オークの木陰亭[おーくのこかげてい]
東門から300フィートほど街道沿いに進んだところに、うっそうと茂る小さな混交林がある。ヒイラギなど葉の多い天然の生け垣に遮られて林の中を見通すことはできないが、街道に面した側には銅飾りを施された美しい彫刻の門から続く小道があり、その奥に見えるオークの大樹と一体となった2階建ての建物がオークの木陰亭である。
この宿は町への進入を許されない大型の動物や危険な獣、果ては魔物でさえも預かってくれることで、街道を行き来する旅人(特に冒険者のドルイドやレンジャー)によく知られている。ハーフエルフのドルイドが切り盛りする宿にはさまざまなサイズの動物に対応した檻や小屋が用意されており、動物の食性にあわせた飼料も準備してもらえる。
加えて、オークの木陰亭は動物病院的な活動でも知られている。けがや病気の動物を(〈治療〉技能ルールに基づいて)治療したり、場合によっては呪文で回復させる場合もある。
動物向けの設備・サービスが非常に充実している一方で、オークの木陰亭は客向けの設備・サービスに乏しい。オークの巨木に寄るようにして建てられた宿は林から切り出した生木からできており、泊まり客はすきま風や雨漏りに悩まされることになる。また台所のほかに火の気はなく、冬は外とほとんど大差ない環境で過ごさねばならない。にもかかわらず料金は通常の宿と大差ないことから、よほどの物好きか、この宿のことを知らない者でなければ泊まることはないだろう。訪れる客は動物だけをここに預け、自分はよその宿を探す場合がほとんどである(一度でもここに泊まったことがあるものなら特に)。
この宿は町への進入を許されない大型の動物や危険な獣、果ては魔物でさえも預かってくれることで、街道を行き来する旅人(特に冒険者のドルイドやレンジャー)によく知られている。ハーフエルフのドルイドが切り盛りする宿にはさまざまなサイズの動物に対応した檻や小屋が用意されており、動物の食性にあわせた飼料も準備してもらえる。
加えて、オークの木陰亭は動物病院的な活動でも知られている。けがや病気の動物を(〈治療〉技能ルールに基づいて)治療したり、場合によっては呪文で回復させる場合もある。
動物向けの設備・サービスが非常に充実している一方で、オークの木陰亭は客向けの設備・サービスに乏しい。オークの巨木に寄るようにして建てられた宿は林から切り出した生木からできており、泊まり客はすきま風や雨漏りに悩まされることになる。また台所のほかに火の気はなく、冬は外とほとんど大差ない環境で過ごさねばならない。にもかかわらず料金は通常の宿と大差ないことから、よほどの物好きか、この宿のことを知らない者でなければ泊まることはないだろう。訪れる客は動物だけをここに預け、自分はよその宿を探す場合がほとんどである(一度でもここに泊まったことがあるものなら特に)。
部屋は2人部屋2室、4人部屋2室([粗末]:ただし料金は[並])。皮のついたままの丸太で組まれた小屋のような風情。寝具としてわらの詰まった袋と毛布が置かれている。食事は1階の食堂で摂ることができるが、ドルイドらしく材料をほとんど加工しない粗野な料理が大半であるため評判は芳しくない。
[料金]
客室は部屋貸ししかしておらず、2食付きで2人部屋一泊1gp、4人部屋一泊2gpである。
動物は超大型以下の大きさであれば(そしてその日檻に空きがあれば)どんなものでも預かってくれる。ただし危険なもの・特殊なものほど高額の代金が要求される。また、当然ながら大きいほど諸費用もかさむ。
通常、動物の預かり金は以下の表に従って算出される。
客室は部屋貸ししかしておらず、2食付きで2人部屋一泊1gp、4人部屋一泊2gpである。
動物は超大型以下の大きさであれば(そしてその日檻に空きがあれば)どんなものでも預かってくれる。ただし危険なもの・特殊なものほど高額の代金が要求される。また、当然ながら大きいほど諸費用もかさむ。
通常、動物の預かり金は以下の表に従って算出される。
基本料金: そのクリーチャーの HD×CR(SP)
サイズ修正: 中型以下×1、大型×1.5、超大型×2
肉食である: ×1.5
特殊な種別: 魔獣×2、来訪者×3、異形×4など
サイズ修正: 中型以下×1、大型×1.5、超大型×2
肉食である: ×1.5
特殊な種別: 魔獣×2、来訪者×3、異形×4など
※最低額:5sp
#特殊なケア(水棲である、高温環境など)の必要なものは別料金
#特殊なケア(水棲である、高温環境など)の必要なものは別料金
また、動物が傷ついていたり病気にかかっている場合、その治癒を行なってくれる。
〈治療〉技能の範囲でできる傷・病気:無料(要預かり代)
呪文による回復※ :呪文レベル×術者レベル×10gp
呪文による回復※ :呪文レベル×術者レベル×10gp
※近隣住民の患畜を治療する際には数sp程度の「相手が払いきれる金額」しか請求しない場合がほとんどらしい
[動物舎]
オークの木陰亭には通常の騎乗用動物を繋いでおくための馬小屋のほか、中型動物用の檻4つ、大型用の檻3つ、超大型用の檻1つ、小型以下の動物を入れる箱や籠が多数用意されている。
檻は林の木々をそのままウッド・シェイプ呪文で変形させるなどして作られており、中に入れられる動物に応じて生活環境を変えられるようにできている。もっとも、動物が暴れ出せば亭主や従業員が〈動物使い〉やカーム・アニマルズ、アニマル・トランス、ホールド・アニマルなどの手段で沈静化するため、檻が実際に必要なことはめったにないようだ。
オークの木陰亭には通常の騎乗用動物を繋いでおくための馬小屋のほか、中型動物用の檻4つ、大型用の檻3つ、超大型用の檻1つ、小型以下の動物を入れる箱や籠が多数用意されている。
檻は林の木々をそのままウッド・シェイプ呪文で変形させるなどして作られており、中に入れられる動物に応じて生活環境を変えられるようにできている。もっとも、動物が暴れ出せば亭主や従業員が〈動物使い〉やカーム・アニマルズ、アニマル・トランス、ホールド・アニマルなどの手段で沈静化するため、檻が実際に必要なことはめったにないようだ。
[亭主/従業員]
オークの木陰亭の亭主/従業員は頻繁に交代していることが知られている。その期間は2,3ヵ月~数年であるが、従業員のすべてがドルイドで構成されている。通常世俗と関わらないドルイドがなぜ宿屋で働いているのか、ここで働くドルイドたちは一切語ることはないため、町民や旅人たちの間にさまざまな憶測を生んでいる。
多くの場合、店で一番高位のドルイドが亭主を務める習わしになっている。現在の亭主はエリコフである。
オークの木陰亭の亭主/従業員は頻繁に交代していることが知られている。その期間は2,3ヵ月~数年であるが、従業員のすべてがドルイドで構成されている。通常世俗と関わらないドルイドがなぜ宿屋で働いているのか、ここで働くドルイドたちは一切語ることはないため、町民や旅人たちの間にさまざまな憶測を生んでいる。
多くの場合、店で一番高位のドルイドが亭主を務める習わしになっている。現在の亭主はエリコフである。
[NPC]
エリコフ
ハーフエルフ・男・ドルイド3・真なる中立
ひょろひょろとした体つきの長身の男。彫り物が趣味で、手の空いている時間には愛用のダガーで動物の小像を彫刻している。ドルイドにしては人当たりが良く、いつも柔らかな物腰の敬語で丁寧な受け答えをする。半年ほどで交代してしまうことの多い亭主をもう一年近く務めている”変わり者”。
ひょろひょろとした体つきの長身の男。彫り物が趣味で、手の空いている時間には愛用のダガーで動物の小像を彫刻している。ドルイドにしては人当たりが良く、いつも柔らかな物腰の敬語で丁寧な受け答えをする。半年ほどで交代してしまうことの多い亭主をもう一年近く務めている”変わり者”。
その他の従業員
主に北の森のドルイドが不定期に交代しながら従業員を務めているらしい。若いドルイドが多いことから修行の一環として派遣されていると言われているが、宿屋の従業員の仕事がドルイドになんの役に立つのかは不明。
主に北の森のドルイドが不定期に交代しながら従業員を務めているらしい。若いドルイドが多いことから修行の一環として派遣されていると言われているが、宿屋の従業員の仕事がドルイドになんの役に立つのかは不明。
フラン
エリコフの動物の相棒。美しい毛並みの灰銀色の老狼で、人間用の金色のペンダントを首から下げている。非常に賢く、店番や預けられた動物の管理を手伝っている姿もよく見られる。オークの木陰亭の亭主は代々フランを“相棒”とする習慣があり、亭主が代替わりしてもフランは変わらず「仕事」を続けている。宿に住む者としてはもっとも古株であるためか、従業員やエリコフからは「フランさん」とさん付けで呼ばれている。
「暴れ馬をひと鳴きでおとなしくさせた」「毒蛇にかまれた子供の傷をひと舐めで治した」「賊が忍び込んだとき、巨大な虎になって追い払った」「人間の言葉をしゃべった」などさまざまな逸話を持つが、それが本当なのかについてドルイドたちに聞いても彼らは笑って首を振るばかりである。
「暴れ馬をひと鳴きでおとなしくさせた」「毒蛇にかまれた子供の傷をひと舐めで治した」「賊が忍び込んだとき、巨大な虎になって追い払った」「人間の言葉をしゃべった」などさまざまな逸話を持つが、それが本当なのかについてドルイドたちに聞いても彼らは笑って首を振るばかりである。
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