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鷹野三四は"彼女"と一緒にモニターに視線を注いでいた。
薄暗い部屋に設置された多数のモニターは、全てが同じ映像を流している。
そこに映されているのは、白い制服の少年が必死に叫んでいる場面。
彼の傍にはスーツの青年とセーラー服の少女がいて、足下には青いブレザーの少年の遺体が転がっていた。
薄暗い部屋に設置された多数のモニターは、全てが同じ映像を流している。
そこに映されているのは、白い制服の少年が必死に叫んでいる場面。
彼の傍にはスーツの青年とセーラー服の少女がいて、足下には青いブレザーの少年の遺体が転がっていた。
「……なんで……ッ!」
鷹野はギリギリと歯軋りをしている。
額には青筋が浮かび、握り締める拳はわなわなと震えていた。
一方で”彼女”は悲しそうな顔している。
だが、ほんの僅かではあるが、希望を抱いているかのようにも見えた。
額には青筋が浮かび、握り締める拳はわなわなと震えていた。
一方で”彼女”は悲しそうな顔している。
だが、ほんの僅かではあるが、希望を抱いているかのようにも見えた。
「ッ!」
乱暴に椅子を引いて立ち上がる鷹野。
そのまま椅子を戻さず、かつかつとハイヒールを鳴らしながら薄暗い部屋を出ていく。
細長い廊下を歩く彼女に、かつて入江診療所でナースを務めていた頃の面影はない。
そこにいるのは、激情と妄執に囚われた鬼だった。
そのまま椅子を戻さず、かつかつとハイヒールを鳴らしながら薄暗い部屋を出ていく。
細長い廊下を歩く彼女に、かつて入江診療所でナースを務めていた頃の面影はない。
そこにいるのは、激情と妄執に囚われた鬼だった。
「V.V.!」
V.V.の名を叫びながら、鷹野は彼の君臨する部屋へと足を踏み入れる。
彼は椅子に腰掛け、目の前に飾られたいくつものモニターに視線を注いでいた。
モニターには病院や警察署といった参加者が集中している箇所を映しており、その中には先程まで彼女が見ていた教会前の映像もある。
彼は椅子に腰掛け、目の前に飾られたいくつものモニターに視線を注いでいた。
モニターには病院や警察署といった参加者が集中している箇所を映しており、その中には先程まで彼女が見ていた教会前の映像もある。
「そろそろ来る頃だと思っていたよ」
長過ぎる白髪を引き摺らせながら、彼は気怠そうに振り返る。
猫を被ったかのような明るい声を聞き、鷹野は不愉快そうに眉を顰めた。
猫を被ったかのような明るい声を聞き、鷹野は不愉快そうに眉を顰めた。
部屋中に響き渡るような大声で、V.V.に言葉を叩き付ける鷹野。
一方でV.V.は、余裕綽々といった様子で笑っている。
一方でV.V.は、余裕綽々といった様子で笑っている。
「ああ、そのことか、それなら竜宮レナは生き残ったから問題ないと思うんだけどな」
「そういう問題じゃないわ!
もし蒼嶋駿朔が庇わなかったら、二人と死んでいたじゃない!?」
「でも実際は庇ったじゃないか、竜宮レナはは生き残っている、君の目的も果たされるだろう?」
「だから、そういう問題じゃ――――」
「鷹野、この世に『もし』なんてものは存在しないんだよ?」
「そういう問題じゃないわ!
もし蒼嶋駿朔が庇わなかったら、二人と死んでいたじゃない!?」
「でも実際は庇ったじゃないか、竜宮レナはは生き残っている、君の目的も果たされるだろう?」
「だから、そういう問題じゃ――――」
「鷹野、この世に『もし』なんてものは存在しないんだよ?」
鷹野の言葉に被せるように、V.V.は長々と語りだす。
「全ての人間が一度くらいは『もし』を考えたことがあるんだろうけど、世界中の何処にも『もし』は転がっていないんだ
全ては過ぎ去った過去であって、『もし』が入り込む余地なんてない
そこにあるのは事実だけでなければならないんだよ
君ならその事がよく分かるよね?」
全ては過ぎ去った過去であって、『もし』が入り込む余地なんてない
そこにあるのは事実だけでなければならないんだよ
君ならその事がよく分かるよね?」
子供の姿をしたV.V.に、子供を諭すような口調で宥められる。
あまりに屈辱的な行いに、彼女は額に青筋を立てていた。
そもそもこれは論点のすり替えであり、彼女が指摘していることとはまるで別問題だ。
しかしそれを指摘しようとして、鷹野は言葉を飲み込む。
V.V.の見下すような面を見て、これ以上の問答が無駄だと悟ったのだ。
あまりに屈辱的な行いに、彼女は額に青筋を立てていた。
そもそもこれは論点のすり替えであり、彼女が指摘していることとはまるで別問題だ。
しかしそれを指摘しようとして、鷹野は言葉を飲み込む。
V.V.の見下すような面を見て、これ以上の問答が無駄だと悟ったのだ。
「……こういうことが続くようなら、私にも考えがあるわよ」
「そう、でももう君の世界からの参加者は一人しかいないね」
「そう、でももう君の世界からの参加者は一人しかいないね」
踵を返そうとして、寸前で嘲るように笑うV.V.の顔を視界に入れてしまう。
憎々しげにその顔を睨みつけ、鷹野はV.V.の部屋を後にした。
憎々しげにその顔を睨みつけ、鷹野はV.V.の部屋を後にした。
(V.V.……やはり信用できない!)
V.V.の部屋から自分の部屋に繋がる廊下を歩きながら、鷹野はV.V.への不信感を募らせていた。
確かにV.V.は牢獄から自分を救い出し、目的の下地を整えてくれた恩人だ。
利害が一致したこともあり、彼の開催するバトルロワイアルの強力するのもやぶさかではなかった。
だが、そこまでである。
崇拝する程の恩義を感じているわけでもなく、祖父のような親しみも感じない。
バトルロワイアルを運営する面子は対等な関係に見えるが、自分は格下のように扱われている。
ラプラスの魔は分からないが、少なくともV.V.は自分を格下と捉えているだろう。
それでもV.V.に強力しているのは、あくまで自らの目的のためだ。
その目的を達成するためには、部活メンバーの生存が必須である。
にも関わらず、V.V.は部活メンバーの全滅を見逃そうとした。
もはや、これは裏切りに近い。
確かにV.V.は牢獄から自分を救い出し、目的の下地を整えてくれた恩人だ。
利害が一致したこともあり、彼の開催するバトルロワイアルの強力するのもやぶさかではなかった。
だが、そこまでである。
崇拝する程の恩義を感じているわけでもなく、祖父のような親しみも感じない。
バトルロワイアルを運営する面子は対等な関係に見えるが、自分は格下のように扱われている。
ラプラスの魔は分からないが、少なくともV.V.は自分を格下と捉えているだろう。
それでもV.V.に強力しているのは、あくまで自らの目的のためだ。
その目的を達成するためには、部活メンバーの生存が必須である。
にも関わらず、V.V.は部活メンバーの全滅を見逃そうとした。
もはや、これは裏切りに近い。
(…………)
思い出すのは牢獄の中での光景。
終末作戦の首謀者として収監され、同時に雛見沢症候群の治療を受ける毎日。
苦しい日々ではあったが、富竹がずっと傍にいてくれた。
決して口に出さなかったが、悪くない日々だったと思っていた。
だからこそ、後ろ髪を引かれるようなしこりが残る。
もし、あの場にV.V.が現れなければ。
もし、あの事実を知らされることがなければ――――
終末作戦の首謀者として収監され、同時に雛見沢症候群の治療を受ける毎日。
苦しい日々ではあったが、富竹がずっと傍にいてくれた。
決して口に出さなかったが、悪くない日々だったと思っていた。
だからこそ、後ろ髪を引かれるようなしこりが残る。
もし、あの場にV.V.が現れなければ。
もし、あの事実を知らされることがなければ――――
(くだらないわね)
先ほどV.V.が言ったように、世界中の何処にも『もし』は転がっていない。
数奇な運命を体験した自分だからこそ、彼女はそれをよく理解していた。
数奇な運命を体験した自分だからこそ、彼女はそれをよく理解していた。
☆ ☆ ☆
「はぁ……」
ベッドに腰掛けながら、鷹野は湿った溜め息を吐く。
全てが終わった後、雛見沢症候群に感染していた彼女は医療刑務所に収監されていた。
重犯罪者な上に未知の病気に感染しているため、彼女に与えられた自由は少ない。
しかし彼女の収監されている部屋は窓があって、机もあって、ベッドもあって、水道もあって、トイレもある。
鉄格子こそ嵌められているが、一つの村を壊滅させようとした犯罪者の扱いとしては破格だろう。
富竹や入江などの多くの人物が彼女を気にしているため、彼女の待遇は確保されているのだ。
特に富竹は毎日のように面会に来てくれるし、雛見沢症候群も少しずつではあるが快方に向かっている。
祖父の研究も無駄になることはなくなり、彼女としては肩の荷が下りた気分だった。
全てが終わった後、雛見沢症候群に感染していた彼女は医療刑務所に収監されていた。
重犯罪者な上に未知の病気に感染しているため、彼女に与えられた自由は少ない。
しかし彼女の収監されている部屋は窓があって、机もあって、ベッドもあって、水道もあって、トイレもある。
鉄格子こそ嵌められているが、一つの村を壊滅させようとした犯罪者の扱いとしては破格だろう。
富竹や入江などの多くの人物が彼女を気にしているため、彼女の待遇は確保されているのだ。
特に富竹は毎日のように面会に来てくれるし、雛見沢症候群も少しずつではあるが快方に向かっている。
祖父の研究も無駄になることはなくなり、彼女としては肩の荷が下りた気分だった。
「……」
だからこそ、空虚感を覚える。
富竹との面会が終わった直後は、それがより顕著だった。
激動といっても過言ではない人生だったが、今の彼女には何も背負うものがない。
それは悪いことではないが、いきなり生きる目的を失ったのだ。
この空虚感を埋めるには、長い年月を要するのだろう。
富竹の少し困ったような笑顔が、瞼の裏に焼き付いて離れない。
それは幻のようであり、触れようとすると霧散してしまう。
空を触れた手を見て、鷹野は呆然としていた。
富竹との面会が終わった直後は、それがより顕著だった。
激動といっても過言ではない人生だったが、今の彼女には何も背負うものがない。
それは悪いことではないが、いきなり生きる目的を失ったのだ。
この空虚感を埋めるには、長い年月を要するのだろう。
富竹の少し困ったような笑顔が、瞼の裏に焼き付いて離れない。
それは幻のようであり、触れようとすると霧散してしまう。
空を触れた手を見て、鷹野は呆然としていた。
「やぁ、こんにちは、君が鷹野三四だね?」
そんな孤独感に苛まれている時に、あの少年は現れた。
華美な衣装に身を包み、長過ぎる白髪を地面に引き摺らせながら。
華美な衣装に身を包み、長過ぎる白髪を地面に引き摺らせながら。
「――――ッ!?」
少年の姿を見た時、鷹野は思わず言葉に詰まってしまう。
少年の格好が奇抜だったというのもあるが、ここは犯罪者を収容する牢獄である。
自由に出入りできる入り口などあるわけもなく、少年がここに入る手段などあるわけがない。
何の前触れもなく、気が付いたら少年は牢獄の中にいたのだ。
少年の格好が奇抜だったというのもあるが、ここは犯罪者を収容する牢獄である。
自由に出入りできる入り口などあるわけもなく、少年がここに入る手段などあるわけがない。
何の前触れもなく、気が付いたら少年は牢獄の中にいたのだ。
「そんなに慌てないでほしいな、僕は怪しい者じゃないよ、V.V.って言うんだ」
V.V.と名乗った少年は怪しい者じゃないというが、到底信じることなどできない。
髪型や衣服も奇抜だし、名前も本名とは思えない。
何より目の前の少年は、見た目からは想像もつかない程の嫌な何かを感じさせた。
例えるならば、古手梨花と似たような何かだ。
髪型や衣服も奇抜だし、名前も本名とは思えない。
何より目の前の少年は、見た目からは想像もつかない程の嫌な何かを感じさせた。
例えるならば、古手梨花と似たような何かだ。
「誰か――――」
「無駄だよ、この世界にはもう僕と君しかいないんだ」
「あ、あなた、何を言って……」
「ほら、窓から外を見てごらんよ」
「無駄だよ、この世界にはもう僕と君しかいないんだ」
「あ、あなた、何を言って……」
「ほら、窓から外を見てごらんよ」
V.V.に促され、鷹野は窓の外に視線を移す。
そして、絶句した。
広がっていたのは夜の星空はなく、絵の具をぶち撒けたかのような奇妙な色をした空間だったからだ。
そして、絶句した。
広がっていたのは夜の星空はなく、絵の具をぶち撒けたかのような奇妙な色をした空間だったからだ。
「何が……目的なの」
V.V.に視線を戻し、鷹野は問い掛ける。
相手は未知の存在ではあったが、だからこそ対話に臨んだ。
並大抵の人間ならば怯えてしまうかもしれないが、彼女には幾度も修羅場をくぐり抜けて備わった度胸がある。
相手は未知の存在ではあったが、だからこそ対話に臨んだ。
並大抵の人間ならば怯えてしまうかもしれないが、彼女には幾度も修羅場をくぐり抜けて備わった度胸がある。
「話が早くて助かるよ、どうしても君に話したいことがあって来たんだ」
「話したいこと……?」
「うん、君がどうして終末作戦に失敗してしまったかを教えたくてね」
「話したいこと……?」
「うん、君がどうして終末作戦に失敗してしまったかを教えたくてね」
こいつの話を聞いてはいけない。
そんな直感が、頭を過る。
だが、V.V.の放った終末作戦の失敗という単語は、鷹野は興味を掴んで離さない。
僅かに逡巡した彼女だが、やがてゆっくりと首肯した
そんな直感が、頭を過る。
だが、V.V.の放った終末作戦の失敗という単語は、鷹野は興味を掴んで離さない。
僅かに逡巡した彼女だが、やがてゆっくりと首肯した
「分かった、じゃあ話すよ」
辿々しい声色で言葉を紡ぎ始めるV.V.。
冗長で回りくどい喋り方ではあったが、鷹野は黙ってそれを聴き続ける。
だが彼の語る内容はあまりにも荒唐無稽であり、到底信じられるものではなかった。
冗長で回りくどい喋り方ではあったが、鷹野は黙ってそれを聴き続ける。
だが彼の語る内容はあまりにも荒唐無稽であり、到底信じられるものではなかった。
「何度も何度も時間が繰り返されていた……?」
「そうだよ」
「そうだよ」
V.V.曰く雛見沢の時間は何度も繰り返されていて、終末作戦が成功するたびにリセットされていたらしい。
何を言っているのだ、と鷹野は目の前にいる少年の頭を疑う。
何を言っているのだ、と鷹野は目の前にいる少年の頭を疑う。
――――だが、もしこれが本当だったとしたら。
「……許せない……ッ!」
何度も実現していたはずの成功は無かったことにされ、たった一度だけの失敗が正史として存在している。
それは鷹野にとって、これ以上にないほど屈辱的な事実だった。
それは鷹野にとって、これ以上にないほど屈辱的な事実だった。
「証拠は……あるのかしら……」
「もちろんあるさ、僕に着いてきてくれるかな」
「もちろんあるさ、僕に着いてきてくれるかな」
V.V.の顔がにやりと歪むが、怒り心頭の彼女が気付くことはない。
彼に言われるがままに目を瞑り、気が付いた時には牢獄ではない別の何処かへと移動していた。
彼に言われるがままに目を瞑り、気が付いた時には牢獄ではない別の何処かへと移動していた。
「ここは……?」
「僕”たち”のアジトさ、カッコいいだろう?」
「僕”たち”のアジトさ、カッコいいだろう?」
二人がいるのはいくつものモニターが用意された部屋。
外壁は黒塗りになっており、まさに秘密基地といった風貌である。
後で知った話だが、ここはV.V.の個室であったようだ。
外壁は黒塗りになっており、まさに秘密基地といった風貌である。
後で知った話だが、ここはV.V.の個室であったようだ。
「しばらくこの部屋を貸すよ、君の見たい映像は勝手に流れるから大丈夫さ」
そう言って踵を返し、V.V.は部屋から立ち去ってしまう。
突然の出来事に戸惑いを隠すことができない鷹野だが、やがて観念したようにモニター前の椅子へと腰掛けた。
突然の出来事に戸惑いを隠すことができない鷹野だが、やがて観念したようにモニター前の椅子へと腰掛けた。
「ッ!」
腰掛けた瞬間、目の前に設置された全てのモニターが一瞬で立ち上がる。
その光景に気圧されながらも、彼女は流れ始めた映像をゆっくりと鑑賞し始めた。
そして――――
その光景に気圧されながらも、彼女は流れ始めた映像をゆっくりと鑑賞し始めた。
そして――――
「なによこれ……なんなのよこれ……」
モニターに映されている映像は、どれもこれも終末作戦に成功している自分の姿。
古手梨花の殺害に成功し、やっとの思いで祖父の夢を叶えた自分の姿。
V.V.の言うことは本当だった。
何度も成功していたはずの事実は無かったことにされ、たった一度の失敗が正史として歴史に刻まれていたのだ。
古手梨花の殺害に成功し、やっとの思いで祖父の夢を叶えた自分の姿。
V.V.の言うことは本当だった。
何度も成功していたはずの事実は無かったことにされ、たった一度の失敗が正史として歴史に刻まれていたのだ。
「信じてもらえたかな?」
「ええ……はっきりと分かったわよ……」
「ええ……はっきりと分かったわよ……」
暗く、重苦しい声で返事をする。
そこにいたのは、祖父の研究成果を知らしめようと躍起になっていたかつての鬼だった。
そこにいたのは、祖父の研究成果を知らしめようと躍起になっていたかつての鬼だった。
「それで……私は何をすればいいのかしら?」
「話が早くて助かるよ、やっぱり君は頭がいいね」
「お世辞はいいわ、要件だけ言いなさい」
「話が早くて助かるよ、やっぱり君は頭がいいね」
「お世辞はいいわ、要件だけ言いなさい」
鷹野が言葉を叩きつけると、V.V.は満足そうに笑う。
そのまま心底楽しそうな口調で、鷹野にとっては到底受け入れ難い事実や目的を語り始めた。
ギアス、コード、異世界、パラレルワールド、バトルロワイアル、そして――――
そのまま心底楽しそうな口調で、鷹野にとっては到底受け入れ難い事実や目的を語り始めた。
ギアス、コード、異世界、パラレルワールド、バトルロワイアル、そして――――
「頭が痛くなってきたわ……」
「大丈夫かい? いきなり色々なことを言い過ぎたかな?」
「いいえ、大丈夫よ、それで結局私は何をすればいいのかしら?」
「うん、君には僕の手伝いをしてほしいんだ、バトルロワイアルは一人でやっていくには骨が折れるからね」
「大丈夫かい? いきなり色々なことを言い過ぎたかな?」
「いいえ、大丈夫よ、それで結局私は何をすればいいのかしら?」
「うん、君には僕の手伝いをしてほしいんだ、バトルロワイアルは一人でやっていくには骨が折れるからね」
V.V.の言葉に、鷹野は拍子抜けしてしまう。
もっと仰々しい仕事を押し付けられることを覚悟していたからだ。
もっと仰々しい仕事を押し付けられることを覚悟していたからだ。
「……私に貴方の手伝いをする利点はあるのかしら?」
しかし、あえて快諾はしなかった。
V.V.という人間の人物像はまだ輪郭を保っておらず、まるで液体のように掴みどころがない。
おそらくは全てを語ったわけではないのだろう。
だが、目の前にある幸せは自らの手で掴み取らなければならない。
V.V.が全てを語らないのなら、自らの手で引きずり出す。
この行動を選択させたのは、彼女が今まで培ってきた人生経験によるものだった。
V.V.という人間の人物像はまだ輪郭を保っておらず、まるで液体のように掴みどころがない。
おそらくは全てを語ったわけではないのだろう。
だが、目の前にある幸せは自らの手で掴み取らなければならない。
V.V.が全てを語らないのなら、自らの手で引きずり出す。
この行動を選択させたのは、彼女が今まで培ってきた人生経験によるものだった。
「やっぱり君は頭がいいね、こんな状況下でも決して自分を見失わない、だからこそ君を選んだんだ」
「それはありがとう、それで――――」
「それはありがとう、それで――――」
「復讐したくないかい?」
鷹野の言葉を遮るように、V.V.は言葉を挟み込む。
「君の人生を嘲笑いながら否定した彼らに、復讐したくないかい?」
☆ ☆ ☆
V.V.の掲げた報酬は二つあった。
一つ目は全てが終わった後、彼女の人生を全力でサポートすること。
高野一二三の研究が世に認められるよう、あらゆる手段を尽くすと約束させた。
そして二つ目は、部活メンバーへの復讐の機会だ。
彼が開催しようとしているバトルロワイアルは、復讐の舞台として最高の条件が整っていた。
前原圭一、竜宮礼奈、園崎魅音、園崎詩音、北条沙都子、北条悟史の六名は、それぞれ別の時間軸から参加させた。
他にも様々な苦難を与えている。
例えば北条悟史には拡声器を支給し、それを使うことで危険人物が集まることを誘発した。
彼が死亡することで園崎詩音が暴走することも、当然のように見越してある。
仮に生き延びたとしても、この悟史は詩音のことを知らない。
彼らが再会したとして、園崎詩音が理想とする関係は結べなかっただろう。
一つ目は全てが終わった後、彼女の人生を全力でサポートすること。
高野一二三の研究が世に認められるよう、あらゆる手段を尽くすと約束させた。
そして二つ目は、部活メンバーへの復讐の機会だ。
彼が開催しようとしているバトルロワイアルは、復讐の舞台として最高の条件が整っていた。
前原圭一、竜宮礼奈、園崎魅音、園崎詩音、北条沙都子、北条悟史の六名は、それぞれ別の時間軸から参加させた。
他にも様々な苦難を与えている。
例えば北条悟史には拡声器を支給し、それを使うことで危険人物が集まることを誘発した。
彼が死亡することで園崎詩音が暴走することも、当然のように見越してある。
仮に生き延びたとしても、この悟史は詩音のことを知らない。
彼らが再会したとして、園崎詩音が理想とする関係は結べなかっただろう。
そして、最も許せない”彼女”は――――
「……」
自動扉をくぐり抜けると、そこにあるのは鷹野に与えられた部屋。
V.V.の部屋と同様に大量のモニターが設置されている機械的な部屋だが、中央に設置された木製の机と二つの椅子が何処かアンバランスさを醸し出していた。
机の上は書類が散乱しているが、椅子の目の前には書類を避けるようにティーセットが置いてある。
鷹野はそこに腰掛けると、小洒落たティーカップに紅茶を注ぎ込んだ。
V.V.の部屋と同様に大量のモニターが設置されている機械的な部屋だが、中央に設置された木製の机と二つの椅子が何処かアンバランスさを醸し出していた。
机の上は書類が散乱しているが、椅子の目の前には書類を避けるようにティーセットが置いてある。
鷹野はそこに腰掛けると、小洒落たティーカップに紅茶を注ぎ込んだ。
(さっきのよりはマシね……)
先程の茶会で飲んだものよりはマシだが、お世辞にも美味しいと言える味ではない。
ずっと昔に雛見沢で飲んだ紅茶を思い出し、鷹野は乾いた溜息を吐いた。
ずっと昔に雛見沢で飲んだ紅茶を思い出し、鷹野は乾いた溜息を吐いた。
「優れない顔ね」
隣の椅子に座る”彼女”から、皮肉交じりの声が聞こえる。
鷹野は忌々しげにそちらを向くと、フッと口端を吊り上げた。
鷹野は忌々しげにそちらを向くと、フッと口端を吊り上げた。
「ええ、せっかく仲間が死んだっていうのに、貴女の反応が面白くないんだもの、つまらないわ」
「何時までもお前の思い通りにしてたら癪だもの」
「……ッ、そうね……貴女はそういう人間だったわね――――古手梨花」
「何時までもお前の思い通りにしてたら癪だもの」
「……ッ、そうね……貴女はそういう人間だったわね――――古手梨花」
”彼女”――――古手梨花に向けて、鷹野は口火を切った。
彼らの中で、最も許せなかったのは古手梨花だった。
存在してはいけない『もし』を、卑怯な手段で存在させた少女。
本来ならば正史として刻まれていた終末作戦を、自らの都合で勝手に捻じ曲げ続けた少女。
それは例えるなら、勝つまでじゃんけんを続けるようなものである。
とっくの昔に掴んでいたはずの幸せを、知らず知らずの内にこの少女に奪われていたのだ。
存在してはいけない『もし』を、卑怯な手段で存在させた少女。
本来ならば正史として刻まれていた終末作戦を、自らの都合で勝手に捻じ曲げ続けた少女。
それは例えるなら、勝つまでじゃんけんを続けるようなものである。
とっくの昔に掴んでいたはずの幸せを、知らず知らずの内にこの少女に奪われていたのだ。
古手梨花はただ殺すだけでは飽き足らない。
徹底的に無力感を噛み締めさせ、その末に孤独の人生を歩ませてやるのだ。
彼女にはV.V.の直属の部下である少年から、『鷹野三四に従え』というギアスを刻まれている。
故に彼女は逃げることもできず、抵抗することもできない。
そして、鷹野は彼女に向けて『仲間の死に様を見続けろ』と命令を下した。
だから古手梨花は物理的な拘束は一切無いまま、仲間の死にゆく様を見せられているのである。
東條悟の裏切りによって北条沙都子が死んだ時、泣き叫びながら鷹野を罵倒した。
園崎詩音がレイ・ラングレンを殺害した時は、心底悔しそうに顔を伏せていた。
その姿を見て、鷹野は復讐を完遂する。
徹底的に無力感を噛み締めさせ、その末に孤独の人生を歩ませてやるのだ。
彼女にはV.V.の直属の部下である少年から、『鷹野三四に従え』というギアスを刻まれている。
故に彼女は逃げることもできず、抵抗することもできない。
そして、鷹野は彼女に向けて『仲間の死に様を見続けろ』と命令を下した。
だから古手梨花は物理的な拘束は一切無いまま、仲間の死にゆく様を見せられているのである。
東條悟の裏切りによって北条沙都子が死んだ時、泣き叫びながら鷹野を罵倒した。
園崎詩音がレイ・ラングレンを殺害した時は、心底悔しそうに顔を伏せていた。
その姿を見て、鷹野は復讐を完遂する。
「……」
完遂するはずだった。
(何故かしら……何も感じない)
彼らが無残な方法で死に絶えようと、梨花が涙を流しながら発狂しようと。
鷹野は何も感じない。
軍隊を差し向けても死ななかった彼らは、鷹野の予想を越える速度で呆気なく死んでしまった。
小此木以上に格闘技に精通していた園崎魅音は、抵抗する暇もなくこの世を去った。
大勢の軍人を欺いた北条沙都子は、一人の陰気な青年によって死んだ。
これが終末作戦を打ち破った者たちの末路かと、思わず目を疑ってしまう。
しぶとく生き残るだろうと思っていた彼らは、全体の人数が半分になる前に残り二人となっていた。
鷹野は何も感じない。
軍隊を差し向けても死ななかった彼らは、鷹野の予想を越える速度で呆気なく死んでしまった。
小此木以上に格闘技に精通していた園崎魅音は、抵抗する暇もなくこの世を去った。
大勢の軍人を欺いた北条沙都子は、一人の陰気な青年によって死んだ。
これが終末作戦を打ち破った者たちの末路かと、思わず目を疑ってしまう。
しぶとく生き残るだろうと思っていた彼らは、全体の人数が半分になる前に残り二人となっていた。
「それに」
鷹野が物思いに更けていると、梨花が唐突に言葉を紡ぎだす。
この場に不釣り合いな程に得意げな顔で、思わず額に皺が寄ってしまう。
この場に不釣り合いな程に得意げな顔で、思わず額に皺が寄ってしまう。
「私はレナから教えてもらったもの」
「……何をかしら?」
「どんなことがあっても、やっぱり私たちは仲間なんだって」
「……何をかしら?」
「どんなことがあっても、やっぱり私たちは仲間なんだって」
ギリッ、と奥歯を噛み締めた。
竜宮礼奈と園崎詩音が邂逅した時、ようやく溜飲を下げることができると思った。
だが、彼女たちが罵り合っても何の感慨も浮かばない。
むしろ竜宮礼奈の並べる綺麗事に、余計苛立ちが溜まるだけである。
園崎詩音の復讐を否定する彼女の言葉は、モニターを通して己を否定してくるかのようでどうしようもなく不快な気分にさせられたのだ。
竜宮礼奈と園崎詩音が邂逅した時、ようやく溜飲を下げることができると思った。
だが、彼女たちが罵り合っても何の感慨も浮かばない。
むしろ竜宮礼奈の並べる綺麗事に、余計苛立ちが溜まるだけである。
園崎詩音の復讐を否定する彼女の言葉は、モニターを通して己を否定してくるかのようでどうしようもなく不快な気分にさせられたのだ。
「お困りのようですね」
不意に背後から声が響いた。
ハッとして後ろを向くと、そこにいるのはラプラスの魔。
二足歩行する長身の兎がタキシードを着ている姿は、いつ見ても酷く不気味だった。
ハッとして後ろを向くと、そこにいるのはラプラスの魔。
二足歩行する長身の兎がタキシードを着ている姿は、いつ見ても酷く不気味だった。
「何の用かしら? 女性の部屋にノックもせずに入ってくるなんて」
「これは手厳しい。ですが許していただきたい、なにせ兎は寂しいと死んでしまう生物なのですから」
「あら、それはデマじゃなかったかしら?」
「これは手厳しい。ですが許していただきたい、なにせ兎は寂しいと死んでしまう生物なのですから」
「あら、それはデマじゃなかったかしら?」
嫌いというわけではないが、鷹野はラプラスの魔が苦手だった。
その容貌もさることながら、彼特有の言葉遊びの意図を解釈するのに頭を悩ませることが多い。
V.V.以上に何を考えているか分からないのだ。
その容貌もさることながら、彼特有の言葉遊びの意図を解釈するのに頭を悩ませることが多い。
V.V.以上に何を考えているか分からないのだ。
「これはこれは……先ほどは随分と大きな剣幕でお話されてましたね」
聞かれていたのかと、鷹野は面倒くさそうに思考する。
底意地の悪さが目立つV.V.と違い、ラプラスの魔は一向にその考えを掴むことができない。
これでは、相手にするのも一苦労というものである。
底意地の悪さが目立つV.V.と違い、ラプラスの魔は一向にその考えを掴むことができない。
これでは、相手にするのも一苦労というものである。
「先程も申し上げた通り、道化師という生き物は気紛れです」
かつかつと足音を立てながら、ラプラスの魔が近づいてくる。
「その気紛れで全てが台無しになる前に、”貴女自身の手で幸せを掴み取る”ことをお勧めしますよ」
思わず後退ってしまう。
今まで平静を保っていた梨花も、ラプラスの魔の放つ異様な雰囲気に気圧されているようだった。
かつん、とテーブルの脚にかかとが着く。
ラプラスの魔の顔が、すぐ傍にまで来ていた。
今まで平静を保っていた梨花も、ラプラスの魔の放つ異様な雰囲気に気圧されているようだった。
かつん、とテーブルの脚にかかとが着く。
ラプラスの魔の顔が、すぐ傍にまで来ていた。
「そのための力は、既に貴女の手の内にあるのですから」
一寸の光も灯っていない真っ赤な目に、あからさまに狼狽した自分の顔が映っている。
悲鳴を上げてしまいそうになるが、寸前のところで押し留めた。
悲鳴を上げてしまいそうになるが、寸前のところで押し留めた。
「少し驚かせ過ぎたようですね」
ラプラスの魔の顔が離れていく。
全身が氷のように冷えている中、心臓だけが人事のようにドクンドクンと脈動していた。
全身が氷のように冷えている中、心臓だけが人事のようにドクンドクンと脈動していた。
「兎と鷹、狩られる側と狩る側、それを踏み越えてしまうのが種としての領分を越える行いです、私はここで御暇しましょう」
踵を返し、来た時と同じようにかつかつと足音を立てながらラプラスの魔は去っていく。
タキシードの裾がひらひらと揺れるのを、鷹野は指一つ動かすことなく見続けていた。
タキシードの裾がひらひらと揺れるのを、鷹野は指一つ動かすことなく見続けていた。
「……」
自動扉が閉まったのを確認し、鷹野はようやく息を吐く。
やはりラプラスの魔の相手をするのは疲れると、改めて実感した瞬間だった。
一分程度しか会話をしていないのに、額にはびっしりと脂汗が浮かんでいる。
それを拭おうとハンカチを取り出すため、鷹野はポケットの中に手を入れた。
やはりラプラスの魔の相手をするのは疲れると、改めて実感した瞬間だった。
一分程度しか会話をしていないのに、額にはびっしりと脂汗が浮かんでいる。
それを拭おうとハンカチを取り出すため、鷹野はポケットの中に手を入れた。
「ッ!?」
ハンカチの他にもう一つ、覚えのない角ばった感触が手を伝う。
急いでそれを取り出すと、鷹野は目を疑った。
急いでそれを取り出すと、鷹野は目を疑った。
話は逸れるが、このバトルロワイアルには数多くの支給品が登場した。
銃器や刀剣類などの武器から、詳細名簿や探知機のように便利なもの、本や水着のように殆ど役に立たないもの。
だがその中で、日の目を見ることなく封印された支給品もいくつかあった。
KMFやヨロイ、デスノートやCOMPなどがそれに当たる。
それの有無により、著しく戦力バランスが変わってしまうからだ。
鷹野にとってはどうでもよかったが、V.V.曰くゲームバランスは重要ということらしい。
そして、その中の一つにある道具があった。
死んだ妹を生き返らせるため、狂った兄が作り上げた道具。
最後に生き残った戦士を屠るため、他の物よりも圧倒的に強力に仕上がった一品。
それを誰でも使用できるというのはまずいと判断され、他の物と一緒に封印されてたはずの物。
銃器や刀剣類などの武器から、詳細名簿や探知機のように便利なもの、本や水着のように殆ど役に立たないもの。
だがその中で、日の目を見ることなく封印された支給品もいくつかあった。
KMFやヨロイ、デスノートやCOMPなどがそれに当たる。
それの有無により、著しく戦力バランスが変わってしまうからだ。
鷹野にとってはどうでもよかったが、V.V.曰くゲームバランスは重要ということらしい。
そして、その中の一つにある道具があった。
死んだ妹を生き返らせるため、狂った兄が作り上げた道具。
最後に生き残った戦士を屠るため、他の物よりも圧倒的に強力に仕上がった一品。
それを誰でも使用できるというのはまずいと判断され、他の物と一緒に封印されてたはずの物。
「オーディン……」
金色の背景に不死鳥が刻まれたケース――――オーディンのデッキ。
それが今、鷹野の手の内にあった。
それが今、鷹野の手の内にあった。
――――すべからく、成すべき事は急いだ方が良い……道化師の気紛れが、全てを台無しにしてしまわぬうちに。
茶会の時にラプラスの魔が放った言葉を脳裏で反芻させる。
生き残ったのも竜宮礼奈一人になり、彼女も何時死ぬか分かったものではない。
彼女の死でも何も得るものがなかったら、何のためにV.V.に協力したのか分からない。
その状態でV.V.に協力し続けるのは、御免被りたかった。
生き残ったのも竜宮礼奈一人になり、彼女も何時死ぬか分かったものではない。
彼女の死でも何も得るものがなかったら、何のためにV.V.に協力したのか分からない。
その状態でV.V.に協力し続けるのは、御免被りたかった。
(ならば、いっそ)
何時死ぬか分からないのなら、いっそのこと自分の手でとどめを刺す。
最後の一人なのだから、そういったサプライズがあってもいいだろう。
そうすることで、復讐は完遂するのかもしれない。
道化師が気紛れを起こす前に、自らの手で幸せを掴み取るのだ。
最後の一人なのだから、そういったサプライズがあってもいいだろう。
そうすることで、復讐は完遂するのかもしれない。
道化師が気紛れを起こす前に、自らの手で幸せを掴み取るのだ。
「ふふ……」
笑いが漏れる。
それは自然に出てきた笑いなのか、それとも無理をして作った作り笑いなのか。
彼女には判断することができなかった。
だが、たった一つだけ言えることがある。
一度裏切ったにも関わらず親身になってくれた富竹を、自分はまた裏切った。
二度も裏切った以上、彼の前に姿を現す訳にはいかないだろう。
それは自然に出てきた笑いなのか、それとも無理をして作った作り笑いなのか。
彼女には判断することができなかった。
だが、たった一つだけ言えることがある。
一度裏切ったにも関わらず親身になってくれた富竹を、自分はまた裏切った。
二度も裏切った以上、彼の前に姿を現す訳にはいかないだろう。
後戻りは、もう出来ない
【一日目夕方/???】
【鷹野三四@ひぐらしのなく頃に】
[装備]無し
[支給品]オーディンのデッキ@仮面ライダー龍騎
[状態]健康
[思考・行動]
1:竜宮礼奈を殺す。
※他にも何か所持している可能性があります。
【鷹野三四@ひぐらしのなく頃に】
[装備]無し
[支給品]オーディンのデッキ@仮面ライダー龍騎
[状態]健康
[思考・行動]
1:竜宮礼奈を殺す。
※他にも何か所持している可能性があります。
【古手梨花@ひぐらしのなく頃に】
[装備]無し
[支給品]無し
[状態]健康
[思考・行動]
1:???
※銀髪の少年により『鷹野三四に従え』というギアスをかけられています。
[装備]無し
[支給品]無し
[状態]健康
[思考・行動]
1:???
※銀髪の少年により『鷹野三四に従え』というギアスをかけられています。
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| 132:茶会 | V.V. | 145:第三回放送 |
| 鷹野三四 | ||
| ラプラスの魔 | ||
| GAME START | 古手梨花 |