夢見るように目覚めて ◆ew5bR2RQj.
「じゃあ、ちょっと眠らせてもらう」
「全く……こんな時に……」
大きな図体でベッドを占領している男を見て、大きく溜め息を吐いたのはC.C.。
脈絡もなく彼が「疲れた」と告げたのは十分ほど前だった。
呆然としながらも説得はしたが、彼は一切聞く耳を持たない。
C.C.としては早いうちに竜宮レナと合流したかったが、結局傍にあった民家で休憩を摂ることとした。
脈絡もなく彼が「疲れた」と告げたのは十分ほど前だった。
呆然としながらも説得はしたが、彼は一切聞く耳を持たない。
C.C.としては早いうちに竜宮レナと合流したかったが、結局傍にあった民家で休憩を摂ることとした。
「だが……まぁ……仕方ないか」
「しかし……レナの奴、何処に……」
市街部に辿り着いた当初、彼らは進行先を決めかねていた。
目的はレナとの合流であるが、彼女が何処にいるのか分からない。
市街部は会場の四分の一を占めており、闇雲に探してもまず見つからないだろう。
どうするか悩んでいると、遠くの方で大きな爆発が起きた。
それ以外の道標もなく、半ば当てずっぽうではあるが爆心地に向かうことにしたのである。
少なくとも誰かいるというのが、ヴァンの見解であった。
目的はレナとの合流であるが、彼女が何処にいるのか分からない。
市街部は会場の四分の一を占めており、闇雲に探してもまず見つからないだろう。
どうするか悩んでいると、遠くの方で大きな爆発が起きた。
それ以外の道標もなく、半ば当てずっぽうではあるが爆心地に向かうことにしたのである。
少なくとも誰かいるというのが、ヴァンの見解であった。
「はぁ……」
バトルロワイアルに巻き込まれてから、もうすぐ十八時間が経過しようとしている。
C.C.が不老不死と言えど、食事や睡眠は欠かすことができない。
死ぬことはないが、とても苦しいのである。
何もせずにいると眠気が襲ってくるが、それに身を任すわけにもいかない。
今の彼女はいわば見張り役であり、少なくともヴァンが寝ている間は起きている必要がある。
彼は途中で交代すると言っていたものの、できることならしばらくは眠らせてやりたかった。
C.C.が不老不死と言えど、食事や睡眠は欠かすことができない。
死ぬことはないが、とても苦しいのである。
何もせずにいると眠気が襲ってくるが、それに身を任すわけにもいかない。
今の彼女はいわば見張り役であり、少なくともヴァンが寝ている間は起きている必要がある。
彼は途中で交代すると言っていたものの、できることならしばらくは眠らせてやりたかった。
――――俺は……このくだらねぇ殺し合いの間だけだがよ。あんたの護衛を、続けてやってもいい
二回目の放送を迎える直前、彼が口走った言葉だ。
あれから戦闘を行うことはなかったが、それでも護衛を続けていることには変わりない。
だから、今だけは自分が護衛を変わってやってもいい。
寝ている間も帽子を脱がない男を見て、彼女は自嘲気味に笑った。
あれから戦闘を行うことはなかったが、それでも護衛を続けていることには変わりない。
だから、今だけは自分が護衛を変わってやってもいい。
寝ている間も帽子を脱がない男を見て、彼女は自嘲気味に笑った。
「……一時間か」
ふと、壁に立て掛けてある時計に視線を移す。
ヴァンが眠り始めてから、およそ一時間が経過していた。
彼女は不死であるためか、時間の流れに関してややずぼらなところがある。
今まで集まった情報を整理していたというのもあるだろうが、一時間程度なら一瞬と変わりなかった。
太陽は沈みつつあり、空は綺麗な紅色に染まっている。
彼女たちがいるのは民家の二階にある寝室であり、窓から美しい夕焼けを一望することができた。
ヴァンが眠り始めてから、およそ一時間が経過していた。
彼女は不死であるためか、時間の流れに関してややずぼらなところがある。
今まで集まった情報を整理していたというのもあるだろうが、一時間程度なら一瞬と変わりなかった。
太陽は沈みつつあり、空は綺麗な紅色に染まっている。
彼女たちがいるのは民家の二階にある寝室であり、窓から美しい夕焼けを一望することができた。
「なんだ……?」
夕焼けに、影が差す。
太陽を遮るように、窓の外に何かが現れたのだ。
太陽を遮るように、窓の外に何かが現れたのだ。
「覇亜亜亜亜亜亜亜亜!」
影の正体が人間であると気付くが、その時にはもう遅い。
怒声とともに、パリンっと音が鳴る。
向こうにいた人間が拳骨を繰り出し、窓ガラスを打ち破ってきたのだ。
驚いたのも束の間、そこに空いた穴から影が侵入してきた。
怒声とともに、パリンっと音が鳴る。
向こうにいた人間が拳骨を繰り出し、窓ガラスを打ち破ってきたのだ。
驚いたのも束の間、そこに空いた穴から影が侵入してきた。
「嘲笑フフ……」
部屋に侵入されたことで、その全身が顕になる。
その姿に、彼女は見覚えがあった。
シャドームーンと戦う際、一時的ではあるが共闘した男。
しかし友好的な関係ではなく、シャドームーンの乱入がなければ間違いなく交戦していた。
白髪の男――――雪代縁だ。
その姿に、彼女は見覚えがあった。
シャドームーンと戦う際、一時的ではあるが共闘した男。
しかし友好的な関係ではなく、シャドームーンの乱入がなければ間違いなく交戦していた。
白髪の男――――雪代縁だ。
「外にお前達の乗り物があったから覗いてみたが……まさか本当に居るとはナ」
縁の話を聞き、思わずC.C.は舌打ちをする。
周囲にバトルホッパーを隠す場所がなかったため、目立たない場所に停車させるしかなかったのだ。
周囲にバトルホッパーを隠す場所がなかったため、目立たない場所に停車させるしかなかったのだ。
「お前たちに怨みはない……だが姉さんのために死んでもらう」
腰に差していた刀を抜き、C.C.を見据える縁。
サングラス越しに光るその瞳は、あらゆる負の感情を煮詰めたかのような暗く沈んでいた。
C.C.は腕に巻き付けていた布を三節棍に変化させて構えるが、彼女に杖術の心得はない。
本格的な戦闘になれば、あっという間に押し負けてしまうだろう。
縁の視線とC.C.の視線が、空中で交錯する。
一触即発と呼ぶに相応しい事態だ。
サングラス越しに光るその瞳は、あらゆる負の感情を煮詰めたかのような暗く沈んでいた。
C.C.は腕に巻き付けていた布を三節棍に変化させて構えるが、彼女に杖術の心得はない。
本格的な戦闘になれば、あっという間に押し負けてしまうだろう。
縁の視線とC.C.の視線が、空中で交錯する。
一触即発と呼ぶに相応しい事態だ。
「ふあぁぁ~……」
そんな空気をぶち壊すかのように、間延びした声が響く。
誰の声かなど、今更問うまでもない。
誰の声かなど、今更問うまでもない。
「ったくよぉ……人がせっかく気持ちよく寝てたってのに……」
ガラスの割れる音で目を覚ましたのか。
ベッドに寝そべっていたヴァンが、寝ぼけ眼を擦りながら伸びをしていた。
ベッドに寝そべっていたヴァンが、寝ぼけ眼を擦りながら伸びをしていた。
「フン、そのままずっと眠っていればいいものヲ」
怠そうに首を回し、ベッドから降りるヴァン。
そのままC.C.を庇うように前へ出て、西日を背に立つ縁へと対峙する。
そのままC.C.を庇うように前へ出て、西日を背に立つ縁へと対峙する。
「またテメエか、人のお昼寝を邪魔しやがって」
「それはこっちのセリフだ」
「はぁ? なんのことだ」
「ッ……何でもない」
「それはこっちのセリフだ」
「はぁ? なんのことだ」
「ッ……何でもない」
ヴァンの問い詰められ、縁は苦虫を噛み潰したような表情をしながら顔を逸らす。
その行動を見て、ヴァンは余計に首を傾げていた。
その行動を見て、ヴァンは余計に首を傾げていた。
「そういえば……あいつはどうした」
「あいつ……ああ、あの猿顔のことカ」
「あいつ……ああ、あの猿顔のことカ」
猿顔――――数時間前に会話したルパン三世のことだろう。
何故その名前がここで出てくるのか、彼女にはいまいち分からない。
何故その名前がここで出てくるのか、彼女にはいまいち分からない。
「殺したヨ」
ニヤリと口端を吊り上げる縁。
そのあまりに邪悪な笑みに、C.C.は背筋の凍るような感触を覚える。
そのあまりに邪悪な笑みに、C.C.は背筋の凍るような感触を覚える。
「まさかヴァン! あの時のあれは……」
別れる直前、ヴァンとルパンは奇妙なやり取りを行なっていた。
あの時はその意図が分からなかったが、今なら理解することができた。
あれは傍に危険人物がいるという、ルパンへの警告だったのだ。
あの時はその意図が分からなかったが、今なら理解することができた。
あれは傍に危険人物がいるという、ルパンへの警告だったのだ。
「そうかよ」
胸糞悪そうに顔を歪めると、ヴァンは傍に置いてあったデイパックに手を伸ばす。
武器を取り出すのかと思ったが、口も開けずに彼はそのまま背負う。
そして、部屋の出口へと向かった。
武器を取り出すのかと思ったが、口も開けずに彼はそのまま背負う。
そして、部屋の出口へと向かった。
「は?」
思わず間の抜けた声が出てしまう。
これほどの危険人物を前にして、ヴァンはこの場を去ろうとしているのだ。
これほどの危険人物を前にして、ヴァンはこの場を去ろうとしているのだ。
「おい」
怒気を孕んだ低い声で、ヴァンを呼び掛ける縁。
「なんだよ」
「まさかこのまま出て行くつもりか?」
「そうだよ」
「俺が許すと思うのカ?」
「うるせぇ、俺はテメエの顔なんか見たくねぇんだよ……今は特にな」
「まさかこのまま出て行くつもりか?」
「そうだよ」
「俺が許すと思うのカ?」
「うるせぇ、俺はテメエの顔なんか見たくねぇんだよ……今は特にな」
苛立ちながら言葉を叩き付ける縁と、呆れ混じりでそれを躱すヴァン。
互いに相手を見てはいるが、まるで意思の疎通はできていない。
互いに相手を見てはいるが、まるで意思の疎通はできていない。
「コノッ!」
C.C.の側を、突風が過ぎ去る。
腰の刀を抜いた縁が、彼女の横を通ってヴァンに攻め寄ったのだ。
腰の刀を抜いた縁が、彼女の横を通ってヴァンに攻め寄ったのだ。
「ぐっ……!」
だが、その動きは突然制止した。
いや、制止させられたと言った方が正しいだろう。
ヴァンの傍に設置されていた姿見から巨大な蝙蝠が現れ、縁の動きを阻害したのだ。
いや、制止させられたと言った方が正しいだろう。
ヴァンの傍に設置されていた姿見から巨大な蝙蝠が現れ、縁の動きを阻害したのだ。
「本当に出てくるんだな……」
手に持ったカードを興味深そうに眺めるヴァン。
彼が手にしているのは契約モンスターである巨大な蝙蝠――――ダークウイングを呼び出すカードだ。
ダークウイングの姿を見て、縁は憎々しげに顔を歪める。
もしここが屋内でなければ、ヴァンがカードを掲げるよりも縁の斬撃の方が速かったかもしれない。
しかしこの部屋には数多くの家具があり、それが障害物となって縁の速度を落としたのだ。
彼が手にしているのは契約モンスターである巨大な蝙蝠――――ダークウイングを呼び出すカードだ。
ダークウイングの姿を見て、縁は憎々しげに顔を歪める。
もしここが屋内でなければ、ヴァンがカードを掲げるよりも縁の斬撃の方が速かったかもしれない。
しかしこの部屋には数多くの家具があり、それが障害物となって縁の速度を落としたのだ。
「あんたは馬鹿じゃない、だから分かるだろ、これの強さが」
ヴァンが掲げているのはナイトのデッキ。
C.C.も縁も一度しか目撃していないが、その道具の強さは理解している。
ただの青年であった東條悟が、及ばなかったとはいえシャドームーンと戦えるほどの強さを得ていたのだから。
C.C.も縁も一度しか目撃していないが、その道具の強さは理解している。
ただの青年であった東條悟が、及ばなかったとはいえシャドームーンと戦えるほどの強さを得ていたのだから。
「俺は……姉さんのために……」
「はぁ……だいたいアンタ、何のために殺し合いなんかしてるんだ」
「決まっている! 姉さんを……死んだ姉さんを生き返らせるためダ!」
「はぁ……だいたいアンタ、何のために殺し合いなんかしてるんだ」
「決まっている! 姉さんを……死んだ姉さんを生き返らせるためダ!」
死んだ家族を生き返らせる。
願いとしてはありがちだが、この男からは妄執と呼べるほどの執念を感じた。
願いとしてはありがちだが、この男からは妄執と呼べるほどの執念を感じた。
「あの着物の女か」
「ッ……貴様も見ていたか」
「ッ……貴様も見ていたか」
シャドームーンとの戦闘で、C.C.は彼にショックイメージを与えて動きを止めようとした。
結局通じなかったものの、その際にヴァンと縁を巻き込んでしまった。
その時に彼らは、互いの記憶を覗き見たのだろう。
結局通じなかったものの、その際にヴァンと縁を巻き込んでしまった。
その時に彼らは、互いの記憶を覗き見たのだろう。
「人の過去を覗き見るとは感心しないな」
「けっ、お互い様だろ」
「けっ、お互い様だろ」
軽口を叩き合い、同時に視線を逸らすヴァンと縁。
緋村剣心は最初の放送で名前を呼ばれていた。
目の前の男はこの会場で、心の底から渇望していた復讐相手を失ったのだ。
目の前の男はこの会場で、心の底から渇望していた復讐相手を失ったのだ。
「なあ、教えてくれ、俺はどうすればいい、俺は……こんな殺し合いなんかで死ぬ弱い男から姉さんを守れなかった
たった一人の大切な人を守れない、仇を取ることもできない、ならどうすればいい! どうすれば姉さんは……」
たった一人の大切な人を守れない、仇を取ることもできない、ならどうすればいい! どうすれば姉さんは……」
握り拳を震わせながら、地団駄を踏む縁。
C.C.は目を疑っていた。
目の前にいる男の印象が、最初に出会った時とはあまりにも違っていたからだ。
最初に出会った時は心を失った幽鬼のように思えたが、今の彼はまるで泣きじゃくる子供のようである。
C.C.は目を疑っていた。
目の前にいる男の印象が、最初に出会った時とはあまりにも違っていたからだ。
最初に出会った時は心を失った幽鬼のように思えたが、今の彼はまるで泣きじゃくる子供のようである。
「知るか」
縁の悲痛な叫びを、ヴァンはたった一言で一蹴する。
「アンタがどうすればいいかなんて、俺が知るわけないだろ」
心底面倒臭いといった様子で、ヴァンは言葉を投げかける。
そのまま身体を翻し、思い出したように一度だけ振り返った。
そのまま身体を翻し、思い出したように一度だけ振り返った。
「けど、一つだけ言わせろ」
俯いていた縁の顔が、ゆっくりと上がる。
「死んだ奴はな、絶対に生き返らないんだ」
最後にそう言い残し、ヴァンは目の前の扉を開けた。
☆ ☆ ☆
「良かったのか?」
「何が?」
「あの男をあのままにして」
「何が?」
「あの男をあのままにして」
背後に抱きついているC.C.が問い掛けてくる。
民家を出た後、彼らはすぐにバトルホッパーに跨った。
まだ休まなくていいのかと尋ねられたが、とてもではないが今は眠れそうにない。
民家を出た後、彼らはすぐにバトルホッパーに跨った。
まだ休まなくていいのかと尋ねられたが、とてもではないが今は眠れそうにない。
「邪魔してこないのなら俺はどうでもいい」
ヴァンが去った後、縁が追ってくることはなかった。
C.C.が扉を潜るのも邪魔することなく、最後まで呆然としたように立ち尽くしていたのだ。
C.C.が扉を潜るのも邪魔することなく、最後まで呆然としたように立ち尽くしていたのだ。
「しかし、あの男はルパンを殺したんだぞ」
「あいつもそれを承知で残ったんだ、俺がとやかく言うことじゃない」
「あいつもそれを承知で残ったんだ、俺がとやかく言うことじゃない」
助けを求めなかったということは、ルパンも殺されるのを覚悟して残ったのだろう。
ルパンとは友人でもなく、僅かな間会話したに過ぎない。
仇討ちをする程の間柄ではなかった。
ルパンとは友人でもなく、僅かな間会話したに過ぎない。
仇討ちをする程の間柄ではなかった。
「それに……今はあいつの顔を見たくない」
眠っている最中、ヴァンは夢を見ていた。
夢の中の自分は小さな子供で、隣には慈しむように笑う姉がいた。
自分には姉さえいればいい、そう思えるほど大事な人だった。
だが、姉は死んだ。
鬱蒼と生い茂った森、薄暗い空から降り続ける雪、一面の銀世界。
その中に、姉が倒れる。
赤い髪の男が、日本刀で姉を刺し殺したのだ。
夢の中の自分は小さな子供で、隣には慈しむように笑う姉がいた。
自分には姉さえいればいい、そう思えるほど大事な人だった。
だが、姉は死んだ。
鬱蒼と生い茂った森、薄暗い空から降り続ける雪、一面の銀世界。
その中に、姉が倒れる。
赤い髪の男が、日本刀で姉を刺し殺したのだ。
「……」
無言のままバトルホッパーを走らせる。
休憩を摂っていた民家はもう見ることができず、ある程度の距離は通過したのだと分かった。
もし侵入してきたのがあの男でなければ、自分は攻撃を加えていたかもしれない。
だが、出来なかった。
縁を通して自分自身を見ているようで、攻撃することができなかったのだ。
休憩を摂っていた民家はもう見ることができず、ある程度の距離は通過したのだと分かった。
もし侵入してきたのがあの男でなければ、自分は攻撃を加えていたかもしれない。
だが、出来なかった。
縁を通して自分自身を見ているようで、攻撃することができなかったのだ。
「けっ……」
背後を振り返ろうとして、やめる。
不愉快な気分になり、ヴァンは舌打ちをした。
不愉快な気分になり、ヴァンは舌打ちをした。
【一日目夕方/F-7 東】
【ヴァン@ガン×ソード】
[装備]:薄刃乃太刀@るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-、バトルホッパー@仮面ライダーBLACK
[所持品]:支給品一式、調味料一式@ガン×ソード、ナイトのデッキ@仮面ライダー龍騎、サバイブ(疾風)@仮面ライダー龍騎
[状態]:疲労(小)、右肩に銃創、右上腕部に刀傷、各部に裂傷、全身打撲
[思考・行動]
0:とりあえず前に進む。
1:カギ爪の男に復讐を果たすためさっさと脱出する。
2:緑髪の女(C.C.)の護衛をする。
3:次にシャドームーンに会ったらバトルホッパー返す。
[備考]
※ヴァンはまだC.C.、竜宮レナの名前を覚えていません。
【ヴァン@ガン×ソード】
[装備]:薄刃乃太刀@るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-、バトルホッパー@仮面ライダーBLACK
[所持品]:支給品一式、調味料一式@ガン×ソード、ナイトのデッキ@仮面ライダー龍騎、サバイブ(疾風)@仮面ライダー龍騎
[状態]:疲労(小)、右肩に銃創、右上腕部に刀傷、各部に裂傷、全身打撲
[思考・行動]
0:とりあえず前に進む。
1:カギ爪の男に復讐を果たすためさっさと脱出する。
2:緑髪の女(C.C.)の護衛をする。
3:次にシャドームーンに会ったらバトルホッパー返す。
[備考]
※ヴァンはまだC.C.、竜宮レナの名前を覚えていません。
【C.C.@コードギアス 反逆のルルーシュ R2】
[装備]:ファサリナの三節棍@ガン×ソード
[所持品]:支給品一式×4、エアドロップ×2@ヴィオラートのアトリエ、ピザ@コードギアス 反逆のルルーシュ R2
カギ爪@ガン×ソード、レイ・ラングレンの中の予備弾倉(60/60)@ガン×ソード、確認済み支給品(0~2)
[状態]:健康
[思考・行動]
0:東に行き、レナ達と合流したい。
1:利用出来る者は利用するが、積極的に殺し合いに乗るつもりはない。
2:後藤、シャドームーン、縁、緑のスーツの人物(ゾルダ)と紫のスーツの人物(王蛇)は警戒する。
[備考]
※不死でなくなっていることに気付いていませんが、回復が遅い事に違和感を覚えています。
※右京と情報交換をしました。
※ルパンと情報交換をしました。
[装備]:ファサリナの三節棍@ガン×ソード
[所持品]:支給品一式×4、エアドロップ×2@ヴィオラートのアトリエ、ピザ@コードギアス 反逆のルルーシュ R2
カギ爪@ガン×ソード、レイ・ラングレンの中の予備弾倉(60/60)@ガン×ソード、確認済み支給品(0~2)
[状態]:健康
[思考・行動]
0:東に行き、レナ達と合流したい。
1:利用出来る者は利用するが、積極的に殺し合いに乗るつもりはない。
2:後藤、シャドームーン、縁、緑のスーツの人物(ゾルダ)と紫のスーツの人物(王蛇)は警戒する。
[備考]
※不死でなくなっていることに気付いていませんが、回復が遅い事に違和感を覚えています。
※右京と情報交換をしました。
※ルパンと情報交換をしました。
☆ ☆ ☆
眠っている最中、縁は夢を見ていた。
夢の中の自分は結婚式の新郎で、隣には幸せそうに笑う新婦がいた。
自分の一生を通して守って行きたい、そう思えるほど大事な人だった。
だが、新婦は死んだ。
呆然とする人々、鳴り続ける鐘、壇上へと敷かれる絨毯。
その中に、新婦が倒れる。
片腕がカギ爪の男が、そのカギ爪で新婦を刺し殺したのだ。
夢の中の自分は結婚式の新郎で、隣には幸せそうに笑う新婦がいた。
自分の一生を通して守って行きたい、そう思えるほど大事な人だった。
だが、新婦は死んだ。
呆然とする人々、鳴り続ける鐘、壇上へと敷かれる絨毯。
その中に、新婦が倒れる。
片腕がカギ爪の男が、そのカギ爪で新婦を刺し殺したのだ。
「……」
ルパン三世を殺した後、縁は深い眠りについた。
今まで休憩すらろくに摂っていなかったため、しばらくは眠り続けるのだと思った。
だが、予想に反して随分と早く起きた。
夢を見てしまったのだ。
その夢があの男の過去であることは、すぐに察することができた。
今まで休憩すらろくに摂っていなかったため、しばらくは眠り続けるのだと思った。
だが、予想に反して随分と早く起きた。
夢を見てしまったのだ。
その夢があの男の過去であることは、すぐに察することができた。
「俺は……」
疲労は残っていたが、寝直す気分にはなれなかった。
立ち止まっている時間も惜しく、目的地も定まらないまま歩き続ける。
そしてしばらく経った後、あの二人組が利用していた乗り物を見つけた。
意気揚々と乗り込んでみたはいいが、戦果は目も当てられないほど悲惨だった。
そもそも今の自分は、女を殺せない弱点を克服しているのか。
ヴァンに飛び掛った時、無意識にC.C.を無視したのではないか。
殺そうと思えば、いくらでも機会はあったのではないか。
立ち止まっている時間も惜しく、目的地も定まらないまま歩き続ける。
そしてしばらく経った後、あの二人組が利用していた乗り物を見つけた。
意気揚々と乗り込んでみたはいいが、戦果は目も当てられないほど悲惨だった。
そもそも今の自分は、女を殺せない弱点を克服しているのか。
ヴァンに飛び掛った時、無意識にC.C.を無視したのではないか。
殺そうと思えば、いくらでも機会はあったのではないか。
「……どうすればいい」
ルパンを殺した時、姉は笑ってくれると思った。
再会の瞬間に一歩踏み出したのだから、昔のように褒めてくれると思った。
しかし、姉は笑わなかった。
顔に落ちた影はより一層濃くなり、伏せられた目が開くこともない。
再会の瞬間に一歩踏み出したのだから、昔のように褒めてくれると思った。
しかし、姉は笑わなかった。
顔に落ちた影はより一層濃くなり、伏せられた目が開くこともない。
――――死んだ奴はな、絶対に生き返らないんだ
窓の外を眺める。
去っていった彼らの姿はもう見ることができず、ある程度の時間は経過したのだと分かった。
もし言ったのがあの男で無ければ、自分は殺していたかもしれない。
だが、出来なかった。
ヴァンを通して自分自身に告げられているようで、殺すことができなかったのだ。
去っていった彼らの姿はもう見ることができず、ある程度の時間は経過したのだと分かった。
もし言ったのがあの男で無ければ、自分は殺していたかもしれない。
だが、出来なかった。
ヴァンを通して自分自身に告げられているようで、殺すことができなかったのだ。
「…………」
たった一言告げられただけで足が止まってしまう。
大切な人を守れない、仇を取ることもできない、言い返すことすらできない。
大切な人を守れない、仇を取ることもできない、言い返すことすらできない。
「俺は……」
今更後戻りすることなどできない。
きっとこの後も、自分は刀を振り回しているのだろう。
僅かでも希望でもあるのなら、それに縋る以外の道はない。
死者蘇生が夢物語だとしても構わないと、あの時に決意したはずだった。
しかし、本当にそれで姉は喜んでくれるのか。
現世に戻ることなど、本当は望んでいないのではないのか。
きっとこの後も、自分は刀を振り回しているのだろう。
僅かでも希望でもあるのなら、それに縋る以外の道はない。
死者蘇生が夢物語だとしても構わないと、あの時に決意したはずだった。
しかし、本当にそれで姉は喜んでくれるのか。
現世に戻ることなど、本当は望んでいないのではないのか。
「っ……」
痛みを忘れたはずの左腕が、じわりと痛んだ気がした。
【一日目 午後/F-7 民家】
【雪代縁@るろうに剣心】
[装備]:菊一文字則宗@るろうに剣心
[所持品]:レイ・ラングレンの銃@ガン×ソード、逆刃刀・真打@るろうに剣心、玉×5@TRICK、紐とゴム@現実(現地調達)、夜神月が書いたメモ
ルパンの不明支給品(0~1)、支給品一式
[状態]:左肩に銃創、左腕に刺し傷、両拳に軽症、全身打撲、各部に裂傷、疲労(大)
[思考・行動]
1:参加者を皆殺しにし、可能なら姉と抜刀斎を生き返らせる。
[備考]
※殺し合いを認識しました。
※第一回放送における『緋村剣心』以外の死者の名前、及び禁止エリアの放送を聞き逃しました。
※ギアス、コード等に関する情報を得ました。
【雪代縁@るろうに剣心】
[装備]:菊一文字則宗@るろうに剣心
[所持品]:レイ・ラングレンの銃@ガン×ソード、逆刃刀・真打@るろうに剣心、玉×5@TRICK、紐とゴム@現実(現地調達)、夜神月が書いたメモ
ルパンの不明支給品(0~1)、支給品一式
[状態]:左肩に銃創、左腕に刺し傷、両拳に軽症、全身打撲、各部に裂傷、疲労(大)
[思考・行動]
1:参加者を皆殺しにし、可能なら姉と抜刀斎を生き返らせる。
[備考]
※殺し合いを認識しました。
※第一回放送における『緋村剣心』以外の死者の名前、及び禁止エリアの放送を聞き逃しました。
※ギアス、コード等に関する情報を得ました。
時系列順で読む
Back:dlrow fo dne saw tI Next:銀の邂逅 月の相克(前編)
投下順で読む
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136:急転直下 | ヴァン | 150:幕間1 |
C.C. | ||
雪代縁 | 152:SAMURAI X |