光太郎は右京たちの理路整然とした物言いから、連れられていかれた少女の危険が薄れたことを知って安堵していた。
信じられる相手かどうかなど一瞬で決める。光太郎は己の直感が鋭いことを知っているからだ。
とはいえ、もう少し詳しく知りたいのだが。
「まあ、もう少し知りたいという顔ですが当然ですね。話をしましょう。それに、私もゴルゴムについて知りたいことがありますから教えてください」
Lがそうまとめて、光太郎は頷いた。いくぶん余裕ができたためLと右京の指示に従う。
日本を支配したゴルゴムを知らない、という彼らに疑問を持ったが後回しにする。
二人にゴルゴムの危険を知ってもらいたいのもあって光太郎は説明に入った。
「なるほど……」
Lが例の奇妙な座りのまま、光太郎の説明のゴルゴムを聞いて頷く。
右京はその様子を見ながら真剣な表情の光太郎へ視線を移動した。
「今度はこちらから質問させてください。劉鳳の知人という方は信じられるのですか?」
「カズマさんは……絶対信用できます……。私を助けてくれました…………」
みなみが光太郎に告げている。右京としてはカズマには心配な部分もあるが、あの少女にとっては信頼できる存在以外何者でもないだろう。
もっとも、右京が心配しているのはカズマが誰かに危害を加えることではなく、悪意を持つ誰かに利用されないか、ということであるが。
そして光太郎は安堵したようにため息をつき、爽やかな笑顔を浮かべた。
今時珍しいくらいスポーツ青年だ。
「わかったよ、みなみちゃん。ありがとう、教えてくれて」
「……そ、そんな……。私はなにもしていません……」
「それは違うさ。カズマという人を信じる君の瞳に嘘偽りはない。おかげで俺は安心できた。礼を言わせてくれ」
光太郎の言葉にみなみが照れて赤くなる。光太郎のみなみを見る目は誰かを重ねている様子だ。
右京はその点を指摘せず、ゴルゴムについての質問を続けることにした。
彼がさきほどした答えは簡素だ。日本を支配したゴルゴムという秘密組織。世紀王という二人の戦士を戦わせ、全宇宙を支配する創世王を決める決戦の管理者。
なにより、怪人を保有しているという特撮のような話である。
通常なら右京は信じないが、アルターや異世界を認識した直後だ。常識を投げ捨て柔軟にせねば守るべき市民を守れはしない。
Lは話が一段落をしたのを察したのか、ゴルゴムについて興味深げに光太郎へ尋ねてきた。
「それで、光太郎君はこの殺し合いがゴルゴムの手によるものでないかお疑いなのですね?」
「ええ。奴らは俺と信彦……シャドームーンと二人の世紀王を戦わせ、創世王を決めようとしています。
創世王の残り寿命がなんらかの理由で増えて、俺とシャドームーンの争いに一般人を巻き込んでこんな酷い真似をしたのではないか。俺はそう考えています」
「なるほど……」
右京はそうつぶやきながらも、人間観察に優れているため光太郎の顔に影が差したのを見逃さない。
明るく爽やかな青年には似つかわしくない闇。それが信彦というつぶやきとともにあったのだ。
「…………右京さん、どう思います?」
「僕はこの殺し合いにゴルゴムが関わっている可能性は低いと思いますねぇ」
「そんな!」
光太郎が腰を浮かすのを右京が右手で制する。まだ話は終わっていない。
「まあ、光太郎さん。落ち着いて聞いてください。最初の広場にいたV.V.という少年はあなたに眼中はなかった。
創世王をきめるという目的なら、ルルーシュという少年に反応があったにもかかわらずあなたやシャドームーンという方に無反応すぎる。
もしも目的を悟られないための偽装だと考えても、創世王は普通の人にはなれない。我々を混ぜるのはおかしい、という結論になります」
「まあ、光太郎君はこの殺し合いと規模が違うとはいえ、似たような体験をしていますからそちらの方だと勘違いするのも仕方ないのですが」
「……六十人と二人……確かにここの方が規模が大きいですね……」
「あ、岩崎さん。それは違います」
Lの訂正にみなみは首を傾げている。右京もLの意見に賛成のため、説明を補足した。
「規模が大きい、という部分ですねぇ。規模が大きいのは光太郎さんたちの方ですよ」
「え……?」
「片や宇宙を懸けるほどの規模。片や優勝者個人の願いを叶える程度の規模。どちらが壮大であるかはいうまでもありません」
「説明ありがとうございます。影響の大きさで言えば、人数などさしたる意味はないということです」
右京の説明に感謝したLへ、「いえ、お気になさらずに」と右京は答えた。
いってみれば光太郎の勘違いも仕方がないことである。
世界の命運を背負わされた光太郎が、その運命のままここへ来たのだと思い込んだのだ。
対し、この殺し合いで背負わされるのは自分の命と殺した相手の命だけ。
背負うことに慣れている光太郎が、より責任の大きい方の殺し合い……つまりゴルゴムが関わっていると見るのは責められない。
これは同時にシャドームーンと言う、殺し合いに乗り気の相手にも言える。
光太郎相手に容赦がないのなら、十把一絡げの人間相手にどうとるのか。簡単に想像がつく。
「もう一つ聞かせてください。なぜゴルゴムのことを今はじめて知ったのですか? ゴルゴムは……」
「それについては答えは簡単です。ここに集められた方々は多種多様な世界……いわゆる平行世界の出身者ですから」
右京の言葉に光太郎が目をまるくする。その気持はわかる。右京自身、自分でいって胡散臭いにもほどがあると思っていた。
右京は基本的に超常現象の類は信じない人種である。目に見えたとしても、その目を欺くものは多くある。
仕事柄そういった欺く出来事をみてきたため、超常現象の類には懐疑的であった。
今回のような出来事に遭遇しなければ、一生可能性に“平行世界”を入れることはないだろう。
「信じられないのも無理はありません。ですが、我々はアルターという建物の壁を素手で吹き飛ばすほどの威力がある超常現象を目にしました。
これは僕やL君、岩崎さんの世界ではありえないことです。あなたはどうです?」
「…………俺のように改造人間であるなら可能です。ですが、アルターは知りません」
光太郎が打ち明けるか否かを一瞬だけ迷ったことを目ざとく見つけ、右京は頷いた。
同時にLが戦力を得れたと考えていることを推理する。もっとも、Lは隠す気はないのだろうが。
「にわかには信じがたい話ですが、それは多くの人々と会っていくうちにわかることです。
今はある程度証拠を出せますが、最終的には我々を信じていただくほかありませんねぇ」
「…………いえ、信じます。右京さん、あなたは誠実な人だ」
意外とあっさり結論を着けた光太郎に、右京は頷いただけだった。
そこにタイミングよくLが割り込んできた。
「とはいえ、ゴルゴムが関わっている可能性が完全に潰えたわけではありません。まあ、10%といったところでしょうか」
「10%ですか……」
「ええ、ですので光太郎君。提案ですが、我々と共に着てくれませんか? もしもゴルゴムが関わっているなら、あなたは切り札となりえますから」
Lの提案に光太郎が頷き味方が一人増える。どこか亀山を思い出す青年を見つめ、右京は顔を上げた。
ほとんどはLと同意見だ。話と光太郎の人柄を信じるに、彼自身は戦える力を持つ。
加えてゴルゴムの協力の可能性を捨て切れない以上、彼は切り札となり得る。
こうして彼らは戦闘力というカードを手に入れることになった。
Lが例の奇妙な座りのまま、光太郎の説明のゴルゴムを聞いて頷く。
右京はその様子を見ながら真剣な表情の光太郎へ視線を移動した。
「今度はこちらから質問させてください。劉鳳の知人という方は信じられるのですか?」
「カズマさんは……絶対信用できます……。私を助けてくれました…………」
みなみが光太郎に告げている。右京としてはカズマには心配な部分もあるが、あの少女にとっては信頼できる存在以外何者でもないだろう。
もっとも、右京が心配しているのはカズマが誰かに危害を加えることではなく、悪意を持つ誰かに利用されないか、ということであるが。
そして光太郎は安堵したようにため息をつき、爽やかな笑顔を浮かべた。
今時珍しいくらいスポーツ青年だ。
「わかったよ、みなみちゃん。ありがとう、教えてくれて」
「……そ、そんな……。私はなにもしていません……」
「それは違うさ。カズマという人を信じる君の瞳に嘘偽りはない。おかげで俺は安心できた。礼を言わせてくれ」
光太郎の言葉にみなみが照れて赤くなる。光太郎のみなみを見る目は誰かを重ねている様子だ。
右京はその点を指摘せず、ゴルゴムについての質問を続けることにした。
彼がさきほどした答えは簡素だ。日本を支配したゴルゴムという秘密組織。世紀王という二人の戦士を戦わせ、全宇宙を支配する創世王を決める決戦の管理者。
なにより、怪人を保有しているという特撮のような話である。
通常なら右京は信じないが、アルターや異世界を認識した直後だ。常識を投げ捨て柔軟にせねば守るべき市民を守れはしない。
Lは話が一段落をしたのを察したのか、ゴルゴムについて興味深げに光太郎へ尋ねてきた。
「それで、光太郎君はこの殺し合いがゴルゴムの手によるものでないかお疑いなのですね?」
「ええ。奴らは俺と信彦……シャドームーンと二人の世紀王を戦わせ、創世王を決めようとしています。
創世王の残り寿命がなんらかの理由で増えて、俺とシャドームーンの争いに一般人を巻き込んでこんな酷い真似をしたのではないか。俺はそう考えています」
「なるほど……」
右京はそうつぶやきながらも、人間観察に優れているため光太郎の顔に影が差したのを見逃さない。
明るく爽やかな青年には似つかわしくない闇。それが信彦というつぶやきとともにあったのだ。
「…………右京さん、どう思います?」
「僕はこの殺し合いにゴルゴムが関わっている可能性は低いと思いますねぇ」
「そんな!」
光太郎が腰を浮かすのを右京が右手で制する。まだ話は終わっていない。
「まあ、光太郎さん。落ち着いて聞いてください。最初の広場にいたV.V.という少年はあなたに眼中はなかった。
創世王をきめるという目的なら、ルルーシュという少年に反応があったにもかかわらずあなたやシャドームーンという方に無反応すぎる。
もしも目的を悟られないための偽装だと考えても、創世王は普通の人にはなれない。我々を混ぜるのはおかしい、という結論になります」
「まあ、光太郎君はこの殺し合いと規模が違うとはいえ、似たような体験をしていますからそちらの方だと勘違いするのも仕方ないのですが」
「……六十人と二人……確かにここの方が規模が大きいですね……」
「あ、岩崎さん。それは違います」
Lの訂正にみなみは首を傾げている。右京もLの意見に賛成のため、説明を補足した。
「規模が大きい、という部分ですねぇ。規模が大きいのは光太郎さんたちの方ですよ」
「え……?」
「片や宇宙を懸けるほどの規模。片や優勝者個人の願いを叶える程度の規模。どちらが壮大であるかはいうまでもありません」
「説明ありがとうございます。影響の大きさで言えば、人数などさしたる意味はないということです」
右京の説明に感謝したLへ、「いえ、お気になさらずに」と右京は答えた。
いってみれば光太郎の勘違いも仕方がないことである。
世界の命運を背負わされた光太郎が、その運命のままここへ来たのだと思い込んだのだ。
対し、この殺し合いで背負わされるのは自分の命と殺した相手の命だけ。
背負うことに慣れている光太郎が、より責任の大きい方の殺し合い……つまりゴルゴムが関わっていると見るのは責められない。
これは同時にシャドームーンと言う、殺し合いに乗り気の相手にも言える。
光太郎相手に容赦がないのなら、十把一絡げの人間相手にどうとるのか。簡単に想像がつく。
「もう一つ聞かせてください。なぜゴルゴムのことを今はじめて知ったのですか? ゴルゴムは……」
「それについては答えは簡単です。ここに集められた方々は多種多様な世界……いわゆる平行世界の出身者ですから」
右京の言葉に光太郎が目をまるくする。その気持はわかる。右京自身、自分でいって胡散臭いにもほどがあると思っていた。
右京は基本的に超常現象の類は信じない人種である。目に見えたとしても、その目を欺くものは多くある。
仕事柄そういった欺く出来事をみてきたため、超常現象の類には懐疑的であった。
今回のような出来事に遭遇しなければ、一生可能性に“平行世界”を入れることはないだろう。
「信じられないのも無理はありません。ですが、我々はアルターという建物の壁を素手で吹き飛ばすほどの威力がある超常現象を目にしました。
これは僕やL君、岩崎さんの世界ではありえないことです。あなたはどうです?」
「…………俺のように改造人間であるなら可能です。ですが、アルターは知りません」
光太郎が打ち明けるか否かを一瞬だけ迷ったことを目ざとく見つけ、右京は頷いた。
同時にLが戦力を得れたと考えていることを推理する。もっとも、Lは隠す気はないのだろうが。
「にわかには信じがたい話ですが、それは多くの人々と会っていくうちにわかることです。
今はある程度証拠を出せますが、最終的には我々を信じていただくほかありませんねぇ」
「…………いえ、信じます。右京さん、あなたは誠実な人だ」
意外とあっさり結論を着けた光太郎に、右京は頷いただけだった。
そこにタイミングよくLが割り込んできた。
「とはいえ、ゴルゴムが関わっている可能性が完全に潰えたわけではありません。まあ、10%といったところでしょうか」
「10%ですか……」
「ええ、ですので光太郎君。提案ですが、我々と共に着てくれませんか? もしもゴルゴムが関わっているなら、あなたは切り札となりえますから」
Lの提案に光太郎が頷き味方が一人増える。どこか亀山を思い出す青年を見つめ、右京は顔を上げた。
ほとんどはLと同意見だ。話と光太郎の人柄を信じるに、彼自身は戦える力を持つ。
加えてゴルゴムの協力の可能性を捨て切れない以上、彼は切り札となり得る。
こうして彼らは戦闘力というカードを手に入れることになった。
みなみは光太郎が一緒についてくれることにホッとした。
カズマを自分を通して信じてくれたのが嬉しかったし、右京相手では緊張してしまうし、L相手ではどこか話しづらかった。
話しかけやすい相手ができたのは嬉しい。
自分たちの知り合いの情報を交換し終え、光太郎が話しかけてきた。
「それじゃ、一緒にいくことになった。よろしくな、みなみちゃん」
「……よろしくお願いします。……それと、一つ聞いてもいいですか……?」
みなみの問いに光太郎は「ああ」と答えた。どこか頼りになる青年の姿に、さきほど疑問に思ったことをみなみは確かめる。
戦う運命にあり、危険だと告げたが、その名を呼ぶ光太郎の姿は……。
カズマを自分を通して信じてくれたのが嬉しかったし、右京相手では緊張してしまうし、L相手ではどこか話しづらかった。
話しかけやすい相手ができたのは嬉しい。
自分たちの知り合いの情報を交換し終え、光太郎が話しかけてきた。
「それじゃ、一緒にいくことになった。よろしくな、みなみちゃん」
「……よろしくお願いします。……それと、一つ聞いてもいいですか……?」
みなみの問いに光太郎は「ああ」と答えた。どこか頼りになる青年の姿に、さきほど疑問に思ったことをみなみは確かめる。
戦う運命にあり、危険だと告げたが、その名を呼ぶ光太郎の姿は……。
「……もしかして、信彦って人は光太郎さんのお友達ですか……?」
ゆたかの名を呼ぶ、みなみ自身の姿が重なったのだ。光太郎の顔が曇り、瞳に悲しみが宿る。
みなみはしまった、と焦った。彼女とて、ゆたかという親友を失っている。ゆえに光太郎の持つ悲しみの深さを理解してしまったのだ。
「……あの、すみません……」
「いや、みなみちゃんが気に病むことはないさ。悪いのはゴルゴムだ」
光太郎は悲しみを一瞬で押し込み、みなみを安心させるため明るく勤めた。
その光太郎の強さをみなみは羨ましく思う。ゆたかが死んだことはいまだ悲しく、そのせいでカズマを煩わせてしまった。
「……でも私は……ゆたかがあの広間で殺されて……それがとても辛いって思うから……」
「そうか……。あの娘は君の大切な友達だったのか」
「…………はい」
みなみの言葉にから共感するものがあったのか、光太郎が静かに微笑んで話しかけてくる。
春の日差しのように暖かい笑顔が、軋むみなみの心に染み込んだ。
「すまない、みなみちゃん。あのとき俺は君の親友を助けてやれなかった」
「……そんなこと……ないです……」
「だからこそみなみちゃん。俺は君の瞳に誓おう」
そういう光太郎の顔を見ると、力強く頼もしい歴戦の戦士のものがあった。
みなみはまだ知ることはない。それが“仮面ライダー”と呼ばれた戦士の顔であることを。
みなみはしまった、と焦った。彼女とて、ゆたかという親友を失っている。ゆえに光太郎の持つ悲しみの深さを理解してしまったのだ。
「……あの、すみません……」
「いや、みなみちゃんが気に病むことはないさ。悪いのはゴルゴムだ」
光太郎は悲しみを一瞬で押し込み、みなみを安心させるため明るく勤めた。
その光太郎の強さをみなみは羨ましく思う。ゆたかが死んだことはいまだ悲しく、そのせいでカズマを煩わせてしまった。
「……でも私は……ゆたかがあの広間で殺されて……それがとても辛いって思うから……」
「そうか……。あの娘は君の大切な友達だったのか」
「…………はい」
みなみの言葉にから共感するものがあったのか、光太郎が静かに微笑んで話しかけてくる。
春の日差しのように暖かい笑顔が、軋むみなみの心に染み込んだ。
「すまない、みなみちゃん。あのとき俺は君の親友を助けてやれなかった」
「……そんなこと……ないです……」
「だからこそみなみちゃん。俺は君の瞳に誓おう」
そういう光太郎の顔を見ると、力強く頼もしい歴戦の戦士のものがあった。
みなみはまだ知ることはない。それが“仮面ライダー”と呼ばれた戦士の顔であることを。
「この殺し合い、俺が必ず中止させる。君やみんなを必ず元の世界に返す。
俺は人類の自由を守るために、二度目の生を受けたから。奴らに――主催たちにあんな真似は二度とさせない。俺が君たちを守る」
俺は人類の自由を守るために、二度目の生を受けたから。奴らに――主催たちにあんな真似は二度とさせない。俺が君たちを守る」
みなみの前で当たり前のように告げる光太郎。
そこにはいくつもの悲しみがあって乗り越えてきたのか、みなみに知る由はない。
それでも、目の前の青年は力強く、優しくみなみの前で存在していた。
そこにはいくつもの悲しみがあって乗り越えてきたのか、みなみに知る由はない。
それでも、目の前の青年は力強く、優しくみなみの前で存在していた。
Lは力強く宣言する光太郎を前に、内心感謝をする。
最初の広間で親友を殺されたみなみの心の傷は深い。
その傷は予定外の不利益が起こる可能性がある。カズマでは単細胞過ぎてそこをフォローすることは不可能だ。
自分はそういうのには徹底的に向かない。辛うじて右京が及第点であるが、長い時間が必要になるだろう。
その点光太郎は都合がいい。みなみの世代の少女に慣れているのか、対応が完璧である。
みなみに誰かを重ねている節も今は運がいい。これで予定外の不利益が発生する可能性が大幅に減少した。
(とはいえ、人数が増えてしまいましたね……)
車があるとはいえ、人数が増えてしまえば動きが鈍くなる。
とっさのときにも軽快な動きができなくなるだろう。
右京の目的の亀山との合流、いずれカズマとの合流を考えれば警察署に向かうのは妥当だ。
しかし、劉鳳という信頼できる戦力が近くにいる。
(ならばあと一人、光太郎さんについで戦力になる方を引き入れて二手に別れる方がいいでしょうね。
理想としては右京さんが光太郎さんたちを連れて、私が新しく加わる方と自由に動く形か)
人数が増えて動きが鈍くなるのなら、チームを二つに分ければいい。
効率は良くなり、動きは格段に早くなる。
「右京さん、光太郎君、岩崎さん、今後の予定について少しいいですか?」
「はい、なんでしょう?」
「相談したいことは一つ。劉鳳さんと接触するか否か、意見を聞かせてください」
「けど、俺は場所を見失ってしまいました」
「その点は大丈夫です。大体予想はついています」
そう光太郎に説明してLは地図を指さした。
「光太郎君が来た方向から察するに、劉鳳さんと接触したのはC-2~3、B-2~3エリアのいずれかだと推測します。
時間帯から考えると私たちにも、岩崎さんにも劉鳳さんが接触していないことから、北か南のどちらかに向かったと思われます。
なのでまず、A-1、A-2、B-1、B-2の各エリアを探索後に南に移動して警察署を目指しませんか?」
「あまりいい策とはいえませんねぇ。危険人物と遭遇する可能性が高くなる」
「ええ。これは戦える光太郎君が我々についたからこそ、可能性に入れることができた策です。光太郎君や岩崎さんはどうですか?」
「……私は反対しません。皆さんにお任せします……」
Lは予想通りの答えに頷いて光太郎を見る。光太郎は悩んでいるようだった。
当然だろう。彼がみなみを危険に巻き込むことをよしとする人間には見えない。
場合によっては別の策を講じる必要もある。実はこの策、そんなに優先度は高くはない。
Lは静かに光太郎の答えを待った。
最初の広間で親友を殺されたみなみの心の傷は深い。
その傷は予定外の不利益が起こる可能性がある。カズマでは単細胞過ぎてそこをフォローすることは不可能だ。
自分はそういうのには徹底的に向かない。辛うじて右京が及第点であるが、長い時間が必要になるだろう。
その点光太郎は都合がいい。みなみの世代の少女に慣れているのか、対応が完璧である。
みなみに誰かを重ねている節も今は運がいい。これで予定外の不利益が発生する可能性が大幅に減少した。
(とはいえ、人数が増えてしまいましたね……)
車があるとはいえ、人数が増えてしまえば動きが鈍くなる。
とっさのときにも軽快な動きができなくなるだろう。
右京の目的の亀山との合流、いずれカズマとの合流を考えれば警察署に向かうのは妥当だ。
しかし、劉鳳という信頼できる戦力が近くにいる。
(ならばあと一人、光太郎さんについで戦力になる方を引き入れて二手に別れる方がいいでしょうね。
理想としては右京さんが光太郎さんたちを連れて、私が新しく加わる方と自由に動く形か)
人数が増えて動きが鈍くなるのなら、チームを二つに分ければいい。
効率は良くなり、動きは格段に早くなる。
「右京さん、光太郎君、岩崎さん、今後の予定について少しいいですか?」
「はい、なんでしょう?」
「相談したいことは一つ。劉鳳さんと接触するか否か、意見を聞かせてください」
「けど、俺は場所を見失ってしまいました」
「その点は大丈夫です。大体予想はついています」
そう光太郎に説明してLは地図を指さした。
「光太郎君が来た方向から察するに、劉鳳さんと接触したのはC-2~3、B-2~3エリアのいずれかだと推測します。
時間帯から考えると私たちにも、岩崎さんにも劉鳳さんが接触していないことから、北か南のどちらかに向かったと思われます。
なのでまず、A-1、A-2、B-1、B-2の各エリアを探索後に南に移動して警察署を目指しませんか?」
「あまりいい策とはいえませんねぇ。危険人物と遭遇する可能性が高くなる」
「ええ。これは戦える光太郎君が我々についたからこそ、可能性に入れることができた策です。光太郎君や岩崎さんはどうですか?」
「……私は反対しません。皆さんにお任せします……」
Lは予想通りの答えに頷いて光太郎を見る。光太郎は悩んでいるようだった。
当然だろう。彼がみなみを危険に巻き込むことをよしとする人間には見えない。
場合によっては別の策を講じる必要もある。実はこの策、そんなに優先度は高くはない。
Lは静かに光太郎の答えを待った。
光太郎はLの提案に少しだけ迷っていた。
普通に考えれば光太郎にとってありがたい提案である。信頼できる仲間は一人でも多い方がいい。
劉鳳という人間は、みなみを通してカズマという青年を信じる光太郎にとってもう心強い仲間だ。
みなみを危険に巻き込む可能性がある、と右京はいったがその可能性は低いだろう。
見たところ理知的なLと右京を相手に奇襲は成功率が低い。自分が見逃すような狡猾な罠も、二人には無意味に等しい。
戦闘となれば仮面ライダーとしての自分が戦い、車の三人が避難すればいい。
もしも助けを求める人がいるのなら、もっと都合がよかった。彼らなら信用できるし、自分が戦って守ることもできる。
それでも心配が光太郎の脳裏に宿る。シャドームーンに出会えばどうなるか。
彼はみなみに容赦をせず殺すだろう。シャドームーン並みに冷徹で力のある参加者もいないとは限らない。
そんな危険な場所にみなみを巻き込んでいいのだろうか。
その考えが光太郎の決断を遅らせる。
とはいえ、迷うだけでは埒があかない。いつの間にか空は明るくなっていた。朝日も近いだろう。
放送まで一時間と少し。
光太郎は口を開き、答えを告げる。
「俺は――――――」
普通に考えれば光太郎にとってありがたい提案である。信頼できる仲間は一人でも多い方がいい。
劉鳳という人間は、みなみを通してカズマという青年を信じる光太郎にとってもう心強い仲間だ。
みなみを危険に巻き込む可能性がある、と右京はいったがその可能性は低いだろう。
見たところ理知的なLと右京を相手に奇襲は成功率が低い。自分が見逃すような狡猾な罠も、二人には無意味に等しい。
戦闘となれば仮面ライダーとしての自分が戦い、車の三人が避難すればいい。
もしも助けを求める人がいるのなら、もっと都合がよかった。彼らなら信用できるし、自分が戦って守ることもできる。
それでも心配が光太郎の脳裏に宿る。シャドームーンに出会えばどうなるか。
彼はみなみに容赦をせず殺すだろう。シャドームーン並みに冷徹で力のある参加者もいないとは限らない。
そんな危険な場所にみなみを巻き込んでいいのだろうか。
その考えが光太郎の決断を遅らせる。
とはいえ、迷うだけでは埒があかない。いつの間にか空は明るくなっていた。朝日も近いだろう。
放送まで一時間と少し。
光太郎は口を開き、答えを告げる。
「俺は――――――」
【一日目早朝/C−4 廃洋館】
【L@デスノート(漫画)】
[装備]無し
[支給品]支給品一式、ニンテンドーDS型詳細名簿、アズュール@灼眼のシャナ、ゼロの仮面@コードギアス、おはぎ×3@ひぐらしのなく頃に
[状態]健康、頭部に軽い衝撃
[思考・行動]
1:協力者を集めてこの殺し合いをとめ、V.V.を逮捕する。
2:人数が増えてきたため、チームを二つにわけて自由に行動したい。
3:判断を光太郎に委ねる。
4:もう一人戦闘要員をつかまえて、右京たちと行動を別にする。
[装備]無し
[支給品]支給品一式、ニンテンドーDS型詳細名簿、アズュール@灼眼のシャナ、ゼロの仮面@コードギアス、おはぎ×3@ひぐらしのなく頃に
[状態]健康、頭部に軽い衝撃
[思考・行動]
1:協力者を集めてこの殺し合いをとめ、V.V.を逮捕する。
2:人数が増えてきたため、チームを二つにわけて自由に行動したい。
3:判断を光太郎に委ねる。
4:もう一人戦闘要員をつかまえて、右京たちと行動を別にする。
【杉下右京@相棒(実写)】
[装備]君島の車@スクライド
[支給品]支給品一式、S&W M10(6/6)、S&W M10の弾薬(24/24)@バトル・ロワイアル
[状態]健康
[思考・行動]
1:協力者を集めてこの殺し合いをとめ、V.V.を逮捕する。
2:劉鳳と接触する策にやや消極的。判断を光太郎に委ねる。
[装備]君島の車@スクライド
[支給品]支給品一式、S&W M10(6/6)、S&W M10の弾薬(24/24)@バトル・ロワイアル
[状態]健康
[思考・行動]
1:協力者を集めてこの殺し合いをとめ、V.V.を逮捕する。
2:劉鳳と接触する策にやや消極的。判断を光太郎に委ねる。
【岩崎みなみ@らき☆すた(漫画)】
[装備]無し
[支給品]支給品一式
[状態]健康、ゆたかを失ったことに深い悲しみ。カズマ、光太郎を信頼。親友に関して光太郎に共感。
[思考・行動]
1:L、右京、光太郎と共に行動。
2:ゆたかの仇をとりたい?
3:他の知り合いが心配
4:カズマともう一度会いたい
5:V.V.の言葉も頭の片隅に留めておく
[装備]無し
[支給品]支給品一式
[状態]健康、ゆたかを失ったことに深い悲しみ。カズマ、光太郎を信頼。親友に関して光太郎に共感。
[思考・行動]
1:L、右京、光太郎と共に行動。
2:ゆたかの仇をとりたい?
3:他の知り合いが心配
4:カズマともう一度会いたい
5:V.V.の言葉も頭の片隅に留めておく
【南光太郎@仮面ライダーBLACK(実写)】
[装備]無し
[支給品]支給品一式 未確認(1~3)
[状態]健康
[思考・行動]
1:Lの問いに自分の答えを返す。
2:この殺し合いを潰し、主催の野望を阻止する。
3:主催とゴルゴムがつながっていないか、確かめる。
4:信彦(シャドームーン)とは出来れば闘いたくない……。
5:みなみを守る。
[装備]無し
[支給品]支給品一式 未確認(1~3)
[状態]健康
[思考・行動]
1:Lの問いに自分の答えを返す。
2:この殺し合いを潰し、主催の野望を阻止する。
3:主催とゴルゴムがつながっていないか、確かめる。
4:信彦(シャドームーン)とは出来れば闘いたくない……。
5:みなみを守る。
※みなみを秋月杏子と重ねています。
※本編五十話、採石場に移動直前からの参戦となります。
※本編五十話、採石場に移動直前からの参戦となります。
【今回だけの共通備考】
Lの提案、北西を探索し劉鳳と接触するか否かの光太郎の判断は後続にお任せします。
Lの提案、北西を探索し劉鳳と接触するか否かの光太郎の判断は後続にお任せします。
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053:神経質な者、単細胞な者 | L | 097:たいせつなひと |
杉下右京 | ||
岩崎みなみ | ||
021:走れ、仮面ライダーBLACK! 少女の命が今危ない! | 南光太郎 |